ROAD FC 3.10 韓国:下石康太、100万ドル争奪ライト級トーナメント準決勝で一本負け
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XIAOMI ROAD FC 046
2018年3月10日(土) 韓国・ソウル・ジャンチュン体育館
レポート:井原芳徳 (photo by ROAD Inc.)
100万ドル争奪ライト級トーナメント準決勝 5分3R
×下石康太(BLOWS)
○マンスール・バルヌーイ [バルナウイ](チュニジア)
3R 1’47” チョークスリーパー
下石は昨年3月のDEEPでの日本代表決定4人トーナメントを制覇。7月のROAD FCでのトーナメント一回戦でパク・デソン(韓国)をチョークで仕留め、11月の二回戦でバオ・インカン(中国)を腕十字で仕留め、アジア人でただ一人、ベスト4に残った。
対するバルヌーイはチュニジア出身でフランス在住の25歳で、M-1とBAMMAで王座獲得経験があり、4月の予選から韓国の選手2人、モンゴルの選手1人をいずれも1Rバックからのチョークで仕留めている。戦績は20戦16勝(10一本/5KO)4敗で、大半がバックチョークによる一本で、負けは全て判定決着と、攻守ともにスキルの高い曲者で、今回もその得意技が炸裂することに。
1R、お互い金網に押し込む攻防が2分ほど続き、いったん離れると、今度は下石が右フックを振りながらタックルを仕掛け、倒すことに成功する。だが1分ほどでバルヌーイは返して立ち上がる。それでも下石は片足タックルを仕掛け倒すが、これもバルヌーイが返してハーフガードに。バルヌーイの長い脚も活かした柔術スキルに手を焼く。
2Rも下石がテイクダウンを狙い、執拗に金網に押し込むが、バルヌーイは耐える。中盤、バルヌーイは押し返すと、首相撲で捕まえ右膝を連打する。中盤、再び下石が押し込み、片足タックルで倒すが、トップキープしきれず、バルヌーイがまたも押し込む。残り1分、いったん離れ、バルヌーイの前蹴りを嫌って下石が再び押し込むと、今度は片足タックルからテイクダウンに成功。ハーフから鉄槌を連打して終了し、最終的には好印象を残すことに成功する。
3R、下石は組もうして前に出るバルヌーイを突き放し、右フック、アッパー、左の飛び膝を当てるが、バルヌーイは右の前蹴りを下石のアゴを突き上げるようにヒット。下石が後退すると、首相撲で顔面に膝を当てる。ひるんで膝をついた下石に対し、バルヌーイは腕十字を狙いながら鉄槌を当てて痛めつけ、バックマウントへ。長い脚でガッチリと捕獲すると最後はチョークを極めてフィニッシュした。
100万ドル争奪ライト級トーナメント準決勝 5分3R
×ホニー・トーレス(ブラジル)
○シャミール・ザフロフ(ロシア)
判定0-3