NKB 6.15 後楽園ホール:髙橋亮、1階級上げフェザー級王座獲得。ミドル級トーナメント決勝は田村聖×清水武に
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NKB 2019 出陣シリーズ vol.4
2019年6月15日(土)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
第14試合 NKBフェザー級王座決定戦 3分5R
×ひろあき(プラスα/1位)※SQUARE-UP道場から所属名変更
○髙橋 亮(真門ジム/3位、元バンタム級王者)
判定0-3 (竹村47-50/鈴木46-50/佐藤46-50)
※髙橋が王者に
髙橋三兄弟の三男・聖人が返上したベルトを賭けての戦いで、次男の亮はバンタム王座を返上し、フェザー級に階級をアップして2階級制覇を狙う。ひろあきは昨年6月の王座戦で聖人にアゴの骨を折られており、その無念を晴らしたい戦い。ちなみに今日6月15日ははひろあきの誕生日だ。
1R、亮がサウスポーに構え、右ジャブを突きつつ自分の距離を保ち続け、左のインロー、ミドルを当て続ける。ひろあきは時折バランスを崩し、ほとんど攻撃が出せない。
2Rも亮が左ミドル、ロー主体で、左ハイ、テンカオも絡め、主導権を維持する。ひろあきも時折、右フックを当てる場面も出てくるが、亮も左ストレートを返し、主導権を譲らない。
3Rも同様に亮が左ミドル、左ストレートを当て続け優勢。ひろあきのパンチをしっかり警戒し、2Rほどもらわなくなった。
4R、序盤から亮が左ハイでひろあきをぐらつせ、その後も左ストレート、ミドル等を当て続け圧倒する。
5Rもその流れは変わらず、亮が左ミドル、ストレートを何発も当て続け終了。大差をつけ亮が判定勝ちした。
NKB 2階級制覇の亮は「こんなところで満足していないんで、今後はライト級も制覇したろっかなって思っています。フェザー級で1戦目なんで、体作り直すので、進化を楽しみにしてください」と話した。
第13試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○田村 聖(拳心館/NKBミドル級1位・元王者)
×今野顕彰(市原ジム/ジャパンキック・ミドル級1位)
2R 2’24” KO (右ストレート)
4月大会で開幕したトーナメントの準決勝。優勝賞金30万円。決勝は10月12日 後楽園大会で実施される。一回戦で田村は元NKBミドル級王者の吉野健太郎に3R右フックでKO勝ちし、今野は元MA日本ミドル級王者の井原浩之に判定勝ちしている。
1R、前に出る田村を今野がかわしながら、左ボディ、右フック、ストレートを随所で当てる。田村は手数が少なかったが、終盤、右フックで今野をぐらつかせ、好印象を残す。
2Rも田村が右ローを散らしつつ、重みのある右ストレート、フックをヒット。今野も打ち合いでパンチを返すが、威力で劣り、おそらくパンチをもらった影響で左目尻を少し切る。すると終盤、前に出た田村が、右ローの後に右ストレートをクリーンヒット。大の字になって倒れた今野は立ち上がろうとするが10カウントに間に合わず、田村のKO勝ちとなった。
第12試合 PRIMA GOLD杯 NKBミドル級トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
○清水 武(sbm TVT KICK LAB/元WPMF日本スーパーウェルター級王者、J-NETWORK 2位)
×小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級3位)
2R 2’04” TKO (レフェリーストップ:左肘打ちによる右まぶたのカット)
一回戦で清水は郷野聡寛を左肘で切り裂き2R TKO勝ち。小原は西村清吾(NKBミドル級王者)を23秒左肘一撃でKOしており、奇しくも初戦を肘で制した選手同士の対戦になる。
1R、両者サウスポーに構え、清水が圧力をかけ、随所で左ローを当てる。終盤、パンチが交錯する場面が増え、小原も左ストレートを当てる。まだ大差は無い。
2R、首相撲の展開で清水が突き放してから左肘を当てて、小原の右まぶたを切り、ドクターチェックが入る。再開したが、清水が左ストレート、左肘を当てていると、傷口が広がり、2度目のドクターチェックえストップ。清水が一回戦に続き左肘で試合を決めた。
田村の勝利後、清水がリングイン。清水は「いい意味で怖くてしょうがないです」と豪快KO勝ちの田村を称え、「しっかり練習して田村選手をやっつけたい」と宣言。田村も「NKB代表して負けるわけにはいきません。10月まで練習してKOして優勝したいです」とアピールした。
第11試合 64kg契約 3分3R
×棚橋賢二郎(拳心館/NKBライト級1位)
○セーンアティット・Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/元ルンピニー認定フェザー級5位、元ラジャダムナン同級6位)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第10試合 ウェルター級 3分3R
△稲葉裕哉(大塚道場/NKB 2位)
△蛇鬼将矢(テツジム/元NJKFスーパーライト級2位、元DEEP☆KICK 63kg 1位)
判定0-1 (29-29/28-29/29-29)
第9試合 55kg契約 3分3R
×高嶺幸良(真門ジム/NKBバンタム級2位)
○鰤鰤左衛門(CORE/NJKFバンタム級6位)
判定1-2 (29-30/30-29/29-30)
第8試合 63.5kg契約(スーパーライト級相当) 3分3R
×野村怜央(TEAM.KOK/NKBライト級3位)
○大月慎也(治政館ジム/ジャパンキック・ライト級7位)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
第7試合 バンタム級 3分3R
×古瀬 翔(ケーアクティブ)
○TOMO(K-CRONY)
判定0-2 (29-29/28-29/28-29)
第6試合 ミネルヴァ(女子)スーパーフライ級 2分3R
×TAMA(ReBORN経堂/ミネルヴァ・スーパーフライ級5位)
○sasori(テツジム/ミネルヴァ・ライトフライ級5位)
判定0-3 (25-30/25-30/25-30)
第5試合 フライ級 3分3R
×山野英慶(市原ジム)
○則武知宏(テツジム)
3R 1’48” KO
第4試合 フェザー級 3分3R
○勇志(真門ジム)※森田勇志 改め
×渉生(アントジム)
判定3-0 (30-28/29-28/30-28)
第3試合 フェザー級 3分3R
△山本太一(ケーアクティブ)
△藤平泰地(花澤ジム)
判定0-1 (28-28/28-29/28-28)
第2試合 バンタム級 3分3R
○五嶋龍太郎(真門ジム)
×剣汰(アウルスポーツジム)
2R 2’39” KO
第1試合 ライト級 3分3R
×小笠原裕史(TEAM.KOK)
○哲太(Team S.A.C)
判定0-3 (24-30/24-30/24-30)