NJKF 11.1 後楽園ホール(レポ):11戦無敗の18歳・永井雷智、山川敏弘を3R KOしNJKFバンタム級王者に。基康、松山翔に4R KOしWBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者に

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2026年11月1日(日) 後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
11戦無敗の18歳・永井雷智、山川敏弘を3RでKOしNJKFバンタム級王者に
第9試合 NJKFバンタム級タイトルマッチ 3分5R
×山川敏弘(京都野口ジム/王者)
○永井雷智(VALLELY/1位)
3R 1’19” TKO (レフェリーストップ:右ストレートでダウン後)
※永井が王者に
永井は11戦9勝(6KO)無敗1分1無効試合の18歳。9月12日の後楽園大会でのバンタム級王座挑戦者決定戦で中島隆徳に1R TKO勝ちし、今回、王者の山川敏弘を粉砕する。
1R、山川がガードを上げてプレッシャーをかけ、永井は出入りのステップで距離を取る。中盤、永井が踏み込んで右のボディストレートを当ててボディに意識を向けさせてから、顔面への右ストレートでダウンを奪う。その後も永井がステップワークからパンチを随所で当てて主導権を握る。8-10で永井がポイントを取る。
2R、永井が変わらずステップで距離を取る構図が続き、随所で左ミドル、ストレートを当て、やや優位に進めるが、1Rほど攻撃をまとめられない。記者採点はイーブンだが永井につく可能性もある。
3R、動いて距離を取り続ける永井に対し、山川が右ストレートをクリーンヒットし、永井はのけぞる。山川はチャンスとばかりにパンチを連打するが、永井は右ストレートをクリーヒットしてダウンを奪う。倒れた山川は伸びた状態となり、すぐさまノッパデッソーン・レフェリーがストップした。
山川はその直後に体を起こし、不満を示したが、ストップは妥当で、山川はセコンドになだめられ、その後は勝った永井に歩み寄って称えた。
勝利者インタビューで永井は「一つのベルトで満足していません。今日はWBCムエタイ(ジャパン)の山根さんがいると思うので、WBCムエタイのベルトを取りたいです」とアピールした。なお、永井は今大会のMVPに選ばれた。
基康、松山翔に4R KO勝ちしWBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者に
第10試合 メインイベント WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
○基康(TAKEDA GYM/1位、RISEミドル級王者、NJKFスーパーウェルター級王者、元WMOインターナショナル同級王者、元ジャパンキック・ウェルター級王者)
×松山 翔(TFG EVOLVE/6位、MA日本スーパーウェルター王者)
4R 1’43” TKO (レフェリーストップ;右ストレート)
※基康が王者に
9月6日のNJKF後楽園大会で岩本光太郎に判定勝ちしNJKFスーパーウェルター級王者となった基康が2か月弱の間隔で後楽園のリングに戻り、MA日本同級王者でWBCムエタイランキング6位の松山翔と、WBCムエタイ日本同級王座を争った。松山は23戦9勝(3KO)13敗1分の41歳。
試合は大方予想された通り、基康が松山を圧倒する展開に。1R、基康が中央で構えてプレッシャーをかけ、右ローを度々当て、左ジャブ、ボディも絡め、主導権を握る。松山は防戦一方だ。記者採点は基康。
2R、基康がプレッシャーを強め、松山をロープ際まで詰め、パンチを増やし、右ローが減る。松山はブロックして耐えるが、終盤、基康の右ストレートのクリーンヒットが増え、松山がふらつくように。記者採点は基康。
3R、基康が首相撲で右肘を当て、その後も随所でパンチをまとめ優位をキープするが、なかなかダウンを奪えず手こずってしまう。記者採点は基康。
4R、基康が変わらず攻め続けていると、中盤、右ストレートを当てて圧を強め、パンチの手数を上げる。ロープを背にした松山はもらい続け、基康の右ストレートがクリーンヒットして松山の頭が揺れたところで、中山レフェリーがストップした。
チャンピオンベルトを腰に巻いた基康は、第二子の出産を控えるという婦人と第一子をリングに上げ、「稼いで家族と周りを幸せにしたいです」と表明した。
HIROYUKIが1R KO勝ち
第8試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
○HIROYUKI(RIKIX/元新日本バンタム級&フライ級王者)
×チョークディー・PKセンチャイジム(タイ/PKセンチャイジム/元WMC世界バンタム級王者)
1R 2’47” TKO (レフェリーストップ:左ローキックでダウン後)
1R、サウスポーのチョークディーに対し、HIROYUKIがオーソドックスで構えてプレッシャーをかけ続け、右ミドルを当て続けて主導権を握る。終盤、HIROYUKIがプレッシャーを強め、チョークディーをロープ際に詰めると、ガードの上からパンチをボディと頭部狙いで連打する。そしてサウスポーにスイッチし、左ローを当て続けていると、チョークディーは足が止まる。HIROYUKIが左ローをさらに当てて倒すと、チョークディーは立てず、HIROYUKIのKO勝ちとなった。
第7試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
○MIKE JOE(BATTLE FIELD TEAM J.S.A/元Bigbangスーパーウェルター級王者、元WPMF&WMCインターコンチネンタル・ミドル級王者)
×TOMO JANJIRA(ジャンジラジム)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
第6試合 フェザー級 3分3R(延長1R)
×大田一航(新興ムエタイジム/元WBCムエタイ日本・WMC日本・NJKFバンタム級王者、元Bigbangスーパーバンタム級王者)
○中島大翔(GET OVER/NJKFスーパーバンタム級6位)
判定0-3 (28-29/27-30/28-29)
赤平大治がKORAKUEN JAMBULL出場権獲得
第5試合 KORAKUEN JAMBULL出場者決定戦 57kg契約 3分3R(延長1R)
○赤平大治(VERTEX/NJKFフェザー級6位、WKBA世界フェザー級王者)
×伊達(GRABS/NJKFフェザー級11位)
2R 2’55” TKO (レフェリーストップ;右ボディ)
来年5月2日の第2回KORAKUEN JAMBULLのNJKF代表を決める一戦が行われた。赤平は昨日10月31日で25歳になったばかり。NJKFだけでなくRIZINでもキックルールで5戦3勝2敗の成績を残し、6月のRIZIN仙台大会では内田晶に判定負けしている。今年3月には新日本キックで瀬戸口勝也に3R TKO勝ちしWKBA世界フェザー級王座を防衛した。対する伊達は6戦4勝(1KO)2敗の23歳。
1R、伊達がサウスポーで構え、オーソドックスの赤平に対し、左のインロー、ミドル、前蹴りを度々当てる。赤平は序盤からスリップを繰り返し印象が悪い。だが終盤、赤平は右のストレートを当てて伊達をひるませ、巻き返して終える。記者採点はイーブン。
2R、伊達が左のミドルとローを当て続ける。赤平はパンチの空振りが続き、劣勢が続く。ところが終盤、赤平が右三日月蹴りを効かせると、右の膝と三日月蹴りを連打し、ロープ際に詰めての右ボディストレートでダウン奪う。最後も赤平が右三日月蹴りの連打からの右ボディストレートで2ダウン目を奪ったところでレフェリーがストップした。KORAKUEN JAMBULL出場権を獲得した赤平は「NJKF代表で出るので、NJKFを盛り上げたいです」とアピールした。
第4試合 バンタム級 3分3R(延長1R)
×荒谷壮太(アントジム)
○手塚瑠唯(VERTEX/NJKFフライ級5位)
判定0-3 (28-29/27-30/27-30)
第3試合 57kg契約 3分3R(延長1R)
○高島隆一(PIT GYM)
×渋江健司(Y’ZD GYM)
3R 1’43” TKO (ドクターストップ:バッティングによる左まぶたのカット)
3R、偶発的なバッティングにより、渋江が左まぶたをカットし、傷が深く、2度のドクターチェックの末にドクターストップがかかった。NJKFルールではバッティングはもちろん反則だが、試合続行できる選手、反則をした側が勝者となる。多くの他団体・他競技のように、終了時点までの内容で採点を集計するテクニカル判定方式は採用されていない。
第2試合 ミネルヴァ ペーパー級 2分3R
×港町なぎさ(ワイルドシーサー前橋関根)
○琴弥(TAKEDA GYM)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
第1試合 スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)
○貴龍(京都野口ジム)
×優琉(TAKEDA GYM)
判定3-0 (30-29/30-27/30-27)





















