NKB 10.10 後楽園ホール(レポ):健吾、大月慎也を2R KOしウェルター級王座挑戦権獲得。矢吹翔太と堀井幸輝がフェザー級王座決定戦進出、堀井は来年5月のKORAKUEN JAMBULL出場権も獲得

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NKB日本キックボクシング連盟「NKB 鐡人シリーズ vol.5」
2026年10月10日(土)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
健吾、大月慎也を2R KOしウェルター級王座挑戦権獲得
第10試合 メインイベント NKBウェルター級王座次期挑戦者決定戦 3分5R(延長1R)
×大月慎也(Team arco iris/NKBウェルター級3位)
○健吾(BIG MOOSE/NKBウェルター級4位)
2R 1’35” KO (右バックハンドブロー)
NKBウェルター級王者・どん冷え貴哉への挑戦権を懸け、29戦12勝(6KO)13敗4分の40歳のベテラン・大月と9戦5勝(1KO)2敗2分の33歳・健吾が対戦した。昨年6月の対戦では健吾が判定勝ちしている。健吾は今日が誕生日だ。
1R、両者サウスポーで構え、お互いパンチを振るう中で、中盤、健吾の左ストレートで大月がのけぞる。終了間際にも健吾のパンチで大月がひるみ、健吾が印象を作る。記者採点は健吾。
2R、大月が左ローを連打し、ミドルも当ててやや流れをつかみかける。だが、中盤、大月が左ミドルを当てると、健吾が蹴り足をつかんでから、右のバックハンドブローをクリーンヒットする。防御できなかった大月はダウンすると動けず、すぐさまレフェリーがストップした。
勝利者インタビューで健吾は「おしっこ行きたいんで早めに」と話して観客を笑わせつつ「10月10日、僕の誕生日なんで勝ててうれしいです。どん冷え選手に一回負けてるんで自分がぶっ倒してチャンピオンになります」とアピールした。どん冷えとのタイトルマッチは来年2月20日の後楽園大会で行われる。
矢吹翔太と堀井幸輝がフェザー級王座決定戦進出、堀井は来年5月のKORAKUEN JAMBULL出場権も獲得
第9試合 NKBフェザー級王座決定トーナメント1回戦 3分3R(延長1R)
○矢吹翔太(team BRAVEFIST/NKBフェザー級2位)
×半澤信也(Team arco iris/NKBフェザー級5位)
判定3-0 (前田30-28/鈴木30-28/宮本30-27)
王座空位のフェザー級では4選手参加の王座決定トーナメントの一回戦2試合が行われた。矢吹は40歳。半澤は45歳。両者4度目の対戦で、昨年10月の対戦では3Rバッティングで矢吹が左まぶたをカットしストップがかかり、負傷判定で矢吹が勝利している。
1R、両者サウスポーで構え、矢吹が首相撲からの膝蹴り、肘打ちでやや優位に進める。
2R、序盤から矢吹が首相撲で捕まえて左肘を連打すると、半澤は左まぶたから出血し、ドクターチェックが入る。再開後も矢吹が膝主体で優位に進める。半澤は出血が激しい。
3R、矢吹が変わらず膝を当て続けて圧倒し判定勝ちした。
第8試合 NKBフェザー級王座決定トーナメント1回戦 兼 KORAKUEN JAMBULL出場者決定戦 3分3R(延長1R)
△堀井幸輝(ケーアクティブ/NKBフェザー級4位)
△香村一吹(渡邉ジム/NKBバンタム級4位)
4R 判定3-0 (笹谷10-9/関10-9/前田10-9)
3R 判定0-0 (笹谷29-29/関29-29/前田29-29)
※堀井がトーナメント決勝進出。KORAKUEN JAMBULL出場権獲得。公式記録は引き分け
この試合はNKBのトーナメントの一戦だが、来年2027年5月2日(日)に後楽園ホールで開催される第2回KORAKUEN JAMBULLのNKB代表決定戦も兼ねて行われた。第2回は57kg契約となり、デビュー15戦以内の選手が参加できる。9月27日の第1回KORAKUEN JAMBULLではNKB代表のリョウヤ・ハリケーンがスック・ワンキントーン代表の神谷斗夢を1R KOしている。
堀井は9戦6勝(1KO)2敗1分の29歳。昨年4月、都築憲一郎に判定勝ち。12月、半澤信也をKO。今年2月にタイでタイトルを獲得した。香村は7戦5勝(2KO)2敗の19歳。4連勝後、昨年6月の雄希戦、今年2月の志賀将大戦で2連敗。6月にフェザー級に上げ、鎌田政興をKOした。
1R、サウスポーで背の低い香村が、前に出てパンチを振るい、オーソドックスで長身の堀井が、相手をつかんでからの肘・膝主体で攻める。両者ヒットはあるが、まだ主導権を握るほどにはならない。記者採点はイーブン。
2R、変わらず前に出る香村に対し、堀井は前蹴りで距離を作りつつ、右のインローを度々当てる。香村も左インローを返す。やや堀井のヒットが多いが、まだ香村も耐えている。記者採点はイーブン。
3R、堀井が右インローを当てつつ、中盤からは右肘も当て、右膝蹴りのヒットを増やす。香村は耐えるが、ほとんど攻撃が返せなくなる。記者採点は堀井。合計30-29で堀井。ジャッジは3者とも29-29でイーブンとし延長へ。
延長R、堀井が右の三日月蹴り、膝蹴りを効かせ、いずれもヒットを増やし、香村はコーナーに詰められる場面が増える。香村も左フック、左肘を随所で当て、堀井は頭部を出血するが、堀井の攻勢のまま終了。堀井がジャッジ3者から支持され、トーナメント決勝進出を果たし、KORAKUEN JAMBULL出場権を獲得した。公式記録ではドローとなる。
堀井は「5年前に(香村に)アマチュアで負けて、仕返ししよう思って、ひたすら削って倒そうと思ったんですけど、倒せず悔しいです。次は頑張ります」と話した。KORAKUEN JAMBULLに向けては「先輩のライト級王者の山本太一も言ったように 倒すことを意識して戦いたいです」と語った。最後に「12月に決勝、タイトルマッチなのでベルトを取ります」とアピールした。
次の試合で矢吹が勝利後、堀井もリングに上がった。矢吹は「2年前の雪辱を腫らしたいです。自分は40歳で相手は若い選手なんで、おっさんも頑張っている姿を見せたいです」、堀井は「まずは勝利おめでとうございます。12月は僕が取ります」と話すと、最後に矢吹は「堀井選手、12月はNKB、盛り上げましょう」と呼びかけ、両選手が握手した。
第7試合 ミドル級 3分3R
○福舘 正(CHEERFUL/元NKBウェルター級2位)
×土屋 忍(KUNISNIPE旭/元WMPF日本スーパーライト級8位)
判定2-0 (30-29/29-29/30-29)
第6試合 女子55.8kg契約 3分3R
×やえな(ケーアクティブ)
○三木 鈴(NKジム)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
第5試合 バンタム級 3分3R
×早川曜平(ケーアクティブ)
○滑飛シオン(テツジム)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
19歳のシオンが、1R中盤過ぎから右ミドルを強打する頻度を増やし、やや優位に。2Rには右ロー、左ボディのヒットを増やし、ダメージを蓄積させる。3Rも右ローを効かせつつ、右ハイも2度クリーンヒットして圧倒し判定勝ちした。
第4試合 62kg契約 3分3R
×伊藤 要(シーザージム新小岩)
○魔裟屋(SLACK)
判定0-2 (29-29/29-30/29-30)
第3試合 バンタム級 3分3R
○涌井大嵩(アルンジム)
×風間祐哉(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
判定3-0 (29-28/29-28/30-28)
第2試合 52.16kg契約 3分3R
×木部晴太(クボジム)
○松崎力也(T-KIX GYM)
判定0-3 (27-30/27-30/27-30)
第1試合 58.2kg契約 3分3R
×真岸憲一(ワンサイド)
○吉見 啓(SHIROI DREAM BOX)
判定0-3


















