DEEP☆KICK 4.5 大阪 176BOX(レポ):原田闘鬼、花見浩太に判定勝ちし-63kg王者 吉岡龍輝への挑戦権獲得。林ジャッカル裕人と泰生が-51kg王座決定戦進出。籔中謙佑の引退式も
GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
大阪梅田中津 キックボクシング ジョウジム
キックボクシングで楽しく運動!燃焼!ストレス発散!初心者でも経験者でもしっかり指導。見学・体験大歓迎!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム錦糸町
最強のムエタイで最高の“美Body”を目指す!初心者の方、女性の方、大歓迎。見学無料!
DEEP☆KICK ZERO 28 & 29
2026年4月5日(日)大阪・176BOX
記事提供:DEEP☆KICK実行委員会(文・布施鋼治/写真・石本文子)
DEEP☆KICK ZERO 29
メインイベント DEEP☆KICK-63kg挑戦者決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
×花見浩太(NJKF大和ジム)
○原田闘鬼(心将塾)
判定 0-3(27-30/28-30/27-30)
※原田闘鬼がタイトルマッチ挑戦権を獲得
鬼の目にも涙。鬼ケ島出身の原田闘鬼(心将塾)が花見浩太(NJKF大和ジム)を3-0の判定で撃破。DEEP☆KICK-63㎏挑戦者決定トーナメントを制し、6月7日の「DEEP☆KICK 78」でDEEP☆KICK-63㎏王者・吉岡龍輝(及川道場)に挑戦することが決定した。
昨年11月、心将塾へ移籍したのを機に本名から「鬼ケ島から桃太郎に復讐する」ことをテーマにリングネームに改めた。その気持ちはホンモノで、現在は2連続KO中と波に乗る。今回の決勝前も「負けたら俺はモヒカン狩り、勝ったらお前のかわいい彼女と1日デートさせろ」と半分真顔で花田に迫っていた。彼女に怖い思いをさせるわけにはいかない。名古屋の名門NJKF大和ジムから乗り込んできた花見も闘志満々だった。
しかし満々すぎて空回りしてしまったのだろうか、1Rから花見の動きは固い。試合開始早々、リング中央を原田に奪われ右ストレートを当てられるなど、守勢に回る。セコンドから「焦るなよ」という声が飛んでいたが、明らかに原田のラウンドだった。
2Rになっても原田の攻勢は変わらない。花見が出てきたところにカウンターのストレートをヒットさせたと思いきや、パンチの3連打で花見を追い込んでいく。案の定、オープンスコアでも3者とも原田を支持していた。3R、セコンドから「腹を括れ」と打ち合いによる逆転KOを示唆するゲキが飛ぶが、完全にリズムに乗った原田は3Rも左ジャブとワンツーで花見を翻弄。試合終了間際には花田の顔面は鼻血で朱に染まっていた。
試合終了のゴングが鳴ると、花田の「チクショー!」とシャウト。悔しさを滲ませた一言がこの一戦の全てを物語っていた。
試合後、リングに上がった王者の吉岡は「相手が明確に決まって気合いが入っています。DEEP☆KICKのベルトは1~2戦やって獲れるような甘いベルトではない。ここはしっかりとチャンピオンとランキング1位の差を見せつけてしっかり防衛します」と2度目の王座防衛を予告した。
対する挑戦者の原田は「試合前はメチャクチャ言ってしまったけど、(実際に闘ったら)花田選手はめっちゃ気持ちが強くていい選手だった。次は6月のタイトルマッチ。チャンピオンだから認められる世界なので、チャンピオンと闘えることは光栄。甘いとかそういうことではなく、強い奴がベルトを獲る」と冷静な口調で王座奪取を宣言した。
吉岡は鬼退治をすることができるのか?
それともキック界の鬼がDEEP☆KICKの頂きを制するのか?
セミファイナル DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
×兵庫志門(テツジム)
○ゆいら(健心塾)
判定 0-3(28-29/28-30/27-29)
※兵庫志門に3Rダウン×1有り
勝負は2Rに動いた。NKBのランカーである兵庫志門(テツジム)は痛烈な右でゆいら(健心塾)のバランスを崩し、ローで追い打ちをかける。オープンスコアは1-0で兵庫。このままだと負けかドローしかないゆいらは続く3R、カウンターの右で反撃の狼煙をあげ、疲れが見え始めた兵庫からダウンを奪う。この攻防によって形勢は完全に逆転。終わってみれば、3-0でゆいらが今年初勝利をあげた。
気持ちが強くなれば、もっと上位を狙える選手だが・・・。
第5試合 籔中謙佑 引退エキシビジョンマッチ 2分2R
―籔中謙佑(KUMA GYM)
―大森隆之介(EX ARES)/和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)
※エキシビジョンのため判定無し
籔中謙佑(KUMA GYM)の引退エキシビションは藪中と親交の深い大森隆之介(EX ARES)と和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)がそれぞれ1Rずつ相手を務めるという1vs2マッチに。レフェリーは試合当日に立候補した戦闘員1号が裁いた。これまで苦しいとき、何かと藪中に相談してきた仲だという。
先鋒の大森、2番手の和田ともシリアスモードで攻めたため、試合は引退エキシとは思えぬガチな展開に。しかしvs和田の終盤で大森が乱入してリング上は騒乱状態に。終わってみれば、シリアスあり、感動あり、笑いありという観客の心を大きく揺さぶる一戦となった。
◆籔中の挨拶
「KUMA GYMの藪中です。今日はこのような場を作っていただき、林代表、DEEP☆KICKの関係者の皆さん、ありがとうございます。相手をしてくれた鉄平と大森君もありがとう。
僕は最後に試合をしてから5年ぐらいずっとしてなかったです。というのも試合したい気持ちは正直今もあるんですけど、それに向けた日々を過ごすだけの覚悟はちょっと作れないなと思っていて。できたらまたスタートしようかなっていうふうに思ってたんですけど、その時にまあ今日来てくれて相手してくれた2人だったりとか、現役の選手たちとの練習を診るようになって。正直彼らほどの、彼ら以上の覚悟で日々を迎えるのは難しいなと思い、今回はきっぱりと引退すにことを決意しました。
僕は本当に周りの人のおかげでここまでやってこれたと思っています。ですので、自分の言葉というより、そういう方々に最後感謝を述べたいなと思います。ちょっと全員とはいかないですが、感謝を述べたいと思います。
ええ。今日セコンドしてくださったシカジム代表の鹿津さん、現役時代からお互いにサポートしながらですね。階級も一緒ということでいつか試合をするかもという中で、お互いサポートしつつ、ほんまに僕の調整の20~30分のミットを持つためだけに一時間以上かけて来てくださり、ありがとうございました。
そして今日セコンドしてくれた影山さん、影山さんにはほんまに公私ともどもお世話になりっぱなしで、ええ影山さんがいなかったら今自分もできてないですし、ほんまに感謝してます。まあ、ちょっとこれからご迷惑をさらにおかけすると思いますが、今後ともよろしくお願いします(拍手)。
そして僕が格闘技をする上でほんまにお世話になった人。ええ、空手の師匠であります武藤茂樹先生、先生がいたから、先生のもとで空手を始めたから、僕はここまで今も格闘技を続けていると思ってます。それぐらい先生には格闘技強くなることの楽しさだったりとか、強さへの憧れだとか、いろいろ教わりました。ええ。で、何より先生には人間としての器の大きさを勉強させていただき、まだまだ先生の足元には及ばないですが、今後は先生の背中を追いかけて大きな人間になれるように頑張りたいと思います。
最後に僕のキックボクシングの師匠、アンカーキックボクシングジム代表の裕樹さん。裕樹さんにはホンマにキックボクシングのことをいろいろ教わりました。プロとして、チャンピオンとして、本当にいろいろ教えていただきました。そのおかげで僕は独立してからベルトを獲り、一人でここまでやってこれました。それに今来ている選手たちに教えていることも、ほとんど裕樹さんに教わったことです。裕樹さんには心から感謝してます。ありがとうございます。
僕は本当にキックボクシングにいろんなものを与えてもらいました。これからできる範囲ではありますが、プロの選手の面倒を診たり、あとは一般の方に、フィットネスとしてキックボクシングを広めることで、ちょっとでもキックボクシングだったり、このDEEP☆KICKに恩返しできたらと思っています。今後もキックボクシングを広める運動を頑張りますので、よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
第4試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R
×平野翼(道化倶楽部)
○木下亜輝斗(FASCINATE FIGHT TEAM)
1R 1’30” TKO(レフェリーストップ)
※平野翼に1Rダウン×1有り
昨年7月、復帰を果たして以来4カ月で3戦も闘った平野翼(道化倶楽部)が第4試合にリングイン。木下亜輝斗(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦した。木下は1Rから飛びヒザで平野を威嚇。その勢いでヒザ蹴りをボディに炸裂させると平野は悶絶。そのまま10カウントを聞いた。1R1分30秒、インパクトの強いKO勝ちだ。
第3試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
○木下悦志(KICK LAB)
×崇斗(HAKUBI GYM)
判定 3-0(30-29/30-29/30-29)
KPKB、修斗、ACCEL、HOOST CUPなど様々なリングに上がる木下悦志(KICK LAB)が久々にDEEP☆KICKに登場し、香川県から参戦した崇斗(HAKUBI GYM)と対戦した 1R、木下はテンカオなどで攻撃したら回る動きが功を奏して試合の主導権を握る。しかし2R以降は見る展開が目立ち、3Rなると逆に崇斗の左を被弾した。
それでも、ジャッジは1Rの攻勢点を支持し、3-0で木下が判定勝ちを収めた。DEEP☆KICK参戦3戦目で念願の初勝利を願った崇斗だったが、その夢は叶わなかった。
第2試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
×杉本健(龍生塾ファントム道場)
○加古大晴(teamBonds)
判定 0-3(27-30/27-29/27-30)
※杉本健に2Rダウン×1有り
プロデビュー以来3戦全勝(3KO)と破竹の快進撃を続ける杉本健(龍生塾ファントム道場)がDEEP☆KICKに初参戦を果たし、加古稟虎(teamBonds)の弟・加古大晴(teamBonds)と対戦した。シュートボクサーらしくロングスパッツで登場した杉本は1R開始早々、右のジャブやローで試合の主導権を握る。このまま杉本が加古に圧をかけ続けるのかと思いきや、2Rになると加古は右ストレートでダウンを奪い試合の流れを引っ繰り返す。その後杉本は前蹴りで加古のアゴを上げるなど逆襲に転じるが、ポイントを奪い返すまでには至らない。
3R、再びペースを握った加古は思い切りのいい左ストレートやワンツーで杉本を追い込む。終盤ノーガードでイチかバチかの打ち合いに持ち込んだ杉本だったが、逆に加古に右ストレートをクリーンヒットさせられ万事休す。終わってみれば、加古が3-0で勝利を収めた。杉本は悔しい初黒星を喫した。
第1試合 DEEP☆KICK-46kg契約 2分3R
○ののか(BLACK☆Jr)
×牧野天音(FASCINATE FIGHT TEAM)
判定 3-0(30-28/30-28/30-28)
ともに兄はDEEP☆KICK王者になっている者同士という注目の女子マッチが実現した。ののか(BLACK☆Jr)の兄は-60kgの第10代王者である健真(BLACK☆Jr)。一方、牧野天音(FASCINATE FIGHT TEAM)の兄は-57.5kgの第5代王者である牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM)。ののかはジュニア時代から頭角を表していたBLACK☆Jr期待の女子ファイターだ。天音のセコンドには兄とともに同門のきたりこが就く。
2R、体力に余力を残すののかはえげつない顔面蹴りで天音のアゴを思い切り上げる。続く3Rもワンツー、バックハンド、右のミドルとフックの連打などで追い込み、文なしのプロデビュー戦を飾った。
積極的に声を出していた牧野騎士とは対照的に控えめに妹の動きを見守っていた健真の姿が印象的だった。またひとり、DEEP☆KICKに魅力的な女子キックボクサーが現れた。
〈オープニングイベント〉NEXT☆LEVEL提供試合
OP第3試合 AssessmentMatch-60kg契約 1分30秒3R
○金城壮志(魁塾/皇鷹塾)
×金子由樹愛(BILLION.WIN.GYM)
判定 2-1(30-29/29-30/30-29)
OP第2試合 -27kg契約 1分30秒2R
×先花海里(SOLARE KICKBOXING GYM)
○三谷海瑠(健心塾 平野支部)
判定 0-3(19-20/19-20/19-20)
OP第1試合 -23kg契約 1分30秒2R
○尾方胡海(NJKF TOP GUN GYM)
×加賀柚花(一心会)
判定 3-0(20-19/20-19/20-19)
DEEP☆KICK ZERO 28
メインイベント DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×龍太郎(VALIENTE)
○林ジャッカル裕人(心将塾)
判定 0-2(28-30/29-29/28-29)
※龍太郎に「重大な肘による攻撃」「バッティング」で減点1
※林ジャッカル裕人がトーナメント決勝に進出
メインで組まれた龍太郎(VALIENTE)と林ジャッカル裕人(心将塾)の一戦はジャッカルより身長が10㎝も低い龍太郎が接近してからの相撲の寄りのようなプッシュで攻略。セコンドからの「どんどん突っ込んでいけ」というアドバイス通り、左ストレート、右ボディフックで再三ジャッカルをロープやコーナーの際まで詰め窮地に追い込む。
一方、ジャッカルの方は離れて闘いたい素振りを見せていたが、龍太郎の圧に押され、なかなか自分の距離をとれない。
しかし2ラウンドになると、試合の流れが変わる。龍太郎はバックハンドの軌道でヒジを入れてしまい、イエローカード(警告)を受けてしまう。その直後、下から入るのでどうしても頭が当たりやすい展開だったが、案の定バッティングをしてしまい、レフェリーから痛恨のレッドカード(減点1)を出されてしまった。
2Rが終わった時点のオープンスコアは20-19、19-20、20-20と三者三様のイーブンだったが、このスコアにはDEEP☆KICKの規定で減点1が含まれていない。つまり現実的にはジャッカルがリードする形で迎えた3R、あとがない龍太郎は体勢を低くして懐に入っていき、ジャッカルに再びコーナーを背負わせる場面も。ボディへの連打も有効に映った。
しかし、試合の流れを引っ繰り返すまでには至らず、ジャッジは2-0でジャッカルの勝利を支持した。
辛くも勝利を得たジャッカルがいるリングにセミファイナルで佐々木昊生を破った泰生がリングイン。両者はチャンピオンベルトを賭け、6月7日の「DEEP☆KICK 78」で激突するが、それぞれ抱負を述べた。
「正直、メインイベントらしい試合ではなかったと思う。でも、セミファイナルで泰生選手が熱い試合を見せてくれた。これから2カ月、しっかり仕上げてもっときれいに掃除できるように頑張りたい」(ジャッカル)
「内容はダメダメだったけど、この勢いでボコボコにします。応援よろしくお願いします」(泰生)
なぜジャッカルが「もっときれいに掃除を」と述べているかといえば、トーナメントで優勝してチャンピオンとなりファイトマネーが上がれば、所属する心将塾用の全自動掃除機を購入しようとしているからだ。
もともと日々ジムでの掃除を欠かさない″必殺掃除人″として知られているが、そんな日々の行いが吉と出るか。それとも、準決勝で優勝候補の佐々木を破った泰生が決勝でもマグマが溢れ出てきそうな熱い試合をプロデュースするのか。決戦の日まで待ちきれない。
セミファイナル DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
×佐々木昊生(B.F.A-SEED)
○泰生(NJKF誠輪ジム)
延長 0-3(8-10/9-9 マスト判定-青/8-10)
判定 1-1(28-27/28-28/27-28)
※佐々木昊生に2Rダウン×1有り
※泰生に「重大なストップ後の攻撃」「投げ」で減点1
※佐々木昊生に延長Rで「組み付き」×2「ローブロー」で減点1
※泰生がトーナメント決勝に進出
デビュー以来5戦全勝(2KO)。すでにRISEやKNOCKOUTのリングにも上がっている期待の佐々木昊生(B.F.A-SEED)がDEEP☆KICKに初参戦。これまでの実績でいきなり-51㎏王座決定トーナメント準決勝出場という抜擢を受けた。
対する泰生(NJKF誠輪ジム)は過去のプロ戦績が2勝2敗。年齢こそ佐々木と同じ(16歳)ながら、識者から「佐々木有利」という声が多かったのは仕方あるまい。いや、他の出場メンバーと比較しても、この三重在住の高校生は「ぶっちぎりの優勝候補」といっても良かった。
案の定、1R開始早々、佐々木は日本拳法仕込みの伸びのある右ストレートで泰生を追い込んでいく。1R終盤、泰生は右目の視界が定まらないのか、何度もまばたきをしていた。
佐々木のKOは時間の問題と思われた刹那、泰生は起死回生の右をクリーンヒットさせ先制のダウンを奪う。セコンドからの「とり返せ」というゲキを背に佐々木はバックハンドを見せるなど必死に反撃を試みる。
そうした矢先、泰生は対戦相手を投げてしまい、その前に行っていたストップ後の攻撃と合わせ痛恨のレッドカード(減点1)。リングサイドの観客からは思わず「勝っているのに、もったいない」という呟きが漏れるほど痛恨の反則に映った。
2R終了時のオープンスコアは三者とも19-18で泰生を支持した。もう後がない佐々木は左も駆使して泰生に襲いかかる。負けじと泰生もやり返すが、佐々木が明らかに優勢のラウンドだった。気になるジャッジのスコアは28-27、27-28、28-28と三者三様のイーブン。通常DEEP☆KICKでは延長戦を設けていないが、この一戦は王座決定トーナメント準決勝のため優越をつけるため延長戦に突入した。そうすると、3Rの勢いのまま佐々木が攻勢に出る。前蹴りやワンツーの連打が有効だ。しかしながら終盤ローブローを打ってしまい、泰生は正座して回復を待つ。
この一撃で今度は佐々木が延長Rでの組み付き注意2と合わせレッドカードを受けてしまい減点1。このロストポイントが響き、延長戦は3-0で泰生がモノにした。
戦前の試合予想からすると、大金星だ。優勝候補は意外にも初戦で姿を消した。
第4試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
×野村亮之(NJKF TOP GUN GYM)
○吉田大樹(華王州)
判定 0-3(28-29/28-29/28-29)
ともにキャリアは浅いが、38歳VS36歳(もうすぐ37歳)というアラフォー対決が実現した。試合前、和服姿の妙齢の女性から野村亮之(NJKF TOP GUN GYM)に花束が贈られると、場内から歓声が飛ぶ。両者ともDEEP☆KICK初参戦ながら、吉田大樹(華王州)の方は「何かを始めるのに年齢なんか関係ない」と宣言していた。
序盤こそお互い慎重な動きが目立っていたが、有言実行とばかりに吉田はチャンスと見るや、左ストレートや右ローキックで襲いかかる。対する野村も左ストレートを軸に攻撃に出るが、如何せん手数が少なすぎる。
判定は3-0で吉田。DEEP☆KICK初参戦にしてうれしい初勝利を飾った。
第3試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
△小堀厳基(月心会チーム侍)
△小路督也(BLOW GYM)
判定 1-1(30-29/29-29/29-30)
かつて-55㎏で活躍した小堀厳基(月心会チーム侍)は昨年11月久々に-60㎏と階級を上げ復帰。惜しくもドローに終わったが、今回も-60㎏で芦屋大学日本拳法部出身の小路督也(BLOW GYM)と対戦した。小堀のセコンドには5歳から一緒に練習しているという第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者・椿原龍矢(月心会チーム侍)が就く。
しかしながら、椿原以上に目立っていたのは小堀を応援する多くの女性ファンだった。小堀は赤コーナーだったが、そこに一番近い壁には立ちながら彼を応援する異性の姿が目立っていたのだ。黄色い声援を受けながら小堀は軽快な動きを見せる。2ラウンド終了時点のオープンスコアはふたりが20-20で、ひとりが20-19で小堀を支持していた。
あとがない小路は3R終盤連打で反撃する。昨年11月には敗北を喫しているだけに何とも再起を計りたいところだったのだ。ジャッジは三者三様のドロー。お互い不完全燃焼感が残る一戦になってしまった。次戦こそ勝利を飾りたい。
第2試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
○吉田亮汰朗(BKジム)
×清志(KTF)
3R 2’17” KO
※清志に3Rダウン×1有り
ともに復帰戦となった一戦だ。吉田亮汰朗(BKジム)は11カ月ぶり、清志(KTF)は1年半ぶりのリングイン。吉田はセコンドに就いた同門の中村寛(BKジム)のゲキを胸に左のミドル、カーフキック、ヒザ蹴りで積極的に攻め込む。反撃を狙った清志がハイキックを打ってきても、腕でしっかりとガードする。続く2Rになると、完全に吉田のペース。ラウンド終盤に見せた右ストレートで勝利をたぐり寄せる。そして3R、吉田はパンチの連打でスタンディングダウンを奪う。清志はファイティングポーズをとれず、試合をストップされた。吉田はうれしいDEEP☆KICK2勝目をあげた。
第1試合 DEEP☆KICK-51kg契約 3分3R
○林功太郎(山口道場)
×中野星耶(華王州)
2R 2’32” TKO(レフェリーストップ)
※中野星耶に2Rダウン×1有り
第1試合で18歳VS22歳というフレッシュな対決が組まれた。ここまで林功太郎(山口道場)はDEEP☆KICKでデビューして2戦全勝と並みに乗りかけたが、その後2連敗。今回は再起戦となる。対する中野星耶(華王州)はいまだ初勝利を挙げていないが、タフが売り物のキックボクサーだ。1Rから林はワンツーからテンカオといったコンビネーションを駆使して中野を崩しにかかる。もっともフルコンタクト空手出身の中野は想像以上にタフ。バンテージを巻かずにグローブを装着するのは、それだけ己の拳の強さを信じているからだろう。
しかしながら、いくらタフでもずっとボディにヒザ蹴りを食らっていたら限界がある。案の定、2R終盤、テンカオでスタンディングダウンを奪われる。明らかにボディが効いている。このチャンスを林が逃すはずがない。すかさず左のテンカオで追撃し、中野に引導を渡した。
〈オープニングイベント〉NEXT☆LEVEL提供試合
OP第3試合 TOP☆RUN Girls-45Kg王座決定戦 1分30秒3R(延長1R)
○黒岩理沙(ROYAL KINGS)
×筒井莉愛(teamFIST)
判定 3-0(30-28/30-28/30-28)
※黒岩理沙がTOP☆RUN Girls-45Kg第2代王者に
OP第2試合 TOP☆RUN関西一般-55kgタイトルマッチ 1分30秒3R
○志水唱乃介(魁塾 中川道場/王者)
×佐々木佑稲(及川道場/挑戦者)
判定 3-0(30-29/30-28/30-29)
※志水唱乃介が初防衛に成功
OP第1試合 TOP☆RUN関西一般-60kg王座決定戦 1分30秒3R(延長1R)
×石井翔真(山口道場)
○山中如楽(及川道場)
判定 0-3(27-30/27-30/27-30)
※石井翔真に3Rダウン×1有り
※山中如楽がTOP☆RUN関西一般-60kg第18代王者に
“`











