修斗 9.21 ニューピア(夜/レポ):TRIBEの20歳・永井奏多、齋藤奨司に3R一本勝ちし10戦無敗で世界バンタム級王者に。たてお、上原平に判定勝ちし環太平洋フェザー級王者に

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プロフェッショナル修斗公式戦【第2部】PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.8
2025年9月21日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
TRIBEの20歳・永井奏多、齋藤奨司に3R一本勝ちし10戦無敗で世界バンタム級王者に
第7試合 メインイベント 修斗世界バンタム級チャンピオンシップ(王座統一戦) 5分5R
×齋藤奨司(FIGHT FARM/王者)※初防衛戦
○永井奏多[かなた](TRIBE TOKYO MMA/暫定王者)
3R 3’24” 裸絞め
※永井が王者に
齋藤は31歳。昨年7月、藤井伸樹との世界王座決定戦で、ジャッジの採点が大幅に割れる接戦の末、判定1-2で勝利し王者となる。それ以来1年2か月ぶりの試合が初防衛戦となる。
永井は20歳。今年3月、齋藤が苦戦した藤井相手にスタンドでもグラウンドでも主導権を握り、はっきり差をつけ判定勝ち。5月、ダイキ・ライトイヤーとの暫定王者決定戦では1R KO勝ちし、デビューわずか2年、9戦8勝無敗1分でベルトを巻いた。今回、10戦目は王座統一戦となり、素質の高さを印象付ける。
1R、永井が前に出るが、齋藤はプレッシャーをステップでかわしつつ右のカーフキック、左ジャブ、ボディを当て、組めば首相撲で捕まえて膝蹴りを当てる。永井は左フックを当てる場面もあるが、空振りやブロックの上が多く、タックルも切られ続け、なかなか思うように攻められない。このまま1Rは齋藤がポイントを先取しそうな雰囲気だったが、終了間際、永井が齋藤を金網際に詰めると、パンチを振るい続け、右アッパーからの左フックをヒット。齋藤をダウンさせると、背後から押さえてパウンドを当てるが、すぐ終了のホーンが鳴る。記者採点は永井。ジャッジは割れ、鍋久保氏と石川氏は永井、内田氏は齋藤につける。
2R、永井は組み付いて押し込んで、ついにテイクダウンを奪うと、バックマウントを奪う。これは脱出されたが、永井は中盤過ぎにもテイクダウンを奪い、背中を着けさせる。終盤、永井はバックキープし、何発もパウンドを当て、裸絞めを狙い、フィニッシュ寸前まで追い詰める。記者採点は8-10で永井。ジャッジ3者とも9-10で永井につける。
3R、永井は開始すぐからテイクダウンを奪い、金網際で上から押さえようとした際にバッティングとなり、左まぶたをカットし血だるまになる。一旦スタンドに戻るが、バック肘の応酬で、齋藤が背中を向けたところで、永井がタックルを合わせて倒す。永井は立たれてもすぐ押し込んで倒し、コントロールを続け、パウンドを当て、齋藤を追い詰める。すると中盤過ぎ、バックマウントをキープ、四の字ロックで完全に捕獲すると、裸絞めを極めタップを奪った。
第14代世界バンタム級王者となった永井はベルトを巻くと「自分の挑戦を受けて下さった齋藤選手、ありがとうございました」と話し、TRIBEの長南亮代表、チームメイト、家族に感謝を述べた後、「まだまだこんなんじゃ恩返しが足りないんで、防衛して、UFCのベルトを巻くのが目標なので、これからも応援サポートお願いします」とアピールした。
たてお、上原平に判定勝ちし環太平洋フェザー級王者に
第6試合 修斗環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R
×上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム/修斗環太平洋王者、世界2位)※2度目の防衛戦
○たてお(ELEVEN/環太平洋7位、世界9位)
判定1-2 (渡辺29-28/片岡28-29/石川28-29)
※たておが王者に
上原は今年3月の初防衛戦で、青井太一に判定勝ちし2度目の防衛戦。たておはSASUKEにKO負け、椿飛鳥に判定負けしたが、昨年11月に島村裕に判定勝ちし、今年3月にはシャ・ランディと引き分け、2連続無敗で今回の王座戦につなげた。
1R、たておの右のパンチのタイミングで、上原は右フック、ボディ、ローを的確に当てる。中盤、たておの右ローをすくって、上原が倒して上になるが、たておは立つ。その後も上原がテイクダウントライ、右ハイ、パンチで主導権を維持する。記者採点は上原。
2R、たておが前に出続け、1Rも時折当てていた右ローのヒットを増やしつつ、左右のパンチも当て、手数でやや上回るように。上原もパンチを返すが攻撃が減り、ローをもらうと少し崩れる場面が目立つように。記者採点はたてお。
3R、たておは執拗に右ローを当て、上原の足は流れ続ける。たておはボディ、顔面へのパンチも散らしつつ、主導権を維持する。上原はパンチに力が入らず、放っても空振りが多く、流れを変えられず終わる。記者採点はたてお。合計28-29でたてお。ジャッジは1者が上原を支持したが、2者がたておを支持し、たておが判定勝ちした。
第3代環太平洋フェザー級王者となったたておは涙を流して喜んだ。たておは「修斗歴代ナンバーワンのロンゲイケメンのたておです」とジョークを口にしつつも「タイトル取ったら泣かないんだろうなと思ったら、格闘技やってた14・5年の思いがあふれて、涙が出てしまいました」と明かし「まだ2-1の判定で、なんとも言えないチャンピオンなんで ベルトの価値を上げられるよう頑張ります」とアピールした。
杉野光星、1R KO勝ちしバンタム級王座挑戦に名乗り
第5試合 バンタム級 5分3R
○杉野光星(ALLIANCE/世界2位、環太平洋4位)
×ザヒド・アフメド[アフメドフ/Zahid Ahmad](インドネシア/TEAM侍)
1R 0’41” KO (右ストレート→グラウンドパンチ)
杉野は3戦3勝、アフメドは8戦7勝1敗で修斗初戦。戦績はアフメドが上だが、杉野は問題にしなかった
1R、前に出て来るアフメドを杉野はステップでかわすと、左ジャブの連打のフェイントから、カウンターとなる右ストレートをクリーンヒット。ダウンしたアフメドにパウンドを当てたところで、レフェリーがストップした。
4戦4勝で初のKO勝ちを果たした杉野は「この後、同じ階級のタイトルマッチがあるんですけど、自分も2位で今日も勝てたんで、絶対に修斗のバンタム級のベルトを取りに行きます」と宣言した。
旭那拳、1R一本勝ちしインフィニティリーグストロー級首位に
第4試合 インフィニティリーグ2025ストロー級 5分2R
○旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN沖縄/世界5位/勝ち点4→9)
×友利琉偉(パラエストラ小岩/勝ち点5)
1R 4’55” 腕ひしぎ十字固め
1R、旭那が序盤からタックルを仕掛けて倒す。旭那はハーフガードで押さえる。旭那はパウンドを時折当てる。終盤、旭那はハーフガードに移って、引き続き押さえ続ける。すると残り1分を切り、相手の首を抱えパスガードすると、パウンドを当て追い詰める。そして残り10秒を切り、腕十字を極めタップを奪った。
旭那は1R一本勝ちのためリーグ戦の勝ち点を5獲得し、合計9点とし、トップに躍り出た。旭那は「次、マッチョ(・ザ・バタフライ)さんなんですけど、大阪で判定で不甲斐ない結果だったんで、次、一本極めます。ストロー級インフィニティ優勝します」とアピールした。
第3試合 インフィニティリーグ2025ストロー級 5分2R
×マッチョ・ザ・バタフライ(コブラ会/世界4位/勝ち点0)
○田口惠大(RISING SUN/勝ち点0→4)
2R 2’20” KO (レフェリーストップ:右膝蹴り→グラウンドパンチ)
1R、田口がテイクダウンを奪うが、マッチョがすぐに返して上になる。その後もお互い上を取り合う展開に。終盤、田口がバックマウントから裸絞めを狙うが、マッチョは脱出し上からパウンドを当てる。マッチョは立つと、座った状態の田口の胸に膝蹴りを2発当てる。顔面スレスレの膝もあったが、内田レフェリーは続行する。ラウンド終了後、レフェリーはマッチョに何か声をかけ、マッチョは両手を横に広げるセーフのジェスチャーをしていたので、膝蹴りに関する会話があったようだ。記者採点はマッチョ。
ところが2R、その際どい膝が勝負の決め手となる。スタンドの展開で見合う状態が続いたが、中盤、田口が左ボディと右ストレートを連続で当ててダウンを奪う。田口が上からパウンドを当て続け、マッチョがタックルを仕掛け立とうとしたが、田口は立って下がって切り続けると、マッチョの立ち際の顔面に膝蹴りを当てて倒し、パウンドを連打したところでレフェリーがストップした。
田口はこれでリーグ戦の勝ち点4を獲得した。マイクを持った田口「連敗でメンタル的にダメなところもあったんですけど、家族とジムのみんなに支えてもらえて、いい結果が出せて良かったです。リーグあと一戦、応援お願いします」と話した。
第2試合 2025年度新人王決定トーナメント フェザー級 2回戦 5分2R
○飯野雄斗(THE BLACKBELT JAPAN沖縄)
×齋藤 優(フリー)
2R 4’07” 裸絞め
1R、飯野が序盤からテイクダウンを奪い、スタンドに戻るが、2度目のテイクダウンの後は、バック、マウントを行き来しながら、パウンドを何発も当てて圧倒する。最後、スタンドに戻り、パンチの打ち合いで飯野はスリップしたが、すぐに終了のゴングが鳴る。
2R、齋藤もテイクダウンを奪いパウンドを当てて巻き返す場面を作ったが、中盤に飯野がまたもバックマウントを奪うと、今度は裸絞めを極めタップを奪った。
第1試合 ストロー級 5分2R
×大城匡史(THE BLACKBELT JAPAN沖縄)
○漆田直輝(パラエストラ小岩)
1R 4’28” ヒールフック
昨年の全日本アマ修斗フライ級優勝の漆田がプロデビュー戦。今成正和スタイルの下からのサブミッションを得意とし、最初の引き込みでは極められなかったが、2度目の引き込みではヒールフックを極めタップを奪った。マイクを渡された漆田は「練習してきたこと出せなくて、自分、足関だけじゃないんで、見てもらえたらと思います。グラップリングの大会とかもオファーしてください」とアピールした。






















