Bigbang 8.31 後楽園ホール(レポ):ポッシブルK、昇也に逆転判定勝ちしスーパーライト級王者・奥平将太への挑戦権獲得。倉田永輝、竹添翔太に延長判定勝ちしフェザー級王者・宮﨑勇樹への挑戦権獲得

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Bigbang 統一への道 其の53
2025年8月31日(日)後楽園ホール
レポート:井原芳徳
倉田永輝、竹添翔太に延長判定勝ちしフェザー級王者・宮﨑勇樹への挑戦権獲得
第13試合 メインイベント2 Bigbangフェザー級王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
×竹添翔太(インスパイヤードモーション/元Bigbangフェザー級王者)
○倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
4R 判定0-3 (少9-10/勝本9-10/西村9-10)
3R 判定1-0 (少29-28/勝本29-29/西村29-29)
竹添はアマチュア時代からBigbangに上がり、昨年3月に久保一馬に判定勝ちし第7代Bigbangフェザー級王者となった。だが12月に宮﨑勇樹に敗れ王座から陥落。今年5月にはKrushに参戦し啓斗に判定勝ちしている。
倉田はBigbang初参戦。K-1やKrushを主戦場とし、昨年3月、璃明武のKrushスーパー・バンタム級王座に挑んだがKO負け。今年4月、フェザー級に階級を上げ、水津空良をKOした。
この試合の勝者が、11月2日の横浜武道館でのスーパービッグバンで王者・宮﨑に挑戦する。横浜大会では7階級のタイトルマッチが並ぶ予定だ。横浜大会は昨年に続き今年もU-NEXTで生中継されることも発表された。
試合は死闘に。1R、竹添が開始すぐから前に出て、右ストレート、ロー、左ミドル等を何発も当てる。中盤から倉田も前に出てパンチを時折返すようになるが、竹添は左ジャブと前蹴りで突き放しつつ、自分のパンチと蹴りを休まず何発も当てて、手数差を広げる。記者採点は竹添。
2R、竹添は左テンカオ、インローも絡めつつ、変わらずパンチ、蹴りを当て続けて主導権を維持する。終盤には崩しも絡め、倉田を翻弄する。倉田も時折パンチを返すが竹添の勢いは止まらない。記者採点は竹添。
3R、倉田もパンチを返すが、竹添はひるまず、倍返しのような形でパンチ、ロー、膝を当てて圧倒する。倉田は苦しむが、最後、竹添をロープ際に詰め、パンチ連打で追い詰めて、流れを変えて終える。記者採点は倉田。合計29-28で竹添。ジャッジ1者は29-28で竹添だが、2者は29-29のイーブンで延長へ。
延長R、竹添は変わらずパンチ、左膝、右ロー等で手数多く攻める。倉田は劣勢が続くが、随所で打ち合いでパンチを返し必死に耐える。するとまたも残り30秒を切り、倉田が前に出て右フックで竹添をひるませ、パンチラッシュで追い詰める。すると右フックの相打ちとなり、ダメージの溜まっている竹添は一瞬マットに片膝をつき、椎名レフェリーはダウンを宣告する。竹添はすぐ立ち続行するが、その後すぐに試合終了。結局このダウンが決め手となり、倉田が判定勝ちした。
11.2 横浜大会での王者・宮﨑への挑戦権を獲得した倉田は「こんなギリギリの結果では何も言えないです。やってきたことが証明できて良かったです。自分が勝ってチャンピオンになります」と話した。
ポッシブルK、昇也に逆転勝ちしSライト級王者・奥平将太への挑戦権獲得
第12試合 メインイベント1 Bigbangスーパーライト級王座挑戦者決定戦 3分3R(延長1R)
×昇也(士魂村上塾/元王者、MA日本同級王者)
○ポッシブルK(K’growth/SB日本スーパーフェザー級1位)
判定0-3 (西村28-29/椎名27-29/勝本28-29)
昇也は昨年6月のBigbangで65.5kg契約で山際和希と対戦し判定勝ち。今年2月、Krushライト級GP一回戦で元Krushライト級王者の伊藤健人をKOしたが勝ち、準決勝で西京佑馬に判定負けした。
ポッシブルKは昨年6月のBigbangで、スーパーライト級王者の琢磨に挑戦したが判定負け。昨年10月にはSBで成尾拓輝に判定負けし、今年3月のBigbangで林京平に判定負けし4連敗中だ。
この試合の勝者が、スーパービッグバン 11月2日 横浜武道館大会で王者・奥平将太に挑戦する。
1R、昇也がサウスポーで構え、開始すぐから前に出続け、コーナーに度々詰め、左ボディ主体でパンチを当てる。ポッシブルKは顔面の強打はもらわず耐えていると、スイッチを繰り返しつつ、次第に右インローのヒットを増やす。最後には昇也の足が流れるように。記者採点はイーブンだが手数の多かった昇也につく可能性もある。
2R、昇也は変わらず前に出て、パンチを積極的に放つ。ポッシブルKはひるまずローを返すものの、1Rほど当てられず、攻撃数でさらに差をつけられてしまう。記者採点は昇也。
3R、昇也が前に出てパンチを放ち続け、主導権を維持する。だが中盤、ポッシブルKが右のバックハンドブローを効かせて昇也の勢いを止めると、さらに右ハイをクリーンヒットし、昇也はひるむ。終盤、ポッシブルKがパンチを当て続け、残り20秒を切り、昇也がサンドバッグ状態で直立のままパンチをもらい続けたところで、松田レフェリーがダウンを宣告する。再開するがすぐ終了。8-10でポッシブルKが取る。記者採点合計28-29でポッシブルK。ジャッジ3者もポッシブルKを支持し、ポッシブルKが判定勝ちし、11.2 横浜でのスーパーライト級王座挑戦権を獲得した。
この後、王者の奥平もリングイン。4連敗中だったポッシブルKは苦労して勝利をつかみ取ったことで涙を流し「今回キックボクシング生涯で一番練習しました。周りの方の応援のおかげで勝てました」と話し「奥平選手、若くて勢いのあるファイターです。自分はセンスないですけど、なめんなよって気持ちで突っかかっていきます」と話した。奥平は「僕は誰よりも練習しています。その気持ちをリングの上で証明します。防衛戦楽しみにしてください」と話した。
駿太、前田浩喜との40代対決制す
第11試合 肘有り フェザー級 3分3R
○駿太(谷山ジム/元Bigbangスーパーフェザー級王者)
×前田浩喜(CORE/元NJKFフェザー級・スーパーバンタム級・バンタム級王者)
2R 2’56” TKO (3ダウン:右肘打ち)
駿太は43歳、前田は44歳のベテラン対決。1R、駿太がオーソドックス、前田がサウスポーで構え、両者蹴り合っていたが、終盤、前田が奥足狙いの左ローを立て続けに当て、駿太はひるむ。前田は左ハイやミドルも絡め、上下に蹴りを散らして攻勢を印象付ける。記者採点は前田。
2R、駿太は首相撲で前田を捕まえ、流れを変えようとしたが、前田は突き放し、変わらず左奥ローを当て、駿太を追い詰める。だが駿太はローを嫌って前に出ると、右ストレートをクリーンヒット。さらに駿太は右ストレートを当ててダウンを奪う。
前田はダメージが大きく、10カウントギリギリで立つ。これで流れを変えた駿太は、コーナーに詰めて右肘とストレートを当て続けダウンを奪う。前田は左まぶたをカットし出血している。駿太は前に出て右肘で3ダウン目を奪いTKO勝ちした。
マイクを持った駿太は「最悪な試合してしまってすみません。心折れそうでした。思ってた以上に効いていました。倒れそうでしたけどメンタルを鍛えて来たので持ちこたえました。ぶさいくな試合をしてでも勝ちたかったので勝てて良かったです、応援してくれた皆さんありがとうございました」と話した。
山際和希が判定勝ち
第10試合 66kg契約 3分3R(延長1R)
○山際和希(谷山ジム/元Bigbang&Krushウェルター級王者)
×関龍之亮(team MIYABI)
判定2-1 (少28-29/松田29-28/椎名30-29)
山際は10月25日のKrushでの大石昌輝とのKrushウェルター級王座決定トーナメント準決勝を控えている。1R、お互い右ミドル、ストレートを当てる展開で、序盤は関がやや積極的だったが、終盤、山際が攻撃を増やし、五分に戻す。記者採点はイーブン。
2Rも関が序盤こそ左ジャブでひるませ、右カーフでもふらつかせてやや優位だったが、その先が続かず、終盤、山際が右ミドルのヒットを増やして巻き返す。記者採点はイーブン。
3R、山際は序盤から最後まで、右ミドル、三日月蹴りを何発も当て続けて圧倒する。関は終盤、ミドルをもらうとスリップしてしまうように。記者採点は山際。合計30-29で山際。ジャッジは1者が関のパンチを高く評価したようで関を支持したが、2者は順当に山際を支持し、山際が判定勝ちした。
山崎陽一が2R KO勝ち
第9試合 スーパーウェルター級 3分3R
○山崎陽一(MOUNT CAPE Sports Fighting Club/<元Bigbangスーパーウェルター級王者)
×緒方 惇(チーム緒方/激突ウェルター級&ミドル級王者)
2R 1’47” KO (右ハイキック)
1R、サウスポーの緒方に対し、山崎が終始プレッシャーをかけ続け、右ミドル、ストレート等を当て続け、主導権を握る。2Rも攻め続け、右ハイ一撃でKOした。
Bigbangフライ級初代王座決定トーナメント、空龍とブラックシーサー颯太朗が決勝進出
第8試合 Bigbangフライ級初代王座決定トーナメント準決勝 51.5kg契約 3分3R(延長1R)
○空龍[あろん](ホライズンキックボクシングジム)
×永野翔空(M-BLOW)
判定3-0 (西村30-27/少30-26/勝本30-26)
1R、空龍が距離を取り、左ミドル、インロー、ハイ等を随所で当て、やや優位だが、まだ攻撃は少ない。
2R、空龍が蹴り主体で左ミドル、右カーフ、ロー等を当て、やや優位ではあるが、途中から慎重になってしまい、永野も1Rよりも右ロー等を返して攻撃数の差を縮める。
3R、永野が前に出てパンチの頻度を増やす。だがなかなか強打につなげられない。空龍も回ってかわす状況が続き、攻撃が減ったが、残り30秒を切って空龍が攻撃を増やすと、左ミドルを効かせ、右ストレートで倒しダウンを奪う。これで点差を広げ判定勝ちした。
第7試合 Bigbangフライ級初代王座決定トーナメント準決勝 51.5kg契約 3分3R(延長1R)
×元太郎(IDEAL GYM)
○ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN)
4R 判定0-3 (勝本9-10/椎名9-10/西村9-10)
3R 判定1-0 (勝本30-29/椎名29-29/西村29-29)
サウスポーの元太郎が左ミドル主体でパンチも絡めて攻めていると、2R終盤、右フックを効かせて颯太朗をフラつかせる。そのままパンチで倒しに行けそうだったが、セコンドから「ハイ」との声が飛ぶと、少し距離を取って見て攻撃が減ってしまい、ダウンは奪えない。
すると3R、颯太朗が序盤から左ボディを効かせ、パンチ主体で攻め続けて反撃する。ジャッジ1者は元太郎を支持したが、2者がイーブンとし延長へ。
延長R、颯太朗が左右のボディを当て続け、左右のローも絡めて攻め続け、ポイントを奪い判定勝ちした。これで12月21日(日)後楽園大会での決勝は空龍×ブラックシーサー颯太朗に決まった。
なお、この日は11月2日の横浜武道館大会でのライト級タイトルマッチ・目黒翔大(優弥道場/王者)vs. 佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)、バンタム級タイトルマッチ・板橋武留(KIWAMI GYM/王者)vs. HIROYUKI(RIKIX/挑戦者)の4選手も登場した。
第6試合 スーパーフェザー級 3分3R
○田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
×蘭丸(team AKATSUKI)
判定3-0 (30-28/29-28/30-29)
第5試合 バンタム級 3分3R
×小寺雄太(谷山ジム)
○秦悠歩人(インスパイヤードモーション)
判定0-3 (27-30/27-30/28-30)
第4試合 スーパーバンタム級 3分3R
○寛心(士魂村上塾)
×グリコ(ポゴナクラブジム)
1R 2’01” TKO (3ダウン:パンチ連打)
第3試合 スーパーフェザー級 3分3R
○藤平琉矢(K-1GYM三軒茶屋シルバーウルフ)
×ゼンギン・ウムト(トルコ/ポゴナクラブジム)
判定3-0 (30-28/30-27/30-27)
第2試合 スーパーフェザー級 3分3R
×井上銀太(谷山ジム)
○田勢ジャイル(TOP LEAD GYM)
不戦勝 (井上が計量欠席で失格、田勢が計量クリア)
※田勢は城戸康裕とエキシビションマッチを行った
第1試合 スーパーバンタム級 3分3R
○深谷 匠(T.G.Y)
×塚田 翔(TOP LEAD GYM)
1R 1’07” TKO (レフェリーストップ:左ボディフック)
オープニング 58kg契約 3分3R
×水上裕斗(ポゴナクラブジム)
○伊藤大雅(拳伸ジム)
判定0-2 (29-29/28-30/28-30)


























