NJKF 10.20 堺市産業振興センター(レポ):HIRO YAMATO、祖父江泰司を1Rで仕留めライト級王者に。山脇飛翼、肘で切り裂きTKO勝ち「K-1ファイターだってムエタイできる」
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NJKF誠至会主催「NJKF 2024 west 4th」
2024年10月20日(日) 大阪府堺市産業振興センター イベントホール
記事提供:NJKF誠至会
第14試合 メインイベント NJKFライト級王座決定戦 3分5R ヒジあり
○HIRO YAMATO (NJKF大和ジム) 元NJKFスーパーフェザー級/WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級/S-1ジャパンJRライト級/MAX MUAYTHAI Global Fight-62kg王者
TKO 1R3分00秒
×祖父江泰司 (NJKF理心塾) NJKFライト級2位
今大会のメインはNJKFライト級王座決定戦。これまでにNJKスーパーフェザー級をはじめ4本のベルトを獲得しているHIRO YAMATOが大阪に乗り込み、同級2位でPRO-KARATEDO達人フェザー級王者でもある祖父江泰司がこれを迎え撃った。
これが36戦目となり王座経験も豊富なHIROは戦前、11戦目の祖父江に対し「まだ早い」とコメントしていたが、試合はその言葉を裏付けるような展開となった。
1R序盤から蹴り合いとなる中、ロー中心の祖父江に対し、HIROはハイキックを織り交ぜて前進。ロープ際で右を効かせて祖父江の動きを止めたHIROは、捕まえるとヒジ・ヒザの連打を浴びせてダウンを奪う。何とか立ち上がった祖父江をさらに捕まえに行き、引き倒すようにしてダウンさせると、祖父江はヨロヨロと立ち上がったもののカウント8までにファイティングポーズを作ることができず、レフェリーが試合をストップ。1R3分ちょうど、HIROがTKO勝利で新王者となった。
勝ったHIROは、誠至会主催興行に初めて来場した武田幸三「CHALLENGER」プロデューサーに、11月から55kgで開催されるヒジありトーナメント「KICKBOXING JAPAN CUP」を「僕の階級でもやってくれませんか」と直訴。「優勝できる自信はハッキリ言ってないんですけど(笑)、やると決めてくれたからには、獲ります! NJKF一番を証明したいです」とコメントした。「おう!」と応えた武田プロデューサーは実現に動くのか?
第13試合 セミファイナルⅡ NJKFフェザー級次期王座挑戦者決定戦 3分3R ヒジあり
○TAKAYUKI (NJKF K CRONY) NJKFフェザー級2位
判定2-0 (29-29、29-28、30-28)
×坂本直樹 (NJKF道場373) NJKFフェザー級3位
セミファイナル2はNJKFフェザー級挑戦者決定戦。こちらは同級2位のTAKAYUKIが茨城から乗り込み、地元で連勝中の同級3位・坂本直樹がこれを迎撃。1R、ローを連発する坂本に対し、TAKAYUKIはパンチ中心に攻める。2RにはTAKAYUKIのパンチに坂本がヒザを合わせ、コーナーでの攻防が増えていく。終盤には両者打ち合う場面も。3Rは両者組み合う場面が増える中、TAKAYUKIは前蹴りやミドル、坂本は顔面へのヒザ蹴りも。判定は僅差ながらTAKAYUKIが上回り、王者・大田拓真への挑戦権を獲得した。
第12試合 セミファイナルⅠ WBCムエタイ日本統一バンタム級ランキング査定試合 3分3R ヒジあり
×志賀将大 (NJKFエスジム) 前NJKFバンタム級王者/WBCムエタイ日本統一バンタム級3位
TKO 3R1分41秒
○山脇飛翼 (K-1ジム心斎橋チームレパード)
セミファイナル1はWBCムエタイ日本統一バンタム級ランキング査定試合。赤コーナーは関東からやってきた元NJKFバンタム級王者の志賀将大、青コーナーはK-1 GROUPから連続参戦しているRKSバンタム級王者・山脇飛翼という両者の激突となった。
1R、山脇がローと前蹴りで先手を取ると、志賀が捕まえに行く展開。2Rには志賀がヒジを見せ、山脇はボディなどパンチ、上段前蹴りなども繰り出していく。志賀は組みの展開に持ち込むが、山脇も組み負けず対応。2Rまでのオープンスコアは20-20のイーブンが1人、20-19で山脇支持が2人。3R、組んだ中での攻防が激しくなる中で、山脇のヒジがヒットし、志賀は出血。ドクターチェック後に再開となるが、その後にまた組むと志賀の出血が止まらず、すぐにレフェリーがストップ。山脇の3RTKO勝利となった。
勝った山脇は「K-1ファイターだってムエタイできるんで、ナメないでください。これでWBCムエタイのランキングに入るので、近々ベルト挑戦させてください」とマイク。WBC王座挑戦が視野に入ったK-1ファイター、山脇の今後にも期待だ。
大会半ばにリングに立って挨拶した武田幸三プロデューサーは「初めて来ましたが、関西のレベルの高さとファイターの気迫、そしてお客さんの熱に驚いています。関東から何人か送り込みますので、東西対抗どうですか?」とコメント。前回の後楽園大会で行われた東西対抗が、今度は大阪に舞台を移して実現となるか。
なお、次回の誠至会主催興行は12月1日、大阪・平野区民ホールで開催される。
第11試合 交流戦 フライ級 3分3R ヒジあり
×髙木雅己 (NJKF誠至会) NJKFフライ級4位
TKO 2R1分23秒
○滑飛レオン (テツジム) NKBフライ級5位
第10試合 ライト級 3分3R ヒジあり
○篤椰 (NJKF team Bonds) NJKFスーパーフェザー級6位
TKO 2R2分03秒
×元義明 (NJKF誠輪ジム) NJKFライト級8位
第9試合 交流戦 70kg契約 3分3R
○光太郎 (NJKF誠至会) NJKFスーパーライト級7位
判定3-0 (30-29、30-29、30-27)
×進撃の祐基 (京都亀岡キックボクシングジム)
第8試合 NJKFスーパーバンタム級 3分3R ヒジあり
○中島凛太郎 (NJKF京都野口ジム) NJKFスーパーバンタム級7位
判定3-0 (30-29、29-28、30-29)
×祖根亮麻 (NJKF大和ジム)
第7試合 ミネルヴァ ランキング戦 ミネルヴァ アトム級 2分3R
-RIANA (NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)
試合中止
-紗依茄 (月心会 チーム侍)
第6試合 NJKFフェザー級 3分3R
○荒川ルシファー大夢 (NJKF心将塾)
判定2-0 (30-28、29-29、29-28)
×遠山哲也 (NJKF誠至会)
第5試合 交流戦 フェザー級 3分3R
○森田陸斗 (NJKF誠至会)
判定3-0 (29-28、30-28、30-28)
×貴也 (HARDES WORK OUT GYM)
第4試合 NJKFバンタム級 3分3R
○ゆいら (NJKF健心塾)
TKO 3R0分25秒
×児玉夢澪 (NJKF理心塾)
第3試合 交流戦 64kg契約 3分3R
○中野功貴 (NJKF誠輪ジム)
TKO 1R2分35秒
×平田康輔 (平田道場)
第2試合 NJKFバンタム級 3分3R
○天 (NJKF誠至会)
TKO 1R0分49秒
×糀佑大 (NJKF理心塾)
第1試合 交流戦 51kg契約 3分3R
×長船ライオン司 (NJKF心将塾)
判定0-3 (27-30、26-30、27-30)
○マグナムカンタ (直心会)