DEEP 3.24 ニューピアホール(レポ):杉山廣平、風我を組技で翻弄し判定勝ち。海飛、TATSUMIとの接戦制す
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宗明建設Presents DEEP TOKYO IMPACT 2024 1st ROUND
2024年3月24日(日)東京・ニューピアホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
第13試合 フライ級 5分3R
○杉山廣平(パラエストラ柏)
×風我(フリー)
判定3-0 (柴田29-28/田澤30-27/植松29-28)
昼は男子のDEEP、夜の女子のDEEP JEWELSの2部構成。夜のメインに登場する伊澤星花の弟・風我が、昼のメインに登場したが、キャリアで勝る杉山が、パラエストラ千葉ネットワーク(4月からTHE BLACK BELT JAPAN)仕込みの組技で風我を翻弄することに。
1R、杉山がオーソドックス、風我がサウスポーで構え、見合う状態が続く。中盤、風我がテイクダウンで上になるが、すぐスタンドに戻る。終盤にも風我が足を掛けて倒すが、これもすぐ杉山が立つ。スクランブル状態が続き、杉山も背後からしがみついて倒そうとするが、風我は耐えて終える。記者採点は僅差だが組みの展開でやや優位だった風我。打撃に関しては差がつけ難かった。
2R、風我が左のテンカオを当てると、組んできた杉山にギロチンチョークを仕掛けながら、倒れてグラウンドに引き込む。だがギロチンは浅く、杉山が上で押さえる展開に持ち込むことに。杉山は動く風我に合わせてバックに周り、風我が立ってもオンブでバックをキープする。杉山は着地してからも風我を背後から金網に押し込み、中央に引っ張って倒して上になる。終盤、スタンドに戻り、風我が左ストレートを当てるが、杉山も右ストレートとインローを返す。記者採点は組みで差をつけた杉山。
3R、杉山はプレッシャーが強く、風我はステップで回る展開が続き印象が悪い。杉山は打撃だけでなくタックルも随所で織り交ぜ、中盤にテイクダウンを奪い、トップで押さえる。このラウンドも風我に立たれてから杉山が背後にしがみつき、終盤には倒してそのままバックを奪う。最後、風我が脱出したが、反撃できず終了する。記者採点は杉山。合計29-28で杉山。ジャッジ3者も杉山を支持し、杉山が判定勝ちした。
第12試合 フェザー級 5分2R
○海飛[かいと](和術慧舟會HEARTS)
×TATSUMI(NEX)
判定2-1 (田澤19-19○/福田20-18/柴田○19-19)
1R、極真空手がベースの海飛が、サウスポーで構え、左ミドルを当てるが、TATSUMIはタックルから組み付き、1分足らずでテイクダウンを奪う。TATSUMIはマウントに移るが、海飛はその先の攻めを許さず、ブリッジして脱出する。海飛は再び左ミドルを当て、TATSUMI憎まれても突き放す。だが終盤、TATSUMIが片足タックルでテイクダウンを奪う。だがすぐ海飛が立つ。最後、海飛が右ハイ、左フックを当て、打撃で優位を印象付ける。記者採点は海飛。
2Rも海飛が左ミドルを当てるが、TATSUMIはタックルで倒す構図に。中盤、TATSUMIがハーフガードで押さえ続け、終盤、トップに移っても押さえ続け、時折パウンドを当てる。残り1分、TATSUMIはバックマウントを奪い、残り20秒には喉元に腕を回して裸絞めを狙うが、海飛は極めさせず防御して終える。記者採点はTATSUMI。合計19-19でマスト判定で海飛。1R終盤の頭部への強打を評価した。海飛の打撃、TATSUMIのグラウンドをどう評価・解釈するか難しい試合となったため、ジャッジはやはり割れたが、2者が海飛を支持し、海飛が判定勝ちした。
第11試合 68kg契約 5分2R
○太田将吾(NEX)
×立成洋太(パラエストラ松戸)
判定3-0 (植松20-18/柴田20-18/田澤20-18)
第10試合 バンタム級 5分2R
×山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)
○ハルク大城(ボスジム/KROSS×OVER MMAバンタム級王者、KROSS×OVER KICKフェザー級(60kg)王者)
判定0-3 (18-20/18-20/18-20)
第9試合 フェザー級 5分2R
○相本宗耀[かずき](ROOM)
×牧野滉風(G-face)
1R 1’09” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第8試合 フェザー級 5分2R
×ケンヤスキー(THEパラエストラ沖縄)
○森 俊樹(フリー)
判定0-3 (植松18-20/橋本18-20/福田18-20)
第7試合 フェザー級 5分2R
○前園 渓(吉田道場)
×アシルベック(ウズベキスタン/フリー)
1R 2’48” 裸絞め
第6試合 ライト級 5分2R
○山本颯志(JAPAN TOP TEAM)
×嶺岸翔太(パラエストラTB)
判定3-0 (高橋20-16/植松19-17/福田19-17)
※嶺岸が計量1.2kgオーバーで減点2。山本が勝った場合のみ公式記録となる。
第5試合 ウェルター級 5分2R
○岩倉優晟(Tristar Gym日本館)
×山田聖真(KING CONNECTION/ISHITSUNA MMA)
判定2-1 (高橋○19-19/植松18-20/福田○19-19)
第4試合 バンタム級 5分2R
○諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)
×西山亮翔(パラエストラ八王子)
2R 4’50” 裸絞め
第3試合 バンタム級 5分2R
×山口コウタ(パラエストラ八王子)
○漆間將生(KRAZY BEE)
2R 4’17” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※1Rグラウンド状態の頭部への膝蹴りの反則により漆間に減点1
第2試合 フェザー級 5分2R
○ヴィニシウス(ブラジル/ボンサイ柔術名古屋)
×雄大(リバーサルジム新宿Me,We)
1R 3’05” 腕ひしぎ十字固め
第1試合 アマチュアSルール フェザー級 3分2R
×TAU(フリー)
○平石光一(PUREBRED大宮)
1R 1’26” TKO (レフェリーストップ:左フック)