Stand up 3.3 大森ゴールドジム(レポ):山田洸誓の弟子・白鳥光希が右ハイでKO勝ちし大会MVP。相沢晟が判定勝ち
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Stand up vol.23
2024年3月3日(日)東京・大森ゴールドジム
記事提供:Stand up実行委員会
※つかんでからの攻撃は1回、肘無しのキックボクシングルールを採用
第5試合 -58kg契約 3分3R
○白鳥光希[こうき](正道会館KCIEL)
×簗[やな]丈一(Team Aimhigh)
2R 1’37” KO (右ハイキック)
師匠である山田洸誓を「苦手なもの」とRISEのプロフィールで表記する変わり者の白鳥は、7戦4勝(4KO)3敗と勝利した試合の全てでKO勝ちしているハードパンチャー。現在二連敗しており、再起を狙う。対する簗はKNOCK OUTアマチュア-60kgで優勝し、プロでは3戦2勝(2KO)1敗とこちらもKO勝ちを連発している強打者。
1R、プレッシャーをかける簗に、白鳥は下がりながらも攻撃を見切って左ミドル。簗は手数で上回るものの、白鳥は当てさせない。2Rも簗がアグレッシブに攻める中、白鳥はパンチ連打で応戦し右ハイキック。これでダウンした簗は立ち上がったが、レフェリーがストップし、白鳥がKO勝ち。この結果を受け、白鳥が大会MVPを獲得した。
第4試合 -52.5kg契約 3分3R
○相沢 晟[じょう」(TARGET)
×古波蔵信人[こばぐら のぶひと](赤雲會)
判定2-1 (30-29/29-30/30-28)
4戦1勝(1KO)2敗1分の相沢と3戦1勝(1KO)1敗1分の古波蔵の一戦。
1R、プレッシャーをかける古波蔵に、相沢は下がりながら左インローをこつこつ当てていきお互いに様子見の展開に。2Rも攻撃を散らしながら前に出る古波蔵は詰めていき、強引にパンチ連打を仕掛けていく。相沢は前蹴り、左ジャブを突いて距離を取り連打を許さない。
3R、古波蔵がゴングと同時にラッシュを仕掛け、これをしのぐ相沢は右ロー、右ストレート。古波蔵がやや手数で上回るが、相沢はロングの攻撃を当てヒットを許さない。僅差の判定で相沢が勝利した。
第3試合 -63kg契約 3分3R
○嵐舞[らんま](TEAM TEPPEN)
×喜納健斗(赤雲會)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
Stand upアマチュアAクラス-70kg優勝者の嵐舞は2戦1勝1敗。一方の喜納は昨年7月に熊本でプロデビューした1戦1敗の18歳。
1R、サウスポーの嵐舞は左ストレート、左ボディストレート、左ローと鋭い攻撃。喜納は後手になりながらも攻撃を返すが、嵐舞が手数で上回る。2R、プレスをかける喜納は右ミドル、嵐舞は飛びヒザ、左ストレートと強打を振るう。
3R、喜納は荒々しい攻めで前進もローブローで試合中断。嵐舞は左ミドルを出すが、組んでのヒザ蹴りが目立ち注意が与えられる。手数の減った喜納に、嵐舞は左ミドル、ワンキャッチからのヒザを当ててていく。判定で嵐舞が勝利した。
第2試合 -64kg契約 3分3R
○新井雄大(TARGET)
×浅野裕雅(URUSHI DOJO)
判定2-0 (30-30/30-29/30-28)
JAPAN CUP2023-70kg優勝の新井は昨年10月のRISEでプロデビューし1RTKO負けし今回が再起戦。対する浅野は元修斗世界フライ級王者・漆谷康宏の愛弟子で今回がプロデビュー戦となる。
1R、新井はガードを固めながら右ローをこつこつ当て、浅野は左ジャブを打ちながら探る展開。2Rも右ローを当てる新井は右フックを強振。浅野はローを打たれながらもワンツーを返し、左ミドル。浅野がパンチで出ると、新井は打ち合いに応じる。
3R、パンチを出しながら接近戦を仕掛ける新井は右ロー。浅野も攻撃を返すが、新井がやや手数で上回り優勢の印象が強い。ガードを固めながら突っ込む新井は右ロー、浅野も突き放して右ミドルと攻撃を返す。新井が判定2-0で勝利した。
第1試合 60kg契約 3分3R
×G-REX(TEAM TEPPEN)
○TAKU(TRY HARD GYM)
判定0-3 (28-30/28-30/28-30)
Stand upアマチュア全日本大会2022Aクラス-65㎏級準優勝でプロ2戦1勝1敗のG-REXと、昨年12月のホーストカップでのプロデビュー戦で3RTKO勝ちしたTAKUが激突。
1R、お互いに蹴りで探り合う中、G-REXは右ストレート。組み合う展開でTAKUのヒザ蹴りがローブローとなり試合中断。再開後、TAKUは右カーフ、蹴りを散らしていくのに対し、G-REXは左ジャブ、右ストレート。後半はTAKUの積極性が目立つ。
2R、G-REXがプレスをかける中、TAKUの前蹴りが再びローブローに。お互いにパンチを打っては組み付く展開が続く。G-REXは飛びヒザを命中すると、TAKUも右ストレート、後ろ蹴り。接近戦でTAKUは右ストレートを当てダウンを奪う。
3R、圧力を強めるG-REXはテンカオをヒットさせ一気に連打を仕掛ける。耐えるTAKUは左フック、後ろ蹴り、右ストレート。G-REXは飛びヒザを交えながら最後まで攻め続けたが時間切れ。TAKUが判定勝ちした。