LEGION☆JAPAN 2.23 鹿児島オロシティホール（レポ）：ANIMAL☆KOJI、ミドル級王者のTOMOYUKIに判定勝ち。中村勇太、内柴正人に勝利しグラップリング・ウェルター級トーナメント優勝

レギオン☆ジャパン獅子吼 III
2024年2月23日（金） 鹿児島・オロシティホール

記事提供：LEGION☆JAPAN

　メインイベントとしてANIMAL☆KOJI vs TOMOYUKIの階級、競技を超えたスーパーマッチが実現。競技も階級も超えたレギオンでしか見ることなできない戦い。本当の強さとは何なのかを問いかけるレギオンの戦いを体現。レギオンMMAミドル級暫定王者と現レギオン☆キックミドル級王者のTOMOYUKIが膝、肘首相撲ありで激突。
　また4選手によるグラップリングトーナメント（木村豊、小浦公介、内柴正人、中村勇太）開催。グラップリングの試合でものすごい盛り上がりを見せた3試合。競技が違う4選手がそれぞれの技術と技で素晴らしい戦いで観客を惹きつけ、かつてないグラップリングでの盛り上がりとなりこのルールでさらなる可能性を感じさせる素晴らしいトーナメントだった。
　また今回はアマチュアからプロまでKO続出もありレギオン史上最大の盛り上がりとなった大会だった。
　Youtubeレギオンチャンネルでは試合後インタビューもupしています。ぜひご覧ください。

第9試合　ダブルメインイベント キック−90kg契約3分3R
×TOMOYUKI（レジェンド・ドラゴンGYM／LEGION-KICKミドル級（−72kg）王者）
○ANIMAL☆KOJI（TEAM ANIMAL）
判定0-3

　体重差をものともせずアニマルに戦いを挑むTOMOYUKI。ANIMALもムエタイルールでは一日の長があるTOMOYUKIの距離を詰める戦いに苦戦しながらもTOMOYUKIの攻め手を限定的に封じ込め決定打を許さない展開が続いた。
　TOMOYUKIはANIMALに何度も組んでは倒される展開が続くもすぐさま立ち上がりANIMALから視線を外さず野獣のように立ち向かっていく。TOMOYUKIの肘、首相撲にもANIMALは引くことをせず前へ前へ絶対に引かない。レギオン☆ジャパンのMMA、キック、チャンピオンとは何なのか、レギオンの戦いの姿勢を存分に見せてくれた一戦だった。

第8試合　ダブルメインイベント　グラップリングトーナメント ウェルター級決勝戦 6分2R
○中村勇太（T-REXJIUJITUACADEMY）
×内柴正人（EDGE&AXIS）
判定3−0

　トーナメント初戦で中村は小浦公介に一本勝ち、内柴は6分フルタイムで判定で木村豊を下し決勝へ。
　序盤、内柴は投げから崩したいが中村も対応し簡単には投げさせない。お互いグラウンドでも上を取ったりまた逆転し上を取ったりの展開に観客は拍手と驚嘆の声。非常にレベルの高い戦いとなりグラップリングでは聞くことがないような大歓声が非常に印象的だった。

　スタミナ的には初戦をフルタイム戦った内柴に不利だったかもしれないが6分2Rの飽きさせない展開に二人のプロとしての技術とこの試合にかける気持ちがものすごく伝わる試合だった。地方大会とは思えない二人の選手とその戦いにグラップリングでも観客がヒートする証明となった試合だった。
　また初戦の小浦公介、内柴とフルタイム戦った木村豊の戦いぶりもこのトーナメントの熱い戦いに火をつけてくれたことは間違いない。
　今後もレギオン☆ジャパンのグラップリングの戦いに是非ご期待ください。

第7試合　セミファイナル TAGMMA引退試合　MMAフェザー級（65.8kg）5分2R
×TAG（ERUPT）
○田中竜（AXEL MMA）
判定（3−0）

第6試合　MMAライト級（−70.3kg）5分2R
○岩井拓也（ROCK WELL格闘技道場）
×龍之介（AXEL.MMA）
2R1分55秒まで判定（3−0）
※龍之介の目の負傷によるストップ

第5試合　キックボクシング−70kg契約3分3R
×平山淳也（種子島道場）
○知大（TEAM 美咲）
1R 1分6秒 TKO

第4試合　MMAフライ級（−56.7kg）5分2R
○テルイ クンペイ（格闘技道場 桂塾）
×榎元涼評（ERUPT）
判定（2−0）

第3試合　MMAバンタム級（−61.2kg）5分2R
×NAO（AXEL.MMA）
○Pittbull YUTO（久留米美咲）
1R 53秒 フロントチョーク

第2試合　グラップリングトーナメント1回戦
×木村豊（ねわざワールド桜島）
○内柴正人（EDGE&AXIS）
判定（3−0）

第1試合　グラップリングトーナメント 1回戦
×小浦公介（総合格闘技ZEROED小浦道場）
○中村勇太（T-REXJIUJITUACADEMY）
3分27秒 肩固め