RISE 11.18 後楽園ホール：スーパーフライ級王者・大﨑一貴への挑戦権懸け政所仁×花岡竜、HIROYUKI×長谷川海翔でトーナメント。erika♡、小林愛理奈とQUEENミニフライ級王座防衛戦

　RISE 173（11月18日（土）後楽園ホール）の主要カードが9月14日の東京での記者会見で発表された。

RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級（53kg）トーナメント準決勝　3分3R（延長1R）
政所　仁（魁塾／RISE 1位、WBKF世界スーパーフライ級王者、元J-NETWORKフライ級王者）
花岡　竜（橋本道場／RISE 6位、元KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、元INNOVATIONフライ級王者）

　RISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴への挑戦権を懸けた4選手によるトーナメントが行われる。NEW WARRIORSトーナメントは2月に4選手によるフライ級で初めて開催され、その時は4人とも高校生だったが、今回は長谷川海翔以外、既に経験豊富な選手が集まった。優勝賞金は今回も100万円が用意される。

　　
　花岡は昨年後半からRISEを主戦場とし、8月の2戦目で政所に3R TKO勝ちしている。その後、10月の翼戦では負傷判定負けを喫したものの、肘有りルールのNO KICK NO LIFEバンタム級トーナメントではサンチャイ、山田航暉、HIROYUKIを下して優勝。8月のRISE大田大会ではニコラス・リヴァースに判定勝ちした。
　政所も花岡戦の次の12月の滉大戦で判定勝ち。7月と8月はRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントのリザーブマッチが続き、風音とルベン・セオアネに勝利し3連勝中だ。政所は決勝のリザーバーの権利が残っているが、RISEの伊藤代表は「リザーブとして12月（16日の両国大会）まで待つか、このトーナメントに出るか、ジムサイドに選んでもらいました」と説明している。

◆政所
　普通に全員KOで倒して優勝します。大﨑選手のベルトを取ります。（-54kg世界トーナメントのリザーブ権について）今回の（スーパーフライ級トーナメントの）お話をいただいた時は、何のリザーブやったんかな？って思いました。前回の試合でタイトルマッチに向けていいアピールになったと思うんですけど、まだ評価されていないみたいなんで。今回出るって決めたんで、優勝して認めさせるしか無いかなと思います。
（花岡の印象）雑いなって感じですね。カットで僕に勝っただけで、勝った気でおるんなら、そのレベルなのかなと思うので、僕は失神させようと思います。

◆花岡
　政所選手とは再戦なんですけど、しっかり勝ちます。長谷川選手はずっとTwitterで煽ってきて、一回戦でやりたかったんですけど、HIROYUKI選手が強敵なので、ちょっと厳しいかなと思うんですけど、決勝で試合できたらと思います。
（政所の印象）特に無いんですけど、去年8月に僕に負けている時点で、進化している僕には勝てないかなって思うんで、もっと差を見せつけて倒します。

RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級（53kg）トーナメント準決勝　3分3R（延長1R）
HIROYUKI（RIKIX／SB日本バンタム級（52.5kg）1位、元新日本バンタム級＆フライ級王者）
長谷川海翔［かいと］（誠剛館／RISE 8位、元DEEP☆KICK -53kg王者）

　HIROYUKIは21年2月に風音に判定負けして以来約3年ぶりとなるRISE参戦。シュートボクシングではSB日本バンタム級王者の佐藤執斗らを下し3戦全勝し同級1位に。NO KICK NO LIFEバンタム級トーナメントでは國本真義、麗也を下し決勝に進んだが花岡竜に判定負けしている。
　長谷川は11戦10勝（9KO）1無効試合負けなしの18歳の新鋭。7月大会では花岡にも勝っている翼を1R KOしている。

◆HIROYUKI
　このトーナメントになんで俺なのかな？って思いました（苦笑）。まだ手首を怪我していて本調子ではないですけど、11月までに治して頑張ります。
（長谷川の印象）急いでYoutubeで動画見ました。左のパンチが強いなって思ったんですけど、目もいい感じで、若くて勢いがあるなって思います。

◆長谷川
　このチャンスをものにして、18歳の高校生のうちにRISEのベルトを巻くという一つの夢を達成したいです。
（HIROYUKIの印象）基礎がしっかりしていて、蹴りが滅茶苦茶うまい選手やと思っています。

RISE QUEENミニフライ級（49kg）タイトルマッチ　3分5R（無制限延長R）
erika♡（SHINE沖縄／王者）※初防衛戦
小林愛理奈［ありな］（FASCINATE FIGHT TEAM／2位、アトム級1位）

　erika♡は昨年6月のミニフライ級王座決定戦でAKARIに判定勝ち。肩の怪我の手術の療養を経て、RISEはそれ以来の出場で、最近では8月20日のTENKAICHI沖縄大会でビョン・ボギョン（韓国）に判定勝ちしている。
　小林は昨年4月に宮﨑小雪のアトム級（46kg）王座に挑戦し判定負けしたが、その後は今年8月まで、宮﨑若菜、平岡琴、MISAKI、花田麻衣相手に4連勝中だ。

◆erika♡
　長期欠場で大変ご迷惑をおかけしました。1年半ぐらいできることをやってきて、タイトルマッチに向けて仕上げてきました。小林選手は強いですが、しっかり防衛して、RISE代表として世界で戦えるようにしたいです。
（小林の印象）強い選手で一発がある選手ですけど、私の忍耐力とかには勝てないと思うので、（元々）1階級上なので、そこの違いも見せて圧倒して勝てたらと思います。

◆小林
　ずっとやりたかったerika♡選手とタイトルマッチとできるのでワクワクしています。前回のタイトルマッチは負けたので、今回はパワフルなところを見せて必ずベルトを取りたいです。
（erika♡の印象）フィジカルも強くて体力も根性もあって、好きなファイトスタイルで、自分とは噛み合うと思うんですけど、この階級でerika♡選手を殴り倒せるのは私しかいないと思っています。
（階級アップの理由）上げてはいないんですけど、46kgでやる選手がいないのと、どの階級でもパワーは通用すると思うし、パンチ力は一番あると思っているんで、体重が足りなくても勝てると見せたくて挑戦しました。今も増量してしますけど、夏バテで増えないです（笑）。

概要

大会名　RISE 173
日時　2023年11月18日（土）開場・17:00　本戦開始・17:30
会場　後楽園ホール
中継　ABEMA
チケット料金　調整中
チケット販売　イープラス　チケットぴあ　出場選手・所属ジム
お問い合わせ　RISEクリエーション 03-5980-7409　https://www.rise-rc.com