ISKA日本支部アマチュア部門代表に甘井もとゆき氏が就任。来年度世界大会に向け日本各地で予選開催へ

　ISKAの日本支部「ISKA JAPAN」の総会が8月12日に行われ、新体制が発表された。

　ISKA（International Sport Karate Association）は19866年に米国で設立され、日本やヨーロッパの数多くのキック大会でタイトルマッチが組まれ、佐竹雅昭、魔裟斗、卜部兄弟ら主にK-1系のファイターが肘無しルールでのベルトを巻いてきた。
　近年でも19年6月に那須川天心がISKAフリースタイルルール世界フェザー級王座、今年3月に原口健飛がISKA K-1ルール世界ライトウェルター級王座、6月に武尊がISKA K-1ルール世界ライト級王座を獲得。フリースタイル・K-1・オリエンタル・フルコンタクト等、細かいルール違いの王座が設立され、ムエタイルールでは志朗も王者となっている。

　ISKA JAPANは09年から活動を開始し、17年から中崎寿光氏が代表に就任した。それ以前から現在に至るまで、中崎氏が日本でのISKAのタイトルマッチをコーディネイトしてきた。新体制で中崎氏はプロ部門の日本代表となり、新たに発足したアマチュア部門の代表に、ドージョーチャクリキ日本代表でもある甘井もとゆき氏が就任した。来年2024年度にオーストリアで、アマチュア＆プロ5戦以内の選手が対象のISKA世界大会が開催される予定で、予選を日本各地で実施する。以下は甘井氏から13日に届いたプレスリリース。

左から4人目が甘井もとゆき氏、その右隣が中崎寿光氏

昨日、日本初となるISKA JAPANの総会が行われました。
ISKA世界大会（アマチュア＆プロ5戦以内）／2024年度はオーストリア、ウィーン予定、への2024年度日本代表選手派遣を目指して日本予選の開催を目標と致します。
来年度より始まる地区予選の為に、日本中から多くのメンバーが集まってくれました。

甘井もとゆき（ISKAアマチュアディヴィジョン日本代表）
中崎寿光（ISKAプロディヴィジョン日本代表・事務局長）
河邉健司（ISKAアマチュアディヴィジョン日本副代表・東海ブロック長）
北野大和（ISKA近畿ブロック・ブロック長）
村岡幹雄（ISKA四国ブロック・ブロック長）
高田英男（ISKA東海ブロック・副ブロック長）
天田ヒロミ（ISKA関東ブロック・副ブロック長）

また、会議には所用により欠席とはなりましたが

林伸樹（ISKA関東ブロック・ブロック長）
中川正士（ISKA北陸・信越ブロック・ブロック長）
大竹喜代己（ISKA九州・沖縄ブロック・ブロック長）

のメンバーによりここから日本におけるISKA JAPAN組織が正式にスタートです。
勿論、このメンバーでISKAプロタイトル戦へのサポートも行ってゆきます。
今後、世界大会予選に向けて随時リリースを行ってゆきますので、よろしくお願い致します。