RISE 6.18 福岡 西鉄ホール:祐輝×冨永武聖を冨永の判定勝ちからドローに裁定変更。ホールディング絡みの減点2を取り消し
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RISE WEST.19 6月18日 福岡・西鉄ホール大会でのフェザー級・祐輝 vs. 冨永武聖の裁定が、ホールディング(つかみ)に対するレフェリーの注意・減点の扱いについて協議された結果、3Rの祐輝の減点2が取り消され、冨永の判定勝ちからドローに結果が変更となった。
(写真提供:RISEクリエーション)
<変更前の裁定>
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
×祐輝[よしき](OU-BU GYM)
○冨永武聖[たけきよ](SBHキックボクシングジム)
判定0−3(27-30/27-29/27-29)
↓
<変更後の裁定>
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
△祐輝[よしき](OU-BU GYM)
△冨永武聖[たけきよ](SBHキックボクシングジム)
判定0−1(29-29/29-29/29-30)
試合映像を見ると、1R、両者がパンチで激しく打ち合い、次第に祐輝から組み付き、膝を当てる場面が増える。2R、冨永は攻撃が減り、祐輝が組んでから膝を度々当て優勢だったが、終盤、ホールディングが多いとして、レフェリーが祐輝にイエローカードを提示する。
RISEルールでは組んだ状態からの膝蹴りは1回のみ認められる。2Rまでは祐輝が自ら組んでから2回膝を当てる場面が何度あっても、レフェリーは注意していなかった。だが3R序盤、祐輝が組んで2回膝を当てた場面で、レフェリーがいきなり減点1(レッドカード)を宣告する。その後も祐輝は組んで膝を当てるパターンを繰り返すと、レフェリーはホールディングが多いとして、再び減点1(レッドカード)を出した。
全体としては祐輝が先に組み、冨永がそのまま付き合う場面が多かった。2度目の祐輝の減点の後、冨永から先に組み付く場面は増えたが、レフェリーの注意は無かった。
大会主催のRISEクリエーションは7月4日、以下の内容で採点・裁定の変更を発表した。ホールディング制限ありの立ち技格闘技大会では、ホールディングのレフェリングについてファン・選手等の間で議論が起こることは少なくないが、今回のように実際に採点が変わるケースは異例といえよう。
≪第7試合 祐輝 vs冨永武聖レフリング及びジャッジ採点変更の件≫
上記の試合について協議の結果、下記の項目及び内容について採点を変更するものとする。
① 第3ラウンド赤コーナー祐輝への2度目の減点はレフリーの判断ミスの為、減点は無しとする
② 双方の反則行為に対してレフリングに差がある為、赤コーナー側の減点を取り消しとする
③ それに基き判定は引き分けとする理由
・赤側のホールディングで2回目のレッドが出たが組んでのヒザ攻撃が行われたので減点対象とはならない
・試合を通して赤コーナー側への注意や警告は行われているが、青コーナー側には行われていない
・①及び②の事項を踏まえてジャッジ判定を行うと
平山(赤)29-29(青) 福永(赤)29-29(青) 秋山(赤)29-30(青)となる為、判定はドローとする