Krush 8.5 後楽園ホール:スーパー・ライト級王者・中澤純、臨機応変に戦って挑戦者・篠原悠人を倒す「今の篠原選手はそこまで怖さがない。そろそろKO勝ちを見せます」
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7月16日(月)群馬・伊勢崎市のAimhighにて、8月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.91」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・篠原悠人と対戦する王者・中澤純が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP (C)Good Loser)
「K-1 WORLD GP」6.17さいたま大会では山崎秀晃に判定で敗れている中澤。あれから2カ月弱という短いインターバルでの試合となるが「前回の試合から期間が空かなかったので、体重を増えないように気をつけているので減量の疲れはないですね」と調整面での問題はなし。2分1Rの公開練習ではボディブローを交えたパンチのコンビネーションを繰り出し、ミドルキック・ヒザ蹴りも繰り出していった。
2016年以降、中澤はトップファイターを相手にコンスタントに試合を続けている。連戦でもしっかりとコンディションを作る秘訣は「練習で“追い込みすぎない”や“ちょっと物足りない”くらいにすること」。練習の量ではなく質を重要視した中澤流の練習方法を明かした。
「今、練習で意識しているのは“追い込みすぎない”や“ちょっと物足りない”くらいにすることですね。その方が脳みそも使えるし、僕も年齢が20代後半になってきて、質を重視して練習をやる方が結果が出るようになりました。僕もトレーナーの仕事をやっているのですが、現場は現場のスタッフに任せつつ、僕はフィットネス関係の勉強をしているんですね。そこで練習をやりきることとオーバーワークは違うことが分かりました。
ほとんどの格闘家って栄養が足りない状態で練習してオーバーワークになっているんですよ。逆に僕は1日の練習を90分くらいにしています。でも心拍変動の機械を使ってみると、僕の有酸素(運動)の能力はオリンピックのアスリートレベルだと言われるし、安静時の心拍数は40を切るくらいなんですね。その状態で練習していればオーバーワークになることはないし、むしろ集中して試合に臨むことが出来ます」
山崎戦の敗因については「なんで自分が負けたのかを分析して、ここを直せばあの攻撃は喰らわなかったと考えられています」と中澤。「篠原選手も山崎選手と距離感が似ているので、そういった意味では前回の練習がそのまま(篠原対策に)当てはまるんじゃないかないと思うし、前回悪かったところを修正すれば篠原選手にとってやりづらい内容になるんじゃないかなと思います」と山崎戦で得たものが篠原戦に向けて大きなプラスになっている。
中澤と篠原は昨年2月の第5代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント準決勝で対戦し、この時は中澤が2RでKO勝利を収めている。その後、中澤は左右田泰臣との初防衛戦をクリアして、K-1を主戦場に活躍。篠原も中澤戦後は連勝街道を突き進み、次期挑戦者決定トーナメントを制して、今回の王座挑戦までたどり着いた。
中澤は最近の篠原の戦いぶりについて「試合巧者になったと思う」とする一方「篠原選手は僕とやる前に松下(大紀)くんにも負けて、それで試合運びを考えたと思うけど、僕は昔の1Rから飛ばすスタイルが彼の強みだと思っています。だから今のファイトスタイルは全然(問題ない)。今はそこまで怖さがないです。あのくらいの試合巧者はごまんといる」とキッパリ。
「僕と初めてやった時みたいにガンガン来るのか。それとも最近の試合みたいに試合を組み立ててくるのか。どうなるのかなと思いますけど、そこまで気にならないですね。僕はいつもその場で臨機応変に対応するのですが、インターバルを挟んでラウンドごとに動きが良くなるタイプなんですね。だから今回はインターバルに入らなくても、ラウンド中の30秒で切り替えられるマインドを作っています。それが出来ればより成長できると思うし、ラウンド中に動きを切り替えられれば、今回も勝てると思います」と自らの成長がそのまま篠原攻略につながると語った。
中澤にとって今回は2度目の防衛戦で、Krushのリングに立つのも約1年ぶり。「8月は桐生祭りと被るので周りから『8月に試合をするな』と言われて応援を呼びづらい」と苦笑いの中澤だが「後楽園は僕を育ってくれた場所。どの席から見ても見やすいし、後楽園の一体感はさいたまスーパーアリーナじゃ生み出し辛い。あの一体感で試合できるのは楽しみです」と胸を躍らせている。
中澤がKrush王座防衛の先に見据えるものはK-1スーパー・ライト級のベルト。現王者の野杁正明がウェルター級への転向を示唆しており、タイトル戦線がどうなるか分からない状況だが「前回の試合で僕は手応えがあったし、K-1のトップ選手の実力が分かった。越えられない壁だとは思わないし、僕はK-1のベルトにこだわっているから、K-1のベルトを獲りたい」。さらに「ベルトを目指して突っ走っていくし、僕はK-1チャンピオンになれると感じています」とK-1王座奪取への自信ものぞかせた。
最後に中澤は「そろそろKO勝ちを見せます。期待していてください」とファンにメッセージ。中澤が宣言通りのKO防衛でKrush王者としての強さを見せつけるか?
対戦カード
Krushウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
塚越仁志(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)※3度目の防衛戦
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
Krushスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
中澤 純(TEAM Aimhigh/王者、元INNOVATION&MA日本ウェルター級王者)※2度目の防衛戦
篠原悠人(DURGA/挑戦者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者)
水町 浩(士魂村上塾/元RISEライト級(63kg)王者、元WMAF世界ウェルター級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
明戸仁志(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス/J-NETWORKスーパーフェザー級5位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
和夢(Gwinds)
鷹大 [たかひろ](ウィラサクレック・フェアテックス西川口/WPMF日本フェザー級王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場)
里見柚己(K-1 GYM 横浜 infinity)
ヘビー級 3分3R(延長1R)
愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbang王者)
俊雄(PAL-GYM/J-NETWORK 6位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安東雅喬 [まさたか](湘南格闘クラブ)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園2017 -65kg準優勝)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
斉藤雄太(K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
高下由暉(Fighting Kairos)
ライト級(62.5kg) 3分3R
鈴木孝司(K-1ジム蒲田チームキングス)
谷中蒼空(ドージョー☆シャカリキ)
概要
大会名 Krush.91
日時 2018年8月5日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA(17:10~22:30 生放送)
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円(前売分完売) A席5,000円(前売分完売) ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
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