Krush 6.16 後楽園ホール:フェザー級 新美貴士×寺田匠、MOMOTARO×稲垣澪 インタビュー。試合順も決定
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Krush.150(6月16日(金)後楽園ホール)で行われるフェザー級2試合、新美貴士 vs. 寺田匠、MOMOTARO vs. 稲垣澪の4選手のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
なお、試合順も発表された(記事末尾参照)。Krushライト級タイトルマッチ・大沢文也(王者)vs. 里見柚己(挑戦者)をメインイベントに、セミファイナル(第9試合)に新美 vs. 寺田、セミ前の第8試合にMOMOTARO vs. 稲垣が置かれた。中村拓己K-1プロデューサーは「メインイベントは1月Krush後楽園大会のリマッチで、セミファイナル・第8試合にはフェザー級の試合を並べました。フェザー級2試合はどちらもキャリアがある実力者(新美・MOMOTARO)に若い選手(寺田・稲垣)が挑む形となります。新美・MOMOTAROが意地を見せるか。寺田・稲垣が新しい力を見せるか。Krushの世代と世代の戦いにも注目してほしいです」とコメントしている。
新美貴士「1戦1戦負けたら次はないという危機感がある。毎回死ぬ気で勝ちを掴みとって、トップ戦線にいかないと先はない」
――昨年5月以来のKrush参戦が決まりました。新美選手にとってはKrush王座陥落、K-1フェザー級最強決定トーナメント1回戦で敗退、K-1×RISE対抗戦で敗れるなど厳しい1年でした。試合に向けてどんな心境ですか?
新美「1年ぶりぐらいのKrush参戦なんで、KrushらしいKO勝ちをして、しっかり勝つことでもう一度トップ戦線に行けるように、この試合は絶対に勝ちたいと思っています」
――対戦相手の寺田選手にはどんな印象を持っていますか?
新美「若くて凄くパワーのある選手で、これからもっと強くなっていく選手なんだろうなと思っています」
――寺田選手は日本だけでなくオランダでも練習している選手です。そういった部分で脅威に感じるものはないですか?
新美「相手がどんな練習をしていても、特に自分がやることは変わらないので、しっかり勝つことだけを考えて戦います」
――今大会ではフェザー級の試合が2試合組まれていて、いずれもキャリアのある選手と若い選手の対戦という構図になっています。
新美「寺田選手はまだ6戦ぐらいの選手で、1戦1戦強くなっていくスピードは速いと思います。だから次の試合も前回より強くなっているのかな、と。もともと強いと思っていた選手なので、寺田選手と試合することが楽しみです」
――新美選手が若い選手に挑まれることは珍しくないと思いますが、どういう気持ちで寺田選手を迎え撃ちますか?
新美「僕も今29歳でドンドン若い選手や強い選手が出てくる中で、1戦1戦負けたら次はないんじゃないかという危機感があります。毎回死ぬ気で勝ちを掴みとってトップ戦線に行かないと、先はないと思って試合をしているんで、その気持ちが練習や試合で出せればいいのかなって思っています」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
新美「6月16日、Krushらしい試合をして、必ず勝つので応援よろしくお願いします」
寺田匠「オランダ修行で昔の自分を思い出して、初心に帰ることができた。自分がこの10カ月間でどれだけ成長したか、楽しみにしてもらいたい」
――約10カ月ぶりの試合が決まりました。今の心境を聞かせてください。
寺田「この10カ月間、大きな怪我もなくオランダ修行に行ったり、とても濃い10カ月間を過ごしました。自分がこの10カ月間でどれだけ成長したか、楽しみにしてもらえたらと思います」
――対戦相手の寺田選手にはどんな印象を持っていますか?
寺田「打たれ強いなという印象です。今のK-1チャンピオン(軍司泰斗)が闘っても倒せていないんで、自分とやったらどうなのかなっていうので楽しみです」
――オランダ修行にいった理由はなんですか?
寺田「お兄ちゃんがオランダに住んでいることもあり、前回の試合後に『次の試合まで3カ月くらい空くよ』と言われて、新しい空気を入れようと思って、11月から2カ月ほど行っていました」
――どのジムで練習されていたのですか?
寺田「ニキー・ホルツケンのジムに行っていましたね」
――ホルツケンのジムではかなり激しいスパーリングをすると聞いていますが、実際にどうでしたか?
寺田「正直レベル的には同じ階級の選手では相手がいなくて、65kgぐらいの選手とスパーリングしていました。あっちのチャンピオンクラスとスパーリングしたんですけど、ボコされたというよりも自信になりましたね」
――自分のテクニックが通用した?
寺田「はい。日本の方が海外より技術があるかなと思って。体の強さ、フィジカルは海外の方があるんですけど、技術で言ったら日本の方が進んでいるのかなと思いました」
――オランダ修行の成果を持ち帰って、どのような点で変わった?
寺田「技術はKRESTでやる方が学べるんですけど、コーチが凄い厳しくて。昔の自分を思い出したというか、初心に帰ることができたという感じです」
――今大会ではフェザー級の試合が2試合組まれていて、いずれもキャリアのある選手と若い選手の対戦という構図になっています。
寺田「キャリアはあんまり気にしてないです」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
寺田「この一戦で自分の力量が分かると思うんで、しっかり勝ちます。Krushを悪く言うわけではなく、Krushに出るのがもったいないと思われるような選手になります」
MOMOTARO「フェザー級に来たからにはKrushのベルトを自分が獲りに行く。トリッキーさや回転技など、他の選手にはない自分の色を出して勝つ」
――フェザー級転向2戦目が決まりました。試合が決まってどんな心境ですか?
MOMOTARO「フェザー級に階級を落としてきたからにはKrushのフェザー級のベルトを巻きたいと思っているので、OGUNI-GYMのMOMOTAROに注目しておいてほしいです」
――対戦相手の稲垣選手にはどんな印象を持っていますか?
MOMOTARO「試合の映像を見て、すごくキレイなオーソドックスの選手だなという印象がありますね。ただ戦績はまだ若いのでベテランの意地を見せたいと思います」
――今の言葉にもあったように今大会ではフェザー級の試合が2試合組まれていて、いずれもキャリアのある選手と若い選手の対戦という構図になっています。
MOMOTARO「自分は戦績的にも稲垣選手の倍以上やっているので、その若さに負けない試合、試合でもまだまだ若い選手に負けないという姿勢を見せていきたいと思います」
――MOMOTARO選手が若い選手に挑まれることは珍しくないと思いますが、どういう気持ちで稲垣選手を迎え撃ちますか?
MOMOTARO「まだまだ若い選手には負けない姿をファンの方にも見てもらって、30代、同年代の選手だったり、全く違う普通の仕事をしている方々にも勇気や感動を与えることができるように、いい刺激を与えることができるような試合をしていきたいと思っています」
――K-1参戦当初は連敗が続いていましたが、現在は2連勝中です。どんな変化があったのですか?
MOMOTARO「K-1とKrushで合計4戦してみて、だんだんとこのルールに適応できているのかなというのを自分でも感じています。練習でもパンチだけのミット打ちやマススパーをやって、いろんな選手ともジムに来ていただいて練習させてもらっています。そのおかげで少しずつですけども、このルールに慣れてきているのかなと思います」
――その一方でMOMOTARO選手の多彩な蹴り技・変則的なリズムは武器になっていると思います。
MOMOTARO「自分のトリッキーさといいますか、回転技だったり、そういう技はこのルールでも使っていこうと思っていますし、他の選手にはない自分の色を出して勝っていきたいなと思っています」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
MOMOTARO「フェザー級に来たからにはこのKrushのベルトを自分が獲りに行きます。強い選手はこの他にもいっぱいいると思うんですけど、しっかり勝って繋げていくので、OGUNI-GYMのMOMOTAROに注目をお願いします」
稲垣澪「弟(稲垣柊)がKrushチャンピオンになったので、自分も負けられない。気合いが入っています」
――昨年12月以来の試合が決まりました。今の心境を聞かせてください。
稲垣「弟(稲垣柊)がKrushチャンピオンになったので、自分も負けられないなって思って、気合いが入っています」
――対戦相手のMOMOTARO選手にはどんな印象を持っていますか?
稲垣「長身の選手で蹴りが上手いイメージです。間合いは遠いなと思っているので、そこをどうするかを考えながら練習しています」
――この試合はテクニシャン対決としても注目されると思います。自分とMOMOTARO選手を比べた時、どのようなテクニックの違いがあると思います?
稲垣「自分は構えがオーソドックス・右で、MOMOTARO選手は両方使えますよね。あとは遠い距離からのミドルだったり、あとは相手をもらわないようにする攻防なんかも上手いと思います。バックボーン的に自分は空手で、MOMOTARO選手はキックボクシング・ムエタイで、蹴りとパンチというところにも注目してもらいたいなと思っています」
――今大会ではフェザー級の試合が2試合組まれていて、いずれもキャリアのある選手と若い選手の対戦という構図になっています。
稲垣「やはりリングの上での試合の経験は大きいものだなと思うので、その経験があるMOMOTARO選手にどう食いついていくかを自分は見ていてほしいなと思っています」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
稲垣「試合まで死ぬ気で練習して、6月16日、勝つ姿を見せたいと思っています」
対戦カード
第10試合 メインイベント Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/王者)※初防衛戦
里見柚己(team NOVA/挑戦者)
第9試合 セミファイナル フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士(名古屋JKファクトリー/元Krush同級王者)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第8試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイインターナショナル&日本・NJKFフェザー級王者)
稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン/Bigbangフェザー級王者)
第7試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
斎藤祐斗(JK TRIBE)
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)※ARROWS GYMから所属変更、野田哲司 改め
三宅祐弥(Hacker GYM)
第4試合 52kg契約 3分3R(延長1R)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/元KPKBバンタム級王者)
大村修輝(POWER OF DREAM/K-1甲子園2020 -55kg準優勝)
第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)
第2試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)
池内紀子(POWER OF DREAM)
第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
鵜澤悠也(RIKI GYM)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更
白幡太陽(FLYSKY GYM)
プレリミナリーファイト第1試合 フライ級(51kg) 3分3R
吉村 匠(TAD)
菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 Krush.150
日時 2023年6月16日(金)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)、U-NEXT(生放送)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ。16:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/