K-1 3.12 代々木第一体育館:石井一成×ヨーシラー、蹴り足キャッチ→パンチのダウンは取り消し。判定ドローに裁定を訂正
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K-1 K’FESTA.6 3月12日 代々木競技場第一体育館大会の第6試合、石井一成 vs. ヨーシラー・チョーハーパヤックの裁定がヨーシラーの判定勝ちからドローに変更となった。K-1 GROUPが大会5日後の17日に発表した。
◆変更前の裁定
第6試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
×石井一成(ウォーワンチャイ・プロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
○ヨーシラー・チョーハーパヤック(タイ/チョーハーパヤックジム/オムノーイ認定バンタム級王者)
判定0-3 (箱崎28-29/伊藤28-29/梅木27-29)
↓
◆変更後の裁定
第6試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
△石井一成(ウォーワンチャイ・プロモーション/BOM・WBCムエタイ・WPMF世界スーパーフライ級王者、IBFムエタイ世界フライ級王者、元WPMF世界・True4U・KNOCK OUT同級王者、元プンパンムアン・ミニフライ級王者)
△ヨーシラー・チョーハーパヤック(タイ/チョーハーパヤックジム/オムノーイ認定バンタム級王者)
2R 0’12” テクニカル判定0-1 (箱崎20-20/伊藤20-20/梅木19-20)
ヨーシラー・チョー.ハーパヤックがダウンを奪った @ABEMA で視聴中 https://t.co/2unWK4pzD2 #k1wgp #K1xRISE #KFESTA pic.twitter.com/uSq3VsqwWM
— K-1【公式アカウント】 (@k1wgp_pr) March 12, 2023
この試合の2R12秒、右ミドルを当てた石井に対し、ヨーシラーが蹴り足をすくってから左ストレートを当てて石井を倒した(上動画)。豊永稔レフェリーはダウンとみなしが、ヨーシラーはその直前に石井の右ミドルの蹴り足を手でつかむ反則を犯していた。プレスリリースによると、試合後、主催者が審判部に対し、ルールに抵触した反則なのか見解を求め、主催者と審判部が映像で検証し、反則とみなされたという。その時点までの試合内容で判定が行われドローとなった。
なお、1月21日のKrushのKrushライト級タイトルマッチ・大沢文也(王者)vs. 里見柚己(挑戦者)でも、1Rに大沢が里見の蹴り足すくってからパンチを当てて奪ったダウンが、検証の結果無効となっていた。K-1ルール(Krushも同じルール)の第8条で「1ラウンドが終了した時点で公式な試合が成立したものとする」と定められており、大沢×里見は無効試合となっていた。
【K-1 GROUPからのプレスリリース】
◆石井一成vsヨーシラー・チョー.ハーパヤックについてのお知らせさる3月12日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた「K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~」の第6試合[K-1バンタム級/3分3R・延長1R]石井一成vsヨーシラー・チョー.ハーパヤックの判定結果について、新たにお知らせします。
この試合後、K-1 WORLD GP実行委員会とK-1 GROUP公式審判部は次の通り映像での検証を行い、協議の上、K-1 WORLD GP実行委員会は裁定を訂正します。
K-1 WORLD GP実行委員会とK-1 GROUP公式審判部では、映像での検証を行った結果、当該試合の2ラウンドにヨーシラー・チョー.ハーパヤック選手が奪ったダウンに至る攻撃が、K-1 WORLD GP公式ルール第6条第1項11に抵触する反則と判断し、裁定の訂正に至った。
①2ラウンド0分12秒に、石井一成選手が喫したダウンを取り消すものとする。
②この試合は判定結果0-1テクニカルドローに裁定を訂正する。理由
(1)①について
K-1 WORLD GP実行委員会は、K-1 GROUP公式審判部に対し、当該行為がK-1 WORLD GP公式ルール第6条第1項11に抵触した反則なのか見解を求め、映像での検証を行った。その結果、石井一成選手の蹴り足を掴み、その後の攻撃であるとK-1 GROUP公式審判部の見解を確認した。(2)②について
当該試合は、①の反則のもとで放たれた攻撃により生じた現象を、メインレフェリーがダウンと判断し、本戦の3ラウンドが終了し勝敗が決した。本来ならば、①の反則の時点で、ヨーシラー・チョー.ハーパヤック選手に対しペナルティを与え、石井一成選手のダメージ回復処置をするべきであった。よって2ラウンド0分12秒から、当該試合はK-1 WORLD GP公式ルールに則った正常な状態で進行していなかったと判断した。K-1 WORLD GP公式ルール第8条により試合は成立しているため、当該試合担当ジャッジに2ラウンド0分12秒までの攻防を、映像での検証にて再採点を求めたところ、三者ともに10-10のイーブンとした。当日の1ラウンドの採点と合計し、ジャッジ①箱崎:20-20/ジャッジ②伊藤:20-20/ジャッジ③梅木:19-20となった。