新日本キック 7.8 後楽園ホール:江幡睦「KNOCK OUTの塁の試合は刺激になりました」、勝次「自分のファイトスタイルを考え直しました」
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新日本キック「MAGNUM 47」(7月8日(日) 後楽園ホール)に出場する江幡睦、勝次のインタビューが新日本キックから届いた。なお、テレビ朝日「GET SPORTS」 7月15日(日) 深夜1時30分~3時00分の回で、6月8日のKNOCK OUTでの江幡塁×小笠原瑛作のドキュメンタリーが放送される。
江幡睦「まずはラジャダムナンのランキング入りを狙う」
――試合が近づいてきました。
「調子もよく、減量もうまく行ってます。練習ではバランス、基本の技を重視しながら倒す技にこだわって練習しています」
――5月31日にはタイ・ラジャダムナンスタジアムで試合をしてドローという結果でした。
「相手のサントス選手はいい選手でしたし、自分なりにムエタイの戦い方が出来ていたのかなと。判定ではドローでしたが、自分の課題をしっかりクリアーできた戦いは出来ました。ただ、タイで勝つにはどうしたらいいのか、自分の課題が見つかった試 合でもありました」
――具体的に課題とはどういうところでしょう。
「細かいことですが、ムエタイのポイントの取り方ですね。僕のスタイルの倒すことも必要ですし、そのための間合いも確認できたことなど、大きな課題をタイから持って帰ることが出来ました」
――映像を見たところ、相手の首相撲で削られてしまう場面がありました。
「そうですね。首相撲対策はしてましたが、それでも長い時間組まれてしまった感じはしています」
――今回の相手はどういう印象がありますか?
「どんどん前に出てくるタイプであり、首相撲もヒザも強い選手なので、5月の課題を克服するためにいい相手だと思います」
――MAXムエタイの選手はアグレッシブな選手が多いだけに、激しい試合が期待できますね。
「そうですね。僕もしっかり前に出て倒す試合をしたいと思います」
――6月8日のKNOCK OUTでは、弟の塁選手が小笠原瑛作選手にKO勝ちした試合は名勝負となりました。やはり刺激になりましたか?
「凄くいい試合で僕自身にも刺激になりました。KNOCK OUTで塁が試合をしたことで、今まで知らなかった人たちに僕ら江幡兄弟の名前を知ってもらえたと思います。またお客さんが観に来てくれて、僕らがいい試合をすればキックボクシングのことを知ってもらえるのかなと思います」
――目標としては、変わらずラジャダムナンのタイトルは狙っていきますか?
「まずはラジャダムナンのランキング入りすることを目標にしています。まだ発表できないこともありますが、タイ遠征なども計画しつつランキング入りを狙っています」
――最後にファンにメッセージをお願いします。
「熱い試合をして後楽園ホールを盛り上げるのでよろしくお願いします」
勝次「新しいスタイルで、余計なものは一切もらわないで圧勝したい」
(インタビュー スポーツライター 布施鋼治)
──今回試合を控え、タイ遠征に行っていたという話を聞きました。その目的は?
勝次 今回のタイ合宿はいろいろな意味合いがあります。まずは原点回帰が一番かも知れません。高校生の時からお世話になってるジムで「本当に強くなりたい」という気持ちを思い出したかった。今回の対戦相手の対策や攻略方法などを立てたいということもありましたが、昨年末の(KNOCK OUTライト級王座決定トーナメント決勝の森井戦の)リベンジのため、さらにはリベンジを果たしたさらにその先のことも考えたいと思いました。
──実際の収穫は?
勝次 今回は(ラジャ&ルンピニーの現役ランカーである)ペッダム選手が練習に付き合ってくれたので、かなりの収穫はあると思います。最近、僕は激闘型と思われがちだけど、基本的には相手に触らせないように心掛けて試合しています。
──意外な話です。
勝次 でも、昨年のKNOCK OUTのトーナメントでは日本人同士の戦いで生じた熱気というかお互いの意地のぶつかり合いというべき試合展開が多くなってしまいました(苦笑)。
──タイでは、6月27日に行われた同門の緑川創選手がラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦を目の当たりにしたと聞きました。
勝次 残念の一言しかありません(1Rにダウンを奪われた末に判定負け)。緑川選手は同じジムで練習をしていて、日々刺激をもらっています。今回も試合に向けての厳しい練習を知ってるだけに余計に悔しいです。
──7カ月ぶりの復帰戦を迎える心境は?
勝次 昨年のKNOCK OUTのトーナメント後、自分のファイトスタイルをもう一度考え直しました。気持ちのぶつかり合いというと聞こえはいいけど、見方を変えればクールかつクレーバーに闘えていなかったということになりかねません。昨年はもちろん、今までの経験を基に余分な物は排除し、必要なものをさらに緻密に再構築させるつもりで新しいスタイルに取り組んでいます。皆さんには進化した自分をお見せ出来たらと思ってます。
──復帰戦で拳を交わすペットシラー・ポー・パタラ選手の印象は?
勝次(試合映像を見る限り)首相撲とミドルキックが強い選手だとは思いました。タイでの試合は観客がギャンブラーなので、首相撲で競り合えば盛り上がるのでしょう。でも、僕との試合の舞台は日本。首相撲の展開が多くなれば、「塩漬け」「塩試合」と言われかねない。だから、いかに首相撲をサバき、自分の打撃を当てて勝つかが課題だと思ってます。組む時はしっかりと組んで崩し、そこから自分の打撃につなげたい。余計な打撃は一切貰わないで勝ちたいですね。イメージは圧倒的な勝利です。
──昨年12月と比べ、どんな部分が向上していると思うか?
勝次 向上してる…まずは練習環境がかなり良い意味で改善されました。 実はこんな僕にも嬉しいことに後援会が出来まして練習環境が改善されました。 本当に有り難いことで感謝を表す言葉などにも困るのですが、僕は自分なりにリングでその感謝を表現出来たらと思ってます。 去年12月…あの負けからいろんなことを経験し自分でやるべきことの課題を熟考し、それを体現出来るように練習して来ました。今回の再起戦では僕の新しいスタイルと僕への可能性を感じてもらえたら、その時初めて向上しているって言えると思います。
対戦カード
第13試合 54kg契約 3分5R
江幡 睦 (伊原道場本部/WKBA世界バンタム級王者)
ペットヤソー・ダープランサーラカム (タイ/MAXムエタイ55kg級王者)
第12試合 スペシャルエキシビションマッチ
緑川 創 (藤本ジム/前日本ウェルター級王者)
リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
第11試合 62kg契約 3分3R
勝次 (藤本ジム/日本ライト級王者)
ペットシラー・ポー・パタラ (タイ/MAXムエタイ60kg王者)
第10試合 73.5kg契約 3分3R
斗吾 (伊原道場本部/日本ミドル級王者)
Tomo (天下一道場/TENKAICHIミドル級王者)
第9試合 62kg契約 3分3R
重森陽太 (タイ/伊原道場稲城支部/前日本フェザー級王者)
ヨーペットJSK (タイ/元BBTVトーナメント王者)
第8試合 70kg契約 3分3R
喜多村誠 (伊原道場新潟支部/前日本ミドル級王者)
RYU謙 (拳狼会/MA日本スーパーウェルター級10位)
第7試合 55kg契約 3分3R
瀧澤博人 (ビクトリージム/前日本バンタム級王者)
國本真義 (MEIBUKAI/元S-BATTLEバンタム級王者)
第6試合 52kg契約 3分3R
泰史 (伊原道場本部/前日本フライ級王者)
ローズ達也 (ワイルドシーザー沖縄/WPMF日本フライ級王者)
第5試合 ライト級 3分3R
高橋亨汰 (伊原道場本部/日本フェザー級1位)
棚橋賢二郎 (拳心館/NKBライト級1位)
第4試合 ライト級 3分3R
瀬戸口勝也 (横須賀太賀ジム/日本フェザー級2位)
ジョニー・オリベイラ (ブラジル/トーエルジム/日本ライト級5位)
第3試合 フェザー級 3分3R
金子大樹 (ビクトリージム/日本8位)
小田武司(拳之会/NJKF 7位)
第2試合 62kg契約 3分3R
渡邉涼介 (伊原道場新潟支部/日本ライト級7位)
林 瑞紀 (治政館ジム)
第1試合 フェザー級 3分2R
平塚一郎 (トーエルジム)
瀬川 琉 (伊原道場稲城支部)
概要
日時 2018年7月8日(日) 開場・16:45 開始・17:00
チケット料金 SRS¥20,000/RS¥15,000/S¥10,000/A¥7,000/B¥5,000/立見¥4,000(当日のみ)
お問い合わせ 伊原プロモーション 03-3780-1338