Krush 3.25 後楽園ホール:フェザー級王者・玖村修平、初防衛戦は西京春馬と稲垣澪を撃破の森坂陸と。近藤魁成はトファネリと対戦。近藤拳成、2年ぶり復帰戦
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Krush.147(3月25日(土)後楽園ホール)のカード発表会見が2月3日、東京で行われた。そのレポートがK-1 JAPAN GROUPから届いている。(写真:(C)K-1)
第1弾決定対戦カード
Krushフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/王者、元NJKFバンタム級王者)※初防衛戦
森坂 陸(エスジム/挑戦者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(TEAM 3K/K-1甲子園2018 2017 -65kg優勝)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館/FIGHT DRAGON -70kg王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤拳成(TEAM 3K/K-1甲子園2016 -65kg優勝)
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/元王者)
海斗(LEGEND)
王者のプライドか? 挑戦者の勢いか? Krushフェザー級王者・玖村修平「圧倒的に倒して後悔させる」vs挑戦者・森坂陸「やっとチャンピオンになる日が来た」
今大会のタイトルマッチとして[【アンサー株式会社/株式会社クレール不動産 Presents】Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]王者・玖村修平vs挑戦者・森坂陸が発表された。
昨年5月「Krush.137」で新美貴士を破って、悲願のKrushフェザー級王者となった玖村。その後はKrush王者として、K-1にも出場。だが、8月のK-1福岡大会で行なわれたK-1フェザー級世界最強トーナメントでは準決勝で現K-1王者の軍司泰斗にKO負けし、12月のK-1大阪大会でも斗麗に判定負けを喫するなど結果を出せなかった。そこで巡ってきたのが今回の初防衛戦だ。
Krush王者になってから初めてのKrushのリングとなるが、玖村は「しっかりチャンピオンとして圧倒的に倒して、もう一度このベルトを獲りに行くつもりで倒しに行きます」と気持ちを新たに意気込んでいる。挑戦者の森坂については「変則的でやりやすい相手ではないと思うけど、打ち合いはできないと思うし、Krushのタイトルマッチに相応しい選手じゃない。圧倒的に倒してここ(タイトルマッチ)に上がってきたことを後悔させてやりたい」と、Krush王者としてのプライドをにじませる。
もちろん、もう一度K-1の舞台に上がってやり返したいという想いも強い。そのためにも「倒せなかったら僕はこのベルトはいらないと思っている」と強い覚悟を持って、3月25日のリングに上がるつもりだ。
一方、挑戦者の森坂は一昨年の王座決定トーナメント決勝で延長戦で新美に敗れてベルトを逃していたが、昨年は4戦4勝と快進撃を続けている。特に9月のK-1横浜アリーナ大会では元Krushフェザー級王者・西京春馬を下し、12月には新世代のホープ稲垣澪を撃破するなど、大いに評価を上げた。この戦績が認められ、自身が思い描いていた通りにタイトルマッチまでたどり着いた形だ。
会見では挑戦者・森坂が「やっと僕がチャンピオンになれる日が来たなと思っています」と自信満々で、王者・玖村を「テクニックはあるけど打たれ弱い。気持ちは弱い」と切り捨てる。玖村の「打ち合いはできない」発言に、森坂も「挑戦者らしく負けるならKOぐらいの勢いで、ちゃんとそういう試合ができるように磨いてきます。期待していてください」と不敵な笑みを浮かべて応戦した。
これまでは連勝を重ねてもその後に連敗してしまうという戦績を繰り返していたが、昨年は負けなしの4連勝を飾ったことで「自分の殻を破れた」という感覚も持つことができた。最後も「玖村選手にはメンタルと腹を鍛えていてほしいですね」と上から目線でコメントするなど、悲願のベルト奪取に向けて気合いをみなぎらせていた。
近藤魁成が7カ月ぶりの再起戦でヴィトー・トファネリと対戦「タフなトファネリ選手を倒して殻を破るところを見せる」
近藤魁成が約7カぶりに復帰を果たし、ブラジルのヴィトー・トファネリとスーパー・ライト級ワンマッチで対戦することが決まった。
昨年ウェルター級からスーパー・ライト級に階級を落とした魁成だが、8月のK-1福岡大会では元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人に敗北。今回はそれ以来の試合となる。対するトファネリは2020年からK-1・Krushに参戦。持ち前のタフさを活かしたファイトスタイルで野杁正明、林健太、佐々木大蔵、鈴木勇人といったトップ選手たちと鎬を削ってきた。
「トファネリ選手みたいな(タフな)選手って、僕が苦手だと思われていると思うので、そういうところの殻を破るところを見せるために、今回気合いが入っているので頑張ります」と意気込みを述べた魁成。苦手克服のためにもK-1での試合後はフィジカルとスタミナの強化に取り組んできたという。
また、今大会では兄の拳成が約2年ぶりに復帰戦を行なうことも決定。2019年8月K-1大阪大会以来、2度目の兄弟揃い踏みが実現する。この大会では魁成が勝利して、拳成は負けてしまったが、「今回は2人で勝ちたいなと思っています」と、兄弟揃っての勝利を目指す。現在、スーパー・ライト級は第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントを開催中で、4月28「Krush.148」で新王者が決まる。魁成もその状況は当然把握している。
「これに勝って、すぐ挑戦できるとは考えていない。当ててもらった相手を倒していって、挑戦者に相応しくなったら挑戦できると思うので、それに向けてここは勝たなきゃなと思っています」と、様々な負けられない理由を背負って、トファネリ戦のリングに立つ。
長期欠場明けの近藤拳成と斉藤雄太が復帰戦で激突!「試合をしていない2年間ですごく変わった自信がある」(拳成)vs「この試合に勝って王座決定トーナメントの出場選手に喧嘩を売りたい」(斉藤)
近藤拳成vs斉藤雄太のKrushスーパー・ライト級ワンマッチが発表された。拳成が最後に試合をしたのが2021年2月「Krush.122」での大野祐志郎戦、そして斉藤も最後に試合をしたのが昨年2月「Krush.134」での松本篤人戦と、共に試合間隔が相手の復帰戦となった。
怪我などもあって約2年の間、リングから離れていた拳成だがついに復帰が決定。「この試合をしていない2年間で自分の中でも凄い変わったという自信があるんで、それを見せたいと思っています」と充電期間を経て自信が増した様子。試合をしていなかった期間には「技術と気合いを磨いてきました」とトレーニングに努め、リングに上がる準備を整えてきた。
現在行なわれている第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントを横目に見つつ、「僕は僕で今年しっかり勝ち星を重ねて、来年ベルトに絡んでいこうと思っています」と、この一戦を皮切りにタイトル戦線への浮上を狙う。
対する斉藤も1年ぶりの復帰戦となるが、王座決定トーナメントに出場している選手と戦ってきたこともあり悔しい想いをしていたという。そのため、「まずは近藤選手ですけど、勝つことでトーナメントの出場選手にも喧嘩を売っていけるようにしていきたいと思います」と、やはり復帰戦からタイトル戦線への浮上に意欲的だ。
斉藤はトーナメントの裏テーマをベテランvs若手、30代ファイターvs20代ファイターという見方をしており、自分と同世代の30代ファイターが一回戦でことごとく負けてしまったことを受け、「僕と近藤選手が番外編だと思っているんで、スーパー・ライト級トーナメントの。なので、30代ファイターはまだここに残っているぞというのを示したいと思っています」と、23歳の拳成にベテランの意地を見せつけるつもりだ。
概要
大会名 Krush.147
日時 2023年3月25日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/