Krush 8.18 名古屋国際会議場：KANA、スパーリング強化でKO防衛宣言。体重アップの野杁正明「いい練習ができています」。大和哲也、原点回帰の練習に手応え
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
リバーサルジム久喜WINGS
未経験者でも大丈夫！様々な年代の会員さんがキック・柔術・MMA等を楽しくトレーニング！今なら入会金等無料！
Krush.92 ～in NAGOYA～（8月18日(土) 名古屋国際会議場イベントホール）のトリプルメインで中国勢を迎え撃つKANA、野杁正明、大和哲也の3選手が7日、K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて合同での公開練習を行った。（記事提供：K-1 JAPAN GROUP 写真 (C)Good Loser）
女子フライ級王者KANA、スパーリング強化でKO防衛する！
「シーベイ選手はガンガン来るタイプですが、気持ちでも技術でも負けたくない。
スパー通りにやれば倒して勝てると思う」
Krush女子フライ級（50kg）タイトルマッチ 3分3R（延長1R）
KANA（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ／王者）※2度目の防衛戦
リュウ・シーベイ［Liu Shibei］（中国／重慶市虎賁搏撃クラブ/CFP／挑戦者）
第4代王者として今回が2度目の防衛戦となるKANAは大宮司進トレーナーと2分1Rのミット打ちを公開。「試合10日前で疲労もあるんですけど、体調と相談しながらしっかり動けているかなと思います」と最終調整に入っている。
今回の防衛戦に向けてKANAはイギリスのDouble K Gymで約一カ月間の武者修行を行い「イギリスではスパーリングを中心にやってきて、日本に戻ってきてからもスパーリングの回数を増やしました。イギリスでやってきた良い形のまま調整が出来ている」。 スパーリングの回数を増やしたことで「実戦力がついたことが一番。今までスパーリングと試合で差があったけど、スパーリングの数を増やしたことでその差が縮まると思う。対戦相手のシーベイ選手は気持ちも強くてガンガン攻撃してくるタイプですが、気持ちでも技術でも負けたくない。スパー通りにやれば倒して勝てると思うし、試合が楽しみです」とKO防衛を目標に掲げた。
昨年の名古屋大会ではKANA・野杁哲也・大和哲也の3人が世界の強豪を迎え撃ち、この時はKANAがトップバッターを務めた。今年は同じ3名でも中国の強豪を迎えることになり、防衛戦のKANAが大トリを務めることが濃厚だ。「去年は自分が最初に試合でKO勝ちして、そのあとの2人（大和・野杁）のKO勝ちを見て『すげえな』と思いました。プレッシャーもありますが、2人のようにしっかり魅せられる試合をしたい。2人はKOでバトンを渡してくれると思うのでKOで終わらせます」と力強く語った。
野杁正明、ウェルター級転向に向けて新スタイルを見せて勝つ！
「中国勢を迎え撃つ僕たちが3戦3勝3KOで締める。
今の僕は確実に変わっていると思うので楽しみにしてください」
67kg契約 3分3R（延長1R）
野杁正明（K-1 GYM EBISU FREE HAWK／K-1 WORLD GPスーパー・ライト級（-65kg）王者）
ヤン・ハオドン［Yang Haodong］（中国/福建闘士搏撃クラブ/CFP）
ウェルター級転向を見据えて、今回は67kg契約での試合に臨む野杁。「いつもより契約体重が上で体調もいい。スーパー・ライト級（65kg）の頃は試合10日前の時点で減量にしか集中できない状況だったけど、今は練習にも集中できて、いい練習ができています。試合当日は今まで以上に万全な準備が出来ていると思います」と仕上がり・コンディションは上向きだ。
公開練習でパンチのミット打ちを披露した野杁は「前回から新しいスタイルを作ると言っていて、トレーナーと相談してそれを確立させてようとしています。今回はそれを試合で見せられると思うし、自分でも楽しみです。大きく変わるわけじゃないので、見ていて気付くのは難しいかも知れませんが、確実に変わっていると思うので楽しみにしてください」と新たなファイトスタイルに自信。
対戦相手のハオドンは「ファイター系で頑丈」（野杁）なタイプだが「そういう相手をしっかり倒せばウェルター級でやっていけることを証明できると思う。頑丈な相手だからこそKOしたい」とウェルター級転向への試金石とするつもりだ。
「もう階級も変わったし、（大和）哲也くんとはプライベートでも良くしてもらってるので仲良くしたい（笑）。僕がスーパー・ライト級のベルトを返上したら、哲也くんにベルトを巻いてほしい」と同郷で先輩の大和にエールを送る野杁は「去年の名古屋大会でも同じメンバーで世界の強豪と戦って3戦3勝3KOだった。今年も全員KO勝利で、タイトルマッチのKANA選手にKOで締めてもらいます」と中国勢を迎え撃つ3人での勝利を誓った。
大和哲也、原点回帰のトレーニングで完全復活を宣言！
「昔やっていた練習をやって、色んなことに気づいた。
復活の勝利をあげて最高のKOを見せる」
スーパー・ライト級（65kg） 3分3R（延長1R）
大和哲也（大和ジム／K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント’10優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者）
ツイ・ジェンホイ［Cui Jianhui］（中国／福建闘士搏撃クラブ/CFP）
試合まで2週間を切り「試合10日前で疲れもあるんですけど、いいイメージで練習できていると思います。対戦相手の対策も会長と相談していますし、試合まで気を抜かずに調整したいと思います。体調管理にも気をつけてますし、減量も体重を落としすぎないようにして順調です」と語る大和。
今回は「K’FESTA.1」3.21さいたま大会のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチで野杁正明に敗れて以来の再起戦で「野杁選手は当たり前ですけどK-1ルールに慣れていて、K-1ルールでの戦いにも長けていた。そういう部分の難しさを痛感しましたし、K-1のトップレベルの戦い方を感じました。僕は長年ムエタイルールをやってきて、そこでもアドバンテージはあるんですけど、K-1ルールで戦う以上は修正しないといけないと思った」と改めてK-1用のファイトスタイルへのモデルチェンジに着手した。
すでに56戦のキャリアを誇る大和だが「デビューした時に色んな練習をやったように、トレーニングも含めて色んな事をやってみるようにしている。ダンベルを持ってシャドーしたり、足首重りをつけて動いてみたり。一周回って新たな気持ちになって、色んなことに気づけています。僕はキャリアも後半に来ていると思うので。驕らずに前を向いてやりたい」と原点回帰で新たな発見があったと言い、公開練習のミット打ちではパンチ・ミドル・前蹴り・ヒザ蹴りとバランスよく色々な技を繰り出していった。
対戦相手のツイ・ジェンホイについては「オールラウンドなファイターでスイッチもする。バランスが良くて、フィジカルも強い選手」と分析した上で「フィジカルでもテクニックでも負けないように調整しています。こういう相手とどう戦うかは自分でも楽しみです」と大和。現K-1スーパー・ライト級王者の野杁が今後ウェルター級に転向する方向で「以前から減量がキツいということは聞いていたので（野杁が）『階級を上げるんだ』という感想でした。いずれにしても僕がK-1スーパー・ライト級のベルトを巻きます」とK-1スーパー・ライト級のベルトを目標に掲げ「しっかり復活の勝利をあげて、最高のKOを見せます」とファンに完全復活を誓った。
対戦カード
Krush女子フライ級（50kg）タイトルマッチ 3分3R（延長1R）
KANA（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ／王者）※K-1ジム・シルバーウルフから所属先表記変更 ※2度目の防衛戦
リュウ・シーベイ［Liu Shibei］（中国／重慶市虎賁搏撃クラブ/CFP／挑戦者）
67kg契約 3分3R（延長1R）
野杁正明（K-1 GYM EBISU FREE HAWK／K-1 WORLD GPスーパー・ライト級（-65kg）王者）
ヤン・ハオドン［Yang Haodong］（中国/福建闘士搏撃クラブ/CFP）
スーパー・ライト級（65kg） 3分3R（延長1R）
大和哲也（大和ジム／K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント’10優勝、元WBCムエタイ世界スーパーライト級王者）
ツイ・ジェンホイ［Cui Jianhui］（中国／福建闘士搏撃クラブ/CFP）
スペシャルエキシビションマッチ
平本 蓮（K-1ジム総本部チームペガサス／K-1甲子園2014 -65kg優勝）
近藤魁成（大成会館／K-1甲子園2017 -65kg優勝）
スーパー・フェザー級（60kg） 3分3R（延長1R）
大岩龍矢（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
山本真弘（N.F.T.T.／元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者、Krushライト級GP2009優勝、元全日本フェザー級王者）
ウェルター級 3分3R（延長1R）
平山 迅（ROYAL KINGS）
海斗（ポゴナ・クラブジム）
ライト級（62.5kg） 3分3R（延長1R）
泰斗（チーム泰斗）
川崎真一朗（月心会ラスカルジム）
スーパー・バンタム級（55kg） 3分3R（延長1R）
玖村修平（K-1ジム五反田チームキングス／元NJKFバンタム級王者）
山脇魁斗（隆拳塾）
57kg契約 3分3R（延長1R）
倉崎昌史（GET OVER）
KAZUNORI（Team Nomads） ※稼頭徳 改め。JTクラブジムから所属変更
スーパー・フェザー級（60kg） 3分3R
齋藤祐斗（JK TRIBE）
山口 将（STRIKEs GYM/3POUND）
フェザー級（57.5kg） 3分3R
新美貴士（名古屋JKファクトリー）
TETSU（月心会チーム侍）
概要
大会名 Krush.92 ～in NAGOYA～
日程 2018年8月18日(土) 開場・15:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・16:00
会場 名古屋国際会議場イベントホール
中継 AbemaTV（生放送）、GAORA（8月29日(水)18:00～22:30）
チケット料金 SRS席15,000円（前売り分完売） RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円（前売り分完売） ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット 公武堂 グッドルーザー（電話予約） K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/
