空道 11.13 カメイアリーナ仙台：来年の世界選手権出場者は誰に？アジア選抜選手権に目黒雄太、岩﨑大河、大倉萌、谷井翔太ら出場

　全日本空道連盟は「2022アジア空道選抜選手権大会」を11月13日（日）カメイアリーナ仙台（仙台市体育館）にて開催する。来年23年に開催される4年に一度の空道世界選手権の日本代表選手を決める最後の戦いとなる。全日本空道連盟から大会の紹介文が届いている。

5月の全日本体力別選手権優勝者。左上から時計回りに岩﨑大河、近藤瑞起、小野寺稜太、伊東宗志、大倉萌、内藤雅子、目黒雄太（写真提供：全日本空道連盟）

　空道（くうどう）は、国際／全日本空道連盟初代理事長、大道塾初代塾長の東孝（あずまたかし）が、武道としての「実戦性」、指定防具やルール整備による競技としての「安全性」、観る側にとっての分かりやすさ（「大衆性」）のバランスを追求し、創始した21世紀生まれの「武道スポーツ」です。

　道着・拳サポーター・頭部防具を着用し、頭突き・肘・膝を含む打撃と、投げ技・寝技によって争う着衣総合格闘技であり、階級別大会では、身長センチと体重キロを足した数値（体力指数）によって、階級（クラス）が分けられます。一本（打撃によるKO、絞め・関節技によるタップアウト）のほか、効果＝1ポイント、有効＝2ポイント、技あり＝4ポイントによるポイントの多寡により、勝敗を決し、両者ポイントのない場合は、旗判定で決着をつけます。（1試合の試合時間は3分＋延長3分）

　アジア空道選抜選手権では韓国、モンゴル、インドなどのナショナルチャンピオンと、日本国内の予選を勝ち抜いた選手たちが、アジアの頂点を競います。来年5月13日（土）～14日（日）に国立代々木競技場・第二体育館で開催される第6回世界選手権の日本代表は、各クラス1～2名と予定されており、今大会の結果がその選考に直結するだけに、熾烈な戦いとなることが予想されます。

◆注目選手

岩﨑大河

クラス男子270+　前回世界選手権準決勝で敗れてから、無着衣のMMAにも取り組みはじめ、パンクラスや修斗で連勝（8戦8勝）を続ける岩﨑大河

目黒雄太

クラス男子-230　全日本連覇記録（2022年でV7）保持者・目黒雄太と、前回アジア選手権の王者であり、今年の4月には無着衣MMA（修斗）で肘打ちによるKOを収めた谷井翔太

大倉萌

クラス女子-220　膝の靭帯損傷により前回世界選手権出場を逃した後、キックボクシングに取り組み、名だたるトップファイターたちと好勝負を繰り広げてきた大倉萌

概要

【大会名】2022アジア空道選抜選手権大会
【日時】　2022年11月13日（日）　　開場9:30　開会式10:15（予定）
【場所】　カメイアリーナ仙台（仙台市体育館）　宮城県仙台市太白区富沢1-4-1
【入場料】一般2,000円、中学、高校生1,000円、小学生以下無料
【主催】　一般社団法人 全日本空道連盟 ・ 宮城県空道協会
【後援】スポーツ庁・宮城県・仙台市 ・特定非営利活動法人 日本ワールドゲームズ協会
【大会情報ページ】　2022アジア空道選抜選手権大会 http://daidojuku.com/2022asia/

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