RISEが「コンプライアンス委員会」設立、元東京高検検事が委員に。伊藤隆代表「格闘技界も例外ではない」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!
RISEは競技運営組織であるRISEコミッション内に「RISEコンプライアンス委員会」を設立した。10月15日の大田区総合体育館の前日に東京で行われた記者会見で発表された。
RISEの大会を主催するRISEクリエーションの伊藤隆代表は「RISEおよび選手たちの社会的地位向上には法令順守、コンプライアンスが必要と考えており、社会的規範を重視していきたい。選手と反社との対策、トラブルなど、コンプライアンスを守れない企業・団体は社会的信用を失うのみならず、存在すら危うくすると言われています。格闘技界も例外ではないです。格闘技界は野蛮、暴力的なイメージがどうしても強いですが、RISEはしっかり競技運営する上で(コンプライアンスが)重要だと考えておりまして、この発表とさせていただきます」と、コンプライアンス委員会の設立経緯を説明した。
RISEコミッションの小川清史コミッショナーは「伊藤代表とRISEを立ち上げる時、選手は無論のこと、送り出す親御さん含め、安心した団体であるというイメージをしっかり付けてしっかり進行していこうと考えておりました。皆様のおかげをもちまして団体も大きくなりましたので、社会に相手にされなくなるようなことが起こりうるかもしれない。今一度原点に立ち返り、コミッションで(コンプライアンスを)重大に考えていきたいと思っております」と話した。
RISEコンプライアンス委員会のコンプライアンス委員には、東京・福岡・横浜の地方検察庁、東京高等検察庁の検事を務めた実績のある新庄健二弁護士が就任した。新庄氏は「コンプライアンス委員会は色々な団体で重視されていますが、団体を守ることよりももっと深く、選手そのものを守るために立ち上げる視点を忘れず、今後この委員会の運営にあたっていきたいと思っています」と話した。活動内容について聞かれると「反社会的勢力と結びつくきっかけは極めて些細なことから始まります。気が付いた時には抜き差しならない事態に陥るということで、そういう教育も選手の皆さんに行っていきたいです」と話した。