Krush 10.28 後楽園ホール:菅原美優、3度目の防衛戦でチャン・リーと3年ぶり対戦。菅原「K-1王座に向けて越えなきゃいけない試合」
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Krush.142(10月28日(金) 後楽園ホール)の第1弾決定カード発表記者会見が8月31日に東京で行われた。Krush女子アトム級王者の菅原美優はチャン・リーを相手に3度目の防衛戦。元Krushライト級王者の瓦田脩二は昇也と対戦する。バンタム級では7月のKrush-EXでのK-1系初戦で勝利した白幡太陽がKrush本戦に初登場し、松谷桐と対戦する。
決定対戦カード
Krush女子アトム級(45kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント2022準優勝)※3度目の防衛戦
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushライト級王者)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
松谷 桐(ALONZA ABLAZE/元NJKFフライ級王者)
白幡太陽(FLYSKY GYM/INNOVATIONフライ級新人王トーナメント2020優勝)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
寺島 想[こころ](AX GYM/K-1カレッジ2020 -60kg王者)
山本 陸(K-1ジム総本部チームペガサス)
Krush女子アトム級王者・菅原美優「K-1王者という目標に向けて、越えなきゃいけない試合」vs挑戦者チャン・リー「この日のために全てを懸けて、覚悟を決めて、この道を選んでやってきた」
8月31日(水)都内にて、10月28日(金)後楽園ホール「Krush.142」の第1弾対戦カードが発表された。この日の会見で、まず発表されたのが王者・菅原美優vs挑戦者チャン・リーのKrush女子アトム級タイトルマッチだ。
2人は約3年前の2019年7月の「Krush.103」で対戦。菅原がKrush3戦目、チャン・リーがKrush初戦とキャリアが浅い段階での対戦で、この時は菅原が勝利している。お互いにキャリアを積み成長した中、Krushの頂点の座を懸けて再び相まみえることになった。
また、今年は6月25日にK-1初となる女子だけの大会「RING OF VENUS」が開催されたが、K-1、Krush含めてこれが同大会以来の女子の試合としても注目が集まる。
同王座を2度防衛している王者の菅原だが、K-1女子大会では初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントに出場し、決勝戦でパヤーフォン・アユタヤファイトジムに敗北。今回が仕切り直しの一戦だ。
同トーナメントを「いろんな面で大きく成長出来た1日でもありましたし、また自分を見つめ直すいい機会になったなと思います」と振り返った菅原。試合後は格闘技と向き合い自分が成長するための時間に費やしてきた。
獲り損ねたK-1女子アトム級王座を目標にしていることに変わりはない。そのために「また一つ越えなきゃいけない試合が来たなっていう感じですね」と、この防衛戦という壁を乗り越えて、再び目標への到達を目指す。
対する挑戦者のチャン・リーはK-1女子大会では紗依茄にKO勝利。その実績が認められての今回の挑戦だ。「ついにこの時が来ました。この時のためにやってきました。この日のために練習してきました。この日のために今まで試合をしてきました。絶対に掴み取ります」と、会見でも決意に満ちたコメントを発表。
「この試合を組んでくれたことに感謝の気持を持ちながら、この日のためだけにやってきたんで、自分で自分の物語を作っていこうと思います。自分が主役だし、自分が一番ハッピーになる試合をしていこうと思っています」と、この日の主演女優の座を菅原には渡さない考えだ。
◆菅原美優
「前回負けてしまって、K-1のベルトには届かなかったんですけど、もう一度そこにチャレンジするためにはひとつ一つ超えていかなきゃいけない壁があるなと思っているので、ここをしっかりいい勝ち方をして、またチャンスを貰えたらなと思っています。(タイトルマッチのオファーが来た時の心境は?)特に思うことはなく、またそのK-1のベルトという目標に向けて、また一つ越えなきゃいけない試合が来たなっていう感じですね。
(6月のK-1のトーナメントを振り返って?)本当にいろんな面で大きく成長出来た1日でもありましたし、また自分を見つめ直すいい機会になったなと思います。(トーナメント以降、どういうことを意識して練習を続けているか?)試合前は自分の中で勝って一区切り着けたかったんですけど、負けてしまったということで、正直もうちょっと次の試合までに時間を空けて、もっと格闘技と向き合う時間が欲しくて。なんだかんだ試合・相手が決まるとその人に合わせた練習になっちゃうので、試合が決まらない間は、相手どうこうや勝ちに徹する練習というよりも、自分がもっと強くなるため、成長するための時間を作ってましたね。
(3年前に1度対戦しているが、前の戦いを振り返ってどんな感想を持っている?)あの時はお互いまだ未熟だったなっていう部分がたくさんあるんで、成長した段階でまた一緒に試合出来るのは凄く嬉しいなと思います。(初戦の時は組みが多かったという印象があるが、今戦えばああいう試合にならないという自信はある?)そこはお互いしっかり成長していると思います。(防衛戦ということに関して思うことは?)特にないですね。チャンピオンでいる以上、Krushでの試合は防衛戦以外ないので、特に何も思ってないですね。
(チャン・リーは試合をした後はどういう存在?)特にないですけど、お互いそこからスタートしたというか、そういう関係?(笑)。でも、同じラインからスタートした選手同士だなと思っています。(タイトルマッチで、興行のメインを締めることになると思うが、この試合をどういう試合にしたい?)自分の目標はもっと高いところにあるので、そこに挑戦してもいいって思ってもらえるような試合を見せなきゃいけないなと思っています。(今日は中村P不在で隣同士。相手から感じることはある?) 近いなっていう(笑)。不思議な気持ちですね。
(6月のK-1女子大会が終わってから、これが初めての女子の試合。今後のK-1女子という意味でも重要な試合になると思うが、どんな試合をしないといけないと考えている?)あの日も全選手が勝負の1日だったと思うんですけど、またああいう大会を開いていただくためには、やっぱりこっからも1試合1試合が勝負だと思うんで、自分に限らずいろんな女子選手全員が。そういう面でも男子に劣らない魅せる試合をしたいなと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)しっかり成長した姿を見せて、しっかり勝って、みんなを喜ばせられるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
◆チャン・リー
「ついにこの時が来ました。この時のためにやってきました。この日のために練習してきました。この日のために今まで試合をしてきました。絶対に掴み取ります。(タイトルマッチのオファーが来た時の心境は?)さっきも言ったんですけど、ついに来たかって感じです。この日のために全てを懸けて、覚悟を決めて、この道を選んでやってきたんで、率直に嬉しい気持ちとやってやるっていう気持ちが出ました。
(6月のK-1女子大会での試合を振り返ってみてどうだった?)直接K-1のベルトには絡めなかったんですけど、ああいう勝ち方をして、見てくれている人は本当に見てくれているんだなって思いました。応援してくれる人はもちろん嬉しいんですけど、K-1サイドの内部の人から、タイトルマッチを組んでもらって認められたっていうことは凄く自信にもなるし、めちゃくちゃ感謝しています。(K-1 JAPAN GROUPで初のKO勝ちだったが、どんなところが良かった?)どこが良かった、ここが良かったっていうのはないんですけど、分かりやすく言ったら自分が出せた試合になりました。
(3年前に1度対戦しているが、前の戦いを振り返ってどんな感想を持っている?)Krushの初めての相手が菅原選手だったんですけど、あの時は負けてもちろん悔しかったですし、でもあの日があったからここまで頑張ってこれたのも事実なんで、Krushの初戦が菅原選手で良かったなと思っています。(初戦の時は組みが多かったという印象があるが、今戦えばああいう試合にならないという自信はある?)組みが多い試合はつまんないんで、それはないと思います。(このタイミングでのタイトルマッチは自分にとってベストのタイミング?)ベストですし、あと2カ月ないんですけど、よりベストに持っていきます。
(今の菅原はどういう存在?)チャンピオンベルトを持った人です。(タイトルマッチで、興行のメインを締めることになると思うが、この試合をどういう試合にしたい?)この試合を組んでくれたことに感謝の気持を持ちながら、この日のためだけにやってきたんで、自分で自分の物語を作っていこうと思います。(今日は中村P不在で隣同士。相手から感じることはある?)オーラは感じます。見えます。(6月のK-1女子大会が終わってから、これが初めての女子の試合。今後のK-1女子という意味でも重要な試合になると思うが、どんな試合をしないといけないと考えている?)見てくれている人たちのK-1・Krushだと思うんで、その人たちに楽しんでもらえるような試合はもちろん、自分が主役だし、自分が一番ハッピーになる試合をしていこうと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)10月28日は私が勝ちます。応援よろしくお願いします」
前Krushライト級王者・瓦田脩二が再起戦!因縁の昇也と再戦 「ボッコボコにしてやろうと思っています」(瓦田)vs「完全決着、KOで終わらせます」(昇也)
8月のK-1福岡国際センター大会でも4試合が組まれるなど、盛り上がりを見せているライト級だが、Krushでも注目のカードが決定。前Krushライト級王者の瓦田脩二が半年ぶりに復帰。Krushライト級ワンマッチで昇也と対戦することになった。
2人は昨年開催された第6代Krushライト級王座決定トーナメントの一回戦で対戦する予定だった。しかし、昇也が前日の計量で体重オーバー。そのため、瓦田の準決勝への勝ち上がりが決まった上でのワンマッチで対戦している。この時は瓦田が勝利し、その後Krushライト級王者となったが、今回は仕切り直しの一戦となる。
瓦田はKrushライト級王者になった後、篠原悠人、大沢文也に連敗し、勝利のないままベルトを手放してしまった。チャンピオンになったことで固くなり、「自分の戦いが出来なくなっていた」というのが原因とのことだが、そのためもう一度自分らしさを取り戻すことを念頭に練習に励んでいたという。
「自分自身で自分を信じられてなかったかなと思うんですけど、今回は自分を信じてドンドン前に出ていこうかなと思っています」と、原点回帰で再スタートを切る。昇也に関しては、「全然自分の足元に及んでないと思うんで、ボッコボコにしてやろうかなと思っています」と強気の態度を崩さず。
軍司泰斗のセコンドでK-1福岡国際センター大会で行なわれたライト級4試合も見たそうで「全員ぶっ倒してやろうという気持ちになって、帰ってきて練習に気持ちが出てきた感じです」と、ライト級トップ戦線への再浮上の気持ちを露わにしていた。
一方の昇也は、「前回瓦田選手との試合で計量に失敗したのにこうやって受けてくれて、めっちゃ嬉しかったですね」と、仕切り直しのリベンジマッチが組まれたことに喜びの表情だ。Krushでは3戦している昇也だが、勝った2試合はいずれもKO勝利。このKOが魅力の昇也は、「自分、今年は魅せるんで、KOを見せます」と、やはりKOによるリベンジを誓う。
瓦田に「ボッコボコにしてやろうかなと思っています」と言われても引くことなく、「10月28日、今からウズウズしています」と打ち合う気満々。「さっきも塾長(村上竜司)と練習してたんですけど、KO決着してこいよって言われたんで、ちゃんとKOします」と、改めてKO勝利を約束していた。
SATORU成合がライト級に階級を上げて再出発!約8カ月ぶりのKrush凱旋・堀井翼と対戦
Krushライト級ワンマッチとしてSATORU成合vs堀井翼が発表された。7月にKROSS×OVERで勝利を収め、約8カ月ぶりのKrush登場の堀井が“Mr.やりたい放題”のキャッチフレーズ通り、会見でやりたい放題をやらかした。赤いジャケット姿の堀井は開口一番「いい質問するね? まあ、今日は中村拓己プロデューサーとの因縁を晴らすためにここに来たんだけども、今日中村Pがいないということで、SATORU成合、あんたでいいよ?」とコメント。(※中村Pは感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要があること(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)が判明したため、会見を欠席)
これはバン仲村のモノマネらしいが、頭からビニール袋状のものを被り空気で膨らませながら、ほとんどの質問に「いい質問するね?」と答えるのみで、まともに答えることはなかった。
一方、これが半年ぶりの復帰戦で、スーパー・フェザー級から階級を上げてライト級では初戦となる成合。体が大きくなり減量がキツくなったということで階級転向に踏み切ったそうだが、「毎回毎回自分のレベル自体は上がっていると思うんですけど、結果がついてきてないんで、次戦はしっかり結果もついてくるようにします」と、その成果を見せることに意気込んでいた。
堀井に関しては、「試合は正直見たことがなくて、面白い人なんだろうなという印象です」と語り、会見中も堀井のペースにハマることなく冷静さを貫いていた。
概要
大会名 Krush.142
日時 2022年10月28日(金) 開場・17:00 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席:7,000円 ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/