K-1 6.25 代々木第二体育館:菅原美優「他の選手よりもK-1愛は強いと自信持って言えます」、MIO「まだ若い子たちにはベルトを持たせない」。女子アトム級王座決定トーナメント勢の実像に迫るドキュメンタリー「REAL」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
リバーサルジム久喜WINGS
未経験者でも大丈夫!様々な年代の会員さんがキック・柔術・MMA等を楽しくトレーニング!今なら入会金等無料!
K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~(6月25日(土)代々木競技場第二体育館)では、初代女子アトム級(45kg)王者を決める4選手参加のトーナメントが行われる。K-1公式YouTubeチャンネルには「REAL ~RING OF VENUS~」と題し、出場選手のうち菅原美優、MIO、松谷綺の3人の実像に迫ったドキュメンタリー映像が掲載されている。
ジムワークや普段の生活にカメラが密着し、格闘技をはじめたきっかけやK-1のベルトへの思いを本人が語り、家族やチームメイトが彼女たちを語る様子も収められている。映像を見ることで、より一層選手たちのリング上での奮闘が味わい深くなることだろう。今回の記事では、現在Krushの同級のベルトを保持する菅原を中心に紹介する。
K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/元WPMF世界女子ピン級王者)
K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
菅原は99年生まれの22歳。小学1年生から空手を始め、当時の道場の選手も出場していたKrushの虜に。当時から菅原が集めていたのは大会ごとに作られるパンフレット。08年のKrush旗揚げ大会から14年の新生K-1旗揚げ以降のパンフのコレクションをクリアファイルにまとめており、それを自宅で見せながら菅原は「(子供のころ、Krushの会場の後楽園ホールに)着いて一番最初に私が買いに行くんですよ。パンフレットをダッシュで。お母さんに千円もらって」「読書もできないし漫画も読めないんですけど、唯一読めたのが格闘技のパンフレットなんですよ」「プリキュアとか見ても全然ときめかなかったし、アバレンジャーも好きだっただけで、K-1だけはリングの上がキラキラして見えた。変わらずずっと好きなんですよ」と、子供時代を思い出し目を輝かせながら話す。
それだけに今回のK-1王者決定トーナメントに懸ける思いも強く「K-1だけずっと見てきた」「他の選手よりもK-1愛は強いと自信持って言えます」「ここだけ真っすぐ見てきた自信があるので、好きなものって負けたくないじゃないですか。負けたくないですね。絶対」と力強く話す。
その「負けたくない」思いは子供の頃から変わらなかったといい、父親も「負けず嫌いで根性があった」と述懐。母親は「私は不愛想で生き辛さを感じていたので、ただずっと言っていたのは『笑ってろ』ですね。勉強しろとか言わなかった」「人前で泣くな。泣きたければ家に帰って泣けと言っていた」と教育方針を語り、菅原も「負けず嫌いだからヘラヘラしているんですよ。辛い顔すら見せたくないんですよ、誰にも」と話す。
格闘技と同じぐらいに少女時代から菅原が熱中したのが美容。YouTubeでメイク動画を見漁り、高校卒業後は美容の専門学校に通い、今は銀座の美容室で午後3時までアシスタントとして働き、4時から下北沢のジムでプロ練習に参加する日々を過ごしている。「両立しても一番上まで行けるのを証明したい」というのも負けず嫌いの現れ。美容の知識は将来にも活かしたい考えで「格闘家、かわいい子がいっぱい出てくるじゃないですか。もっとこう見せたらいいなと思うんですよ、勝手に。いつかは女子格闘家のプロモーション側に回りたいです。引退した後にでも。K-1への恩返しになると思います」とも話す。
K-1アマチュアで活躍後、プロ目指しジムを移籍することになった際に選んだのが、当時からKrushの王者として活躍していたKANAの所属するシルバーウルフ。「憧れる人の近くにいたかった」ことが理由で、常にKANAの背中を見ながら練習に励んでいた。同じ日に試合をするのは今回が初。KANAは菅原に対し「しんどい状況になると思いますけど、美優ちゃんは絶対にベルトを取ると思うので、取ってくれたら自分もさらにメインイベントの(王座防衛の)責任が増すので、閉会式で2人が世界チャンピオンになっていれば最高の形なので、自分も頑張らないとなってのがありますね」と、同じ日に戦うことに刺激を受けている様子で、菅原も「私たちで絶対に持っていきます」と、揃っての王座君臨に燃えていた。
MIOの映像は、コロナ禍をきっかけに始めた自宅での自炊の様子からスタート。KRESTでのジムワークの様子も映し出され、山崎秀晃は「一番は努力家という部分で尊敬している。同じ練習量でやっていて真面目。最近は勝ちたい思いがひしひし伝わってくる」と評し、渡辺雅和代表は「テクニックと負けん気の強さでは出場選手でダントツ。KRESTに女子のベルトを持ってきてほしい」と期待を寄せる。
昔から通ってるという上野アメ横の摩利支天徳大寺で勝利を祈願したMIO。現在27歳で、22歳の菅原、19歳のパヤーフォンと松谷に比べれば一人だけ上の世代だ。「プロなって10年ぐらいの集大成として、今までのキャリアの全部を込めて戦いたい」「菅原選手にリベンジするいいトーナメントだなと思っています。一回戦も油断できない試合になると思うんで、真価が試されるトーナメントになる」「ほかの選手は若いのでまだまだチャンスがあると思いますけど、私は数少ないチャンスで絶対に落とせないし、まだ若い子たちには(ベルトを)持たせないぞという意地で取りたいです」と今回に懸ける思いを語った。
松谷の映像ではこの春から通っている大学生活、去年免許を取ったばかりでまだスリリングな自動車運転の様子、自宅での兄の桐や両親らとの会話の様子が映し出される。3年前にプロデビューし、RISEを主戦場に頭角を表し、しばらくのブランクがあったが、ALONZAに移籍し、Krushで2連勝。卜部功也会長は「(最初)上手い子が来たなと思ったけど、強さは違うんで。パワーとか倒す力はついたと思う」と、1年での成長を評していた。
対戦カード
第17試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※初防衛戦
スーリ・マンフレディ[Souris Manfredi](フランス/ルークヤモ・トレーニングキャンプ/WBCムエタイ世界女子スーパーフライ級3位、WLC(World Lethwei Championship)女子バンタム級王者)
第16試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第15試合 日本vs世界・3対3 女子-53kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1&WMC日本女子バンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
ジェシンタ・オースティン[Jacinta Austin](オーストラリア/カリオティMMA/WKBF・WAKO・WKA豪州女子スーパーバンタム級王者(いずれもK-1ルール))
第14試合 日本vs世界・3対3 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
エリヴァン・バルト[Erivan Barut](トルコ/デルシム・キックボクス/IFMA欧州ミニマム級王者)
第13試合 日本vs世界・3対3 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元ボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)※team MAKOから所属変更
マリーヌ・ビゲイ[Marine Bigey](フランス/チーム・ファイト・センター・ワン/GFCT 48kg級王者)
~休憩~
第12試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
芳美(OGUNI-GYM)
第11試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
櫻井梨華子(優弥道場)
鈴木万李弥(志村道場)
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
MOE(若獅子会館)
MARI(ナックルズGYM/ミネルヴァ・アトム級王者、元同ピン級王者)
第9試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
池内紀子(POWER OF DREAM)
ARINA(闘神塾)
第8試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
森川侑凜(GRES 8Mile GYM)
奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級王者)
~休憩~
第7試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
第6試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/元WPMF世界女子ピン級王者)
第5試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
紗依茄[らいか](月心会チーム侍)
第4試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/M-1日本女子ライトフライ級王者)
KAI(ファイティスジムMSC)
第3試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
C-ZUKA(T-GYM/元ミネルヴァ・アトム級王者)
真美[まさみ](Team ImmortaL/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
第2試合 女子55kg契約 3分3R(延長1R)
上野hippo宣子(ナックルズGYM)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第1試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
TOODY NAOMI(月心会ラスカルジム)
~開会式~
プレリミナリーファイト第3試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
Kiho(Team K.O.Garage)
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第2試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
AIKO(AX GYM)※FREEDOM@OZから所属変更
吉崎 生[なる](K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第1試合 女子ミニマム級(48kg) 2分3R
乃亜(昇龍會)
夢空(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~
日時 2022年6月25日(土)開場・12:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円(完売) スタンドS 15,000円 レディース 10,000円 小中高生 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要 ※レディース席、小中高生席は>K-1.SHOPにて販売
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/