K-1 KRUSH 11.16 大阪 サンエイワーク住吉:玖村将史「大阪でK-1と言えば玖村兄弟。そう言われるような存在を目指す」
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11月5日(火)東京・K-1ジム五反田にて、11月16日(土)大阪・ サンエイワーク住吉スポーツセンター(第1体育館)で開催される「K-1 KRUSH FIGHT.108」の[K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・林勇汰と対戦する王者・玖村将史が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)M-1 Sports Media)
大会まであと11日と迫っていることもあって、玖村はパンチのみの1分間のミット打ちを披露。鋭い左リードジャブからのコンビネーション、強烈な左ボディを何度も叩き込み「試合まで2週間も切りましたけど、良い感じにベストコンディションで臨めそうな感じです」と王者としての大阪凱旋を前に完璧に仕上がっている。
今回は初防衛戦であると同時に、K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント決勝で武居由樹に2RKO負けを喫して以来の再起戦にもなる。結果こそKO負けだったものの、玖村は武居とスピード負けせずに渡り合う場面も作り「やってみてそんなに実力差はないと感じた」と語っていた。では勝敗を分けた“足りなかった部分”はどこにあると感じたのか?
「今まで自分の課題としてきたところが試合で出てしまって、そこを突かれて負けちゃいました。今は試合が終わってから、そこをなくす練習を徹底してやってきて、次の試合では前回の反省から取り組んできたところがちゃんと出ると思います。次は穴なく完封出来るかなって感じです。
(課題としてきた部分とは?)倒しきる力というか。あの試合に関しては勝負としてチャンピオンの武居選手が強かった。勝負強さがあったな、と。自分いはそこが足りなかったんで、そこを徹底的に試合で出せるように、練習から意識してきました。まあ次は大丈夫かなって感じです。(ある意味、武居のような躊躇のなさが自分に足りていなかった?)そうですね。自分はスポーツとしてやっていたところがあったんで、これからはもっと倒しにいく勝負をやっていきたいなと思いましたね」
会見では金子晃大がタイトルマッチを辞退し、その金子に敗れた林勇汰が挑戦者に選ばれたことについて「ナメられてるんかな?」と痛烈な言葉を発した玖村。会見場もピリついたその言葉の真意はどこにあったのか?
「あれは今回のマッチメイク自体にそう思いました。やっぱり僕はこれからもっと上に行ってトップで活躍していかないといけないと思ってるんで。だから一戦一戦が大事になってくるし、早くもっと上でやって行かないといけないと思っている。そのためにももっと名前のある選手とやって挑戦し続けて行きたいと思いました。
(ベルトと自分を軽く見られていると感じた?)そうですね。僕はKRUSHの王座決定トーナメントでも、強いトップ選手たちが出ている中で一番になりました。そんな簡単にベルトを獲ってないし、苦労して獲ったベルトなんで、それに簡単に挑戦出来るっていうのはちょっと納得いかないなと思いました。その分相手には、厳しいところでやってきた王者はそんなに甘くないんやぞってところを試合で見せたいですね」
林については「パンチ力はあると思うのでそこはナメてかからず」と一発は評価しつつも「当たらなかったら強いパンチも意味がない。試合はパンチ力だけじゃないってところも見せたいですね」とパンチは当たらないと一刀両断。「パンチの打ち合っていても打ち合いじゃなくて一方的に殴ってるようなイメージ。そんな展開に持って行きたいですね」と自信は揺ぎない。
大阪時代は兄・修平と共に厳しい練習環境の中で過ごしてきた玖村にとって、今回がチームキングスに移籍して初の大阪での試合となる。「やっぱり東京に出てきたのは自分が世界一になるためなんで、大阪時代と同じ試合内容とかやったら出てきた意味もない。東京に行って強くなったというのを大阪の人とか地方の人に見せたら、もっとどんどん出てくる選手も増えると思う。そういう選手が増えるような試合をしたいですね」とその想いを語る。さらに玖村はメインイベンターとしての使命感も口にした。
「大阪KRUSHは初めてなんで、大阪のファンの人たちにもKRUSHの倒し合いをする面白さを見せたいですし、それにプラスしてKRUSHのチャンピオンの強さを見せたい。大阪KRUSHも毎年恒例にして、K-1もKRUSHも両方やっていったらもっと盛り上がると思うし、毎年やってたらもっとK-1を知ってくれる人口が増えると思います。(チャンピオンとして大阪KRUSHの“象徴”になりたい?)そうですね。大阪の選手でK-1を代表する選手って誰やってなったら、玖村兄弟ってなるように、これからそうなっていかないといけないと思いますし、そこを目指してやってます」
最後にファンに向けて「11月16日はKRUSH初めての大阪大会です。防衛戦も初ってことで今まで以上にレベルアップして戻ってきたんで応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。宣言通りの圧勝で大阪のファンを熱狂させ、KRUSH大阪大会の“象徴”となることが出来るか?
対戦カード
第9試合 メインイベント K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG/挑戦者)
第8試合 セミファイナル スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第7試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
大泉 翔(昇龍會)
~休憩~
スペシャルエキシビションマッチ
安保瑠輝也(team ALL-WIN/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)王者)
第6試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍)
黒田勇斗(隆拳塾)
第5試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
蒼士(昇龍會)
吉岡ビギン(team ALL-WIN)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
SEIYA(MAD MAX GYM)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤拳成(大成会館)
高下由暉(team Ares)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
此尾昂希(Fighting Kairos)
松本涼雅(team ALL-WIN)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
山本真一郎(teamYAMATO)
鈴輝勇太(team ALL-WIN)
プレリミナリーファイト第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R
野田 蒼(月心会チーム侍)
黒田斗真(隆拳塾)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)
吉川 諒(DURGA)
プレリミナリーファイト第1試合 女子53kg契約 2分3R
小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
美伶(TEAM ONE)
概要
大会名 K-1 KRUSH FIGHT.108
日時 2019年11月16日(土) 開場・14:00 プレリミナリーファイト開始・14:10 本戦開始・15:00
会場 大阪 サンエイワーク住吉スポーツセンター http://sumispo.jp/access/
中継 AbemaTV(全試合生中継)、GAORA(11月19日(火) 20:00~24:30)
チケット料金 アリーナSRS席 18,000円(完売) アリーナRS席 10,000円 アリーナS席 8,000円 スタンドS席 8,000円 スタンドA席 6,000円 ※当日は全席500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット グッドルーザー(電話予約) K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/