K-1 6.25 代々木第二体育館:K-1初の女子大会メイン登場のKANA「プレッシャーを背負って大成功させてこそK-1のチャンピオン」。THE MATCHの武尊から感じた“覚悟”も力に
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K-1初の女子大会「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~」(6月25日(土)代々木競技場第二体育館)のメインイベントで、K-1女子フライ級王座の初防衛戦を行うKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の新しいインタビュー動画が、大会を生中継するABEMAの格闘CH公式YouTubeにアップされた。
KANAは15年にデビューし、第2代・第4代Krush女子フライ級王者に。18年3月からK-1に出場し、19年12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントでクリスティーナ・モラレス、ヨセフィン・ノットソンを破って優勝し、K-1のベルトを巻いた。男子の試合から始まったK-1・Krushだが、KANAの躍進と共に、出場する女子選手・階級が増加。名実ともにK-1・Krushをリードしてきたエースといえる。
そんな中、満を持して開催された女子選手だけの大会「RING OF VENUS」だが、Krushのホーム会場・後楽園ホールではなく、新生K-1旗揚げの地であり草創期のホーム会場である代々木競技場第二体育館にいきなり進出する。KANAは「初めて聞いたときは正直マジか、やっていいのか、女子で(お客さんを)埋められるのかと、いう不安がありました」というが「でもK-1の女子を大きくしないといけない責任がありましたし、これだけ女子の選手がK-1を目指してくれるので、その選手全員でデカくしないといけないと思いました」と考えるようになったと明かす。
挑戦者のスーリ・マンフレディはK-1・Krush初参戦。タイ在住のフランス人で、WBCムエタイ世界女子スーパーフライ級3位、WLC(ワールドラウェイチャンピオンシップ)女子バンタム級王者という実績があり、戦績43戦33勝(20KO) 9敗1分・34歳。21戦18勝(7KO)3敗・29歳のKANAの倍以上の経験がある。米国で着々と人気を高めている素手のボクシング大会「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ」にも上がったことがある。KANAはマンフレディについて「ラウェイをやっているので気持ちと体が滅茶苦茶強いですね」「キャリアが長く、ボクシング、ラウェイ、ムエタイとか色んな種目をやっていているので、K-1ルールにもアジャストしてくると思うので噛み合うと思います」と評し、「自分よりKO率が高い選手とやるのは初めてで、そういう選手とやるのを望んでいました」とも話す。
KANAもデビュー直後は3連続KO勝ちし、キャリア初期はダウンを取る確率も高かったが、戦う選手のレベルが上がるにつれ、KO・ダウンの率は低下していった。今回はさらにレベルの高いマンフレディとの戦い。「今のままじゃ勝てないと思って、一人で海外に行って修行しようと思った」といい、4月には米国・サンディエゴで練習した。ABEMAのインタビュー動画でも一部映っているが、上の映像ではUFCストロー級ランカーのアンジェラ・ヒルとのスパーリングの様子が3分近く確認できる。他にもいろんなタイプの選手と練習でき「毎日試合をしている感覚に近いので、すごい成長したなと思います」とのことだ。
今度のK-1女子大会・RING OF VENUSの6日前、東京ドームのTHE MATCH 2022では、K-1のエースでスーパー・フェザー級王者の武尊が、RISE世界フェザー級王者の那須川天心にダウンを奪われ判定負け。長年武尊が望んでようやく実現した試合だったが、ファンの勝利の期待に答えられなかった武尊は涙を流し謝罪した。この試合を見たKANAは一夜明けてからのTwitterに「中々文章にする言葉が見当たらなかったけど武尊君が頻りに言ってる“覚悟”という言葉。生半可じゃなくて本当にそのものを背負ってやり遂げる責任。誰も計り知れない孤独と不安の戦いだったと思う。何か分からないけど感じれた時間と空間。ありがとうございました。時間は進む。あと5日完璧に」と投稿。その前に収録されたABEMAのインタビューでは「プレッシャーを背負って大成功させてこそK-1のチャンピオンだと思うんで。プレッシャーを全てエネルギーに変えて戦っていきたい」と話していたが、その思いはTHE MATCH観戦を経て、より強固となっただろう。
6月19日のTHE MATCHでは残念ながら女子の試合は組まれなかった。THE MATCHでK-1勢と戦ったRISE・シュートボクシングでは、既に女子だけの大会が頻繁に開催され、各階級に王者がいる。今後「女子版THE MATCH」への機運を高める上で、6月25日のRING OF VENUSの盛り上がりは不可欠だろう。THE MATCHでK-1勢が相手に立ち向かった姿、武尊らの悔し涙から、KANAらが感じたことがフィードバックされれば、おのずとRING OF VENUSの1つ1つの試合も熱い内容となり、勝ち負けを超えた感動を呼び、盛り上がりにつながるはずだ。
対戦カード
第17試合 K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者、元Krush同級王者)※初防衛戦
スーリ・マンフレディ[Souris Manfredi](フランス/ルークヤモ・トレーニングキャンプ/WBCムエタイ世界女子スーパーフライ級3位、WLC(World Lethwei Championship)女子バンタム級王者)
第16試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第15試合 日本vs世界・3対3 女子-53kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1&WMC日本女子バンタム級王者、元ミネルヴァ同級王者)
ジェシンタ・オースティン[Jacinta Austin](オーストラリア/カリオティMMA/WKBF・WAKO・WKA豪州女子スーパーバンタム級王者(いずれもK-1ルール))
第14試合 日本vs世界・3対3 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
エリヴァン・バルト[Erivan Barut](トルコ/デルシム・キックボクス/IFMA欧州ミニマム級王者)
第13試合 日本vs世界・3対3 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元ボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)※team MAKOから所属変更
マリーヌ・ビゲイ[Marine Bigey](フランス/チーム・ファイト・センター・ワン/GFCT 48kg級王者)
~休憩~
第12試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
芳美(OGUNI-GYM)
第11試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
櫻井梨華子(優弥道場)
鈴木万李弥(志村道場)
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
美伶(WARRIOR OSAKA)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第9試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
MOE(若獅子会館)
MARI(ナックルズGYM/ミネルヴァ・アトム級王者、元同ピン級王者)
第8試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
森川侑凜(GRES 8Mile GYM)
奥脇奈々(エイワスポーツジム/BOM女子ピン級王者)
第4試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
池内紀子(POWER OF DREAM)
ARINA(闘神塾)
~休憩~
第7試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)
松谷 綺[きら](ALONZA ABLAZE)
第6試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ/アユタヤファイトジム/元WPMF世界女子ピン級王者)
第5試合 K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
紗依茄[らいか](月心会チーム侍)
第4試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
ケイト・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/M-1日本女子ライトフライ級王者)
KAI(ファイティスジムMSC)
第3試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
C-ZUKA(T-GYM/元ミネルヴァ・アトム級王者)
真美[まさみ](Team ImmortaL/ミネルヴァ・ライトフライ級王者)
第2試合 女子55kg契約 3分3R(延長1R)
上野hippo宣子(ナックルズGYM)
Yuka☆(SHINE沖縄)
第1試合 女子フライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
TOODY NAOMI(月心会ラスカルジム)
プレリミナリーファイト第3試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
Kiho(Team K.O.Garage)
谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第2試合 女子アトム級(45kg) 2分3R
AIKO(AX GYM)※FREEDOM@OZから所属変更
吉崎 生[なる](K-1ジム大宮チームレオン)
プレリミナリーファイト第1試合 女子ミニマム級(48kg) 2分3R
乃亜(昇龍會)
夢空(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~RING OF VENUS~
日時 2022年6月25日(土)開場・12:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・13:30
会場 国立代々木競技場第二体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 15,000円(完売) スタンドS 15,000円 レディース 10,000円 小中高生 7,000円 ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要 ※レディース席、小中高生席は>K-1.SHOPにて販売
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/