RISE 6.24 後楽園ホール:RISE 53kg戦線に殴り込み、花岡竜「今年中ぐらいに大﨑一貴選手とやれたら。風音選手とやっても自分の方が強い」×滉大「そんな甘くはないぞっていうのを見せたい」
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RISE 159(6月24日(金)後楽園ホール)のセミファイナル・スーパーフライ級(53kg)滉大(及川道場/RISE 3位、HOOST CUP日本スーパーフライ級王者)vs. 花岡竜(橋本道場/KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、INNOVATIONフライ級王者)の両選手が公開練習を行った。その際のインタビューがRISEから届いている。
花岡竜「どんどんRISEの強い選手とやっていきたい」
――今のシャドーとミットを見る限り、かなりRISEルールを意識した動きだったんじゃないかと思いますけどいかがですか?
花岡 そうですね、結構意識して、肘ないんで、距離感の違いとかを結構意識してやってます。
――やっぱり今までの花岡選手の試合っていうのはどうしても肘有りのキックとかムエタイっていうイメージがあるんですけど、RISEルールっていうのはどうですか?
花岡 KNOCK OUTのベルト獲ったのが肘無しのBLACKルールなので、そんなに変わんないかなと思います。
――かなり肘があるないでやっぱり意識する部分ってあるんですか?
花岡 肘がある方が気をつける武器が一個増えるんで、それがない分ちょっと気にしなくていいかなっていうところありますね。
――今回RISEには初参戦となりますけれどもRISEっていうプロモーションとかリングのイメージっていうのはどんな感じですか?
花岡 結構大きいメジャーな団体っていうイメージで、すごいキラキラしてて輝いてるなっていうイメージでした。
――今年の初っ端からかなりRISEのランカーとかチャンピオンを意識した発言がありましたけど、やっぱりいつかは戦ってみたいっていう気持ちはあったんですか?
花岡 そうですね、今年1月に勝ってからまたより一層強くやりたいなっていう気持ちになりましたね。
――世間的にはやはり1月に石井一成選手に勝ったってのはものすごく花岡選手の評価を高めたと思うんですけどご自分ではどんな風に評価下してますか?(※上動画が石井と花岡の試合)
花岡 勝てると思ってなかったんで結構自分でも評価高いんですけど、でもあの内容だったらKOできたなっていう課題もあるんで、そういうところはまた課題として見つかりました。
――その後トーナメントでオープンフィンガーグローブマッチも挑戦してますけど挑戦してみていかがでしたか?
花岡 普通のグローブと違う分、結構ガードしてても隙間とかに入ってくるんで、すごいやりづらいっていうか新しい経験だったんですけど、結構自分でもディフェンス能力高くなったりとか、いい経験になったかなと思います。
――今回RISEの初戦でいきなり53kg級の3位の滉大選手との戦いになりましたけど、対戦相手の名前を聞いたときいかがでした?
花岡 いきなり滉大選手とやると思ってなくて、すごいびっくりしたっていうのが率直な感想です。
――現時点でもし滉大選手と戦わば、そのイメージってのはいかがですか?
花岡 あんまりイメージ湧かないんですけど、でもいつかはやりたいなと思ってたんで対戦できて嬉しいです。
――現時点で明かせる範囲で構わないですけどどんな試合になると思いますか?
花岡 滉大選手はテクニックすごいので、テクニックを見せ合うすごい面白い試合になるんじゃないかなと思います。
――KO決着になるか判定決着になるかはどうですか?
花岡 接戦な予想してるんで判定かなって思うんですけど、気持ち的にはKOを狙っていきたいと思います。
――RISEの初戦ということで周囲からの期待というのはものすごく大きいと思うんですけどその辺はプレッシャーにはならないですか?
花岡 特にはそんなにプレッシャーは無いです。
――橋本道場の橋本代表からはどんな発破をかけられていますか?
花岡 「ここを勝ったら人生変わるぞ」ぐらいの勢いで言われてるんで、人生変えてやろうかなって思ってます。
――今回滉大選手に勝ったら次はさらに上のランカーと戦いたいってことになりますかね。
花岡 はい。もうそこはどんどん上の強い選手とやりたいです。
――現時点ではチャンピオンが大﨑一貴選手で1位が風音選手で2位が政所仁選手になってますけど、この顔ぶれを見てどんな感じですか?
花岡 でもあんまり負けると思ってないんで、普通にやっていけば勝てるかなって思ってます。
――具体的に次は誰と戦いたいってのはありますか?
花岡 ランキング的に言うと政所選手とか風音選手とやって、今年中ぐらいに大﨑選手とやれたらなと思ってます。
――今回風音選手は6月19日のTHE MATCH 2022にも出ますけどその辺は意識しますか?
花岡 多分やったら自分の方が強いと思うんであんまり意識してないです。
――その辺の現時点の花岡選手の「やったら自分の方が強い」って自信はどういうところから来てるんですか?
花岡 スピードとテクニックで差があるのと、最近パワーもついてきたんであんまり負けるところないかなと思ってます。
――まだまだどんどん強くなってるって実感もあるんですよね。
花岡 はい。最近KOもわりと増えてきて、まだまだ直すところもあるんで成長できるかなと思ってます。
――KOが増えてきたっていうのはやっぱりフィジカルも強くなってきたってことなんですかね。
花岡 最近どんどん筋肉もついてきてそれに伴ってパワーも凄い上がってきてます。
――橋本道場といえばやっぱり同門の安本晴翔選手もかなり今高い評価を受けてますけども練習ではやっぱり切磋琢磨し合ってっていうのが多いんですか?
花岡 切磋琢磨っていうか普通に結構やられてるだけなんで(笑)。でもすごい勉強させてもらっています。
――今回の一戦は安本選手から何か言われてますか?
花岡 いや特には言われてないです(笑)。
――RISEのランカー達を見て参戦することを決めたと思うんですけど、RISEに出ると決まる前からRISEの上位ランカーたちを見てどのように思ってましたか?
花岡 決まる前はなんかすごい上の選手たちだなって思ってたんですけど、本当自分の気持ちが変わったのが1月の試合で、石井一成選手とやった後に自分の力も通用するのかなと思ってたんで、そこから凄い意識し始めました。
――RISEでやっていく上ではやっぱり目標としては一番上のチャンピオンだと思うんですけど、それにたどり着くために今回の試合はどんな内容を見せたいかっていうことはありますか?
花岡 KOはできなかったとしても、もう圧倒して相手にならなかったなっていうぐらいの内容で勝てたらなと思います。
――ちなみに志朗選手も55キロにいると思うんですけどそういったところを含めてRISEで今後は試合数を増やしていきたいっていうような気持ちですか? 相手を探したときにやっぱりRISEかなっていうような部分がありますか今。
花岡 今RISEさん以外にはあんまり相手いないかなっていう印象なんで、どんどんRISEの強い選手とやっていきたいです。
――この一戦に向けて特別強化している部分とか何か自信が付いてきたポイントとかがあれば教えてください。
花岡 今まで結構遠い距離のムエタイ的な距離でしかやってなかったんですけど、最近はボクシングの距離とかでも強くなってきてるかなっていう自信はあります。
――やっぱりRISEとなると近い距離でのパンチの交錯が増えるのでそういったところの対策をしつつっていうような感じなんですかね?
花岡 今までの戦い方にプラスアルファRISE用の戦い方も交ぜてるっていう感じ。
――ボクシングは橋本道場の中でパンチを多めにやってるのか、それともまた別にトレーニングしているのかっていうところを言える範囲であれば教えていただけますか。
花岡 外でボクシングの選手とスパーリングさせてもらったりとか、あとボディの仕方とかは(橋本)師範に教わったりとかしてます。
――今高校卒業されて今格闘技一本みたいな感じですか?
花岡 今大学一年生ですね。
――生活のリズムとか大学との両立とかどういった感じで過ごされているのかなっていうところを練習含めてお聞きしてもいいですか?
花岡 別にそんな高校生の時とあんま変わんないんですけど、もう大学朝行って帰ってきてすぐ練習っていう感じで。でまた寝て起きて学校行って練習っていうサイクルです。
――大学生になるとすごく遊んだりとかそういう人も周りに多いと思うんですけど、それよりは格闘技の時間がやっぱり多いですか? たまには遊んだりとかするんですか?
花岡 うちの大学がすごい忙しい方なんで、遊ぶ時間なく練習と学校しか行ってないですね。特に遊んではないです。
――大学生の間での目標とかってありますか?今後も含めて。
花岡 大学生の目標は第一としてRISEのベルト獲ることですね。
――花岡選手トーナメントもありましたが今年今回で早くも5戦目だと思うんですけど、この試合のペースはかなりハイペースだとは思うんですけどどうですか?
花岡 自分はこれぐらいの試合のペースの方が間隔も開かなくて好きなんで、もうどんどんこういう感じのペースでやっていきたいです。
――今日公開練習の前というか橋本道場いつもそうだと思うんですけど、周りが子どもたちで凄く夜も賑やかじゃないですか。やっぱり周りの子供達からパワーをもらえるっていうのはありますか?
花岡 応援してくれたりするんでそういうところではやっぱパワーもらったりしてます。
――ちなみに花岡選手は橋本道場に何歳からいるんですか?
花岡 僕は10歳くらいです、11歳とか小学5年生ぐらいからいます。
――じゃあもう7~8年ぐらいいるのかな?
花岡 そうですね、多分そのぐらい、もう8年とかになっちゃうかもしれないです。
――結構なベテランになってきてるんですね。
花岡 そうですね、だいぶ(笑)。
滉大『僕が得意なのは「相手に何もさせない」こと』
――対戦相手が花岡竜選手って名前を聞いた時はどんな気持ちになりましたか?
滉大 ビックリしましたね。RISEに出てくると思ってなかったんで。でも、やってみたいとは思ってたんで凄い楽しみです。
――現時点では花岡選手にはどんなイメージ、印象をお持ちですか?
滉大 何でも出来てすごいテクニックもありますし、スピードも速くて若手で勢いある選手だなっていうイメージですね。
――ルールは違いますけど今年1月には石井一成選手に勝っていますがその試合はご覧になりましたか? あの試合はどんな印象を持ってますか?
滉大 はい、見ました。テクニックで花岡選手が上回っていて石井一成選手がしたいことも何もできないっていう状態やったんで、やっぱりすごい上手くて才能ある選手やなと思いました。
――今回の試合をズバリどんな試合になるっていう風に想像します?
滉大 やっぱり僕もテクニックがあると自分で思ってるんで、テクニック勝負になるかなって思います。
――見てる方はどんなところに注目したらいいですかね?
滉大 やっぱり多彩な技とかテクニックを得意とする選手の距離とか見合った時の対峙とかそういうのも見てもらったらいいかなと思います。
――すでに花岡選手の弱点、ウィークポイントは見つかりましたか?
滉大 映像とか見て何個か見つけました。
――試合になったらそこを突いていくってことになりますか?
滉大 そうですね、そこを突きながらいつも通り試合を運んでいきたいと思ってます。
――RISEの試合は昨年の9月以来、9か月ぶりになると思うんですけども、これから今年2022年あと半年はRISEでどんなことをしたいっていう風に感じてますか?
滉大 やっぱりすぐには無理やと思うんですけど、RISEのベルトに絡んでいけるように1試合1試合しっかり勝って結果を出していきたいと思ってます。
――じゃあそのためにも今回の一戦は非常に重要になってきますね。
滉大 やっぱり強い相手に勝ってこそなんで、しっかりここは勝ちたいと思ってます。
――RISEで2試合を経験して学んだことって何でしょう?
滉大 相手選手はすごいRISEのルールにも適応しているんで、やっぱりそこ上手いこと使って戦っているなっていうイメージです。
――ルールに適応しているという部分に関して今回ご自分で工夫されたこととかありますか?
滉大 やっぱりキックとかのワンキャッチルールでしたりとか、そういった小さなところでいかに攻撃に繋げるかっていうの練習してきました。
――RISEでの2試合が結局志朗選手としかやってないわけであって、やっぱり滉大選手の実力の全てがまだ見れてないかなっていう感じがするんですけれども、自分の中でも違う対戦相手だったらまた違う部分を見せられるっていう気持ちもありますか?
滉大 でもやっぱり今2連敗してるんで、とりあえずはまずこの次の試合しっかり勝ちたいなと思ってます。
――先ほど同じテクニックの選手っておっしゃいましたけど、テクニシャンもいろいろ種類があると思うんですが、客観的に自分と花岡選手のテクニックの違いってどういうところでしょうか?
滉大 やっぱり花岡選手はムエタイベースなところがあるんで、ムエタイベースのやっぱり蹴りが多彩なところと、あとはアマチュアから戦績もすごいあるんでそこの技術であったり、攻撃の技の種類の豊富さとか、そういうところが花岡選手のストロングポイントかなって思ってますね。
――それに対して滉大選手はどういうタイプのテクニシャン?
滉大 僕はやっぱり相手の得意な距離でやらせないっていうのが、僕の試合運ぶ上でのテクニックかなって思っています。
――花岡選手は空手ベースで空手の蹴り技も使ってくると思うんですけど、そういう空手の蹴り技に関しての自信はどうですか?
滉大 映像とかでも見てますし練習でも打ってきてもらうようにとかして対策は立ててるんで問題ないと思ってます。
――花岡選手がやっぱり石井選手を倒したのもあってすごい勢いに乗ってると思うんですね。そこでこの試合がキックファンの中ですごい注目される試合になったんですけど、その部分に関してはどうですか?
滉大 やっぱり僕はRISEで負けてるんで、ここで勢いのある花岡選手に勝ったらその敗戦もおつりが返ってくるぐらいになると思うので、ここは絶対意地でも勝ちに行きます。
――花岡選手が石井選手を破って、RISEのトーナメントに出てる選手と片っ端から対戦したいという発言あったと思うんですけれども、それを聞いて初戦というか片っ端からってことは、当然滉大選手を破ってその後に進みたいってことだと思うんで、そこら辺に対してどういう感情で捉えていますか?
滉大 そんな甘くはないぞっていうのを見せていきたいと思っています。
――その差を見せるためには何が必要だと思いますか?
滉大 やっぱり圧倒的に勝つっていうのが証明になると思うんで。KO狙っていきたいと思ってます。
――志朗選手との2連戦を乗り越えてご自身の中で何か変化っていうのがありました?
滉大 やっぱり自分の戦い方とか環境もそうなんですけど、一から見直して、今はしっかりあの時より強くなってる姿を見せれると思ってます。
――言える範囲で構わないんですけどもどういった試合展開を考えてますか?
滉大 やっぱり僕が得意なのは「相手に何もさせない」ことなんで、しっかり相手の得意な動きであったり得意な技であったりを出させないっていうので試合を進めていきたいと思ってます。
――率直なところ花岡選手は美味しい相手だと思いますか?
滉大 そうですね、すごい勢いある選手なんでここはめっちゃ美味しいなって思ってます。
――やっぱりタイトルに対するこだわりっていうのはすごくありますか?
滉大 やっぱり格闘技やってRISEにこうやって出させてもらってるんで、そこはしっかりベルトを獲っていきたいと思ってます。
対戦カード
第10試合 メインイベント 第2代RISE QUEENミニフライ級(49kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)
AKARI(TARGET/1位)
erika♡(SHINE沖縄/3位)
第9試合 セミファイナル スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
滉大(及川道場/RISE 3位、HOOST CUP日本スーパーフライ級王者)
花岡 竜(橋本道場/KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者、INNOVATIONフライ級王者)
第8試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
知花デビット(エイワスポーツジム/Aimhigh/RISE 3位、WMAF世界スーパーバンタム級王者、元WMC日本バンタム級&フェザー級王者、元WBCムエタイ日本バンタム級王者)
京介(TOP DIAMOND/RISEスーパーフライ級5位)
第7試合 女子アトム級(46kg) 3分3R(延長1R)
平岡 琴(TRY HARD GYM/RISE 2位)
百花(魁塾/RISE 3位、元ミネルヴァ・アトム級王者)
第6試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
森香津眞(チームドラゴン/RISE 3位)
マサ佐藤(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪/英雄伝説64kg級アジア王者)
第5試合 66kg契約 3分3R
安彦考真(Executive Fight 武士道)
YO UEDA(TARGET SHIBUYA)
第4試合 オープンフィンガーグローブマッチ ライト級(63kg) 3分3R
瑠夏(L-REX/2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
YU-YA(魁塾/元RKSライト級王者)
第3試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
金子 梓(新宿レフティージム/RISE 7位)
佐藤九里虎[ぐりこ](FAITH/RISE 9位)
第2試合 バンタム級(55kg) 3分3R
小只[おただ]直弥(888 GYM)
相良[さがら]一志(究道会館)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
坂本直樹(道場373)
珅太郎[しんたろう](KRAZY BEE)
概要
大会名 RISE 159(ライズ ハンドレッドフィフティナイン)
日時 2022年6月24日(金) 開場・17:00 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 7,000円 A席 5,000円 ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/