シュートボクシング 6.10 後楽園ホール:王座目指し2年ぶり再戦 伏見和之×竹野元稀 直前談話
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SHOOT BOXING 2018 act.3(6月10日(日)後楽園ホール)のSB日本スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント一回戦・伏見和之(シーザー力道場/3位)vs. 竹野元稀(風吹ジム/6位)の両者の直前インタビューがシュートボクシング協会から届いた。両者は16年4月の後楽園大会で対戦し、伏見が3R判定勝ちしている。(写真右が伏見)
伏見和之「完全に俺がベルトを取るシナリオができている」
——SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント出場が決まりました。
「2月大会でヘマをして負けてしまった(川上叶に4RTKO負け)ので自分にはチャンスが来ないと思っていたら、オファーが来たので正直ビックリしました。でも、チャンスをいただいたからにはしっかり取ってやろうと思います」
——出場メンバーを見てどうですか?
「トーナメント表を見ると準決勝には、僕に2度勝っている植山(征紀)君がいて、逆ブロックには川上君がいて、一気に借りを返せるチャンスなので楽しみですね。早い段階で強い選手とやっておきたいと思っていて、二回目で植山君とやれるのでいい組み合わせをしてくれたなと思います」
——一回戦で対戦する竹野元稀選手についてはどのような印象を持っていますか? 竹野選手には2016年4月に対戦して勝っています。
「とにかくただ打たれ強いですね。打たれ強いので無理にガンガンいってもゴタゴタしてつまらなくなってしまいます。向こうとしてはゴタゴタして俺のことを削ってくると思うので、しっかり出入りの速さを見せてそういうのをやらせないようにします。前対戦したことは参考になりませんが、2年前よりも竹野君は前に出る力、勢いは増していると思います。彼はKO負けしたことがないと思うので僕が倒します」
——竹野選手にもインタビューしたところ、「以前対戦した時のような強さは伏見選手にはもうないですし、僕は強くなっています。今回はKOでぶっ倒して準決勝にいきたい」と言われてました。
「言っとけ!という感じですね(笑)。そういうのにもうあんまり相手する気にはなりません。俺は20歳の時、そういうことばかり言ってましたが、もう27歳なので中堅の立場なんですよ。そういうのにイチイチ相手していたら試合前から疲れてしまいます。黙って試合しようよ、試合して結果だけでいいじゃんみたいな。何か他の団体の記者会見で言い合いして掴み合うのって流行ってますよね。そういうのを見ているも疲れてしまいます
。竹野君には『ハイハイ、わかったよ』と伝えておいて下さい」
——出場メンバーはみんな若い選手ばかりですが、そこは意識しますか?
「今までと立場が逆転したなと。今の子たちは食らいついて何とか上を超えてやろうという気持ちだと思います。自分も若い時はそういう気持ちでいたので、わかっているからこそ、俺を食ってみろ!と思いますね。でもそう簡単に超えられるものではない、勢いで勝てるのはそこまで、ということを証明したいですね。年齢ではどうやっても勝てないので、キャリアは勝っていますし、若さだけで見てもらいたくないです」
——伏見選手は27歳という年齢で50戦近いキャリアがあり、もうベテランの域ですね。
「若い時はケガをしても何とかなるだろうと無茶をしてケアをしたことがありません。試合で手を骨折しても1カ月後に試合をしていたのですが、そのツケが回ってきていますね(笑)。その時はトヨタの日本車ですが、今は完全にアメ車です(笑)。打たれたらすぐにぶっ倒れてしまうので、殴られないようにセコンド陣と話をしていきます。昔からスピードを武器にしていたので、もう一回それを取り戻そうと出入りのスピードを今見直して取り組んでいます」
——次の試合では伏見選手のスピードに注目ですね。
「あとはリングを大きく使おうと。カウンターも狙っていて、テクニックだったらあのメンバーを見ていても負ける気はしません。今までは元チャンピオンという肩書きもあって、変な試合をしちゃいけないという変なプライドが出てきました。技術で圧倒してやろう、テクニックで勝負してやろうということばかりやってうまくいかないことが続きました。もう自分のやりたいことをやろうとだいぶ気持ちが吹っ切れて、今はみんなと同じ20歳ぐらいの気分で戦います」
——逆ブロックからは誰が勝ち上がってくると思いますか?
「川上君に勝ち上がって来てほしいですね。僕の理想は、このトーナメントで全員にやり返してチャンピオンになることです。最後にベルトを取ったとこでマイクを取って『本当にチャンピオンになりたいからもう一回やろう!』と内藤(大樹)君にアピールしたいですね」
——2014年11月に初防衛戦でベルトを取られた相手だけに、あの時の悔しさはまだ忘れられないと?
「そうですね。しかも、今回のトーナメント決勝戦が行われる両国国技館でベルトを取られたんです。取られた場所で取り返す。完全に俺がベルトを取るシナリオができているなと感じましたね。それで最後に内藤君に勝ちますよ」
竹野元稀「打ち合いで逃げるなよ」
——SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント出場が決まりました。
「4月の後楽園大会では笠原友希選手に負けてしまったのですが、それまでは4連勝していたので今回のメンバーに選ばれて妥当かなと思いました。内藤大樹選手が王座を返上したことで、トーナメントを勝ち上がれば王座に直結するのでモチベーションは上がりました」
——トーナメント出場メンバーを見ての印象はいかがでしょうか。
「ランキング通りの選手が出ているので問題ないと思います」
——一回戦の相手は、2016年4月に一度対戦している伏見和之選手となりました。
「元チャンピオンで全体的に何でも出来るうまい選手だと思います。でも最近はKO負けが多く、打たれ弱くなっていてもう落ち目なんじゃないかなと。以前対戦した時のような強さはもうないですし、僕は強くなっています。今回はKOでぶっ倒して準決勝にいきたいと思います」
——今回勝てば、5月20日の愛知大会で一回戦を突破した植山征紀選手と準決勝で対戦することになります。
「植山選手とは昨年6月に対戦して今までで一番強い相手だと思っていたのですが、この前の愛知大会では佐藤執斗選手を相手になかなか手こずっていました。植山選手はそこまでもう伸びしろがなくなっていると思うので、9月の準決勝までに僕がさらにレベルアップして植山選手を越せるように頑張ります」
——反対ブロックからは誰が勝ち上がってくると予想しますか?
「僕の予想では笠原友希選手が勝ち上がってくると思います」
——もしそうなれば笠原選手とは3度目の対決になりますね。
「笠原選手が上がってくれば、ここでもリベンジマッチになります。一回戦、準決勝、決勝戦と3回ともリベンジマッチを制して僕が優勝します。それが一番いいストーリーですよね」
——どういうチャンピオンになりたいか、もう思い描いていたりしますか?
「チャンピオンになっただけでなく、しっかりチャンピオンとしての自覚を持って他団体に出たりしたいですね。組まれた試合をしっかり勝っていって、もし前王者の内藤選手に認められれば内藤選手とも対戦したいと思います」
——最後にファンにメッセージをお願いします。
「6月10日は自分が盛り上げて元チャンピオンの伏見選手をぶっ倒してリベンジするので応援よろしくお願いします。向こうはパンチが得意ですが、僕も得意なので打ち合いで逃げるつもりはありません。逆に打ち合いで逃げるなよといいたいですね」
対戦カード
第8試合 メインイベント 68kg契約(肘有り) 3分5R(無制限延長R)
海人(TEAM F.O.D/SB日本スーパーライト級(62.5kg)王者)
ジャオウェハー・シーリーラックジム(タイ/シーリーラックジム/MAX MUAYTHAIスーパーライト級王者)
第7試合 セミファイナル 62kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級(60kg)王者)
ヒンチャイ・オー・センスックジム(タイ/MAX MUAYTHAI 61kg級6位)
第6試合 68kg契約(肘有り) 3分3R(無制限延長R)
宍戸大樹(シーザージム/元SB東洋太平洋ウェルター級(67.5kg)王者)
土屋大喜(roots/修斗バンタム級(61.2kg)世界10位、元修斗ライト級(65kg)環太平洋王者)
第5試合 ウェルター級(-67.5kg) 3分3R(無制限延長R)
忍アマラー(モンゴル/SBモンゴル/SHINOBUファイティングジム/元WPMF世界スーパーライト級王者、元全日本ライト級王者、元MA日本スーパーフェザー級王者)
奥山貴大(GSB/SB日本ウェルター級1位)
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(無制限延長R)
笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級(57.5kg)1位)
直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級3位)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(無制限延長R)
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級1位)
ポッシブルK(翔拳道)
第2試合 SB日本スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R(無制限延長R)
伏見和之(シーザー力道場/3位)
竹野元稀(風吹ジム/6位)
第1試合 SB日本スーパーバンタム級(55kg)王座決定トーナメント一回戦 3分3R(無制限延長R)
内藤凌太(ストライキングジムAres/4位)
笠原友希(シーザージム/5位)
※トーナメント準決勝は9.15後楽園、決勝は11.18両国国技館で実施
オープニングファイト2 58kg契約 2分3R(延長1R)
清水悟(シーザージム新小岩)
魁斗(立志会館)
オープニングファイト1 58kg契約 2分3R(延長1R)
手塚翔太(GONG GYM坂戸)
須賀裕一朗(AFC/TENKAICHIフェザー級7位)
概要
大会名 SHOOT BOXING 2018 act.3
日時 2018年6月10日(日)開場・17:15 開始・17:30
生中継 SHOOT BOXING MOVIE COMPLEX(月額777円)
チケット料金 RRS席15,000円 RS席10,000円 SS席7,000円 A席5,000円 B席4,000円 立見 3,00円 ※当日券は各¥500UP
チケット販売 シュートボクシング公式ネットショップ チケットぴあ イープラス 後楽園ホール
お問い合わせ シュートボクシング協会 03-3843-1212 http://shootboxing.org/