Krush 1.28 後楽園ホール:スーパー・フェザー級王座決定トーナメント 中島千博×友尊、山本直樹×横山朋哉 計量クリア
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1月27日(木)都内にて、開催を明日に控える「Krush.133」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。明日の大会の目玉である第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場する中島千博、友尊、山本直樹、横山朋哉の4人は揃って計量をパス。公開調印式と記者会見に臨んだ。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
第10代Krushスーパー・フェザー級王者は誰だ!?
中島千博「誰が一番強いかを見せる」vs友尊「武者震いが止まらない」
山本直樹「ベルトを獲って少しでも恩返ししたい」vs横山朋哉「ワクワク・ドキドキ・ウキウキが止まらない」
準決勝の第1試合は一回戦でSATORU成合にKO勝利を収めた中島と、一回戦は佐野天馬のドクターストップによる不戦勝となった友尊の激突。会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんから、「中島選手の蹴りvs友尊のパンチという図式を超えた、期待を超えたような試合になってくれることを楽しみにしています」と期待を寄せられる、ファイトスタイルが対照的な選手同士による好カードだ。
中島は空手出身で蹴りが持ち味。石川さんからも「ボクシングのボディワークではなく、空手とPOWER OF DREAMの独特のボディワークからのパンチでダウンを奪っていたのが凄く印象的でした」と評される独特のファイトスタイルでベルトを狙う。
「明日はこの4選手の誰かがチャンピオンになると思うんですけど、みんな凄いしっかり練習してきて、今まで以上に全員が一番強いと思うので、その試合の中で誰が一番強いかを見ていただけたらと思います」とコメントした中島。トーナメントは予想外のことが起きがちだが、「何があってもどんな場面でもそれに臨機応変に対応出来るようにということを意識してやってきました」と、対応力を磨いて勝負に出る。
一方の友尊は、石川さんが「他の選手の試合を見た上で自分が優勝出来ることを確信したという頼もしい発言があるんですけど、それだけ今の練習環境が充実しているんだなということに期待をもたせてくれます」と語る通り、本人も自信に満ちた態度で「ありきたりですけど、優勝します」とキッパリと優勝宣言だ。
「4人とも凄え(トーナメントに)かけてて、モチベーションも凄く高くて仕上がってるようなんで、その4人の中でベルトを争えるっていうのは嬉しいというか武者震いが止まらないんで、早く明日になって試合がしたいです」と、一回戦で試合をしていないだけに、はやる気持ちを押さえきれない様子だった。
準決勝のもう1試合は山本と横山の対戦だ。一回戦では山本が伊藤健人をカーフッキックでKO、横山は松本涼雅をフック3連打によるKOと、それぞれ持ち味を出してのKOによる勝ち上がりだった。石川さんも、「山本選手は相手の攻撃を見切る抜群の技術を持っています。横山選手は抜群のトップスピードの攻撃力を持っています。どちらが相手の技術を上回って優勝にリーチをかけるか? 判定決着が想像出来ない準決勝になると思います」と評する注目カードだ。
その石川さんから「試合中の成長と覚醒を見せてくれました」と評価された山本は、「試合内容もKOはもちろんなんですけど、3R以内でも必ず勝つし、延長でも必ず自分が勝つし、面白い試合になっても自分が必ず勝ちます」と、どんな局面になろうと自分が勝つと固く誓う。
キャリア的にも年齢的にもベテランと呼ばれる段階に入ってきただけにベルトへの想いは強い。「やっと明日ベルトを巻けるチャンスをいただいているので、ベルトを巻くっていうのは自分の自己満なんですけど、たくさん応援してくれてる方、支えてくれてる方のおかげでこうやってリングに上がれているので、それを少しでも恩返し出来ればっていう気持ちでいます」と、長年支えてきてくれた人たちに報いるためにもベルト戴冠を約束していた。
対する横山は「ド迫力のパンチによるKO勝利で優勝候補と呼ばれるに相応しい試合見せてくれました」という石川さんの言葉通り、トーナメント優勝の大本命としての実力を見せつけての一回戦突破だった。「明日は普段の練習した通りにやれば僕が優勝すると思うんで、全試合KOで勝って、僕がチャンピオンになります」と自信たっぷりのコメントをした横山。「山本選手、仕上がってるなと思いましたし、この試合に向けて最後じゃないですけど、ここでラストチャンスだぞという意思が見えたので、僕はそこを壊してこれから僕の時代にするよっていうことで山本選手を倒します」と、山本のベルト奪取への執念の破壊を宣言。
そして、「4選手とも完璧に仕上げてきていると思うんで、そこで一番輝いて、一番カッコいい男になりたいです」と、スーパー・フェザー級の頂点に立つことを力強く誓っていた。
バージョンアップの近藤魁成vs本領発揮のアラン・ソアレス 「パンチも蹴りも全部見てほしい」(魁成)vs「ベストなコンディションで殴りまくる」(ソアレス)
セミファイナルでは-66.5kg契約ワンマッチで近藤魁成とアラン・ソアレスが対戦する。魁成の前回の試合は昨年の3.21「K’FESTA.4」東京ガーデンシアター大会でのマキ・ドゥワンソンポンとの試合だった。手首の怪我からの復帰戦ながら、会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんが、「試合自体は圧倒的な完封試合だったので改めてポテンシャルの高さに感服しました」と絶賛する内容を残した。
再び手首の怪我で試合から遠ざかっていたが、今回の試合で復帰。今年からこれまでのウェルター級からスーパー・ライト級に階級を転向を考えている。ソアレスとの試合はその試金石ともなる-66.5kg契約で行なわれるが、本人は「数年ぶりにここまでの減量をしたのですが体調は過去最高なので、明日はしっかりと自分の力を発揮したいと思います」と手応えを感じている様子。
「ミットとか練習してても、体重は下がっているんですけど、パンチ力ってこんなに上がるんだって自分でもワクワクしてるんで、明日はパンチだったり蹴りだったり全部見てほしいなと思います」と、コンディション調整もうまくいったようで自信たっぷりだ。
石川さんも「さらに成長している近藤選手を見られるのが楽しみです」と期待を寄せているが、「自分はこれからスーパー・ライトで一番を目指していこうと思っているんで、そこをしっかりアピール出来るような試合にしたいです」と、本人もバージョンアップした姿のお披露目が楽しみなようだ。「早い段階でKOしたい」と高らかにKO勝利宣言も放ち、スーパー・ライト級戦線に宣戦布告した。
対するソアレスは昨年の9.20K-1横浜アリーナ大会で行なわれた第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメントでK-1 JAPAN GROUP初参戦を飾った。しかし、K-1初登場で固さが出てしまったのか、一回戦で安保瑠輝也に敗北。捲土重来を期してのKrush初参戦だ。石川さんからも「2戦目の明日はおそらくパンチ全開で本領を発揮してくれると期待しています」と本来の実力の発揮への期待も高い。
「私の夢はK-1に立つことだったのでメンタル面が一番変わったと思う。K-1に出場するだけではなく今度は勝利、勝つことを全力で目指す。Krushでも将来的にはスーパー・ライト級で勝利したいと思っている」と、力強く勝利を約束するソアレス。
年末には故郷のブラジルに渡ってトレーニングを積んできた。「ブラジルではダニロ(・ザノリニ)先生と一緒にワークショプを開いて、ブラジルの各州のいろいろなジムで実戦形式で戦うことが出来ましたので、戦術的な面で強化出来たと思います」と、念入りな準備をしてきたようだ。
「明日はベストなコンディションで殴りまくって勝ちたいと思います」と、今度こそ得意なパンチでKrushのリングに旋風を巻き起こすことを誓う。
群雄割拠のフェザー級で熾烈な潰し合い!龍斗「K-1・Krushの選手の強さを見せる」vs兼田将暉「一発ドカンとインパクトを残す」、枡本翔也「自分の存在を分からせる」vs國枝悠太「僕が一番楽しんで勝つ」
昨年、K-1 JAPAN GROUPのリングで「戦国時代」として盛り上がりを見せたフェザー級で、龍斗vs兼田将暉・枡本翔也vs國枝悠太の2カードが行われる。
龍斗は会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんから「上半身が大きくなって体幹が強くなったことで、元々得意だった蹴りがさらに強くなった印象です。相当フィジカル強化と向き合ったんじゃないかっていう印象を持っています。自然なリズムから蹴り分けてくる多彩な蹴り技に明日も注目しています」と評された通り蹴り技が得意なファイター。
会見で龍斗は「明日は蹴り勝つし、パンチでも倒そうと思っています」と意気込みを語った。「K-1、Krushで戦っている選手が一番強いんだというのを、まず相手選手に明日は見せたいです」と、強い団体愛を胸に初参戦の兼田を迎え撃つ。
対する兼田はKrush初参戦だが「4年以上前になるんですけどK-1甲子園の決勝で、明日のスーパー・フェザー級トーナメントの優勝候補である横山選手に勝っている。その事実だけでも実力が計れます」と石川さんの紹介があったように、現在は他団体でも実績を残している実力者。「明日は初参戦なんで、本当に一発ドカンとインパクトを残したいと思っています」と、待望のKrush初参戦に本人もやる気満々だ。
龍斗に対して、「明日は向こうも蹴り倒すとかパンチで来るって言うんうやったら、パンチで打ち合ってもいいかなと思っています」と一歩も引くところはなく、「フェザー級やからとか関係なく、明日はKrushで一番面白い試合をしようかなと思っています」とKrushのリングで一気に名前を売ることを目論む。
もう一つのフェザー級の試合は枡本vs國枝。枡本は昨年2月の「Krush.122」以来約1年ぶりの試合となるが、「1年間休んでいた分、しっかりと爆発させたいと思います」と、溜まっていた鬱憤をKrushのリングで國枝にぶつける。石川さんからは「最近勝ち星から遠ざかってしまっているんですけど、これまでトップクラスのファイターと試合を重ねている実力者です。プレッシャーをかけて前進しながら、一気にパンチを叩き込む黄金パターン。そして、柔らかさを活かした足技でドンドン蹴り倒していくパターン、どっちも凄い強い選手ですね」と言われたように、実力面での評価も高い。
「今はフェザー級も人が多くて、戦国時代と言われてた時期もあったんですけど、その中でもまた一つ枡本翔也っていうのがいるなっていうのを分からせるような試合をしたいですね」と、群雄割拠のフェザー級戦線で存在感を見せることを誓う。
対する國枝は今回がK-1 JAPAN GROUPでは5戦目。前回の試合は昨年の9.20K-1横浜アリーナ大会で小澤海斗に敗れてしまったが、「どの試合でも存在感をしっかり見せてくれて、倒せるパンチと気の強さが魅力です」と石川さんが語る通り、昨年も2戦連続KO勝利を見せるなど、その存在感をKrushのリングに刻み続けている。
「勝ちに徹して、今年一発目を盛り上げて勝ちます」と、今年最初のKrushのリングでインパクトを残すことを目論む國枝。「この中で僕が一番楽しんで勝つんで見といてください」と不敵に勝利宣言を放っていた。
対戦カード
第9試合 メインイベント 第10代Krushスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
第8試合 セミファイナル 66.5kg契約 3分3R(延長1R)
近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg王者)
アラン・ソアレス(ブラジル/ブラジリアンタイ/FIGHT DRAGON 67kg王者、GOLD RUSH 67㎏王者)
山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/元全日本ウェルター級&スーパーウェルター級王者、元WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)引退セレモニー
牧平圭太引退エキシビションマッチ 2分2R
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPウェルター級王者・元同スーパー・ライト級王者、元Krushウェルター級王者)
牧平圭太(HALEO TOP TEAM/Krushウェルター級王者)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
龍斗(team NOVA)
兼田将暉(RKS顕修塾/ACCELフェザー級王者、元HEATライト級王者、元RKSスーパーフェザー級王者、K-1甲子園2017 -60kg優勝)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
國枝悠太(二刃会)
第5試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
中澤誠弥(PITBULL)
第4試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
Kiho(TeamK.O.Garage)
第3試合 第10代Krushスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
山本直樹(優弥道場)
横山朋哉(リーブルロア)
第2試合 第10代Krushスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
中島千博(POWER OF DREAM)
友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
第1試合 第10代Krushスーパー・フェザー級(60kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
野田哲司(PURGE TOKYO)※TETSU 改め。月心会チーム侍から所属変更
斎藤祐斗(JK TRIBE)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級 3分3R
冨澤大智(K-1ジム総本部チームペガサス)
内田竜斗(チーム・タイガーホーク/K-1カレッジ2021 -55kg優勝)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
水上陽生(ポゴナ・クラブジム)
坂本優輝(PURGE TOKYO)
概要
大会名 Krush.133
日時 2022年1月28日(金)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円 A席:7,000円 ※当日券500円アップ。PM4:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/