RISE 10.22 後楽園ホール:スーパーフェザー級暫定王者決定戦の一馬「上弦ノ三日月以外の技・戦法も用意している」、石月祐作「年齢的にも一個一個モノにしてかんと先がない」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
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RISE 152(10月22日(金) 後楽園ホール)のメインイベント、RISEスーパーフェザー級(60kg)暫定王者決定戦で戦う一馬(MONSTAR GYM/RISE 1位)と石月祐作(KAGAYAKI/RISE 2位、KROSS×OVER&DBS同級王者)のインタビューが主催者から届いた。チケットは全席完売し、当日券の販売は無い。大会の模様は中継 ABEMA 格闘チャンネルで生中継される。
一馬「石月選手が一番強いんで、RISEのタイトルマッチに一番相応しい選手」
――ようやく念願の王座決定戦が決まりましたけど、決まった時の心境はいかがですか?
一馬 やっぱ嬉しかったですね、やっと決まったかっていう。16年間格闘技続けてきて初のタイトルマッチなんで気合入れて一発で獲りに行きたいなと思ってます。
――プレッシャーはありませんか?
一馬 特に感じてないし仕上がりが凄くいいんで、今回は自信しかないですね。
――実際今の公開練習を見て頬のこけ具合を見たら本当にかなりいい仕上がりになるんじゃないかと思いますけど、明日試合やってもいいくらいのコンディションですか?
一馬 そうですね。減量中なんですけど全然減量苦は今回全くないですし、スピード・パワー・スタミナどれをとっても過去一ですね。
――結局タイトルマッチは以前一馬選手が予想した通り、王者のチャンヒョン・リーが来日できないということで石月選手との暫定王者決定戦になりました。ある程度予測はしてたと思いますが、実際に石月選手とやるということに関してはどうですか?
一馬 実際日本人でランカーとしては石月選手が一番強いんで、RISEのタイトルマッチに一番相応しい選手だと思ってます。なので、僕としても一番良い選手とできるなってことで気合は入ってますね。
――現時点でいろんなシミュレーションはもうしてますか?
一馬 もちろんしてますね。まぁ石月選手毎回同じ戦法・スタイルなので、そこの対策もしつつ自分の長所を伸ばして、スタミナもそうだしパワーもそうだしスピードもそうだし、自分の良さをどんどん上げてくっていう練習をしてきました。
―― 一馬選手が今試合をやるとなったら、前回ノラシン選手をKOした必殺技の『上弦ノ三日月』とか第二、第三の必殺技を皆さん期待すると思うんですけど、その辺はいかがですか?
一馬 もちろん今まで出してこなかった技もありますし、戦法も新しい技も今回必ず使うだろうっていう技も用意してるんで、そこを見てほしいですね。
――それは『下弦ノ三日月蹴り』ですか?それとも第三、第四の必殺技ですか?
一馬 技は第三、第四の技ですね。戦法は多分今まで使ったことないんで、ある意味僕のことを知ってる人が見たらびっくりする戦法だと思いますね。
――みんながあっと驚くっていう感じですか?
一馬 そうですね、驚くし、こんなことも出来るんだな、何でも出来るんだなっていうところを見せたいですね。
――もしそれがクリーンヒットしたら前回同様に衝撃的なKO勝利に繋がるっていう感じですか?
一馬 当たれば倒れると思ってます、タイミングなんで。
――単純に石月選手の印象をお聞きしたいのですが
一馬 印象はやっぱり気持ちが強い。あとはフィジカル、打たれ強い。本当に強い強い強いじゃないですかね。そういう印象ですね、とにかく強い。
――これまで石月選手の試合というのはいつか戦うと思ってご覧になってたんですか?
一馬 いつか戦うと思ってたんですけど、こんなに早く実現するとは思ってなかったですね。ただ想定はしてました。
――石月選手どちらかというと激闘派でガンガン攻めてくるタイプだと思うんですけど、そういうタイプは自分的にはどうですか?
一馬 僕は今までRISE出場してからずっと激闘派の選手とやってきてるんで慣れてはいますよね、そういう前に出てくる選手。やりやすいです。
――先ほどのミット打ちで左右どちらでも三日月を蹴れるというのを見せましたけど、もう左右関係ない感じなんですか?
一馬 そうですね、僕右も左もスイッチで使えるし、サウスポーでも全然戦えるんで、右も左も殺傷能力のある攻撃を持ってます。ディフェンスもどっちも出来るんで。
――格闘技を始めて16年で初のタイトルマッチ、何でこんなに遠回りだったんですか?
一馬 言っちゃうとタイトルマッチにあんま興味がなかったというのはあるんですけど、ベルトとかも(笑)。ここで今まで応援してくれてる人たちにベルトを獲ってあげたいって気持ちが今強いですね。自分のためというよりも周りの人たちのためにベルトを獲りたいという気持ちが一番大きいです。そこを全面に試合で出していきたいなと思ってます。
――そういう風に思うようになったきっかけみたいなのはあるんですか?
一馬 んー、きっかけはないですけど、やっぱり僕がランキング上にあがるにつれてベルト獲ってほしいだったりとか、今まですっと応援してきた人たちがいてくれる中で、何で自分は好きな格闘技を出来てるんだろう、って。やっぱそういうとこで恩返ししなきゃいけないなってとこは出てきましたね。
――じゃあ恩返しという意味で気合は過去一入ってる?
一馬 そうですね、過去一ですね。一発でベルト獲りにいきたいと思ってますし、そのあとのチャンヒョン・リー戦もしっかり見据えていい試合したいと思ってます。
――RISEのメインイベントとタイトルマッチに相応しい試合ができるということですか?
一馬 そうですね、そのつもりです。
石月祐作「年齢的にも一個一個モノにしてかんと先がない」
―― (リモートで)一部しか見えていませんが、所属先のKAGAYAKIのジム、異常に広そうですね。小さな体育館くらいありそうですね。
石月 そうですね、めっちゃ広いと思います。ここでアマチュアの試合くらいなら出来そうぐらい広いですね。
――都心ではちょっと考えられない環境で練習してるわけですね。
石月 そうですね、はい、いい場所です。
――今回ようやく暫定王者決定戦でチャンピオンベルトが懸かる試合が決まりましたけど、話が来た時どんな気持ちになりましたか?
石月 本当チャンスだなって思いましたね。気合も入りましたし、モチベーションはやっぱり凄かったですね。
――すでに他団体ではチャンピオンになっていますが、やっぱりRISEのチャンピオンベルトが懸かっているとなったら気持ちの入り方が違いますか?
石月 自分はRISEでデビューさせてもらってRISEでコツコツ戦ってきて、一旦他団体の方でタイトル獲らせてもらって、またRISEに戻ってこれて。RISEのベルトを目標にしてきたんで、本当気持ちは違いますね。
――自分がRISEのチャンピオンベルトを腰に巻く、肩にかけるってイメージはどんな感じですか?
石月 相手強いんで。で、6月の試合終わったばっかりのときはちょっとやばいなーって思っていたんですけど、それがケツに火ついていい練習が出来て、今となってはいろんな勝った時のマイクとかいろんなもん想像して良いイメージでやれてますね。
――じゃあ結構頭の中ではニヤニヤしてる感じですね。
石月 もう自信満々です。これはもう誰に何て言われようが自分は勝つ気満々でいるんで。
――獲ってベルトを新潟に持って帰ったら新潟在住ではRISEで初めてのチャンピオンになるんじゃないですか?
石月 そうですね。なんでそれも含めて新潟盛り上げたいなと思ってます。
――周りも結構盛り上がってるんじゃないですか?
石月 盛り上がってくれてますね。それこそ今までは新潟とか会社の人とか本当周りのスポンサーさん、ジムの人、家族とかにしか認知されてなかったんですけど、今年に入ってからABEMAの放送とかSNSを通していろんなところで応援してくれてる人が増えてきたんで、そこもやっぱり盛り上がってくれてるんで良い心のコンディションで過ごせてますね。
――じゃあ今回の王座挑戦って部分では新潟の格闘技全体が盛り上がってる感じですね
石月 おこがましいんですけど、(新潟を)背負った感じで頑張りたいなと思ってるんで、はい。
――今もう新潟は冬っていうかかなり冷えてきたんじゃないですか?
石月 だいぶ寒くなって、今日は結構寒いっすね。でもこの季節がまた来たなって感じで。
――今回暫定王座を争う一馬選手なんですが、先ほどかなり強い選手とおっしゃってましたが相手としてはどうですか?
石月 本当戦いたかった相手なんで。あとは誰が見ても強いんで。上弦ノ三日月とかも本人が相手は見えないだろうって言ってたんですけど、多分見えない攻撃なんだろうなとは思いますし、相手も一生懸命当てようとしてくるんでしょうけど、俺もそれで当たらないように頑張るんで。強いですよね、いろいろ出来て。
――でしたら上弦ノ三日月とか一馬選手のオリジナル技も耐える・凌ぐ・避けるって色々考えてるわけですか?
石月 そうですね、色々そういうの気を付けるように練習してきたんで。あと3分5Rなんで、5Rのうちにどっかで捕まえてボッコボコにしたろと思ってるんで。そんな感じであんまり…凄い技だなとは思ってるんですけどあんまり特になんとも思ってないですかね。
―― 一馬選手の独特のキャラクターの部分はいかがですか?
石月 キャラクターの部分ですか…経歴が凄いなと思って(笑)。本当そこらへんは凄いなって思ってますね。
――現時点で明かせる範囲内で構わないんですけど、どんな結末になってると想像しますか?
石月 3分3Rって結構「早よ倒さんば」って感じで焦ったりするんですけど、今回5Rなんでどっかで捕まえて引っぱたいてひっくり返ってくれればなって思ってるんで、気分的には楽ですね。
――延長戦も無制限で設けられていますけど、そこまで突入する可能性はありますかね?
石月 どうなんですかね、行ったら行ったでこっちの方が分があると思ってるんで、後半に行けば行くほど俺の方が有利かなと思ってるんで。ガッツンガッツン殴りつけて削ってっていうイメージではいますね。
――5R制の試合は経験ありますか?
石月 一回あるんですけどそのときは2Rて終わったんで、フルで5Rやったことはないですね。
――仮の話になっちゃいますけど、初めて4R以降に突入したら自分の体力・スタミナってどうんってるか想像できますか?
石月 どうですかね…でもスタミナに関しては自分のスタイル的に耐えられるくらいの練習量こなしてきたんでそこ行っても、いけるだろうなとは思ってますね。
――もう終わってしまいましたけど今年の夏とか秋も試合はなかったけど練習三昧って感じでした?
石月 そこはもうキックボクシング始めてから常に(相手が)格上っていう気持ちで戦ってきたんで、この試合に向けての何か月というよりも始めた頃から一個一個ゴールだと思ってやってきたんで遊ぶとか特になく、これが遊びなんで(笑)、まぁ本気の遊びっていうんですかね、やってきたんで。
――そこまでキックボクシングにのめり込んで打ち込んでるっていうことですね。
石月 そうですね、面白いですよねキックボクシング。立ってはたき合うっていうのが好きなんで、楽しいっすね。
――それが今連勝を生んでる要因ですかね?
石月 あとやっぱ地方からやってやるぞっていう、一回でも負けたらもうオファーは来ないんだろうなっていう気持ちでやってるんで、負けてもすぐ大きいところにポンって呼ばれる人間よりは覚悟は違うかなって思ってるんで。そうチャンス来ないんで年齢的にも一個一個モノにしてかんと先がないんで、そういうところでの気持ちの強さっていうのはあると思います。
――やっぱりそこは地方在住のキックボクサーとしてのメンタルの強さも見せたいって気持ちはありますか?
石月 めっちゃありますね、それはあります(笑)。
――でもそんなにハンデは感じてないんじゃないですか?
石月 感じてないですね。みんながハンデある言ってくれてるんで、寝るときニヤけるっすよね(笑)。
――試合まで毎日毎日ニヤけながら眠れそうですか?
石月 もうやることやってきたんで、身体の調子、減量とかもいつも通り良いんで。で、モチベーションはいつも以上って感じなんで、本当あとは戦うだけっていう感じなんで。
――最後にRISEファン、石月ファンに向けて熱いメッセージをお願いします。
石月 多分下馬評では自分の方が不利だと思われてるんですけど、それでケツに火ついてこの数ヶ月でかなり伸びたと思うんで、試合当日どうなるか楽しみにしててもらえればと思います。「RISE」を22日に見せれるように残りしっかり仕上げるんで、期待してください。
対戦カード
第8試合 メインイベント RISEスーパーフェザー級(60kg)暫定王者決定戦 3分5R(無制限延長R)
一馬(MONSTAR GYM/RISE 1位)
石月祐作(KAGAYAKI/RISE 2位、KROSS×OVER&DBS同級王者)
第7試合 セミファイナル スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
SEIDO(LARA TOKYO/RISE 5位)
常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/RISE 7位)
第6試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/シュートボクシング日本フェザー級(57.5kg)1位)
平野凌我(MTS/RISEフェザー級(57.5kg)9位)
第5試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
森香津眞(チームドラゴン/RISE 6位)
松本芳道(KICK-DIET吉野町/元新日本ライト級王者)
第4試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull/RISE 2位)
拓也(蹴空ジム/RISE 4位)
第3試合 ライト級(63kg) 3分3R
瑠夏(L-REX/2017年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
大石健作(TEAM TEPPEN/DEEP☆KICK -63kg 2位)
第2試合 82kg契約 3分3R
クワン・サックランシット(タイ/サックランシット)
南原健太(極真会館/極真会館全日本ウェイト制空手道選手権2018重量級(+90kg)準優勝)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
杉山豪基(鹿浜TOP TEAM)
山科直史(極真会館)
概要
大会名 RISE 152(ライズ ハンドレッドフォーティツー)
日時 2021年10月22日(金) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円(完売) RS席 10,000円(完売) S席 8,000円(完売) A席 6,000円(完売) ※当日券の販売は無し ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/