木口宣昭氏が死去。五味隆典、桜井“マッハ”速人ら数多くの名選手を指導
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桜井“マッハ”速人、五味隆典ら数多くの名選手を育てた木口宣昭(のりあき)木口道場・前代表が9月12日に亡くなったと、全国少年少女レスリング連盟のホームページで29日に発表された。76歳だった。同ページには「ご葬儀はご親族だけで営まれ、すでに納骨も終わられたとのことです」と記されている。
木口氏は1944年11月8日、満州生まれ。法政大学2年の64年、レスリング全日本学生選手権で優勝。69年の世界選手権ではグレコローマン62kg級5位入賞、全米選手権同級優勝を果たす。70年に木口道場を設立。85年にはワールドカップ日本代表監督を務め、山本美憂・聖子姉妹も指導する。
総合格闘技の発展にも貢献し、80年代の修斗草創期から創始者の佐山聡氏に協力し、90~00年代にはマッハ、佐藤ルミナ、五味、山本“KID”徳郁、須藤元気らトップ選手を数多く指導。90年にはレスリングをベースにサブミッションを加えたコンバットレスリングを創始し、五味を筆頭に数多くのMMA選手が出場した。日本レスリング協会の総合格闘技委員長も務めた。
(2005年大晦日のPRIDE男祭りのライト級GP決勝戦は五味 vs. マッハとなり、木口氏は当時指導していた五味のセコンドにつき、五味が勝利した。前列右2人目が木口氏)
(2003年6月のDEEPでのマッハとデイブ・メネーの一戦では、勝利したマッハを「アメージング・グレース」の歌唱で称えた。唄とダジャレが大好きで、多くの選手・関係者に愛された。)