Krush 9.24 後楽園ホール(一夜明け会見):新ライト級王者・瓦田脩二「控室で梶原龍児さんがベルトを見て『久しぶりだな』とうれしそうな顔をしていて、自分もうれしくなりました」
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9月25日(土)都内にて、昨日後楽園ホールで開催された「Krush.129」の一夜明け会見が行われた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
Krush 9.24 後楽園ホール(レポ):瓦田脩二、南雲大輝と里見柚己を下しライト級王者に。K-1王者・朝久泰央との福岡勢対決要求
新ライト級王者・瓦田脩二、涙の王座戴冠劇を振り返る「控室で龍児さんがベルトを見て『久しぶりだな』と嬉しそうな顔をしていて、自分も嬉しくなりました」
7月から開催されている第6代Krushライト級王座決定トーナメントの準決勝でミャンマーラウェイの南雲大輝と対戦した瓦田脩二は、3Rに左フック、右アッパーを炸裂させてKO勝利。メインイベントの決勝では弘輝に勝利した里見柚己と対戦。2Rに三日月蹴りでダウンを奪うものの、3Rに左のクロスカウンターでダウンを奪い返される苦しい展開となったが、最後まで戦い抜き2-0で判定勝利を収めた。
1日2試合の激闘を制して、悲願のKrushライト級チャンピオンになった瓦田は、「自分だけの力だったらダウンを奪い返された場面で気持ちが折れそうだったんですけど、それ以上に周りの方の応援と今までやってきたことを出そうということで、最終的にこのベルトが獲れて最高の一日になりました」と、一夜明けての感想をコメント。「もうニヤつきが止まらないような感じですね」と喜びを噛み締めていた。
瓦田はこのトーナメントが始まるまではK-1のリングも含めて5連勝を記録。その実力と戦績により戦前から優勝候補にも名前を上げられていた。そのため普段の試合では感じないプレッシャーも、「今まで以上に格闘技のことを考えてましたし、夢の中で何回も起きてって感じだったんで」と、今回は初めて強烈に感じていたという。
しかし、プレッシャーを乗り越えてのトーナメント制覇。試合後にはその解放感からかリング上で涙も流した。また、このKrushライト級王座の初代王者はジムの梶原龍児代表だ。「控室に帰った後に龍児さんがベルトを見ながら、『久しぶりだな』って嬉しそうな顔をしてたから、それは自分も嬉しかったですね」と、師匠への恩返しもでき、喜びもひとしおという様子だった。
Krushのベルトを獲ったものの、瓦田にはさらにその先の目標もある。「自分がこのKrushやK-1の強さを世界で見せられるような選手になりたいなというのはありますね。K-1、Krushの選手として、いろんなアウェイの地に行ってやってみたいなっていう気持ちもあります」と、今後の目標として海外での試合への意欲を語った。
もちろんK-1ライト級王座も視野に入ってきている。昨日の大会は現K-1ライト級王者の朝久泰央がABEMAのゲスト解説を務めていたが、試合後にはリングに上がって、将来的な対戦の可能性も口にしていた。当然、瓦田もやる気満々。
しかし「自分が成長できれば来年頭にはもうやりたいなと思っていますし、本当はすぐにでもって言いたいんですけど、今回の試合でも反省点があるんで、そこを練習でしっかり克服して、完璧に自分しかいないだろうという状態でやるのもいいかなと思っています」と、さらに実力をグレードアップさせて、来たるべき日に備えたい意向のようだ。
「このベルトと一緒に成長していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」と、チャンピオンになったばかりだが、早速次なる目標に向けてのアップを開始する。
◆瓦田脩二
「昨日は応援ありがとうございました。みんなのおかげでギリギリの試合でしたけど、最終的にベルトを獲ることができました。自分だけの力だったら最後に1回ダウンを奪い返された場面で気持ちが折れそうだったんですけど、それ以上に周りの方の応援と今までやってきたことを出そうということで、最終的にこのベルトが獲れて最高の一日になりました。
(映像を見ていたらトーナメントを振り返っての感想は?)嬉しいんですけど、まだまだ課題点も多いですし、逆にいいところも試合の中で出ましたし、人生の中で1日に2回試合するのは初めてだったんで、それもいい経験だったかなと思います。(一夜明けて手元にベルトがある心境は?)もうニヤつきが止まらないような感じですね。(周囲の反応は?)全然今までより反応は良かったというか、いろんな方から連絡をいただいて。(ベルトは抱いて寝た?)枕元に置いて、ショーケースの一番上だけをデビューした時からずっと空けておいて、そこに入れたかったんで、今日帰って入れようかなと思いました。(朝起きてベルトを見た時はどんな感情だった?)寝てないです(笑)。
(試合後はどう過ごしていた?)試合終わって、応援してくれている方に食事に連れて行ってもらって、いろんな方から連絡が来てたんで、それを一つずつ返してっていう感じですね。(一番嬉しかった言葉や心に残った言葉は?)一番嬉しかったのは応援してくれる方はもちろんですけど、一緒にセコンドに就いていてくれた後輩たちが自分のことのように喜んでくれて、それが言葉に表せないですけど、めちゃくちゃ涙が出そうなぐらい嬉しかったっていう感じですかね。
(実際にリング上で涙を流していたがどんな感情だった?)苦しかったなっていう感じですかね(笑)。(それは練習が?)練習も毎日、今まで以上に格闘技のことを考えてましたし、マイクでも言ったんですけど、プレッシャーとか本当に感じないんですけど、初めて感じて、夢の中で何回も起きてって感じだったんで、そこから解放されたっていうか、それで涙が出てきたんですかね? 分からないです。(梶原代表とはどんな会話をした?)龍児さんもあんな状態だったんで特に言葉はあれですけど、控室に帰った後に龍児さんがベルトを見ながら、『久しぶりだな』って嬉しそうな顔をしてたから、それは自分も嬉しかったですね。
(どういうチャンピオンになっていきたい?)もちろんこのベルトと一緒にドンドン成長していきたいですし、世界の頂点を目指していきたいんです。あと自分の中で朝久選手のお兄ちゃん(朝久裕貴)が中国の武林風でベルトを獲ったみたいに、いろんな世界で戦っている選手はあまりいないと思うんで、自分がこのKrushやK-1の強さを世界で見せられるような選手になりたいなというのはありますね。(海外に出て敵地で勝ちたい?)K-1・Krushの選手として、いろんなアウェイの地に行ってやってみたいなっていう気持ちもあります。それが叶うならいろんなところに行って試合をやりたいです。
(試合後にK-1ライト級王者の朝久選手と対峙したが、何か会話を交わした?)いや特に直接っていうのはないんですけど、お互い藤原敏男さんの関係で一緒に食事したこともあって、地元も同じ福岡でいろんな接点があって、何度か連絡を取ったこともあります。昔から強い選手だと思ってたんで、自分の中ではいつかはもっと強くなって試合をしたいっていうのはありますね。(『待ってます』と言われていたが、最短でどれぐらいでたどり着きたい?)自分が成長できれば来年頭にはもうやりたいなと思っていますし、本当はすぐにでもって言いたいんですけど、今回の試合でも反省点があるんで、そこを練習でしっかり克服して、完璧に自分しかいないだろうという状態でやるのもいいかなと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。ここまで結構遠回りして、満足いかない時もあったんですけど、こうやってKrushのベルトを手にすることができて、本当に嬉しく思っています。ずっと応援し続けてくれる人には感謝しかないですし、これからもこのベルトと一緒に成長していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
橋本実生、鵜澤悠也との遺恨決着にも試合内容を反省「僕がバンタム級で一番強いということを証明していきます」
セミファイナルで鵜澤悠也とKrushバンタム級ワンマッチで対戦した橋本実生は、2Rに2度のダウンを奪い、KOこそ逃したが約10カ月ぶりの復帰戦を判定勝利で飾ることができた。
橋本と鵜澤は、今年5月に開催されたK-1バンタム級日本最強決定トーナメントの対戦カード発表会見での鵜澤の発言から遺恨が発生。試合当日まで激しい舌戦を展開し、因縁の一戦として話題を呼んでいた。しかし、橋本自身は試合内容に「最高のパフォーマンスができなくて申し訳ない気持ちです」と不満顔。
公開計量後に行なわれた前日会見も体調不良のために欠席していたが「自己管理ができてなかったんで、最高のパフォーマンスができなくて全然ダメダメでした」と、勝ったにも関わらず口から出るのは反省の弁ばかりだった。
橋本が主戦場とするK-1 JAPAN GROUPのバンタム級は、Krush王者に新鋭の壬生狼一輝が君臨し、また橋本が怪我のために欠場してしまったK-1バンタム級日本最強決定トーナメントを黒田斗真が制したりと、現在活発に動いている階級の一つだ。
今大会でも3試合が組まれるなど注目度も高まっている中で、「昨日の試合内容では全然言える立場ではないですけど、僕がK-1バンタム級で一番強いというのを証明していきます」と、橋本もトップ戦線への浮上を狙っている。
昨年開催された第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントでは準優勝という結果だった。「反省を生かして次の試合は最高の最強のパフォーマンスができるように、毎日全力で必死に生きます」と、真の頂点を掴むため精進の日々を送ることを誓っていた。
◆橋本実生
「まずは9~10カ月ぶりの試合で楽しみに待っていてくださったファンの皆さんと、いつも支えてくださっているスポンサーの皆さんと、コロナ禍やのに応援に来てくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。(久しぶりの試合で勝利して一夜明けての心境は?)最高のパフォーマンスができなくて申し訳ない気持ちです。
(映像で見ていたら試合の感想は?)計量の会見も体調不良という形で出られなくて、自己管理ができてなかったんで、最高のパフォーマンスができなくて全然ダメダメでした。(鵜澤選手と試合前から激しいやり取りがあったが、実際に試合をしてみて印象は変わった?)別に、特にないです。(5月のK-1のトーナメントには出れなかったが、これからどうバンタム級を盛り上げたい?)盛り上げていきたいというか、昨日の試合内容では全然言える立場ではないですけど、僕がK-1バンタム級で一番強いというのを証明していきます。
(今後の目標は?)バンタム級で一番になります。(反省が多いが逆に良かった点は?)倒す一発は見せられたかなというのはあります。(会見でもこの試合をバズらせたいと言っていたが、自分が思い描いていた以上に盛り上げられた? それとも盛り上げられなかった?)全然盛り上がってなかったっていうか、塩試合やったなっていう感じです。(その原因は何だと思う?)言い訳したくないですけど、減量もそうだし自己管理ができてなかったんで、そういうところに出たかなと思います。
(この経験を踏まえて今後は自分をどのようにしていきたい?)反省を生かして次の試合は最高の最強のパフォーマンスができるように、毎日全力で必死に生きます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)いつも応援ありがとうございます。昨日の試合は有言実行できなかったんで、次の試合までにもっともっと強くなって最高のパフォーマンスができるように仕上げるんで、今後とも応援よろしくお願いします」
松谷桐、Krush初参戦で豊田優輝に判定勝利!目指すはバンタム級の頂点「K-1・Krushのバンタム級で一番になれるように頑張りたい」
第8試合で豊田優輝とKrushバンタム級ワンマッチで対戦した松谷桐は、積極的に攻め立て2Rにはショートフックと右フックで2度のダウンを奪取。3Rにもストレートを打ち込んでダウンを奪い、判定3-0で勝利を飾った。
これまで他団体・キックボクシングルールで活躍してきた松谷は卜部功也率いるALONZA BLAZEに所属を移し、今回がKrush初参戦。その初戦を勝利で飾ったものの「判定という結果になってしまって、悔しい気持ちと楽しみにしていてくださった人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と、試合内容には不満がありありだ。
初めて踏んだKrushという舞台に関しては、「凄く新鮮な感じで試合自体は凄く楽しかったです」と楽しさも味わえたようだが、「打ち合いとかテンポが凄く早いんで、そういったことには練習とかもしてたんですけど、試合になった時にそれが出せなかったのがまだ自分の実力不足かなっていうのがやってて感じますね」と、Krushでの戦いにまだ適応して切れてないという感想を持ったようだ。
そのため試合後には「リング上では泣かないようにしてたんですけど、控室では思いっきり泣いちゃったので(苦笑)」と、涙を見せてしまったという松谷。「功也会長やALONZAのトレーナーにも、凄くいい練習をさせてもらっていて自信があった分、試合にそれが出せなくて倒せなかったっていうので、悔しい気持ちで泣いちゃいましたね」と、KOできなかったことがよほど悔しかったようだ。
ジムの会長である功也にも「まだまだ」と厳しい言葉をかけられたという松谷だが、「Krushの53kg(バンタム級)で壬生狼一輝選手がベルトを持っているんで、まずそのベルトをしっかり獲って、K-1の53kgでも一番になれるように頑張りたいと思います」と、KrushのみならずK-1のベルトも巻くという高い目標も持っている。
「昨日の試合では思ったように動けなくて、自分が得意な大技とかも出せなかったんで、そういうのをドンドン出していって、強いなって思ってもらえるようにしていきたいですね」と、目指す目標に向かって、次戦での本領発揮をファンに約束した。
◆松谷桐
「ALONZA BLAZE所属の松谷桐です。昨日はたくさんの応援ありがとうございました。Krushに初参戦させてもらってこういう判定という結果になってしまって、悔しい気持ちと楽しみにしていてくださった人たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(試合の映像を見ていたらその感想は?)ダウンを獲ってからのKrushらしい倒し合いとか仕掛けに行くところとかができてなかったかなとは思います。(Krushという舞台を初めて踏んだ感想は?)初参戦させてもらって、凄く新鮮な感じで試合自体は凄く楽しかったです。(Krush用にどんな練習をしてきた?)打ち合いとかテンポが凄く早いんでそういったことには練習とかもしてたんですけど、試合になった時にそれが出せなかったのがまだ自分の実力不足かなっていうのがやってて感じますね。
(試合後に卜部功也会長から何か言われた)まだまだって言われたんで、認めてもられるように頑張りたいと思います。(これからのKrushでの目標は?)Krushの53kg(バンタム級)では壬生狼選手がベルトを持っているんで、まずそのベルトをしっかり獲って、K-1の53kgでも一番になれるように頑張りたいと思います。
(今後は自分のどこをアピールしていきたい?)昨日の試合では思ったように動けなくて、自分が得意な大技とかも出せなかったんで、そういうのをドンドン出していって、強いなって思ってもらえるようにしていきたいですね。
(過去2~3戦を見ていると試合後に泣いていたが、今回涙が出なかった理由は?)リング上では泣かないようにしてたんですけど、控室では思いっきり泣いちゃったので(苦笑)。やっぱり悔しかったです。(涙が出た理由は?)功也会長やALONZAのトレーナーにも、凄くいい練習をさせてもらっていて、自信があった分、試合にそれが出せなくて倒せなかったっていうので、悔しい気持ちで泣いちゃいましたね。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。対戦してくださった豊田選手もありがとうございました。これから53kgをもっと盛り上げていけるように頑張って、その中でも一番を獲れるように頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
西林翔平、フライ級&バンタム級をかき回す!「野球界では大谷“翔平”選手が注目されていますが、K-1・Krushでは西林“翔平”が注目されるように頑張ります」
第7試合にはK-1ジム福岡に所属する西林翔平が登場。Krushバンタム級ワンマッチを倉田永輝と戦い、3R開始早々にストレートでダウンを奪取。そのままリードを保ち判定3-0で勝利を飾った。
今回の西林のKrush参戦が決まったのは2週間前。野田蒼の欠場を受けてのものだったが、その降って湧いたようなチャンスを見事にものにした。「1~2Rは相手のプレッシャーが強かったんで、思うような展開にはならなかったんですけど、3Rはダウンを奪うことができてホッとしています」と、緊急参戦での勝利にホッとした様子。
今回がKrush初参戦だったものの、昨年、今年とK-1福岡大会に2年連続で参戦している。前回7月のK-1福岡大会では-51kg契約の試合に出場しており、本人もフライ級(51kg)でやるつもりだったが「今回バンタム級でオファーが来て、このチャンスをものにできたんで、どちらの階級でもかき乱せる自信があるんで、どっちの階級でも戦っていきたい、準備していきたいと思います」と、今回バンタム級での勝利に気を良くしたのか、両階級で暴れることを宣言。
「バンタム級が盛り上がって、フライ級も新しくできてこれからどうなっていくか分からないですけど、僕がかき回して面白い展開にしていきたいと思うので注目してください」と、両階級の戦線で台風の目になることを誓っていた。
地元・福岡での大会も2年連続で開催され、九州でのK-1の熱は高まっている。西林自身はK-1福岡大会では2連敗という成績だが、「今回Krushで勝つことができたんで、またここからさらに連勝して、また来年、再来年と福岡大会で九州を盛り上げる存在になりたいと思っています」と、九州でのK-1人気上昇にも一役買う意欲も持っている。
会見の最後には「野球界では大谷翔平選手が凄い注目されていますけど、同じ“翔平”として、K-1・Krushでは西林翔平も覚えてもらえるように頑張っていきます」と宣言した西林。バンタム級とフライ級、2階級を股にかけた活躍で目指すはK-1・Krushの二刀流か?
◆西林翔平
「昨日初めてKrushのデビュー戦で、急遽参戦が決まったんですけど勝つことができてホッとしているのと、1~2Rは相手のプレッシャーが強かったんで、思うような展開にはならなかったんですけど、3Rはダウンを奪うことができて、ホッとしています。
(急遽試合が決まったが準備はどうだった?)2週間前に試合が決まって、急遽スタミナ練習して。まあ、練習はしていたんで、本当にスタミナだけ一気に息上げをして試合に備えた感じですね。(映像を見ていたらその感想は?)帰ってからちょっと見たんですけど、1~2Rが思うようにいかなかったんで、そこが反省点でもあり、次に向けてのいい反省点のある試合だったかなと思います。
(今後はバンタム級とフライ級どちらでやる?)フライ級でやるつもりだったんですけど、今回はバンタム級でオファーが来て、このチャンスをものにできたんで、どちらの階級でもかき乱せる自信があるんで、どっちの階級でも戦っていきたい、準備していきたいと思います。
(今後のKrushでの目標は?)バンタム級が盛り上がって、フライ級も新しくできてこれからどうなっていくか分からないですけど、僕がかき回して面白い展開にしていきたいと思うので注目してください。
(福岡では2年連続でK-1が開催されているが、自分も盛り上げていきたい?)福岡でK-1が今年去年と2年連続で開催されて、僕はちょっと連敗してしまって悔しい結果だったんですけど、今回Krushで勝つことができたんで、またここからさらに連勝して、また来年、再来年と福岡大会で九州を盛り上げる存在になりたいと思っています。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日はたくさんの応援ありがとうございました。野球界では大谷翔平選手が凄い注目されていますけど、同じ“翔平”として、K-1・Krushでは西林翔平も注目・覚えてもらえるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」
宮崎勇樹、Krush初参戦・激戦区フェザー級で勝利「ベルトを目指しているので、強い選手をドンドン倒していきたい」
第6試合には宮崎勇樹がKrush初参戦。Krushフェザー級ワンマッチを立基と戦い、ダウンこそ奪えなかったものの3-0で判定勝利を収めてみせた。
この試合まで5連敗中だったという宮崎は「久しぶりの勝ちだったんで素直に嬉しい」と語ったものの「内容的にはそんなにいいものでもなかったので、もうちょっとKrushやK-1らしく倒すという面でも倒したかったんですけど、もう少し蹴りを増やしたりとか内容を良くしたかったです」と反省の弁も忘れない。
しかし「パンチや蹴りの精度を上げるだったりとか、厚木にあるT&Tジムというボクシングジムに行かせていただいているんですけど、そこでパンチの練習を強化したりとか、めちゃくちゃしてもらってたんで、パンチが少し出せて当てられたのも練習した成果が少し出たのかなと思います」と、Krush初参戦に向けて重ねてきた準備の成果は出せたようだ。
また、初めて体感したKrushの会場に関しては「見ている時から華やかな感じがあって、会場も雰囲気が良くて、出た時から楽しくて凄くいい雰囲気だったので、いい印象は持ちました」という感想を持ったという宮崎。そのKrushの舞台では、「新美貴士選手が持っているベルトには挑戦したいし、そこを目指して頑張りたいと思っているので、強い選手をドンドン倒していって、一早くベルトにたどり着けるように頑張りたいと思っています」と新美が保持するKrushフェザー級王座に照準を定めている。
「気持ちは絶対に折れないれように頑張って、強く持っているつもりなので、気持ちの強いところも見てほしいです。技術面でもしっかり練習して精度を上げていって、上にの人にも通用するようなところにも行きたいと思っているので、そのへんもちょっとずつ注目してもらえたら嬉しいです」と、自身のセールスポイントもアピールした宮崎。
その気持ちの強さと技術の精度を上げて、「K-1もフェザー級は面白い試合が凄く多いと思うんで、自分がそこに入り込んだらもっと面白くなると思うんで、もっと勝ち続けてアピールしていきたいなって思っています」と、激戦区と呼ばれるK-1 JAPAN GROUPのフェザー級戦線への殴り込みを目指す。
◆宮崎勇樹
「昨日はKrush初参戦させていただいて、がっつり倒したいなと思って力みすぎたところもあったんですけど、セコンドの指示通り動けて少しはましには動けたかなと思います。(Krush初参戦で勝利をあげて、一夜明けての心境は?)その前まで自分は5連敗しちゃってて、久しぶりの勝ちだったんで素直に嬉しいんですけど、内容的にはそんなにいいものでもなかったので、もうちょっとKrushやK-1のように倒すという面でも倒したかったんですけど、もう少し蹴りを増やしたりとか内容を良くしたかったです。
(映像を見ていたらその感想は?)少しだけは見たんですけど、練習通り気持ちで前に出るっていうのは少し実行できたかなと思って。ちょっと下がっちゃう癖とかがあるんで、そういうところとかは少しは改善できたのかなと思います。(Krushという舞台を初めて踏んでみての感想は?)見ている時から華やかな感じがあって、会場も雰囲気が良くて、出た時から楽しくて凄くいい雰囲気だったので、いい印象は持ちました。
(Krushの試合用にどんな練習をしてきた?)パンチや蹴りの精度を上げるだったりとか、厚木にあるT&Tジムというボクシングジムに行かせていただいているんですけど、そこでパンチの練習を強化したりとか、めちゃくちゃしてもらってたんで、パンチが少し出せて当てられたのも練習した成果が少し出たのかなと思います。
(今後のKrushでの目標は?)Krushの目標はもちろん新美選手が持っているベルトには挑戦したいし、そこを目指して頑張りたいと思っているので、強い選手をドンドン倒していって、一早くベルトにたどり着けるように頑張りたいと思っています。(今後Krushで自分のどこをアピールしていきたい?)気持ちは絶対に折れないれように、頑張って強く持っているつもりなので、気持ちの強いところを見てほしいです。技術面でもしっかり練習して精度を上げていって、上にの人にも通用するようなところにも行きたいと思っているので、そのへんもちょっとずつ注目してもらえたら嬉しいです。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日応援していただいた皆様ありがとうございました。対戦していただいた立基選手ありがとうございました。今、KrushもK-1も盛り上がっているし、K-1もフェザー級とか面白い試合が凄く多いと思うんで、自分がそこに入り込んだらもっと面白くなると思うんで、もっと勝ち続けてアピールしていきたいなって思っています。よろしくお願いします」
POWER OF DREAM・池内紀子、デビュー2戦目でベテラン芳美から勝利を収める「男女関係なくしっかり倒せる選手になりたい」
第5試合では池内紀子がKrush女子フライ級ワンマッチで、この試合でキャリア37戦目となるベテランの芳美と対戦。170cmの長身を活かした攻撃で終始有利に攻め立て、3-0で判定勝利を収めた。
デビュー以来2連勝を飾った池内だが「勝ったのは良かったんですけど、反省点の多い試合だったので次にしっかり活かせるように一から練習を頑張っていきたいと思います」と反省することも忘れない。
「パンチを雑に打ちすぎたり、焦ってしまったところがたくさんあったので、しっかりと一つ一つの攻撃を丁寧に打てたら良かったなと思います」と、克服すべき課題も見つかったようで、「次はしっかり倒して勝てるようにもっともっと練習を頑張って、強くなっていきたいと思います」と、次戦に向けて気持ちを切り替えていた。
池内は武居由樹や江川優生といった歴代のK-1王者を輩出したPOWER OF DREAMの所属選手。武居や江川を育てた古川誠一会長からは「20点って言われました」と厳しい評価をされたようだが、「男女関係なくしっかり倒せる選手になりたいと思います」と、チャンピオンになった先輩たちに負けじと、さらなる飛躍を誓っていた。
◆池内紀子
「POWER OF DREAMの池内です。昨日対戦してくださった芳美選手ありがとうございました。試合を振り返って勝ったのは良かったんですけど、反省点の多い試合だったので次にしっかり活かせるように一から練習を頑張っていきたいと思います。
(一夜明けての心境は?)勝てたことは嬉しかったんですけど、やっぱり倒したかったので次はしっかり倒して勝てるようにもっともっと練習を頑張って、強くなっていきたいと思います。(映像を見ていたらその感想は?)パンチを雑に打ちすぎたり、焦ってしまったところがたくさんあったので、しっかりと一つ一つの攻撃を丁寧に打てたら良かったなと思います。
(Krush2戦目でベテラン選手に勝てたことは?)芳美選手は圧が強くて気持ちも強く、その選手に勝てたので良かったです。(次に向けて、どんな準備をして試合をしたい?)パンチをもっと丁寧に強く打てるようにしっかり練習していきたいと思います。(会長からは試合後何か言葉をかけられた?)20点って言われました。
(今後の目標は?)男女関係なくしっかり倒せる選手になりたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)応援してくださった皆様、ありがとうございました。これからもっともっと強くなるので引き続き応援よろしくお願いします。ありがとうございます」
児玉兼慎、反省を踏まえて次戦に備える「自分自身を一から見つめ直して、精神的にも人間的にもっと強くなれるように頑張っていきたい」
第4試合で赤田功輝とKrushスーパー・フェザー級ワンマッチで対戦した児玉兼慎は、前日計量で650gオーバーをしてしまい減点1からのスタートとなったが、1Rに右ストレートのカウンターでダウンを奪取。最後まで戦い抜いて3-0の判定勝利を収めた。
昨年デビューした児玉はこれがプロ3戦目だが、2勝目を上げた喜びよりも、「まずはじめに度々にはなるんですけど、昨日の試合の前日計量でリミットをクリアできず、対戦相手の赤田選手をはじめ、本当にいろいろな人に迷惑をかけたと思っています。本当に申し訳ありませんでした」と、計量オーバーに関して謝罪。「やっぱり計量クリアできなかったことに関して、プロとして失格だと思うんで素直には喜べないですし、自分自身反省するところばかりだと思います」と、反省と謝罪の言葉を繰り返した。
試合そのものは「最初から距離を取って戦おうかなと思っていたんですけど、相手が結構前に来てなかなか自分の距離ができなかったので、そこが難しくて、そこが自分の課題かなと思いました」と、課題も見つかった。「自分自身を一から見つめ直して、精神的にもそうですけど、人間的にもっと強くなれるように頑張っていきたいと思います」と、計量オーバーの反省も踏まえて次戦に備える。
◆児玉兼積
「まずはじめに度々にはなるんですけど、昨日の試合の前日計量でリミットをクリアできず、対戦相手の赤田選手をはじめ、本当にいろいろな人に迷惑をかけたと思っています。本当に申し訳ありませんでした。そして、今回のことを自分自身しっかり受け止めて、今後二度とこのようなことがないようにしっかり反省し、気をつけていきます。本当にすみませんでした。
昨日の試合は対戦を受けてくださった赤田選手の気持ちが強くて、なかなか自分の動きもできなくて難しい試合になったんですけど、なんとか勝てて良かったです。(一夜明けての心境は?)勝ったことは勝ったんですけど、やっぱり計量クリアできなかったことに関して、プロとして失格だと思うんで素直には喜べないですし、自分自身反省するところばかりだと思います。
(映像を見ていたらその感想は?)最初から距離を取って戦おうかなと思っていたんですけど、相手が結構前に来てなかなか自分の距離ができなかったので、そこが難しくて、そこが自分の課題かなと思いました。(その課題を踏まえて、次に向けて、どんな準備をして試合をしたい?)次はやっぱり試合の部分もそうですけど、その前から自分自身を一から見つめ直して、精神的にもそうですけど、人間的にもっと強くなれるように頑張っていきたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援していただいて本当にありがとうございました。今後このようなことが二度とないように本当に気をつけていきますので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」