INNOVATION 9.20 新宿フェイス:宮元啓介「橋本道場勢の先輩として恥ずかしくない背中を見せなくちゃ」×馬渡亮太「大舞台にも出たい。でも肘無しはやりません」|平松侑×林佑哉インタビューも
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
葛西 キックボクシング ストライブジム
最安4,378円~!通い放題でも7,700円!選手志願者兼インストラクターも募集中!
INNOVATION「Resistance-3」(9月20日(月/祝)新宿フェイス)の57kg契約・宮元啓介(橋本道場/INNOVATIONフェザー級王者)vs. 馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者)、53.6kg契約・平松侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)vs. 林佑哉(空修会館/RKSバンタム級王者)の4選手のインタビューがINNOVATIONから届いた。
宮元啓介
——前試合、今年2月24日、NO KICK NO LIFE興行で、強者揃いの「岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント(2021年1月17日)」で優勝し波に乗る超新星、加藤有吾を撃破してしばらくぶりの試合となります。
久々の試合で気持ちがアガっています! 7か月も試合間隔が空いたのは初めてなので。
——プロ生活10年を超える宮元選手でもその程度のブランクは気になりますか?
いや、むしろ楽しみです。相手が強敵なのもありますが。
——ジャパンキックボクシング協会の看板を背負って乗り込んでくるエース格、馬渡亮太選手は、当然、只者ではないと。
がっつりムエタイができながらオールラウンダーで当て感が凄い。攻防バランスが良く全方面でレベルが高い若手のトップランクだと思っています。
——55kgやスーパーバンタム級(55.34kg)で活躍してきたイメージが強い宮元選手ですが、今回は57kg契約。ほぼフェザー級(57.15kg)といっていいクラスです。
僕は、INNOVATIONのフェザー級チャンピオンですから。今も55kgやスーパーバンタム級には落ちますが、57kgは自分の適性内です。
——馬渡選手の178cmという57kgにしてはかなりの高身長とロングリーチに関しては?
これまでもそういった相手との対戦経験もありますし、体格を踏まえてあらゆる角度から対策は練れています。
——ムエタイが得意な馬渡選手は、その体躯を活かした首相撲とヒジ打ち、ヒザ蹴りも脅威です。
昔は苦手だった組技も、今ではすっかりモノにしてそこにウィークポイントはないと思っています。ただ、向こうが盛んに組みにきたからといって同じ土俵に上がってペースを合わせる気はありません。
——確かに2016年10月9日、WPMF世界スーパーバンタム級タイトルマッチで驚異的なヒジ打ちの破壊力を誇る王者、チューチャイ・ゲオサムリットに、1ラウンド、首相撲ヒジ地獄に苦しめられながら空手の秘技“三日月蹴り”で逆転2ラウンドKOして世界のベルトを奪取した一戦は見事でした。
あれはもう5年も前で、そこから僕は更に大きく成長していますから。
——プロデビューから9連勝し約2年で初戴冠した宮元選手は、少年時代からのフルコンタクト空手の下地も相まって早期に国内有数の実力者となり、その高いレベルが弛むことなくずっとここまで伸び続けている感がありますが、ご自身でもまだ成長の自覚がある?
ありますね。今、28歳で今年29歳。アラサーもいいところですけど、心も身体も技も力もスピードも衰えはまったく感じません。
——10年近くその状態をキープされているのは驚異的なことです。
僕は人からどんなに言われようとずっと上を見ています。トップクラスと評価していただくのは嬉しいですが、もっともっと上があると思っています。
——世界王座を含む6冠を制しながらもその心持ちですか?
色々なベルトは巻かせていただきましたが、ずっと挑戦者だと自分を奮い立たせています。
——成長が止まない実感はどこでどのように感じられるのでしょう?。
練習でしたことが試合で出た時、特に。
——多彩華麗な回転技を得意とすることから“THE CYCLONE”との異名を持たれていますが、今回の馬渡戦でも飛び出そうですか?
蹴りが中心ではありますが、全般の動きに注目していただきたいです。特に技を限定はしません。パンチも含めて倒せる技がありますし、相手が馬渡選手だからこその「倒すならコレ」という秘策があります。
——秘策、興味深いです。明かす訳にいかないことは承知ですがヒントは?
それが複数あるので定められません(笑)。首相撲ならコレ。後半戦にもつれ込んで微妙な判定になりそうな場合はコレなど、全パターンで準備しているので。
——お話を伺えば伺うほど、“ベテランの余裕”とそれでいながら“飽くなき向上心”が浮き彫りになって隙なしの雰囲気があります。
そんな余裕ではないですよ。馬渡選手は素晴らしいホープ。挑戦者の気持ちと油断なく自分を磨くことでようやくといった感じです。特にうちには、安本晴翔や花岡竜といった恐ろしいまでに強くて巧い若手がいて彼らに引っ張られていますから。それが橋本道場の強味ですし。
——名門の秘訣ですね。
橋本師範(橋本敏彦会長)のコンセプトが「皆で強くなる」ですから。それはプロのみならずアマチュアや子供たちも含めて。晴翔と竜の名前を挙げましたが、うちにはまだまだ強い子供が沢山います。彼らに先輩として恥ずかしくない背中を見せなくちゃいけませんし、その意地を若手に引っ張られることで強く保っていられる気がします。
——理想の練習環境とお見受けします。
それと並んで家族の応援が僕の力です。嫁が「ここまで来たんだから最後までやりきって」とバックアップしてくれて、家に帰れば、3歳5か月になった長男が一緒に待っていてくれる。最高のパワーがもらえます。
——そんな宮元選手がこの大一番の先に見据えるものは?
まずこの一戦に勝つ! それのみです。
——ご謙遜が過ぎるような。
目の前の強敵を見越して先を意識する余裕なんて僕にはありません。ずっとそうやってきました。全身全霊を懸けて、9月20日、リングに上がります。
——“THE CYCLONE”に一分の隙なしですね。
あまり深く考えすぎないようにして、良い意味で気負わないようにしていますけど、どんなに馬渡選手が凄かろうと世代交代はまだまださせません!
リングネーム:宮元 啓介
フリガナ:ミヤモト ケイスケ
キャッチコピー:THE CYCLONE
所属:橋本道場/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:1992年12月16日(28歳)
出身地:埼玉県入間市
身長:168cm
戦型:オーソドックス
デビュー年月日:2010年1月31日
戦績:56戦35勝(11KO)14敗7分
ステータス:INNOVATIONフェザー級王者、元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元WBCムエタイインターナショナルスーパーバンタム級王者、元WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、2010年MA日本バンタム級新人王、2009年K-1甲子園関東地区Bブロック優勝
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100008418196661
Twitter:https://twitter.com/kick_keikumn
Instagram:https://www.instagram.com/k.m.1216/
馬渡亮太
——今回、9月20日興行のメインイベントは、JAPAN KICKBOXING INNOVATION(以降、INNOVATION)のエース格、“THE CYCLONE”宮元啓介選手を相手にジャパンキックボクシング協会の看板ファイター、馬渡亮太選手が乗り込んで正面衝突する団体対抗戦となりました。
ワクワクします!
——団体の看板を背負ったプレッシャーなどありつつ?
自分がジャパンキックのエースだと言っていただくこともあり、それだけに余計頑張ろうと奮起の力にはなりますが、それ以上に子供の頃から強いチャンピオンとして試合を見ていたあの宮元選手と戦えることがワクワクの源です。
——28歳にしてプロ生活10年以上、56戦ものキャリアを持つ6冠王、宮元選手は、かなり早い段階で日本キックボクシング界のトップグループに昇り、フルコンタクト空手のバックボーンを活かした派手な回転系の技も華やかなスターファイターですが、それを子供時代からご覧になられていた?
中学生くらいから「凄い選手だな」と見させていただいていました。
——そんなビッグマッチではありますが、今度の試合約1ヵ月前(8月22日)、これもNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)の代表格、一航選手との団体対抗戦(※1)で大接戦のマジョリティデシジョン(判定0-2)で負けてしまい、そこから短期間でのまた大一番、そうとうハードな連戦です。
宮元戦のお話は一航戦の前にいただきましたが、即断で「やらせてください!」とお願いしました。勝敗に関わらず試合で怪我をしてしまって欠場したら大変な迷惑をかけてしまうことになるので、その点、不安はありましたが、それよりも試合への熱が上回って、結果、身体に問題はないので、全力で宮元選手に挑みます。
——そんな若々しい熱意に満ちた馬渡選手のここまでの来歴を聞かせてください。キックボクシングとの出会いは?
小1になって、自宅から1分の近所にあった治政館越谷道場(現在閉館)です。
——それ以前に空手やボクシングなど類似競技の経験は?
それが初めての習い事でした。
——きっかけは?
親父がPRIDEとか好きで一緒になってテレビを見ていたので、「近くにジムがあるからやってみようか」といった軽い気持ちです。イジメられて強くなりたいとか、暴れん坊で手が付けられなかったからみたいなこともない友達と遊ぶのが好きな普通の子でしたので。
——そうやって始めたキックボクシング、当時、いかがでしたか?
ジュニアクラスが週二回あってそこへの参加からでしたが、キックもパンチも楽しくてずっとワクワクしていました。
——アマ戦績が56戦50勝4敗2分と試合数も勝率もかなりのもので、国際ジュニアタイトル(※2)の4階級制覇をはじめ輝かしい履歴が輝いておりますが、試合はいつから出られたのでしょう?
小2の時、国際ジュニアの第1回大会が開催されて、そこからです。
——参戦当初から良い戦績でしたか?
いえ、勝ったり負けたりで。それがもっと本格的な練習を求めて小4で三郷市の治政館本部道場に移籍して、今も教えていただいているセンデット・サシプラパー先生などに熱心にコーチされるようになってからほとんど負けなくなりました。
——治政館というと日本拳法出身の名王者、長江国政館長が創設されて、“超合筋”武田幸三をはじめ無数のチャンピオンを輩出し続けている名門ですが、ムエタイよりもキックボクシングのイメージがあります。そんな中、不思議と馬渡選手はムエタイ色が強いように見受けられるのは、小学生時代からタイ人トレーナーに師事されていることもあるのでしょうか?
そうですね。小6で初渡タイして以来、タイにはよく練習と試合をしに行ったりもしていました。
——小学生でタイ修行とはかなりの本格派ですが、それは練習ツアーに?
首都のバンコクではなく、センデット先生の田舎、東北部のローイエット県で試合をしました。
——小6で本場ムエタイデビュー?
ヒジ打ちこそありませんでしたが、ワイクルーも踊りましたよ。
——結果は?
1ラウンド、ヒザ蹴りでKO勝ちです。一緒に来てくれた親父や友達が喜んでくれて嬉しかったです。
——現在、ムエタイ系のタイトルも2冠獲得(WMO、チェンマイスタジアム)しましたし、治政館伝統のムエタイキラーの血が流れている具合でしょうか?
けど、昨年3月にタイの3チャンネル(テレビ局主催興行)でやった相手には、ボコボコにされて負けました。僕はスーパーバンタム級やフェザー級の中では高身長(178cm)な方ですし、自分よりリーチの長い相手と試合をしたことがなかったのですが、その時は体格でも上回れて、蹴りはカット(脛によるガード)しても痛いし、キックなら誰にも負けない自信があったのにそこも上をいかれて、しまいにはヒジでダウンを奪われてしまって……。
——余程有名な強豪選手だったのでは?
それが無名で調べてもわからないんです。センデット先生によるとコロナの影響か、もう試合をしていないようです。
——ムエタイ底なし沼を物語るエピソードです。それでありながらも指標はやはりムエタイ一本?
はい、まずはラジャダムナンかルンピニーのスタジアム認定王者になります。その上で大きな舞台や派手なイベントにだってどんどん出ていきたいですし、有名な選手と戦いたい。
——するとRISEやRIZINの那須川天心選手やK-1の武尊選手が思い浮かびます。
ですが、ヒジ打ちなしはやりません。それだけは絶対条件です。ムエタイやヒジありの正統派キックボクシングを極めた後のチャレンジであればいいかもしれませんが、まず決めた目標を目指す途中で横道にそれて遠回りすることはしません。RIZINで吉成名高選手がヒジありルールで出場していましたが、ああいう形なら是非です。
——そこまではっきりと言い切られると気持ちが良いほどです。馬渡選手に数年先駆けてアマで大活躍していた那須川選手は、中学卒業と同時にすぐにプロ入りしましたが、やはり同様に高校入学即プロデビューでしたか?
いえ、自分はその頃、ヒョロヒョロで身体が弱く、政人さん(治政館会長代行、長江政人)の方針で1年様子を見てからのプロデビューでした。
——そこから前述の紆余曲折がありながらも“打倒ムエタイ”を含むキックボクシングの王道を邁進されているイメージです。
キックを始めたばかりの子供の頃、アマの試合を重ねた少年時代、高校生でプロのリングに上がっていた時、ずっと変わらないドキドキが今も止まりません。プロ選手として最近取り組み始めたフィジカルトレーニングの強化も効果を実感しますし、つい先日の一航戦でも色々気づくところがあって、1か月足らずで大きくレベルアップできた自信もあります。
——宮元戦は、まさにメインに相応しい試合となりそうですね。
ムエタイ×空手といったバックボーンも見えやすいし、噛み合わせも良いと思うので相当面白い試合になるでしょう。ズバリ秘策があります。今、心も身体もワクワクしています。お楽しみに!
※1 一航選手との団体対抗戦 2021年8月22日、ジャパンキックボクシング協会主催の後楽園ホール興行でWBCムエタイ日本バンタム級王座など2冠王、新興ムエタイジム所属の一航と馬渡の一戦は白熱の接戦となり、ポイントリードと思われた馬渡が3ラウンドに右フックでダウンを奪われ判定拮抗の好勝負となった。
※2 国際ジュニアタイトル NPO法人国際キックボクシング文化振興協会が運営する国際ジュニアキックボクシング大会内の公式戦で認定されるアマチュアチャンピオンシップ。2008年6月29日に「第1回国際ジュニアキックボクシングチャンピオン決定戦」が開催され、志朗、山浦俊一、竹内将生、伊藤紗弥といった現在も活躍する王者たちが初代チャンピオンとなっている。馬渡は、この王座を34kg級、37kg級、40kg級、50kg級の4階級を制覇した。
リングネーム:馬渡 亮太
フリガナ:マワタリ リョウタ
所属:治政館/ジャパンキックボクシング協会
生年月日:2000年1月19日(21歳)
出身地:埼玉県越谷市
身長:178cm
戦型:オーソドックス
戦績:29戦20勝(11KO)7敗2分
ステータス:WMOインターナショナルスーパーバンタム級王者、元ジャパンキックボクシング協会バンタム級王者、元泰国チェンマイスタジアム認定バンタム級王者
Twitter:https://twitter.com/mawakick
Instagram:https://www.instagram.com/mawakick/
Facebook:https://www.facebook.com/ryota.mawatari/
平松侑
——今年1月17日、コンベックス岡山で行われた岡山ジム主催興行の大一番、INNOVATIONバンタム級王座決定戦(※1)で白幡裕星選手にスプリットデシジョン(判定2-1)の大接戦で勝利し、見事、地元で戴冠と相成りました。
地元のデカい大会に出していただいて、友達も沢山呼んで“絶対に負けられない”気持ちで挑んで、とにかく勝てて良かったです。
——会場は凄い熱気で試合もそれ以上に白熱した内容でした。
最終回5ラウンドが終わった瞬間、「勝った!」って実感はありませんでした。正直「引き分けかな」と延長ラウンドも覚悟しましたけど、ギリギリの勝ちを拾えて良かったです。相手の白幡裕星選手は、本当に強い選手で、凄い自信になりました。
——謙虚な語り口です。
3ラウンドの左ハイキック(平松のクリーンヒット)が勝負を分けたかなと思います。最後は負けん気で必死。そこで競り合えたのでなんとか勝てたかなと。その気持ちが一番の収穫で得難い経験となりました。
——その喜びもつかの間、白幡戦から約1か月後の2月22日、東洋最大の格闘技プロモーション、ONEの日本育成興行「Road to ONE」に登場し、肘打ちなし、首相撲制限のルールで有井渚海選手と対戦、バックハンドブローによる2ラウンドKO敗を喫してしまいます。
悔しいです。
——ヒジ打ちあり、首相撲無制限の純キックボクシング、またはムエタイルールをホームとする平松選手としては、その壁もあったのでは?
やり難さはありましたが言い訳はできません。そのうっ憤を次の試合で晴らします!
——コロナ禍の影響などもあってか、試合まで半年以上の間が空きました。
その分、練習もしてきたし、気持ちも充電されているので爆発します!
——今回の対戦相手、林佑哉選手は、岡山の隣県、広島のファイターで、アマ100戦以上のキャリアを持つ強豪ですが、アマの対戦経験や試合をご覧になったことなどございませんか?
試合はしたことありません。同じ大会に出場していて見たことはあります。「巧い選手だな」といった印象です。
——そんな林選手をどう攻略しますか?
ヒジありルールもこなす選手ですが、K-1系ルール(ヒジ打ちなし、首相撲禁止)に向いているイメージがあるので、INNOVATIONの純キックボクシングルール(ヒジ打ちあり、首相撲無制限)で行われる今回の試合は、僕のフィールドです。だから、負ける気がしませんし、楽しみです。
——どんな試合内容になりそうですか?
「絶対KOを狙う」と力んだ感じではなく、とにかく“勝ち”を優先します。もちろん、倒せる時には倒しますけど、フィニッシュにこだわらず良い勝ち方をしたいです。
——ここで快勝したとして、その先の展望は?
大きな舞台に呼ばれたいです。まずはホームであるINNOVATIONのベルトを獲るという目標をクリアしたので、次のステップアップを目指すことができると思いますが、またONEなど大きなチャンスを狙います。
——バラエティ溢れるファイター揃いの岡山ジムでは、2019年6月2日、太聖選手が、突如としてシュートボクシングのリングに登場し、看板エースとして活躍した名王者、宍戸大樹選手を初めてのルール(投げあり)でバックドロップを決めてTKO勝ちするという金星奪取がありましたが、そんな突拍子もない挑戦も?
機会があれば何でも。それと僕の岡山ジムは、大きな地元興行を開催しているので、そこで更に人を呼んで知っていただき盛り上げてキックボクシングや格闘技の人気を地方から底上げしたいです。
——そんな岡山ジムの強さの秘密は?
ジムメイトが仲良しで、先輩たちが優しく、皆で研鑽できるところです。
——最後にアピールされたいことがあれば是非。
「これがINNOVATION王者だ!」という試合を見せつけて勝ちます!
※1 INNOVATIONバンタム級王座決定戦 公式試合レポート:http://okayamakickboxing.blog.jp/archives/37016288.html
リングネーム:平松 侑
フリガナ:ヒラマツ・ユウ
所属:岡山ジム/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
生年月日:2002年5月25日(19歳)
出身地;岡山県倉敷市
身長:170cm
戦型:サウスポー
プロデビュー:2018年3月25日
戦績:15戦5勝(2KO)7敗3分
ステータス:INNOVATIOバンタム級王者、SMASHERS45kg級王者などアマ6冠王
Twitter:https://twitter.com/5025you
Instagram:https://www.instagram.com/_5025_y/
林佑哉
——今年5月9日、林選手がINNOVATION主催、千葉興行に乗り込みINNOVATIONフライ級2位のトップランカー、RISING力選手と名勝負の上、3ラウンドKOの激勝を上げられました。
反省点が見えた試合で、勉強になりました。
——あれだけの熱戦と左フック一撃のノックアウト劇の感想が反省と勉強とは、謙虚さもさることながら、その求道心には感心する他ありません。
……。
——林選手の来歴をお聞かせください。幼少期、どんな子供でしたか?
ゲームはよくしていました。夢はチャンピオンでした。
——それは格闘技の?
はい。小1で空修会館に入門したので。
——入門のきっかけは?
覚えていないんですけど、父の話だと「強くなりたい」と言っていたらしいです。
——空修会館は、空手衣を着用されて空手道を主眼とされているかと思いますが、林選手は、フルコンタクト空手などされていた具合でしょうか?
最初からグローブ空手です。
——試合にはいつ頃から?
小3です。試合でよく広島から大阪に遠征しました。
——多くのアマチュアタイトルを獲得されている林選手ですが、どれほどのキャリアを積まれていたでしょう?
100戦は超えています。
——現在21才の林選手が100戦以上ものアマ戦績を戦い抜かれてきたにせよ、例えばクラブ活動や趣味など他に何か熱中してきたものはありますか?
趣味とか特にないです。ずっとキックボクシング一筋で。キックに関しては、やるだけでなく他人の試合を見るのも好きです。
——RISING力戦は、肘打ちあり、首相撲無制限のキックボクシングルールでしたが、肘打ちなし、首相撲禁止のK-1やRISEなどのメジャーイベント対応ルール、どちらが主流でしょう?
立ち技、キックボクシングである限り、どのルールでも大丈夫です。
——狙いたいタイトルや上がりたいリング、対戦したい相手は?
特定はしません。まずは平松選手との試合、目の前の一戦一戦を大切に勝ち抜いていけば、自ずと道が拓けると信じています。
——その平松侑戦について、平松選手のことはご存じでしたか?
(広島と)隣の岡山の選手ですし、知ってはいます。けど、アマで対戦経験はないですし、試合を生では見たこともありません。
——ファイターとしてどんな印象をお持ちですか?
手足が長くてリーチがある。距離を取ってのカウンターが巧いとか。
——そんな平松選手とどんな試合をして、いかに勝ちますか?
パンチもキックも偏らず常に倒しにいきます。早い段階でチャンスがあれば、速攻KOも狙います。
——注目してほしい点は?
試合まであと少しですが、しっかり仕上げて観客の皆さんにインパクトを残す試合をします。チャンスがあればどこでも逃しません。
リングネーム:林 佑哉
フリガナ:ハヤシ・ユウヤ
所属:空修会館
生年月日:2000年4月10日(21歳)
出身地;広島県福山市
身長:163cm
戦型:オーソドックス
戦績:21戦12勝(8KO)5敗4分
ステータス:RSKバンタム級王者、DEEP KICKバンタム級4位
空修会館Twitter:https://twitter.com/8sECfOoFRnfGvtt
空修会館ブログ:Ihttp://blog.livedoor.jp/ksk7070naonao/
対戦カード
第8試合 メインイベント 57kg契約 3分5R
宮元啓介(橋本道場/INNOVATIONフェザー級王者、元WPMF世界&WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者、元ジャパンキック&チェンマイスタジアム・バンタム級王者)
第7試合 セミファイナル 53.6kg契約(バンタム級相当) 3分3R
平松 侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)
林 佑哉(空修会館/RKSバンタム級王者)
第6試合 ライト級 3分3R
紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATION 4位)
渡邉雄太(マイウェイジム/INNOVATION 10位)
第5試合 INNOVATIONスーパーフェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
RISING大輝(RISING己道会/INNOVATION 6位)
翔貴(岡山ジム/INNOVATION 8位)
第4試合 INNOVATIONスーパーフェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
市村大斗(多田ジム/INNOVATION 7位)
新田宗一郎(クロスポイント吉祥寺/INNOVATION 9位)
第3試合 65kg契約 3分3R
宮下修平(マイウェイジム/INNOVATIONスーパーライト級8位)
マサキ(多田ジム/INNOVATIONウェルター級10位)
第2試合 51.5kg契約 3分3R
スダ456(BRING IT ONパラエストラAKK)
阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)
第1試合 56.5kg契約(首相撲なし) 3分3R
長野龍生(武勇会)
蘭丸(Team Akatsuki)
オープニングファイト ジュニアセミプロマッチ 48kg契約 2分2R
裕次郎(拳伸ジム)
大久保祐(修徳会)
概要
大会名 INNOVATION:Resistance-3
日時 2021年9月20日(月/祝)開場・16:00 開始・16:30
会場 新宿フェイス
チケット料金 RS席 12,000円 S席 8,000円 A席 6,000円 自由席 5,000円 ※当日券は500円UP
チケット販売 チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ JAPAN KICKBOXING INNOVATION興行本部 043-247-0112 http://kick-innovation.com/