Krush 11.20 後楽園ホール:女子アトム級王座戦・菅原美優×MIO、仕切り直しで実現。菅原「苦労して獲ったベルトを簡単に手放したくない」、MIO「海に遊びに行ったり写真集を出したりしている間、私は練習していた」
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Krush.131(11月20日(土) 後楽園ホール)の第1弾対戦カードが9月15日、東京での記者会見で発表された。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
王者・菅原美優vs挑戦者・MIOの女子アトム級タイトルマッチが今大会で実現!「苦労して獲ったベルトを簡単には手放したくない」(菅原)vs「圧倒的に勝つことがテーマ」(MIO)
今大会で王者・菅原美優vsMIOのKrush女子アトム級タイトルマッチが決定した。菅原vsMIOは今年5月のK-1横浜武道館大会で実現し、その試合ではMIOが判定勝利。この結果を受けて「Krush.128」8.21後楽園ホール大会で菅原が保持するKrush王座をかけてのリマッチが組まれていたが、菅原が「感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手」となったため欠場。試合が流れていた経緯がある。
会見に同席した中村拓己プロデューサーは「このカードを崩さずになるべく早いタイミングで実現させたいと思っていた」と話し、お互いの意思を確認して今大会でのマッチメイクを決定。仕切り直す形でKrush女子アトム級のタイトルマッチが実現することになった。
ベルトを携えて会見に登場した王者の菅原は、早いタイミングでのタイトルマッチの実現に「早いうちに試合をまた組んでくださって、凄い感謝しています」とコメント。8月のタイトルマッチに向けて練習していたことで「凄い伸びてた部分がある」と成長していたことを強調し「引き続きそこを練習していこうかなという感じです」と、試合までの約2カ月の間に更に強化に励んでいく。
菅原にとって、昨年11月「Krush.119」での王座決定トーナメントで戴冠したKrush女子アトム級ベルトは大事なもの。王者となって約1年となる今大会でのタイトルマッチに、「苦労して獲ったベルトなので、そんな簡単には手放したくないのでしっかり頑張ります」と意気込んでいた。
対する挑戦者のMIOは、会見冒頭で「菅原選手の体調とかを心配してたんですけど、凄く元気そうで安心しました。海に遊びに行ったり、写真集を出したりしている間、私は練習していたんで、その差をしっかりリングの上で見せられたら一番かなと思っています」とチクリ。
「相手が強くなる時間が増えたのはあれですけど、その分、私もしっかり成長したいと思っています」と試合日程の変更も影響はないようで「圧倒的に勝つことがテーマ」と、vs菅原2連勝に自信を見せる。また、MIOはKrushのベルトを奪取したその先も見据えている。「Krushのベルトをまず獲って、そこからK-1のベルトを作ってもらえるように私が持っていけたらなと思っています」と、K-1女子アトム級のベルトの新設も視野に入れ、菅原と対峙する。
◆菅原美優
「まず初めに前回は自分の自己管理不足のため、たくさんの方にご迷惑をおかけし、本当にすいませんでした。またこうして試合を受けてくださったMIO選手にはとても感謝しています。前回たくさんの方々を残念な気持ちにさせてしまったので、取り返すじゃないですけど、たくさんの方に喜んでもらえるような、楽しんでもらえるような試合をできるように一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。
(8月の試合が延期になる形で決まったが、改めてオファーを受けた時の心境は?)早いうちに試合をまた組んでくださって、凄い感謝しています。(3カ月先伸ばしになったが、これからどんな練習をしていきたい?)特別対策をする予定はないんですけど、前回の練習から凄い伸びてた部分があるので、そこを引き続き練習していこうかなという感じです。(改めてどんな試合をしたい?)たくさんの人に面白かったと言われるような試合をすることが目標です。
(ベルトに対する想いは?)やっぱりちゃんと練習して、苦労して獲ったベルトなので、そんな簡単には手放したくないのでしっかり頑張ります。(8月にやっていた以上に強く慣れた感覚はある?)ちょっとマイナスからのスタートというところはあるので、それを含めて自分次第というか、11月まで努力次第なんですけど、しっかり持っていかないといけないなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)しっかり練習して、11月はたくさんの方を喜ばせるような試合ができるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
◆MIO
「前回の試合が流れてしまって、菅原選手の体調とかを心配してたんですけど、凄く元気そうで安心しました。海に遊びに行ったり、写真集を出したりしている間、私は練習していたんで、その差をしっかりリングの上で見せられたら一番かなと思っています。応援お願いします。
(8月の試合が延期になる形で決まったが、改めてオファーを受けた時の心境は?)年内にあるかどうかなというところはずっと考えてたんですけど、年内に決まって良かったなと思っています。今年中にKrushのベルトを巻きたいと思いました。(3カ月先伸ばしになったが、これからどんな練習をしていきたい?)3カ月空いて、ずっと対策はしてたんですけど、また一から見直してやろうかなと思っています。まあやることは変わらないですけど、さらに修正していきたいなとは思います。
(改めてどんな試合をしたい?)やっぱり圧倒的に勝つことがテーマですね。(ベルトに対する想いは?)やっぱりKrushのベルトをまず獲って、そこからK-1のベルトを作ってもらえるように私が持っていけたらなと思っています。(8月の試合が流れて、近いタイミングで試合を入れずに11月にスライドしたのは自分の希望?)希望というか、他の試合をやるよりはタイトルマッチは大切な試合だったのでスライドしてもらえて率直に嬉しいですね。
(試合間隔が空いたことは影響ない?)相手が強くなる時間が増えたというのはあれですけど、その分私もしっかり成長したいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)大会までまだ時間があるので、しっかり準備をして、このKrushのベルトを奪いに行きたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします」
スーパー・ライト級で生き残るはどちらだ!? 鈴木勇人「どんな理由にしろここで負けたら終わり」vs寺島輝「次の挑戦者は寺島だと思わせる試合をしたい」
鈴木勇人vs寺島輝のKrushスーパー・ライト級ワンマッチが決定した。2019年にKrushスーパー・ライト級王者となった鈴木だが、昨年2月の「Krush.111」で佐々木大蔵に敗れて王座から陥落。その後、2連勝を飾っていたものの、昨年12月のK-1両国国技館大会では不可思に、そして今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」東京ガーデンシアター大会ではヴィトー・トファネリに敗れて2連敗中だ。
「自分は今連敗中なので特に言うことはありません。試合でしっかり見せます」と、言葉少なに意気込みを語った鈴木。トファネリ戦の敗戦を踏まえ「今まではガムシャラにやるみたいな練習が多かったんですけど、今は頭を使って考えて考えて、頭を使う練習をやっている」と練習方法も一から変えた。「最近頭を使う練習がハマってきているんで、自分自身、すごく強くなっている感じがある」と、成長に対する手応えも感じているようだった。
対戦相手の寺島に関しては「スピードがある選手。出入りとスピード、あとコンビネーション、テクニックのある選手という印象ですね」と語った鈴木。「この一戦に関してはどんな理由にしろ負けたら終わりだと思っているんで、何がなんでも勝ちます。次のことは考えてないです」と悲壮な覚悟で、8カ月ぶりの再起戦に挑む。
対する寺島は昨年3月「K’FESTA.3」さいたまスーパーアリーナ大会で山崎秀晃にプロ初黒星を喫してから、続けて斉藤雄太にも敗北。しかし、今年7月の「Krush.127」で松本篤人を破って復活の狼煙を上げたばかりだ。
会見では「この日一番面白い試合を、そして熱い試合をしようと思っているので応援よろしくお願いします」と力強く意気込みを語った寺島。難敵だった松本を攻略したことで現在は全体的に実力が伸びていることも実感できているようで「今は試合中の駆け引きが楽しくなってきているので、今度の試合もそういう駆け引きをできたら面白いなと思います」と、鈴木との試合の展望も語っていた。
Krushのスーパー・ライト級は現在、佐々木が王座に君臨。K-1も含めて選手層の厚い激戦区だ。「次のタイトルマッチの挑戦者は寺島かなと思わせる試合をしたいですし、次の挑戦者になるつもりで戦います」と、前王者との試合で次期挑戦権をアピールする腹積もりだ。
◆鈴木勇人
「久々に試合ができることを率直に嬉しく思っています。自分は今連敗中なので特に言うことはありません。試合でしっかり見せます。(対戦相手の印象は?)スピードが凄いある選手だと思っています。出入りとスピード、あとコンビネーション、テクニックのある選手という印象ですね。
(負けからの再起での久々の試合だが、どこを意識して練習している?)前回試合に負けて、このままじゃ上には行けないなと思ったんで、練習方法も全部変えて一から。今まではガムシャラにやるみたいな練習が多かったんですけど、今は頭を使って考えて考えて、頭を使う練習をしていて。それが最近ハマってきているんで、自分自身、なんか凄い強くなっているっていう感じがあるので、前回の負けがきっかけっていうわけじゃないですけど、次のステップアップのための練習をしていますね。
(今後タイトル挑戦やトップ選手たちと戦うことを見据えると、お互いに重要な試合となるが、どう捉えている?)寺島選手からトップ選手と言っていただいたんですけど、自分自身は全然そんなことを思っていなくて。自分はまだ全然弱いし、逆にこれからもっと強くなれると思っているんで。でも、この一戦に関してはどんな理由にしろ負けたら終わりだと思っているんで、何がなんでも勝ちます。次のことは考えてないです。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)前回試合してからちょっと期間が開いてるんですけど、この間に自分が何をしたのか、リングの上で証明したいと思います。応援お願いします」
◆寺島輝
「今回お話をいただいて、前チャンピオンと戦わせていただけるということで、凄く嬉しく思います。この日一番面白い試合を、そして熱い試合をしようと思っているので応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象は?)蹴りの選手と、他の選手も自分も思うんですけど、自分はパンチもあるのかなと見て思っています。
(難敵の松本選手に勝って、どこが伸びてると感じている?)自分が思っている感じで試合はできているかなと思っています。自分も鈴木選手が言ったように考えて練習していますし、試合中の駆け引きが凄い楽しくなってきている印象なんで、今度の試合もそういう駆け引きも自分の中でできたら面白いなと思いますし、自分の伸びてる点は全体的に伸びてるかなって思っています。
(今後タイトル挑戦やトップ選手たちと戦うことを見据えると、お互いに重要な試合となるが、どう捉えている?)鈴木選手は前Krushチャンピオンですし、普通にトップ選手とやる感覚で僕は準備していますし、そういう覚悟を持って試合をしたいと思います。この日一番面白い試合をして、次のタイトルマッチは挑戦者は寺島かなと思わせる試合をしたいですし、次の挑戦者になるつもりで戦います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)しっかり準備して、バチバチの試合をして、最後は寺島の試合が一番面白かったと言われる試合をしたいと思っているので期待していてください。よろしくお願いします」
盛り上がりを見せるバンタム級で池田幸司と藤田和希が激突!「バンタム級では池田幸司が一番強い」(池田)vs「復帰戦で実力を伸ばしてきたと思われる圧倒的な試合をする」(藤田)
今、K-1 JAPAN GROUPのリングで注目を浴びている階級が最軽量のバンタム級だ。今年5月のK-1横浜武道館大会でK-1バンタム級日本最強決定トーナメントが開催され、9.24「Krush.129」でもバンタム級の試合が3つ組まれており、K-1・Krushと両方のリングでバンタム級戦線は活気づいている。その流れの中で今大会でも、池田幸司vs藤田和希の注目の一戦が実現することになった。
池田はK-1バンタム級日本最強トーナメントにも出場し、一回戦で優勝者の黒田斗真に敗れたものの、その実力を高く評価されている選手だ。8月の「Krush.128」でも峯大樹を撃破。勢いに乗る形で藤田と対峙する。「ムエタイのラジャのチャンピオンから毎日教えてもらったり、その他にもボクシングジムで元日本王者のトレーナーからボクシングスキルを学んだり、毎日が新しい技術の発見という形で凄い練習ができているから、ちょっとずつ強くなっているのかなと思います」と練習に裏打ちされたスキルアップも実感できている。
そのため「(バンタム級は)みんな小さくて、パンチ主体の選手が多いんですけど、その中で自分はテクニックだったり破壊力だったりがずば抜けていると思う」と自信たっぷり。「バンタム級では池田幸司が一番強いので、是非今後もご注目ください」と堂々と言い放ち、藤田迎撃に自信を見せていた。
一方の藤田は、昨年開催された第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントでは一回戦負けに終わったものの、今年2月の「Krush.122」で大石和希にKO勝利を上げて、その成長ぶりをアピールしていたところ。しかし、負傷の影響もあり5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントへの出場は見送られ、「出場できていたら自分なら上に行けたなとか妄想はできるんですけど、黒田選手が目立っていたのを見て悔しかったですね」と歯噛みしたという。
そんな中で傷も癒え、約9カ月ぶりの復帰戦が決定。「このオファーが来た時に自分にしかメリットがない試合だと思って、受けてくれた池田選手にはありがたいなと思っています。ここのチャンスをしっかり掴んで、ちょっと上に挑戦しに行こうと思っています」と、巻き返しに燃えている。
「この選手を圧倒できたら間違いなくトップだと思うし、もしこれから世界トーナメントとかタイトルマッチとかが決まった時に選ばれる選手の中に入れると思っているので絶対に勝ちます」と、池田を踏み台にしてトップ戦線への浮上を目論む。
◆池田幸司
「前回峯選手に勝つことができて、また自信を取り戻すことができました。この流れで毎日しっかり練習して、確実に藤田選手を倒したいと思います。応援よろしくお願いします。(対戦相手の印象は?)前後のステップだったり、パンチで前に行く力だったり、自分にはない武器を持っている選手だなって印象ですね。なので自分の試合をできたほうが勝つと思うので頑張ります。
(前回勝ってまた試合が決まって、今どこが強くなってきている?)今はムエタイのラジャのチャンピオンから毎日教えてもらったり、その他にもボクシングジムで元日本王者のトレーナーからボクシングスキルを学んだり、毎日が新しい技術の発見という形で凄い練習ができているから、ちょっとずつ強くなっているのかなと思います。
(9月のKrushでもバンタム級の試合が3試合並んでいるが、自分はどんな試合をしてアピールしたい?)今、バンタム級は凄い盛り上がっているんですけど、みんな小さくて、パンチ主体の選手が多くて、その中で自分はテクニックだったり破壊力だったりがずば抜けていると思うので、そういう部分を見てもらいたいです。(ファンの皆さんへのメッセージは?)バンタム級では池田幸司が一番強いので、是非今後もご注目ください」
◆藤田和希
「このオファーが来た時に自分にしかメリットがない試合だと思って、受けてくれた池田選手にはありがたいなと思っています。ここのチャンスをしっかり掴んで、ちょっと上に挑戦しに行こうと思っています。(対戦相手の印象は?)フィジカルが強くて、結構前に行くスタイルだと思います。
(5月のK-1のトーナメントに出られなかったが、あのトーナメントをどう見ていた?)出場できていたら自分なら上に行けたなとか、妄想はできるんですけど、黒田選手が目立っていたのを見て悔しかったですね。
(9月のKrushでもバンタム級の試合が3試合並んでいるが、自分はどんな試合をしてアピールしたい?)池田選手は今勢いがあってトップに入っていると思うので、この選手を圧倒できたら間違いなくトップだと思うし、もしこれから世界トーナメントとかタイトルマッチとかが決まった時に選ばれる選手の中に入れると思っているので絶対に勝ちます。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)2月からの復帰戦になるんですけど、またここで実力を伸ばしてきたなと思われるような圧倒的な試合をします」
対戦カード
Krush女子アトム級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂/K-1カレッジ2019 -55kg優勝)
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
概要
大会名 Krush.131
日時 2021年11月20日(土)開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/