NJKF 大和祭り 7.11 名古屋国際会議場:大和ジム会長を引退の守永光義氏インタビュー「大和哲也のK-1 -63kg日本トーナメント優勝で自信がついた」
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NJKF 大和ジム50周年記念大会 ~大和祭り~(7月11日(日)名古屋国際会議場イベントホール)を前に、大和ジム・守永光義会長へのインタビューが、大会を運営するアーネストホーストジムJAPANから届いた。守永氏がキックボクシングとの出会い、会長になったきっかけ、理想とする指導者、分岐点になった出来事について語っている。守永氏は今大会をもって会長職を退き、匡志YAMATO(NJKFスーパーウェルター級王者)が選手兼会長となる。
――大和ジムが50周年を迎えたことについていかがでしょうか?
「ただ50年の節目に会長であっただけで、歴史には何ら感じる物はありませんね」
――守永会長が大和ジムと出会うきっかけはいかがでしょうか?
「20歳の9月に入会したので 昭和59年だと思います。ただ強くなりたくて、ボクシングと迷いましたが、蹴りがあった方が良いと思い、電話帳で大和ジムを知りました」
――それまでのスポーツ歴はいかがですか?
「高校生の時に少林寺拳法を経験しています。小中学校は野球部、水泳部、剣道部に入りましたが、全て中途半端でした」
――入門する前のキックボクシングのイメージはいかがでしたか?
「入会の時は最低迷期だったと思います。マイナースポーツで、変わった人しかやってないイメージでした」
――入門してからのキックボクシングのイメージはどう変わったでしょうか
「スタミナがなきゃダメな競技だとわかりました。当時はとりあえずプロで数戦だけやって辞めるつもりでした」
――当時、大和ジムにはどんな選手がいましたか?
「現在の名古屋JKファクトリー会長の小森次郎先輩がリーダーで ランカーの中西金吾さんとのツートップでしたね」
――当時の練習方法はいかがでしたか?
「ミットよりサンドバッグ中心で、首相撲はよくやらされました」
――現役時代はどんな選手に憧れていましたか?
「全日本フェザー級王者の青山隆さんの動きがきれいだなと思っていました」
――現役時代の最高位を教えてください。
「4試合しかしていないのでノーランカーです。」
――守永会長のベストバウトは?
「40歳の時、18年ぶりにルンピニースタジアムでカノンスック選手(のちに愛弟子の大和哲也や大和侑也と対戦)とやった試合はよく頑張ったなと思いました」
――憧れていた先輩は誰でしたか?
「ジムの先輩は皆、地味な練習をひたむきにしてるので尊敬していました」
――引退したのはいつですか?
「5戦目の1週間前に蜂窩織炎で2度手術して 復帰に1年かかると言われ引退を決意しました」
――引退後、会長になった経緯はいかがでしょうか?
「ミット持ちを数年やって、33歳の時に前会長(門野会長)に、会長を継いでくれと言われて決めました」
――守永会長の指導者としての理念は?
「虚勢をはるなとはよく言います」
――理想とする指導者はいましたか?
「当時、名古屋JKファクトリーが飛ぶ鳥落とす勢いだったので、小森次郎会長は目標でした。追い付きたかったです。モチベーションになりました」
――93年から肘無しK-1が出てきたことに戸惑いはありしたか?
「うちからK-1選手(=大和哲也)が出るとも思っていなかったので他人事でした」
――キックボクサーを育成する楽しみと苦しみとは何でしょうか?
「目標が同じ人とは居ても楽しいです。育成とは思った事も無く、感じた事、言いたい事を言っているだけでした」
――大和ジムといえば、リングネームに「大和」がつく選手が定番です。そうなったきっかけを教えてください。
「タイのジムの真似をしただけです」
――ローマ字書きのYAMATOのリングネームの選手との違いも教えてください。
「大和航を最後に、年齢的にも第一線の指導は今後無理だと感じて、けじめとして変えました」
――指導者として分岐点となった試合をいくつか教えてください。
「やはり大和哲也の2010年のK-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント優勝です。この指導で良いと自信がつきました」
――指導者として一番楽しかったことは?
「選手が勝った試合はもちろんですが アフターで選手と食事して話す時がいつも楽しいです。」
――最もうれしかった教え子の試合は何?
「哲也のサゲッダーオとの世界戦もそうですが その前の野杁正明との試合は一番負けて欲しくない試合でした」
――指導者として一番苦しかったことはなんでしょうか?
「苦しい事は無かったですが、試合前の選手の怪我や、契約違反は嫌な思いをしますね」
――会長を引退しようと思ったきっかけはいかがでしょうか。
「選手のミット持つのが辛くなったら辞めようと前から決めていました。経営者として携わるのは嫌でしたから」
――指導者として未練はないですか?
「今辞めても、後数年頑張っても、どちらにせよ未練は残るので 無常に従います」
――今後、大和ジムは誰が継ぐことになりますか?
「選手でもある匡志YAMATOです」
――今後はどんな大和ジムになってほしいですか?
「任せましたので、匡志が決めれば良いと思っています」
――会長職を引退された後はいかがされますか?
「今まで走り続けた人生だったので、自然を感じられるスローな人生を送ります」
対戦カード
65kg契約 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
タップロン・ハーデスワークアウト(タイ/ハーデスワークアウトジム/元WMC世界フェザー級王者、RISEスーパーライト級(65kg)4位、シュートボクシング日本スーパーライト級(65kg)3位)
WBCムエタイ日本ウェルター級王座決定戦 3分5R
大和侑也(大和ジム/2位・元王者、元NJKF王者)
中野椋太(誠至会/1位、元NJKF王者、S1 65kg級王者)
WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
匡志[まさし]YAMATO(大和ジム/1位、NJKFスーパーウェルター級王者、元HOOST CUP日本EXミドル級王者)
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム/3位)
60kg契約 3分3R(延長1R)
マキ・ピンサヤーム(タイ/真樹ジムAICHI/HOOST CUP日本ライト級王者、元ルンピニー2冠王)
HIRO YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーフェザー級2位)
ウェルター級 3分3R(延長1R)
洋輔YAMATO(大和ジム/NJKFウェルター級王者)
滝口幸成(キング・ムエ/WMCインターコンチネンタル・ウェルター級王者)
バンタム級 3分3R(延長1R)
俊YAMATO(大和ジム/元NJKFバンタム級王者)
國本真義(MEIBUKAI/WMCインターコンチネンタル・バンタム級王者)
61kg契約 3分3R
蓮YAMATO(大和ジム)
福森啓太(直心会)
64kg契約 3分3R
悠YAMATO(大和ジム)
奥山雅仁(OISHI GYM)
55kg契約 3分3R
大稚YAMATO(大和ジム)
中島大翔(GET OVER)
概要
大会名 大和ジム50周年記念大会 ~大和祭り~
日時 2021年7月11日(日) 開場・16:00 開始・16:30 ※6月20日から変更
会場 名古屋国際会議場イベントホール
チケット料金 VIP席35,000円 SRS席20.000円 RS席12.000円 S席7.000円 A席5,000円 ※当日券500円アップ ※未就学児童は座席が必要な場合は有料
チケット販売 チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ 大和ジム50周年記念大会事務局(アーネストホーストジムJAPAN) 052-936-5908 info@hoostgym.jp http://www.yamatogym.jp/ http://www.hoostcup.com/