NJKF 2.12 後楽園ホール:健太、髙橋一眞に判定勝ちし20カ月ぶり白星。琢磨、国崇を2R KO
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NJKF2021 1st
2021年2月12日(金) 後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳
第9試合 ダブルメインイベントII 61.3kg契約(ライト級相当) 3分5R
○健太(E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
×髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
判定3-0 (竹村49-49/中山49-48/少49-48)
健太は19年6月のNJKF後楽園大会でのジョー・セイシカイ戦で勝った後は黒星が続き、コロナ禍も経て20か月ぶりの白星を目指す戦い。
1R、高橋三兄弟の長男・一眞が、ローキック主体で攻め、右のカーフキックも織り交ぜる。健太はオーソドックス主体で、一眞のカーフキックをもらうとサウスポーに切り替える場面も。左右の伸びのあるハイや右ストレートで少し一眞をぐらつかせるが、一眞のダメージは小さい様子だ。
2R、一眞は執拗に左右のローをヒット。健太は足が赤くなり、少しバランスを崩しそうになるが持ちこたえる。健太は随所で右ロー、右ストレート、左ミドルを返し続け、はっきりと差をつけさせない。
3R、健太は序盤から左ボディをクリーンヒット。その後も2Rよりも攻撃を増やす。一眞も右ローを執拗に当てるが、2Rよりは蹴り数が落ち、パンチの比重が上がる。
4R、健太は序盤に左ハイを当て、パンチの連打から右の肘につなげる等、随所で印象に残る攻撃を決める。一眞も右ロー、パンチ等を随所で返し、はっきりした差はつけさせないものの、流れは良くない。
5R、一眞は流れを変えようと、序盤から右ローを連打する。健太は足の踏ん張りが不十分ながら、距離を詰めると、パンチを随所でまとめるように。終盤、左アッパー等の連打から左ボディにつなげる場面を度々作り好印象を残す。結局この5Rの攻勢が決め手となり、健太が判定勝ちした。
第8試合 ダブルメインイベントI 60kg契約 3分3R
×国崇(拳之会/WKAムエタイ世界フェザー級王者)
○琢磨(東京町田金子ジム/元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)
2R 2’53” TKO (レフェリーストップ:右ストレートで2ダウン後)
国崇は40歳で今回がキャリア99戦目。1R、両者とも右ロー、右ストレート主体の展開だが、中盤から琢磨が左ジャブも織り交ぜつつ、右ストレートと右ローのヒットを増やし優勢。終盤、ローをもらった国崇はバランスを崩す。
2Rも国崇がパンチを度々当て、連打をまとめ国崇を下がらせる場面が続く。中盤からは琢磨の右ストレートで国崇がのけぞる場面が目立つようになり、終盤、右ストレートでダウンを奪取。国崇は立ち上がるが、すぐに琢磨が右ストレートを当てると2度目のダウン。国崇は立ち上がろうとしたが、ダメージが大きく、和田良覚レフェリーがストップした。
なお、この試合の跡、大和哲也らを育てた守永光義・大和ジム会長にNJKFから連盟功労賞が授与された。授与にあたってのNJKFによる守永氏へのインタビュー記事はこちら。
第7試合 セミファイナルII NJKFスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R(延長1R)
△HIRO YAMATO(大和ジム/1位)
△梅沢武彦(東京町田金子ジム/2位、元WMC日本王者)
6R 判定0-3 (和田9-10/宮本9-10/竹村9-10)
5R 判定0-1 (和田48-49/宮本49-49/竹村49-49)
※梅沢が王者に
※公式記録はドロー
第6試合 セミファイナルI 57kg契約 3分3R
○日下滉大(OGUNI GYM/NJKFスーパーバンタム級3位)
×獠太郎(DTS KICKBOXING GYM)
判定3-0 (30-29/30-29/30-28)
第5試合 ミネルヴァ スーパーバンタム級 2分3R
○KAEDE(LEGEND/ミネルヴァ・スーパーバンタム級2位)
×櫻井梨華子(優弥道場/第3回・第5回K-1アマチュア女子55kg全日本優勝)
判定3-0 (29-27/29-28/29-27)
※KAEDEが前日公式計量250gオーバーで減点1
第4試合 NJKFバンタム級王座決定トーナメント1回戦 3分3R
×鰤鰤左衛門(CORE/NJKFバンタム級5位)
○池上侑季(岩﨑道場/NJKFバンタム級6位)
3R 2’09” TKO (コーナーストップ)
第3試合 65㎏契約 3分3R
×JUN DA LION(E.S.G/NJKFウェルター級3位)
○マリモー(キングジム/NJKFスーパーライト級4位)
判定0-3 (29-30/29-29/28-30)
第2試合 ミネルヴァ ライトフライ級 2分3R
○真美(team immotaL/ミネルヴァ・ライトフライ級3位)
×ERIKO(ファイティングラボ高田馬場/ミネルヴァ・ライトフライ級6位)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
第1試合 ミネルヴァ スーパーフライ級 2分3R
×佐藤“魔王”応紀(PCK連闘会/ミネルヴァ・スーパーフライ級3位)
○ルイ(クラミツムエタイジム)
判定0-2 (29-30/29-30/29-29)