K-1 5.30 横浜武道館:「平均年齢を上げすみません(笑)」萩原秀斗、バンタム級トーナメント緊急出場も「今までの色んな経験があるから勝つことができる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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東京・K-1ジム総本部にて、5月30日(日)神奈川・横浜武道館で開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(※5.23大田区から延期・変更)の[K-1バンタム級日本最強決定トーナメント]に出場する萩原秀斗が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:(C)K-1)
橋本実生の欠場を受けて、大会6日前に急遽トーナメントへの出場が決まった萩原。思わぬ形でのK-1参戦となり「自分の中でイメージしていたものとは違う形でK-1参戦が決まりましたが、やることは同じです。橋本選手が6日前に欠場になって、誰も代わりに僕が出場することは予想していなかっただろうし、誰も僕が優勝するとは予想していないと思うので、トーナメントでは1つ1つ勝ち星を取るだけです」と意気込みを語る。
今回のバンタム級トーナメント開催が決まった当初は「SNSでトーナメント開催のニュースを見て、出場できる選手は『めちゃ羨ましい。いいなぁ』と思いました。今までの僕だったらすぐトーナメントに食いついていたと思いますが、一つずつ階段を上って勝ち星を上げて、実力を付けからK-1に出ると決めたので、僕には別の道があると解釈していました」。
というのも萩原はKrushフライ級(-51kg)の新設に伴い、バンタム級からの階級転向を決意。6月25日(金)東京・後楽園ホール『Krush.126』で山脇飛翼とフライ級で対戦することが発表されており「Krushで一つずつ勝ち星を重ねて、Krushフライ級のベルトをしっかり獲ってからK-1の世界トーナメントに出る計画でした」とKrushフライ級で結果を出したうえでのK-1参戦というプランを描いていた。
そうしたなかで届いたバンタム級日本最強決定トーナメント出場のオファーだが、萩原は「(梶原)龍児さんからお話をもらった時はさすがに気持ちが追いつかなかったのですが、試合を即決して、残り1週間をどう仕上げようかと考えました。昨年12月の試合が終わってからずっと強くなるための練習は続けていて、6月のKrush出場が決まっていたのでいきなり試合が決まっても問題ないという感じです。身体の状態もいいし、精神状態も乗っている」と断言。
K-1ジム総本部チームペガサスは昨年から練習スタイルが変わり、プロ選手をそれぞれチーム分けする形を取っている。萩原は細分化されたチームのリーダーを任され、梶原代表から「今回こうやっていきなり試合が決まったけど、しっかり結果を残せ。試合を受けるのは誰でもできるけど、しっかり勝ち進んでチームのみんなにもカッコいい背中を見せてくれ」と熱い言葉をもらった。この日の公開練習では梶原代表を相手にミット打ちを行い、仕上がりは順調であることをアピールした。
一回戦で対戦する大村修輝については「動画を見たらオーソドックスとサウスポーの両方をやったり、打ち合いも強くて気持ちも強い。頑張り屋さんの印象がありました」と分析し「まだ完全ではないですが、3割くらいは試合のイメージが出来ている」とこれから大村攻略のイメージを作っていく段階だ。
トーナメントの勝ち上がりについて聞くと「準決勝は壬生狼一輝君、反対ブロックの選手たちも強いですが、松本日向選手が上がってくると思います。去年、2人(壬生狼・松本)の試合を見て選手はあああるべきだなという刺激にもなりましたね」と語る一方「優勝する自信はありますし、急に僕の出場が決まったというのはいい流れだと思っているので、余計なことは考えずに開き直っています。いい意味で今までの自分の殻を破れるいいタイミングかなと思っています」と自信を見せる。
橋本欠場前のトーナメント出場メンバーの平均年齢は20.75歳と、まさに新世代ファイターたちが集まるトーナメントだった。キャリア29戦、今年で27歳になる萩原は最年長での出場となった。
「平均年齢を上げてしまうことになり、すみません(笑)。他の出場選手の試合を見たところ、試合内容、ファイトスタイルは若々しくてガンガン系でした。僕はまた別の形でいい味を出していけたら。今からできることはもう5日しかないのでかなり限られていますが、特にこれまでと変わりなく、今までずっとやってきたことが身体に染み付いています。今までの色んな経験があるから勝つことができると思っていますし、プロキャリアも今年で7年目なので、特にトーナメントに参加するからと言って練習内容を変えることなく、精神面もだた最高の状態に持っていくだけです」
急遽決まったビッグチャンスで萩原は何を見せるか。最後に萩原はこうファンにメッセージを送った。
「こつこつ頑張っていてもチャンスは巡ってこない選手はたくさんいると思います。でも絶対に諦めないで一個一個自分が決めていたことをやっていたらチャンスは巡ってくるし、そのチャンスを掴むこともできる。今回のトーナメントではそれを見てもらいたいです。プロキャリアの全てを懸けて優勝を獲りに行きます」
対戦カード
第16試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 決勝 3分3R(延長1R)
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者
第15試合 フェザー級(57.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1フェザー級王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/K-1スーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメント2019 3位、元NJKFバンタム級王者)
第14試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館/FIGHT DRAGON -70kg級王者)
第13試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級(48kg)王者)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子アトム級王者)
第12試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル、同日本統一、NJKFフェザー級王者)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
第11試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 準決勝(2) 3分3R(延長1R)
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者
第10試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 準決勝(1) 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第9試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者)
佐野天馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangフェザー級王者)
第8試合 56kg契約 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
ラット・エイワスポーツジム[Rat Eiwasportsgym](タイ/エイワスポーツジム)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
第6試合 女子アトム級(45kg) 3分3R(延長1R)
MOE(若獅子会館)
優(NEXT LEVEL渋谷)※北斗会館押上道場から所属変更
第5試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
ブハリ亜輝留(ウィラサクレック・フェアテックス幕張)
第4試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
池田幸司(ReBORN経堂/K-1カレッジ2019 -55kg優勝)
第3試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1カレッジ2018 -55kg優勝)
鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス/2020 DREAM KHAOSバンタム級トーナメント優勝)
第2試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝)
第1試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
大村修輝(POWER OF DREAM/K-1甲子園2020 -55kg準優勝)
プレリミナリーファイト第2試合 K-1 WORLD GP 2021 K-1バンタム級(53kg)日本最強決定トーナメント リザーブファイト 3分3R(延長1R)
大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2020 -65kg準優勝)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~
日時 2021年5月30日(日) 開場・10:00 プレリミナリーファイト開始・10:20 本戦開始・11:00 ※5月23日(日)から開催日変更
会場 横浜武道館(JR京浜東北/根岸線「関内」南口徒歩6分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」徒歩4分) ※東京都大田区総合体育館から変更
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(6月5日(土) 19:30~26:30)
チケット料金 追加販売無し(払い戻しについてはK-1公式サイト参照)
お問い合わせ M-1スポーツメディア 03-6450-5073 https://www.k-1.co.jp/contact/