Krush 4.23 後楽園ホール:ダブル王座戦 加藤虎於奈「明日は大好きな兄貴を倒す」×松岡力「僕らにしかできない試合を」、真優「獲って言いたいことがある」×壽美「前蹴りが当たっても私は止まらない」。第1試合から里見柚己×堀井翼
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
4月22日(木)東京の・GENスポーツパレスにて、開催を明日に控える「Krush.124」後楽園ホール大会の公開計量と記者会見が行なわれた。今大会は前売りチケット完売・当日券も販売なしという“ソールドアウト”した大会で、試合の模様はABEMAにて生配信される。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真:K-1)
4.23(金)後楽園 ウェルター級王者・加藤虎於奈「ヤバい試合をして、明日の興行を最高にする」vs挑戦者・松岡力「僕らにしかできないストーリー・試合を見せる」
ダブルメインイベントの第2試合でKrushウェルター級タイトルマッチを戦う王者・加藤虎於奈と挑戦者・松岡力は揃って計量をパス。タイトルマッチの調印式と記者会見に臨んだ。
この試合は昨年の11.27「Krush.119」後楽園ホール大会で行なわれた試合の再戦。その時は松岡が虎於奈を掴んでのヒザ蹴りを放ったため反則裁定という形で終わっていたが、その後、虎於奈がKrushウェルター級のベルトを獲得したことで、今度はタイトルを懸けての再戦が5カ月ぶりに組まれた。公私にわたって仲がいいという二人だが、「リスペクトを持った選手同士の前回の試合を超えた作品の完成を楽しみにしています」とKrush EVANGELISTの石川直生さんが語ったように、完全決着戦が期待される試合だ。
挑戦者の松岡は「今顔を見たら、情とかいろんなもんが湧きそうなんで、明日リングの上でしっかり見て、倒そうかなと思っています」と複雑な心境を吐露していたが、「僕がチャンピオンになれたら最高の形だと思っているんで、気合い入れて頑張ろうと思います」と勝利を譲るつもりはない。前回、反則を取られたヒザ蹴りについても、「無意識でも掴まないようにはしようかなと思って、そこは対策してきました」と修正を入れてきた。「絶対KO決着にはなると思うんで、メインに相応しい試合を二人でしようと思います」と、ファンに作品の完成を誓っている。
この松岡を王者として迎え撃つ虎於奈は、「明日は大好きな兄貴を倒してやろうと思っています」と意気込みをコメント。兄のレオナ・ペタスが3.28「K’FESTA.4」でK-1史上に残るような激闘を武尊と繰り広げたばかりだが、会見前にその兄から「お前は俺より強えから、普通に俺より強いって言ってこい。この間の試合を超えるって言ってこい」とハッパをかけられたという。本人は「この間の試合はちょっと超えられないと思うんですけど、しっかり倒せるように仕上げてきたので楽しみですね」と、準備万端をアピール。
松岡との初防衛戦に向けて、「自分のスタイルを進化させたっていう感じですね」と、自身のファイトスタイルに磨きをかけてきた。「前の試合で可愛い女の子二人が戦って盛り上げてくると思うんで、俺ら二人はヤバい試合して、明日の興行を最高にしたいと思うんで、応援よろしくお願いします」と、チャンピオンとメインイベンターとしての責任を果たすことを約束していた。
◆加藤虎於奈
「明日は大好きな兄貴を倒してやろうと思っています。(計量で向かい合ってみて、どのようなことを感じた?)自分もさっき向き合った時に本当に見れなくて、まあ、同じで。明日リングの上で目を合わせてしっかり倒しに行きたいと思います。
(タイトルマッチに向けて意識してやってきたことは?)これといった練習はしてはいないんですけど、本当に自分のスタイルを進化させたっていう感じですね。(遊びが大好きだと思うが、今回の試合に向けてどれぐらいの禁欲生活を送ってきた?)自分は1カ月半の禁酒と1週間ぐらいの性欲禁止をして臨んでます(笑)。(勝って、試合後に一番何をしたい?)まあ、前回試合終わってお酒で倒されてるんで、今回試合で倒して、お酒でも倒してやろうかなと思っています。
(お兄さんの試合を見て具体的にどのような刺激を受けた?)K-1史上最も熱い試合だったというか、見ていて身内だったから倒れる姿を見たくなかったんですけど、本当にいろいろもらって、勇気とか感動とか。それで今日の朝、兄ちゃんとLINEしてて、『お前は俺より強えから、普通に俺より強いって言ってこい』って言われて、あと『この間の試合を超えるって言ってこい』って言われました。この間の試合はちょっと超えられないと思うんですけど、しっかり倒せるように仕上げてきたので楽しみですね。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はダブルメインということで、前の試合で可愛い女の子二人が戦って盛り上げてくると思うんで、俺ら二人はヤバい試合をして、明日の興行を最高にしたいと思うんで、応援よろしくお願いします」
◆松岡力
「明日は虎於奈とこうしてタイトルマッチとして、最高な形で最高なストーリーで、僕がチャンピオンになれたら最高の形だと思っているんで、気合い入れて頑張ろうと思います。押忍!(計量で向かい合ってみて、どのようなことを感じた?)向き合って、僕は顔を見てなかったんですけど、今顔を見たら、情とかいろんなもんが湧きそうなんで、明日リングの上でしっかり見て、倒そうかなと思っています。
(タイトルマッチに向けて意識してやってきたことは?)この間、反則負けっていう形になったんで、無意識でも掴まないようにはしようかなと思って、そこは対策してきました。(遊びが大好きだと思うが、今回の試合に向けてどれぐらいの禁欲生活を送ってきた?)それは言えません(笑)。(勝って、試合後に一番何をしたい?)そらあ、遊びでしょう(笑)。やっぱ、ファイターって遊ぶためにキツイことも我慢してやってるんで、自分が勝って、勝った後の遊びもイメージして頑張れるし、そこをイメージしてやってきたんで、終わったら遊びます。
(武尊vsレオナを超えられる自信はある?)この間は武尊選手とレオナ選手の試合だったんで、それを超えるとかじゃなくて、僕らは僕らにしかできないストーリーとか、僕らにしかできないような試合をしようと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は再戦になるんですけど、タイトルマッチということで僕も虎於奈も気合い入ってるんで、絶対KO決着にはなると思うんで、メインに相応しい試合を二人でしようと思います。よろしくお願いします」
女子フライ級王座をかけて激突!真優「自分が思い描くストーリーを完成させたい」vs壽美「『明日は勝ちます』と言い切れる自分を作り上げてきた」
昨今、K-1 JAPAN GROUPのリングでは、K-1、Krush問わず、女子の試合が必ず組まれるようになってきたが、大会を重ねるごとに女子選手の存在感も増してきている。それを象徴するかのように今大会でも真優と壽美の第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントの決勝戦が、ダブルメインイベントの第1試合に組まれた。
1.23「Krush.121」で行なわれたトーナメントの準決勝戦で、NA☆NAをKOで破って決勝戦に上がってきた真優は、Krush EVANGELISTの石川直生さんが「月心会という素晴らしいチームに所属しながら、その中心選手として心身ともに無限の成長をしているのが感じ取れる」と評価するほど、急成長中。2019年の12.28K-1名古屋大会で壽美に敗れているため、今回はそのリベンジ戦とも言えるが、「明日は自分の思い描いとったストーリーを一つ完成させたいんで、しっかりここは獲ります。明日はチャンピオンになります」と、力強くタイトル奪取を誓った。
「明日は本当に勝ちにこだわりたいですね。魅せるんじゃなくて勝ちたいです」と、勝ちにこだわる気持ちも強い。メンタル面に弱点を持っていたという真優だが、決勝戦までの期間に「チャンピオンになりたいという気持ちの強さが大事やと思うし、明日は打ち合いも自分は下がらんとしっかり立ち向かっていこうと思う、そのメンタル面を鍛えてきました」と、強化に励んできた。得意の前蹴りに関しても、「どんだけ対策したとしても自分は当てるんで。当てる自信しかないんで」と自信たっぷり。勝ってチャンピオンになって言いたいこともあるという真優は、「しっかり言うにはチャンピオンにならないと意味がないんで、明日は勝つんで応援よろしくお願いします」と、最後も勝利を誓っていた。
一方、昨年の11.3K-1福岡大会でK-1女子の先駆者であるK-1女子フライ級王者のKANAを破り、一躍狙われる存在となった壽美だが、準決勝では芳美に判定勝ちを収めて順当に決勝戦に進出。しかし、石川さんが「まだまだここからという気持ちを大切にしている意識がとても伝わってきます」と語ったように、「どれだけ練習を100%やりきれるかっていうのを試合決まっている決まってない関係なく毎日やってきたので、それを出そうと思っています」と、奢ることなく練習に没頭してきた。
そのため「『明日は勝ちたいと思います』じゃなくて、『明日は勝ちます』と言い切れる自分をずっとずっとずっと作り上げてきたので、明日は絶対に勝ちます」と、ハッキリと勝利宣言だ。真優が「当てる自信しかない」と断言した前蹴りに関しても、「当たったとしても止まらないです、私は」とキッパリと言い返して、問題がないことを強調。「明日はみんなに『チャンピオンになったよ』って笑顔で伝えるんで、応援よろしくお願いします」と、ファンに笑顔の報告を約束していた。
◆壽美
「『明日は勝ちたいと思います』じゃなくて、『明日は勝ちます』と言い切れる自分をずっとずっとずっと作り上げてきたので、明日は絶対に勝ちます。(計量で向き合ってみて、相手から何を感じた?)いつもかわいいなと思って、計量の時の下着が(笑)。(この試合に向けて意識してやってきたことは?)自分は試合に向けてっていうよりかは、いつ試合でもいいように常にやってきているので、特には(ない)。もちろん真優選手の試合を見てトレーナーさんと対策してきたんですけど、とにかくどれだけ練習を100%やりきれるか。試合が決まっている決まってない関係なく毎日やってきたので、それを出そうと思っています。
(ベルトが出てきた時に凝視していたが、どういう考えだった?)やっぱ見ちゃいますよね。キラキラしてて、絶対巻きたいなと思って、『こっち来い、こっち来い』と思って見つめました。(ダブルメインイベントという重要な位置での試合ということと、そこでどういう試合をしたい?)ダブルメインイベントの第1試合という凄く盛り上がっているいいところで試合させていただくんですけど、気負わず、とにかく熱くなりすぎちゃうと自分は自分でなくなっちゃうので、とにかくやってきたことを出す、とにかく勝つっていうことに集中します。
(チャンピオンになるために一番大事だと思うものは?)インタビューでも言ったんですけど、やっぱり格闘技やるっていうのは強さが一番だと思っていて、強さと自分の心のキレイさ。人としてみたいな、そういうところも自分は大事にしています。(二番目は?)さっきも言ったように心です。(真優選手の言う“華”は壽美選手の中に必要なもののランキングとして入っている?)表舞台に立たせていただく格闘家は、身だしなみだとかそういうところを大事にしようとは思うけれど、別にそんなトップランキングには入っていないですね。
(勝負の鍵となるものとして真優選手の前蹴りが話題になっているが、こちらの対策は? もしくはその他に危険に感じる技はある?)やっぱり蹴りが多彩なのは知っているので、とにかく受け返しとかでも練習したのもそうですし、一人でシャドーの時から意識して、どれだけ自分の中でイメージとかを集中してやるかっていうのは、ずっと練習してきています。(真優選手は前蹴りを『当てる自信しかない』と言っているが?)当たったとしても止まらないです、私は。(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日はみんなに『チャンピオンになったよ』って笑顔で伝えるんで、応援よろしくお願いします」
◆真優
「押忍!月心会チーム侍の真優です。明日は自分の思い描いとったストーリーを一つ完成させたいんで、しっかりここは獲ります。明日はチャンピオンになります。(計量で向き合ってみて、相手から何を感じた?)同じくかわいいなって思ってます、いつも(笑)。(この試合に向けて意識してやってきたことは?)自分は基本的に対戦相手のことは考えないんですけど、今回はしっかり壽美選手のことだけ考えて、チームの仲間と(椿原)龍矢とか佑典くんとかと一緒に対策して、毎日吐くほど、泣くほど練習してきたので、明日は自信持ってリングに上がりたいなと思います。
(ベルトが出てきた時にほとんど見なかったが、どういう考えだった?)明日、自分の腰に巻いた時にじっくり見ようと思って、今はベルトには集中せんと、腰に巻いた時にゆっくり見て嬉し涙を流そうと思って、あんまり見なかったですね。(ダブルメインイベントという重要な位置での試合ということと、そこでどういう試合をしたい?)自分はダブルメインイベントの第1試合って見た時に、セミファイナルよりちょっといい感じのあれじゃないですか? なので、パパとママにめっちゃ自慢して(笑)。試合は魅せる自分をリングの上であれなんですけど、明日は本当に勝ちにこだわりたいですね。魅せるんじゃなくて勝ちたいです。
(チャンピオンになるために一番大事だと思うものは?)自分はやっぱり気持ちですかね。本当に準決勝終わってから決勝までの期間、自分はメンタルが弱くて、練習でもすぐ泣いちゃうぐらい落ち込んだりするんですけど、準決勝終わってからこの決勝までの間の期間は、チャンピオンになりたいという気持ちの強さが大事やと思うし、明日は打ち合いも自分は下がらんとしっかり立ち向かっていこうと思う、そのメンタル面を鍛えてきました。(二番目は?)二番目はやっぱ華ですかね。チャンピオンになるには華が必要やと思うので、やっぱり身につく選手がチャンピオンにならないと意味がないと思っているんで。
(壽美選手が前蹴りの対策をしてきていることについては?)自分の蹴りとか前蹴りもそうなんですけど、どんだけ対策したとしても自分は当てるんで。当てる自信しかないんで。今までもそうやったんで、何回同じ相手としても、前蹴りだけは当ててきてたんで、明日も前蹴りをバンバン当てて、あれしようかなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)最初にも言ったんですけど、自分が思い描いているストーリーを一つしっかり完成させたいんで、明日はしっかり獲って、中央に立って、マイクで言いたいこともあるので。しっかり言うにはチャンピオンにならないと意味がないんで、明日は勝つんで応援よろしくお願いします」
小嶋瑠久「過去の自分は自分じゃない。全く違う自分を見せる」vs斉藤雄太「やってきたことを全部出し尽くして、勝ちを取りたい」
第6試合でKrushスーパー・ライト級ワンマッチを戦う小嶋瑠久と斉藤雄太は、両者とも計量を無事にパス。揃って記者会見に出席した。所属先をPURGE TOKYOに変え、さらにリングネームも「瑠久」からフルネームの「小嶋瑠久」に変更し、まさに今回の試合が再スタートとなる瑠久は、「対戦相手と戦うのが楽しみなんじゃなくて、自分の試合をみんなに見せられるのが凄いワクワクしています」と、新しい自分のお披露目に心をときめかせている様子。「格闘家として全て変わった。過去の自分の存在は自分じゃないんで。今回は全く違う自分が見せられると思う」と、生まれ変わったことを強調し続けた。
来月の5.30「Krush.125」では佐々木大蔵vs平山迅のKrushスーパー・ライト級タイトルマッチも組まれている。Krush EVANGELISTの石川直生さんは、「それに待ったをかけるようなハイレベルな試合をしてくれることを期待しています」と、この試合に期待を寄せているが、瑠久もタイトルへの野望に燃えている。「今の自分はKrushのチャンピオンになれるぐらいの実力があると思うので、それを明日とりあえず皆さんに証明したいと思います」と、自信満々。「明日は久しぶりにギラギラした自分をみんなに見せたいと思うので、とりあえずお客さんを魅了しますよ」と、ギラギラした目つきでファンに勝利を約束した。
一方、昨年から2連勝中で、タイトルへの意欲も出てきた34歳のベテランの斉藤。「今までやってきたことを全部出し尽くして、勝ちを獲りたいと思います」と目標とするタイトル奪取へのステップとなるこの試合に闘志を燃やす。2連勝中ということもあり勢いもある。「やっぱり連勝中、連敗中って気持ちが違うと思うんですよね。固くなりすぎるとか、いい意味でリラックスできるとか。そういう意味ではありがたいことに今はいい状態なんで、明日はベストパフォーマンスを出せると思います」と、ベテランらしく試合前でも落ち着いた様子だった。
「本当にこの数週間だけは4月23日のことだけを考えて過ごしてきました」と、瑠久との試合に向けて集中していたようだが、やはりタイトル奪取への気持ちも強い。「瑠久選手は連敗続いて明日を迎えるけれども、とはいえやってきたキャリアや戦績を見ると、素直に格上だと思って臨むんで、だからこそ明日しっかり勝つことで認めてもらいたいなと、タイトルに向けて」と、瑠久に勝利してタイトル挑戦を確実なものにしたいところ。「僕のパンチは当たれば倒れるんで、当たる瞬間を逃さないように見ててください」と、自慢のパンチでタイトル挑戦の権利をもぎ取りに行く。
◆小嶋瑠久
「自分はこの日を凄い楽しみにしていたんで、早くリングに上がりたい気持ちで毎日を過ごしてきたんで。まあ、対戦相手と戦うのが楽しみなんじゃなくて、自分の試合をみんなに見せられるのが凄いワクワクしています。それが凄い楽しみです。(ジムが変わって最初の試合だが、どんな心境? また仕上がり具合は?)デビュー戦のつもりでリングに立つので、もちろんそのつもりでずっと環境を変えて。練習はどんぐらいかな? 7?8カ月ぐらいジムのPURGE TOKYOでこの日に向けて仕上げ来てたんで。今までで一番、というか格闘家として全て変わったんで、そういうのを見せられると思います。
(どんな試合をして、どんなフィニッシュをイメージしている?)自分は確実にイメージできてるんで、準備万端っていう感じで。明日はとりあえず実行するだけですね、準備してきたことを。(お互いタイトルも意識していると思うが、そこについては?)連敗とかどうでもいいんですけど、過去は全く違うんで。過去の自分の存在は自分じゃないんで。今回は全く違う自分が見せられると思うんで、とりあえず明日が楽しみですね。まあ、今の自分はKrushのチャンピオンになれるぐらいの実力があると思うので、それを明日とりあえず皆さんに証明したいと思います。もうチャンピオンになれるんだぞというのを。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は久しぶりにギラギラした自分をみんなに見せたいと思うので、多分明日の試合を見てもらえばわかると思うんですけど、とりあえずお客さんを魅了しますよ。応援よろしくお願いします」
◆斉藤雄太
「試合が決まった時にはここで勝ってタイトルマッチを狙いたいという凄い先のことを話していたんですが、本当にこの数週間だけは4月23日のことだけを考えて過ごしてきました。いよいよ明日なんで、今までやってきたことを全部出し尽くして、勝ちを獲りたいと思います。(2連勝で迎えた試合だが、自分でどういうところに勢いや手応えを感じている?)手応えで言うと年単位でやってきたこと、テクニック的なことも含めての話で、ようやくやっていることが合致してきたなという手応えで。流れとか勢いで言うなら、連敗している経験もあるからわかるんですけど、やっぱり連勝中、連敗中って気持ちが違うと思うんですよね。固くなりすぎるとか、いい意味でリラックスできるとか。そういう意味ではありがたいことに今はいい状態なんで、明日はベストパフォーマンスを出せると思います。
(どんな試合をして、どんなフィニッシュをイメージしている?)あんまりイメージしてないですね。選手によると思いますけど、僕が考えてやるのは練習です。頑張って練習して、本番は練習でやってきたことが出る結果かなと思っているので、やってきたことが出るんじゃないですかね? なので、自分でもあんまわかんないんですけど、しっかり準備してきたので、いい結果が出るといいですね。出します。(お互いタイトルも意識していると思うが、そこについては?)タイトルは意識しているんですが、今回流れや勢いという話も先ほど出ましたけど、流れや勢い的に僕は連勝で明日を迎えて、瑠久選手は連敗続いて明日を迎えます。とはいえやってきたキャリアや戦績を見ると、素直に格上だと思って臨むんで、だからこそ明日しっかり勝つことで認めてもらいたいなと、タイトルに向けて。なので、そういう気持ちで臨んでいます。(ファンの皆さんへのメッセージは?)多分、ファイトスタイルは激闘派だと思うので、僕のパンチは当たれば倒れるんで、当たる瞬間を逃さないように見ててください」
里見柚己と堀井翼が第1試合で激突!「試合の結果は分かっている。それを明日やるだけ」(里見)vs「これだけは言い切れる。250%、俺がKOする!」(堀井)
明日の第1試合でKrushライト級ワンマッチを戦う里見柚己と堀井翼も揃って公開計量に臨んだが、普通にパンツを穿いて計量する里見に対し、堀井は公開練習でも使用したスポーツ新聞で体の前面を隠しながら登場。計量をクリアした瞬間にスポーツ新聞を外すと、里見の顔をプリントした紙を股間に貼り付けるという、なんとも破廉恥な姿を晒したのだった。
カード発表記者会見、公開練習、そして計量と破廉恥な行動を繰り返す堀井に対し、里見は「堀井選手に記者会見とか凄い盛り上げてもらって、自分はそういう盛り上げるとかできないんですけど、明日はリングで一番盛り上げようと思っています」とキッパリ。
所属をteam NOVAに変えたことで心機一転、「いろんなチャンピオンクラスの方と練習させてもらって、凄い自分自身強くなって帰ってきたので、仕上がりはバッチリです」と自信を見せる。会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんが、「隣にいる雰囲気を見てもこれまで以上にプロのファイターとしての色気が備わったなという印象です」と語ったが、格闘技に没頭できる環境に変わった影響が大きいようだ。
「24時間全部格闘技に捧げる環境にありがたいことにさせてもらって、朝夜練習して、間も格闘技の指導で、毎日格闘技」と格闘技漬けの毎日が、里見に自信をもたらしている。「試合の結果はわかってるんで、それを明日やるだけですね」と、変わった自分を9カ月ぶりのKrushのリングで見せつける。
一方、人を食ったパフォーマンスを続けてきた堀井だが、石川さんからは「キャラクター以上の試合、一度見たら堀井翼のことは忘れられないというパフォーマンスを期待しています」と、意外にも期待も高い。しかし、堀井はこの記者会見でも「10カ月ぶりの試合で実質明日KO勝利するんだけど、KO勝利は2年ぶりになるから、みんな俺のKO勝利を楽しみにしていてくれ」と自信満々の態度は崩さず。公開練習でも披露したスポーツ新聞を落とさずに走るという珍特訓で培ったスピードによほど自信があるらしく、「これだけは言い切れますね。250%、俺がKOします」と豪語した。
また、会見中には「中村プロデューサー、俺のこと嫌いっすか?」と関係のない質問。中村拓己K-1プロデューサーが、「いや、別に好きとか嫌いとか……」と言葉を濁すと、「ヤダヤダヤダヤダーッ!」と奇声を発し、最後まで奇怪な行動を繰り返していた。
◆里見柚己
「ここまでたくさんの人にサポートしてもらって、今日を迎えることができてとても嬉しく思っています。堀井選手に記者会見とか凄い盛り上げてもらって、自分はそういう盛り上げるとかできないんですけど、明日はリングで一番盛り上げようと思っています。応援よろしくお願いします。(お互い久しぶりの試合だが仕上がりや調整は?)いろんなチャンピオンクラスの方と練習させてもらって、凄い自分自身強くなって帰ってきたので、仕上がりはバッチリです。
(新しい環境になってどんなところが変わったと感じている?)全て変わりましたね。ありがたいことに24時間すべて格闘技に捧げる環境にさせてもらって、朝夜練習して、そのあいだも格闘技の指導で、毎日格闘技で。自分は格闘技しかないし、格闘技が大好きなので、今は満足した生活です。(堀井選手の公開練習やインタビューを見た感想は?)凄いおもしろかったですね(笑)。でも、試合の結果はわかってるんで、それを明日やるだけですね。
(計量の時の堀井選手のパンツに関しては?)絶対に笑わないようにしてたんですけど、さすがにちょっと我慢できなかったですね(笑)。(第1試合に組まれたことをどう思うか? また大会の火付け役として期待されていると思うが、どんな試合をしなければいけないと考えている?)第1試合にしてもらえたのは本当に嬉しくて、Krushらしい試合がしたくて、自分たち以外にも盛り上がるようなカードばっかりですけど、その中で第1試合は凄く重要なので、しっかり会場を爆破させて、明日の大会を盛り上げられる火付け役になれるように頑張りたいと思います。
(ファンの皆さんへのメッセージは?)堀井選手、今日まで盛り上げてくれて、本当にありがとうございますって感じで。明日は俺が一番盛り上げるんで、応援よろしくお願いします」
◆堀井翼
「どうも、堀井翼です。10カ月ぶりの試合で実質明日KO勝利するんだけど、KO勝利は2年ぶりになるから、みんな俺のKO勝利を楽しみにしていてくれ。(お互い久しぶりの試合だが仕上がりや調整は?)公開練習を見てもらってわかる通り、あのスピードとかがついてるんで、仕上がりは完璧だと思うよ。(スピードアップの手応えは?)手応えは250%KOします、明日。これだけは言い切れますね。250%、俺がKOします。
(第1試合に組まれたことをどう思うか? また大会の火付け役として期待されていると思うが、どんな試合をしなければいけないと考えている?)まあ、第1試合ということで、明日の興行的にメインに松岡力さんがいて、もう一人のチームメイトの斉藤雄太さんもいるから、それの盛り上げ役として一発目でKOするんだけど、ただ一つ、中村プロデューサー、俺のこと嫌いっすか?(中村Pが『いや、別に好きとか嫌いとか……』と答えると)ヤダヤダヤダヤダーッ! 以上です。(ファンの皆さんへのメッセージは?)っていうことで、明日は俺のKO、第1試合からお楽しみに。明日、キングスのメンバーたちが全員KOするからよろしくな!」
対戦カード
第8試合 ダブルメインイベント2 Krushウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS/王者)※初防衛戦
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/挑戦者)
第7試合 ダブルメインイベント1 第5代Krush女子フライ級(52kg)王座決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
真優(月心会チーム侍)
壽美(NEXT LEVEL渋谷)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
小嶋瑠久(PURGE TOKYO) ※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
第5試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
幸輝(インタージム/KPKBスーパーウェルター級王者)
第4試合 クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
中平卓見(北眞舘)
第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
迅也(北斗会館浅科道場)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(team NOVA)※K-1 GYM横浜infinityから所属変更
堀井 翼(K-1ジム五反田チームキングス)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
マーク・バード・ジェームス(イギリス/K-1五反田チームキングス)
概要
大会名 Krush.124
日時 2021年4月23日(金) 開場・16:45 開始・17:30
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/