ミャンマーラウェイに挑んだ南雲大輝、渡慶次幸平を追うドキュメンタリー映画「迷子になった拳」全国各地のイオンシネマでも上映開始
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ミャンマーの格闘技「ラウェイ」に挑戦した金子大輝(南雲大輝)、渡慶次幸平を主に追いかけたドキュメンタリー映画「迷子になった拳」が、3月26日から東京・渋谷ホワイトシネクイントほかで公開されている。4月2日からは旭川・金沢・幕張新都心・板橋・新百合ヶ丘・港北ニュータウン・座間・京都桂川・広島・徳島・熊本等の全国各地のイオンシネマでも公開が始まった。(詳細は公式サイト https://lostfist.com/ 参照)
ラウェイは通常のムエタイ、キックボクシングのルールに加え、頭突きが認められ、グローブはつけずバンデージを巻いた拳で戦い、判定決着がなく、3分5R終わるまで立っていれば引き分けとなるのが特徴。プロ格闘家としての出発点はMMAながらも、それぞれの理由で“迷子”の人生を歩んだ2人が、過酷なラウェイで戦い、本場ミャンマーの人達や文化に触れる中で、生きがいや夢を発見していく様子を描いている。
https://www.youtube.com/watch?v=mLbMScanPGU
【プレス向け資料より】
◆ミャンマー伝統格闘技 ”ラウェイ”の世界に飛び込み、もがき、奮闘する様々な人間模様。彼らを見つめるその先に見えた物とは―――?
ミャンマーの伝統格闘技“ラウェイ”は、KO以外の判定による勝敗がない。最後まで立っていれば“二人の勇者”として讃えられる神聖な「世界で最も美しい格闘技」だ。
拳にバンテージのみを巻き闘う姿は、己と己の心身をぶつけ合う、本気の生き様を象徴させる。
ミャンマーから飛び出した“ラウェイ”が日本へと降りたった時、果敢にも挑戦する老若男女の姿がそこにあった。紛争により母国を追われ日本に行きついた者、自分自身の居場所を探し求める者、家族のために再び立ち上がった者、文化交流・精神性や哲学の流布に尽力した者、興行として文化活性化を目指す者……様々な人々がラウェイの世界に飛び込み、己の尊厳と敬愛、自己実現と欲望のためにもがき、奮闘する。
前半の物語をけん引する金子大輝と、後半の物語の主軸を担う渡慶次幸平。本場ミャンマーの教えと日本のアウトローな体験を往来する金子に、様々な人々や状況が荒波となって押し寄せる中、日本の新しい潮流に乗ってのし上がっていく渡慶次。ラウェイという格闘技の枠を超えた「新世界」が、混沌と錯綜の果てに巡り合う時、ラウェイを取り巻く人々が魅せた激動の結末を、衝撃的に描き出していく。
険しく困難なその道に挑戦する者こそ、己の生き様を誇りとして人生の輝きを見出すだろう。
ハンセン病元患者の国賠訴訟の一年後を追った映画『熊笹の遺言』(2004)から16年の時を経て制作された、今田哲史監督の新作ドキュメンタリー映画がここに誕生した。
◆今田哲史監督からのメッセージ
僕が試合会場で必ず撮っていたのは、選手達がバンデージを巻く姿でした。選手は黙って拳を差し出し、セコンドはその拳を守る為に黙々とバンデージを巻いていく。対面しながら静かに行われるその行為は、とても神聖で尊く見えました。リングに上がるのは一人ですが、バンデージを巻くのもほどくのも一人ではできない作業です。選手達が一人で闘っている(生きている)のではないことの象徴に見えました。
人はなぜ闘うのか?
『迷子になった拳』には選手達、運営関係者、そして彼らの傍らで確かな存在感を放つ家族達が登場します。力強く懸命に生きるそれぞれの魂の有り様は、揺らぎ、戸惑いながらも未来に踏み出そうとする姿として映し出されています。その姿は格闘技の枠を超え、もがきながらも未来に進もうとする現代人の、生きる為のヒントになるのではと思っております。
今田哲史(いまだ・さとし)
1976年生まれ。東京都出身。日本映画学校(現:日本映画大学)卒。 日本映画学校時代の卒業制作『熊笹の遺言』(04・ドキュメンタリー)は渋谷ユーロスペース他で上映され注目を集めた。卒業後はドキュメンタリー監督の原一男に師事。2020年、16年ぶりとなる本作『迷子になった拳』を制作。2021年3月より全国順次公開。
金子大輝(かねこ・だいき)
1994年生まれ。埼玉県出身。小中高は器械体操の選手として活躍するが、肩の負傷から体操の道を断念。高校3年時に格闘技の道に進む。2016年に本場ミャンマーにてラウェイ に挑戦。以降、現地のジムに所属する和製ラウェイ・ファイターとして注目を浴びる。2019年、戦いの場を変えK-1に電撃参戦した。
渡慶次幸平(とけし・こうへい)
1988年生まれ。沖縄県出身。小中高は野球に明け暮れる。2012年にパンクラスにてプロデビュー。将来を期待されるが結婚、育児などの理由から一旦リングから離れる。その後、30歳までに格闘技のみで生活できる様に成らなければ辞めることを条件に現役復帰。 2017年に後楽園ホールにてラウェイ初挑戦。以降現在まで日本、ミャンマーのラウェイ大会に継続参戦する傍らミャンマーに学校を建てる等、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
公式サイト: https://lostfist.com/