格闘技大会ネット中継 注目番組ガイド：12.31(木) RIZIN PPVなら全試合ノーカット。元谷友貴×井上直樹のバンタム級好カード、平本蓮＆太田忍MMAデビュー戦、シバター劇場をリアルタイムで
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おうち時間のお供に、インターネットでの格闘技観戦はいかが？ 近日ネット中継される注目大会の見所を紹介。
12月31日（土）
Yogibo presents RIZIN.26
会場 さいたまスーパーアリーナ
中継 RIZIN LIVE（生中継／前売￥5,000、当日￥5,500）
☆ 【対戦カード一覧】
◆ 大晦日恒例イベントであるRIZINさいたまスーパーアリーナ大会。今年もフジテレビ系で18:00～23:45に放送され、ラスト5試合は生中継されるが、衛星放送のスカパー！と、今年夏からスタートした公式配信サービス「RIZIN LIVE」では全16試合がペイパービュー（PPV／有料）形式で生中継される。なおかつラスト5試合の選手入場やラウンドインターバルがコマーシャルで寸断されないところもメリット。さらにRIZIN LIVEでは、好きな選手、いい試合をした選手に、550円からのギフト（投げ銭）を贈れるのも特徴だ。スマホでも視聴できるため、テレビはザッピングしながらや家族と観ながらでも、大事な試合を見逃すリスクが低減されるだろう。
そんなPPVオンリー枠のトリにあたる一戦が、バンタム級の元谷友貴と井上直樹の一戦だ。元谷は今年、3月に大塚隆史、8月10日のRIZINで魚井フルスイング、11月のDEEPで米山千隼相手に3連勝。井上はDEEP、UFCを経て2月の浜松大会でRIZINに初参戦し、トレント・ガーダムに判定勝ち、8月9日のRIZINの渡部修斗戦で一本勝ちし2連勝。大晦日大会全体のトリは朝倉海と堀口恭司のバンタム級タイトルマッチだが、コロナ禍で海外勢の来日が難しい状況が続けば、元谷×井上の技巧派対決の勝者がタイトルに絡む可能性が高まるだろう。同じバンタム級では佐々木憂流迦の復帰戦（vs. 瀧澤謙太）、レスリング銀メダリスト太田忍のMMAデビュー戦（vs. 所英男）も、PPVでなければ生視聴できないカードだ。
同じくMMAデビューで見逃せないのが、K-1の上位戦線で活躍した平本蓮の試合（vs. 萩原京平）。岡見勇信らの指導の元、MMA転向に向け準備を続け、カード発表会見やTwitterでも萩原と舌戦を展開。その火の粉は萩原の2R TKO勝ちを予想した萩原の兄貴分・朝倉未来にも及び、平本は「朝倉のバカは2021年中に必ず仕留める」とツイートしており、圧勝を宣言する平本がどういう試合を見せるかで未来を含めた因縁ストーリーの展開は大きく変わる。地上波で放送されたとしても大幅にカットされる可能性が高く、3者の因縁を描いた紹介VTR、試合直後の平本のツイートをより楽しむ上でも、PPV視聴がおすすめだ。
ほかにもムエタイの殿堂・ルンピニー＆ラジャダムナンの両方でベルトを獲った吉成名高のタイ人選手（ペットマライ）との一戦や、修斗のジャーマン連発男・倉本一真（vs中原太陽）のRIZINデビュー戦、浅倉カンナ vs. あいの女子MMA戦、さらにはお騒がせ男・シバターのシークレットマッチなど、生中継はPPVオンリーの枠内で気になるカードが盛りたくさん。約9時間と長時間だが、長めの休憩も2度挟み込まれる予定で、用事を済ませながらでも楽しめるはずだ。
コロナ禍でエンターテインメントの楽しむスタイルも変化した2020年だが、逆にこういったPPV配信だからこそ、現場と違った新しい楽しみ方や快適さが発見できた方も少なくないはず。東京のBOUTREVIEW編集部でも11月の大阪大会をRIZIN LIVEで生視聴したが、安定した配信を体感できた。ミュージシャンや有名人のライブ配信で類似のサービスを経験済の方なら、このRIZINのPPVもすんなり馴染めることだろう。
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