REBELS 12.6(夜) 後楽園ホール:松倉信太郎「華やかさに欠けるREBELSを変える」×T-98「テーマは野生」|バズーカ巧樹「公開処刑します」×大谷翔司「本物の強さでは僕が上」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!
REBELS.69(12月6日(日/夜) 後楽園ホール)のT-98 vs. 松倉信太郎、バズーカ巧樹 vs. 大谷翔司の4選手のインタビューがREBELSから届いた。
BLACKルール 73.5kg契約 3分3R(延長1R)
T-98(クロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン同級王者)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/WPMF世界スーパーミドル級王者、RISEミドル級(70kg)1位)
BLACKルール 63kg契約(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/REBELS-BLACK 63kg級王者、MA日本スーパーライト級王者)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
T-98「テーマは『野生』。本能のままに戦って、REBELSの中心に!」
12・6「REBELS.69」で松倉信太郎と対戦するT-98。REBELSには2017年3月の「REBELS.49」以来3年8ヵ月ぶりの出場だが、多くのリングで活躍する松倉との一戦は発表されるとネットでも反響が大きかった。モチベーションも高いというT-98がこの一戦の先に見据えるものとは?
――本来ホームリングのはずのREBELSに、久々の出場ということになりました。
T-98 試合は久しぶりだったんですけど、後輩の試合があったりセコンドについたりもしていたので、いつも会場には行ってましたけどね。ただ、REBELSはやっぱり独特の雰囲気があるので、自分が出るというのは久々に楽しみですね。
――チャンスがあれば出る用意はいつでもあると。
T-98 そうですね。まあ、僕の階級はもともと選手が少ないというのもあるし、今はコロナで外国人を呼ぶのも難しいというのも分かるんですけど。実際、今回も自分の適正階級ではなく、73.5kgといういつもよりは上の体重でやりますけど、まあ問題はないです。
――ちなみに、通常体重はどれぐらいなんですか?
T-98 80kg弱ぐらいです。だから70kgでやる時よりは減量はだいぶ楽ですけどね。3.5kgって、ひと階級以上ありますからね。
――今までのキャリアでは一番重い契約体重ですか?
T-98 たぶんそうですね。ミドル級が72.5kg(ボクシングでは72.57kg以下)だったので、それが一番上だったと思います。
――それよりも上なわけですよね。そして相手の松倉選手はもっと上から落としてくるわけですが……。
T-98 向こうがデカいということに関しては、特に気にはしてません。パワーでも負ける気はしないので、階級差とかは問題ないです。
――さらに、今回はBLACKルールですよね。T-98選手と言えば、やはりムエタイのイメージが強いんですが。
T-98 でも、ときどきやってるんですよ。今年の1月もヒジなしでやってますし(「MUSASHI ROCK FESTIVAL 2020」でのイリアス・ボカユア戦)、中国での試合とかもヒジなしだったので、そんなに久しぶりという感じもしないです。今回がヒジなしというだけですね。逆に、今年2月の試合はヒジで切られて負けたりしてるので、ヒジのことは考えずに前に出られるなと思ってます。
――ただT-98選手のスタイルとして、ヒジというより組みを効果的に使っている印象があります。そこも変わってきませんか?
T-98 REBELS-BLACKルールは組みが全くないわけではないですからね。今回のルールの中での戦い方をするというだけですから。
――ではその中で、松倉選手との戦いで警戒する部分は?
T-98 最近チャンピオンになっていて、ここしばらくは勝ち続けてますよね。だから勢いがあるし、今ちょうど30歳前で脂が乗ってるというところぐらいは注意したいなと。昔から何度も練習したこともあるんですけど、器用でうまい選手ですよね。僕は全然器用なタイプじゃないんで、正反対ですね。僕が器用になると小さくまとまっちゃうと思うんで、今回は本能のままに戦いたいです。テーマは「野生」ですね。
――なるほど。この松倉戦が発表された時に、ネットでもけっこう反響がありましたよね。
T-98 そうですね。10月のカード発表会見で8試合発表された中では、一番反響が大きかったんじゃないですか。まず松倉君が出てきたところで「おおっ!」となって、その相手は誰だとなって僕が出てきてさらに「おおっ!」となって。そういうところは、今までとはちょっと違う風が吹いてるのかなと思います。
――その注目度が高いカードで勝てば、REBELSの中心になれる可能性も高いですよね。
T-98 出るのは3年8ヵ月ぶりですけど(笑)、まだ中心になれるとは思いますね。僕らがやってることは注目されてナンボで、まずカード決定だけでこれだけ注目されているので、これでいい勝ち方をすればさらに注目されて、その次の試合という感じでもっと期待を持ってもらえると思うんで。だから今回はアグレッシブにいって派手に勝つしかないと思ってます。
――そうなった時に、自分がREBELSの顔になりたいとか、先頭に立ってREBELSを大きくしたいという気持ちはありますか?
T-98 そうですね。やるからにはポスターの真ん中に大きく目立ちたいんで。松倉君は名前もある選手で、REBELSには初出場ですけど他のいろんなリングで活躍していた選手なので、REBELSの枠を超えて注目されるカードだと思うんですよね。そういう部分でのモチベーションは高いですね。
――ここで勢いがつけば、来年にもつながるでしょうし。
T-98 その前に年末ですね。ボブ・サップ戦に向けて勢いをつけますよ。とりあえず今は目の前の試合に集中してますけど、松倉君もRIZINに何度か出てる選手でもあるので、いい形で勝てばいいアピールになるのかなと。来年も含めて、松倉戦がカギになってくると思います。
――ここまでのキャリアでラジャダムナンのタイトルマッチ(2016年6月)など、大きい試合もたくさん経験されていますが……。
T-98 僕、そういうのに強いんですよ(笑)。ラジャの時もそうだし、その防衛戦も、「ここぞ」というデカいチャンスの時に勝つんです。モチベーションに左右されるんで(笑)。
――その自覚はいいのか悪いのか(笑)。
T-98 そうっすね、全部集中しろって話なんですけど(笑)。まあでも、今回はモチベーションが高いので。自分で無理に上げようとする必要もなく、勝手にモチベーションが上がるマッチメイクなので、いろいろ考えずにいい状態で臨めます。
――モチベーションも高く、本能のままに戦って、最後は……。
T-98 もちろん最後は倒すのが理想ですね。倒すためにどう持っていくかを試合中に見極めたいと思います。最後、どうやって倒すかはその瞬間の本能の閃きで。思うままにやります。ここで勝つと負けるとでは、今後にも大きな差が出てくると思うので、そのためにも派手に勝たないとなと思ってます。
松倉信太郎「華やかさに欠けるREBELSを変えてやりますよ」
12・6「REBELS.69」でREBELS初参戦を果たし、T-98と対戦する松倉信太郎。9月にはプロキャリア初のタイトルとなるWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得した彼がREBELSに参戦する目的は、大きく2つあるという。その目的とは一体?
――まず、今回REBELSに参戦、そしてT-98選手との対戦と聞いた時には率直にどう思われましたか?
松倉 たぶん今まで、REBELSさんに参戦というのも、T-98選手と対戦というのも、何度か話が来てたんですよ。タイミングが合わなかったりして実現できなかったんですけど、今回はタイミングも合ってやれることになったので、「今がその時なんだなあ」と思いました。
――カード発表会見でも話が出ましたが、宮田充プロデューサーが就任してからの初参戦という点には思うところがありますか?
松倉 僕もプロになってからけっこうキャリアが長くて、チャンピオンになるまでもすごく時間がかかったし、タイミングとかってすごくあるなあって思ってるんですよね。今回のオファーについても、宮田さんのこともそうだし、いろんなタイミングが重なっての今なんだなあというのは、自分の中でありました。
――改めて、REBELSというリング、大会に対する印象を伺えますか?
松倉 まず、僕はこれまで本当にいろんな団体に出てるんですよね。デビュー戦がMAキックで、J-NETWORK、Krush、旧K-1、今のK-1、RISE、RIZIN……戦極も出てるし。そんな中でREBELSさんとはなぜかタイミングが合わなかったんで、率直に出られるのはうれしいです。階級的にも選手の数が少なくて試合が少なくなってきてる中で、必要とされてオファーが来ること自体が率直にすごくうれしいです。
ただ大会の印象としては……ちょっと華やかさに欠けるというか。同じジムの選手が出た時に見たりはしていて、お客さんもたくさん入って試合もすごく盛り上がってはいるんですけど、派手さとか華やかさを僕はそこまで感じられてなくて。今までは「僕が出たところで……」というところがあったんですけど、今はチャンピオンにもなりましたし、REBELSに新しい風を吹かせたいなとは思ってますね。
――「俺が出ることで華やかにしてやるぜ」と。
松倉 そうですね、何か古くからの“キックボクシング”感が否めない気がしていて、僕としては今はそういう時代じゃないんじゃないかと思うんですよ。そういうところは変えていきたいなと思いますね。
――ということは、これからはREBELSを主戦場にと考えているということですか?
松倉 というか、僕は必要とされるならどこでも戦いたいし、僕らのジムはフリーなので。僕の一番の望みは、自分の階級を作ることなんですよ。今はそれのために動いているので、それが一緒にできるところで頑張っていきたいと思ってるんですよね。
――なるほど。「自分の階級」というのは具体的には……。
松倉 75kg級ですね。これが僕のベスト体重だと思ってます。チャンスがあれば本当にどこでも戦いたいんですが、その中で僕を買ってくれるところで、どんどん暴れていきたいという気持ちがありますね。
――その中で、今回は73.5kg契約での戦いですよね。そしてBLACKルール。一見、本来の松倉選手のフィールドの方が近いのではという声もありますが……。
松倉 正直、T-98選手にとってはREDルールじゃないからどうこうって言う人がいるんですけど、彼は前回、ヒジで切られて負けてるし、戦績を見るとけっこうヒジで切られて負けてるんですよね。映像を見てても思うんですけど、けっこう男らしいタイプなんで熱くなって前に出たところをヒジで合わせられて負けてるというのが多いんですよ。だから、ムエタイが強いというよりはBLACKルールの方が得意なのかなという気持ちが僕の中にはあって。体重に関しても、僕は73.5kgは全然ベストじゃないし、相手も上げてるんだろうけど、お互いに試合を受けた時点でどっちが有利とかは別にないかなと思ってます。
――ではどういう試合、どういう勝ち方をしたいですか?
松倉 しっかり倒すことが一番大事だと思ってるんですけど、T-98選手はタフだし、このところ倒されてのKO負けはないと思うので、そういう選手にしっかり勝つことが僕の生き残る道だなと。
――豪快に勝ってブチ上げることで、同階級の選手たちに集まってきてほしいと。
松倉 そうですね、それぐらいの存在感がないといけないと思うし、T-98選手に勝てば発言権も得られると思うし。70kg以上ヘビー級未満の日本人選手って、けっこういると思うんですよ。でもいきなり世界で戦っていくのは厳しいと思うので、その意味でも75kgという新しい階級を作りたいんです。70kgという階級だって、K-1 MAXで魔裟斗さんが出てくるまでなかった階級じゃないですか。だから、階級は作れるものだと思うので。
――そういう目論見を持って臨む今大会ですが、一番見てほしいところは?
松倉 とにかく僕を見てほしいですね。何も考えず、とりあえず見てもらえれば分かると思うので。どう感じてもらえるかは分からないですけど、しっかり何かを残せるようなことはしようと思うので、期待してほしいです。
バズーカ巧樹「相手が生意気なので、『公開処刑』します」
12・6「REBELS.69」で大谷翔司と対戦するREBELS-BLACK 63kg級王者・バズーカ巧樹。10月26日のカード発表会見では大谷が「自分は元自衛隊員で本物のバズーカも扱っていたが、バズーカ選手は全然バズーカじゃない。『不発弾・巧樹』に改名させたい」と挑発。この言葉に静かな怒りを燃やす王者からは、徹底して物騒な言葉しか出てこなかったが……。
――対戦カード発表の会見の際、大谷選手の挑発的な発言がありました。その場で聞いてどんな気持ちでしたか?
バズーカ まあ、自分からするとどこの誰だか分からなかったので、「何か言ってんな」と思ったんですけど、すごく生意気だったんで、いつもよりも殺しにいこうと思ってます。
――やっぱりムカついた?
バズーカ ムカついた……というか、まあ生意気だから処刑しようかなと。
――しょ、処刑ですか……。ただ、このところKOが出ていないところを指摘する発言でもあったわけで、「痛いところを突かれた」という気持ちもあったりは……。
バズーカ 最近KOできてないのは事実ですけど、その分も含めて味わってもらいますよ。当日はどんな形であろうと痛めつけてやろうと思ってます。
――「誰だか分からなかった」という大谷選手ですが、その後、映像を見たり対策をしたりというのは……。
バズーカ いや、弱そうなんで試合も別に見る必要はないと思ってます。当日まで見ないんじゃないですか。
――それで十分と。
バズーカ 当日分かると思いますけど、全く相手にならないと思うんで。いろんな意味で懲らしめてやりますよ。
――では最初から倒しにいく?
バズーカ すぐ倒しちゃうと面白くないんで、痛めつけてから仕上げにぶっ倒そうかなと。
――バズーカ選手の場合、パンチも蹴りも倒せる武器として持っていますが、どちらでいきたいというのはありますか?
バズーカ いえ、特にどちらかでというのはないんですけど、パンチと蹴り両方で痛めつけて、楽しんでから倒そうと思います。最後がどちらになるかはその時の気分で。
――個人的には、どう倒した時が一番気持ちいいですか?
バズーカ 何で倒すとかっていうより、相手が痛がっている顔を見る方が気持ちいいかもしれません。その意味でも、ゆっくり時間をかけて削っていきたいと思います。
――今回、8月にREBELS-BLACK 63kg級王座を奪取してから初めての試合となります。チャンピオンとして戦うことは意識しますか?
バズーカ それも特にはないですね。でも自分がチャンピオンであることで、より一層、絶対に負けられない戦いだと思ってるんで。それも含めて、今回は本当に殺しにかかろうと思ってます。
――そうなると、「チャンピオンらしい試合」とかそういう意識は……。
バズーカ ないですね。特に今回の目的は、倒すというよりも、痛めつけて、本当の怖さを分からせてやるということなので。
――そこまで思っているのは、大谷選手がナメた口をきいたからだと……。
バズーカ そうですね。ホントに生意気なんで、本当の意味で痛めつけてやらないといけないなと。
――そ、そうですか……。ところで少しさかのぼりますが、8月に丹羽圭介選手からベルトを奪った試合についてお聞きします。バズーカ選手のパンチも入ってはいましたが、丹羽選手がタフだったという印象があります。
バズーカ そうですね、やりづらさもあったし、ピンポイントでもらわないうまさがあったなと思います。自分の実力不足ということもあるんですけど、丹羽選手の技術もあって倒せなかったですね。
――そういう部分も含めて強化・改善しているところはありますか?
バズーカ 特にここをというのはないんですけど、パンチ・蹴りどちらでも倒せるとは思うので、それをどうやって当てるかをより考えているという感じですかね。
――菅原会長からは何か言われていますか?
バズーカ 具体的なことを言われたりは特にないですけど、どんなことよりもとにかく気合いだと思っているので、さらに気合いを入れて練習してます。倒し切れないというのも、自分の中でもう一歩踏み出す気持ちが足りなかったからだと思っているので。勝ちにいくというより、倒しにいくという気持ちをより一層、自分の中で作れたらいいなと思ってます。
――その最高の形が、今回の試合で見られるということですか?
バズーカ でも、今回は「倒す」というよりも「公開処刑」がテーマなので。お客さんが引くぐらいの公開処刑をお見せしたいと思ってます。
――公開処刑ですか……。大谷選手に言っておきたいことはありますか?
バズーカ 本当の公開処刑を味わわせてやるんで、当日はしっかり気合い入れて来いよと。簡単に倒れんなよと言いたいです。
――おそらく、今年はこれが最後の試合になるかと思います。今年はREBELS王座も獲得した年になりましたが、ここまで振り返るといかがですか?
バズーカ 一発目、2月のKNOCK OUTでの「無法島GRAND PRIX」で準優勝に終わって、「優勝」という結果が残せなかったのは自分に何かが足りないと思ったので。今年、REBELSのベルトを獲れたことは一つの通過点にはなったんですけど、来年はもっと飛躍の年にしたいと思ってます。特に何がやりたいというのはないんですけど、目の前に現れた強い敵を倒していって、より強い相手と戦っていきたいです。強いヤツを倒せば、自然と自分の強さも周りに伝わると思うので。
――そこにつなげるためにも、今回は公開処刑と。
バズーカ それは来年どうこうとは関係ないです。ただ息の根を止めてやります。
大谷翔司「“本物”の強さではこっちが上だと分からせてやる」
12・6「REBELS.69」でREBELS-BLACK 63kg級王者・バズーカ巧樹と対戦する大谷翔司。元陸上自衛隊員の彼は10月26日のカード発表会見で、「自衛隊では本物のバズーカも扱ってきたが、バズーカ選手は全然バズーカじゃない。『不発弾・巧樹』に改名させたい」と発言して挑発。突然飛び出したこの言葉には、この試合に怒りの炎を燃やす大谷の自信が込められていた!
――大谷選手、会見でのバズーカ巧樹選手への挑発はお見事でしたね!
大谷 ……いや、本当のことを言っただけなんで。
――あれ、いつもとちょっと雰囲気が違いますね。何か怒ってますか?
大谷 いや、この前の会見でも相手にナメられてるっぽかったし、周りからも向こうが格上みたいに言われてるんで、あんまりヘラヘラするのはやめようかなと。
――そ、そうですか……。でも今回の相手、バズーカ選手はREBELS-BLACK王者なわけですが。
大谷 チャンピオンって言っても、周りが言うような怖さはないですからね。穴はないし、うまいとは思いますけど、怖くはないなと。蹴りもパンチも、怖さは全然ないです。
――では、もらわない自信がある?
大谷 もらわないのが一番ですけど、もらったとしても僕も打たれ強さには自信があるんで、効かねえぞと。
――打たれ強さにはやっぱり自信があるんですね。
大谷 もともとフィジカルが強いというタイプではなかったんですけど、自衛隊で徒手格闘をやったことで、かなり鍛えられました。その訓練の中で柔道をやったり寝技もやったので、体幹が強くなって。
――フィジカルという部分については、バズーカ選手のことはどう見ていますか?
大谷 2月のKNOCK OUTには僕も彼も出ていたので計量の時に見たんですが、けっこう上半身が大きくて、僕と似たタイプかもしれません。REBELSに同じタイプは2人いらないですけどね。
――ちょいちょい不気味な発言が出ますね……。今回はどういう試合になりそうですか?
大谷 彼もけっこううまく戦ってくるタイプなので、後半勝負になる気はします。内容も問われるので、競り勝った末に倒せれば。
――大谷選手は8月にINNOVATIONライト級王者になり、初のベルトを巻きました。チャンピオンとしての試合となると、気持ち的に違いますか?
大谷 自信と自覚は出ましたが……周りは向こうが格上と見てますけど、僕はそうは思っていないので。普通に勝てる相手だと思っているし、あの腰にあるベルトはほしいので、ここでしっかり勝ってタイトルマッチにつなげたいです。
――バズーカ選手はこの試合について、「公開処刑してやる。簡単に倒れんなよ」と言っています。
大谷 えっ? 彼にそんなことができるんですか?
――というと……。
大谷 僕は陸上自衛隊時代、銃剣などを使った訓練も経験してきました。
――まさに一歩間違えば命に関わる経験ということですね。
大谷 もちろんキックボクシングは命のやりとりではないですけど、修羅場の経験なら負けないんで。「処刑できるならしてみれば」と伝えといてください。
――ちなみに射撃系の訓練もされてたんですよね?
大谷 会見でも言った通り、本物のバズーカを扱ったこともあります。基本的には機関銃士で、とにかく弾数で勝負してました。でも一番やっていたのは自衛隊徒手格闘で、日本拳法をベースにパンチと蹴りで相手を倒す訓練をずっと積んできましたからね。“本物”の強さでは僕の方が上手だと思うんで、彼にはそれを分からせてやりますよ。当日のリングでは淡々と不発弾処理を遂行してみせます。
REBELS.69 対戦カード
※BLACKルールは肘無しキックルール
BLACKルール 73.5kg契約 3分3R(延長1R)
T-98(クロスポイント吉祥寺/WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン同級王者)
松倉信太郎(TRY HARD GYM/WPMF世界スーパーミドル級王者、RISEミドル級(70kg)1位)
BLACKルール 63kg契約(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
バズーカ巧樹(菅原道場/REBELS-BLACK 63kg級王者、MA日本スーパーライト級王者)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
渥美尚也(HIDE GYM/J-NETWORK 2018年ウェルター級新人王)
BLACKルール 63kg契約 3分3R(延長1R)
丹羽圭介(TEAMニワールド/元REBELS-BLACK 63kg級王者)
耀織(Y’s glow)
BLACKルール 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
龍聖(TRY HARD GYM)
光太朗ZLS(チームゼロス/聖域統一フェザー級王者)
BLACKルール 77kg契約 3分3R(延長1R)
吉野友規(STURGIS新宿ジム)
小泉 竜(池袋BLUE DOG GYM/BLUE DOG FCミドル級王者)
BLACKルール 女子48kg契約 2分3R(延長1R)
山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)
オープニングファイト BLACKルール 61kg契約 3分3R
柴崎“ワンパンマン”亮(team AKATSUKI)
斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)
オープニングファイト BLACKルール 53.5kg契約 3分3R
宮下友樹(team AKATSUKI)
山岡由忠(クロスポイント大泉)
※中村広輝(赤雲會)引退セレモニーを実施
REBELS.68 対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール
REDルール 52kg契約 3分3R(延長1R)
老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-REDスーパーフライ級(52.5kg)王者)
心直[しんた](REON Fighting Sports Gym)
REDルール 52.7kg契約 3分3R(延長1R)
白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
泰史(伊原道場/元新日本キック・フライ級王者)
REDルール 55.5kg契約 3分3R(延長1R)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
鈴木貫太(ONE’S GOAL)
REDルール 56kg契約 3分3R(延長1R)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、元ラジャダムナン認定スーパーフライ級3位)
REDルール 55.5kg契約 3分3R(延長1R)
森岡悠樹(北流会君津ジム)
古村 光(FURUMURA-GYM)
REDルール 71.5kg契約 3分3R(延長1R)
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
REBELS-RED 53.5kg級王座決定リーグ戦 3分3R
安達浩平(team AKATSUKI)
響波(Y’s glow)
ミネルヴァ・スーパーフライ級王座挑戦者決定戦 2分3R(延長1R)
佐藤“魔王”応紀[まさき](PCK連闘会/ミネルヴァ2位)
IMARI(LEGEND GYM/ミネルヴァ4位)
オープニングファイト REDルール 60kg契約 3分3R
角谷祐介(NEXT LEVEL渋谷)
ウルフタツロウ(アントジム)
オープニングファイト BLACKルール 女子46kg契約 2分3R
川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)※川島江理沙 改め
ねこ太(トイカツ道場)
概要
大会名 REBELS.68・69
日時 2020年12月6日(日) REBELS.68 開場・11:00 本戦開始・12:00/REBELS.69 開場・17:00 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 未定
チケット料金 SRS席¥30,000 RS席¥20,000 S席¥15,000 A席¥9,000 B席¥7,000(完売) ※2大会別チケット ※当日500円増し ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
チケット販売所 チケットぴあ REBELS OFFICIAL SHOP 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp http://www.rebels.jp/