K-1 12.13 両国国技館:佐々木大蔵「いい意味で期待を裏切る試合をしたい」、亀本勇翔「何が何でも勝つ。そこだけに“全集中”します」
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神奈川・K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTにて、12月13日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で大和哲也と対戦する佐々木大蔵、[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で軍司泰斗と対戦する亀本勇翔が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP/写真:(C)K-1)
佐々木大蔵、大和哲也に勝って好調の一年を締めくくる!「今までとはひと味違った、皆さんが『えっ!?』とビックリするような、いい意味で期待を裏切る試合をしたい」
公開練習として行ったミット打ちで、佐々木はKRESTの渡部雅和代表の持つミットに気迫のこもった表情で向かっていき、練習の充実ぶりを伺わせた。10月のKrush後楽園大会でも試合をこなしており、「体調は常に変わらず。練習内容は常に『まだまだ!』と思いながらやってますね」とコンディションのよさを示した。
10月28日の対戦カード発表会見では、佐々木が「アート」、大和が「合氣」とそれぞれのキーワードを軸に試合への展望を語っていた。佐々木は「会見の時は大和選手の言葉に聞き入っちゃって。すごく難しい言葉で話されていて、理解するのにあの時間じゃ足りないぐらいでした。自分が想像していた通りで、偉大な選手だなという思いが増しました」と、感じるものがあった様子。
そんな相手と、佐々木が作り上げたいのは彼独自の“アート”だ。「大和選手としかできない、緊張感のある戦いで表現できたものが、お客さんにどう“アート”として伝わるか。人それぞれ感じ方も違うので、大和選手としか見せられないものを一人でも多くの方に伝えられたらいいなと思います」
さらに佐々木は「試合を終えて、一人でも多くの皆さんに『明日から頑張ろう!』という力が伝わればいいなというのがありますし、そういったものを見せるには、僕の中で『格闘技=KO』というわけではないですけど、第三者的に見ると倒し合いが評価されると思います。自分が今までにないものを見せられたら、見ている人たちも『おっ!』という感じになると思うので、そこも想定しながら練習に励んでます」と、いつになく「倒し合い」も示唆する。
対戦相手としての大和については「自分がデビューした時から第一線で活躍していた選手で、経験値も、いろんな修羅場をくぐり抜けた数も全然、自分より上だと思います。常に見上げていたような存在ですね。大和選手だからということではなくて、緊張は常にあるんですけど」と話す。
今年の佐々木は2月のKrushで鈴木勇人からKrushスーパー・ライト級王座を奪って2階級制覇を達成すると、7月に近藤拳成、10月に中野滉太を破って負けなし。今年3戦全勝、昨年6月から5連勝中と好調で、今回の大和戦はこの1年を締めくくる戦いにもなる。
「去年、僕はK-1にしか出てなかったですけど、今年はKrushが3戦続いて『Krushの年かな』と思っていた矢先に両国国技館という大きな大会に出場が決まって、身が引き締まる思いです。ここでまた、ひと味違う自分が見せられたらなという意気込みがありますね」。
この試合の先、来年への展望を聞かれると、「来年だからとか、そういうものにあまり惑わされないように、常に佐々木大蔵でい続けるということを意識してます」と、これも“らしい”コメント。
今回の両国大会、大和戦で最終的に見せたいものは、「今までの佐々木大蔵とはひと味違った、ある意味皆さん『えっ!?』とビックリするような、いい意味で期待を裏切るような試合を展開できたらいいなと思ってます」と予告。その意図するところは、やはり「倒し合い」なのか。好調・佐々木はどんな“アート”で驚かせてくれるのか、期待大だ!
亀本勇翔、初のK-1出場に燃える! 「何が何でも勝つ。そこだけに“全集中”します」
公開練習ではパンチのみのミット打ちを披露し、トレーナーのミットにパワフルな打撃を打ち込んでいった亀本は「ケガもなくしっかりと追い込めていて、試合に向けての戦略も練れているので、試合当日には最高の状態で迎えられると思います」と絶好調の様子。
昨年はBigbangへの出場が中心となり、K-1 JAPAN GROUPのリングは昨年2月以来、K-1には初参戦となる。「K-1初出場なので、その気持ちが強いですね。どこの試合でも本気で取り組んでいますが、やっぱりK-1となると気持ちが上がりますし、練習も気合いが入りますね」と、初のK-1に燃えている心境を語った。
Bigbangではキャリア初のベルトも巻いた。それも含め、ここまでの時期はどうだったのだろうか。「いい経験をさせてもらいましたが、去年はケガにも悩まされて、練習についてもいろいろ考えさせられました。そういう意味でもステップアップできた1年だったので、次の試合がすごく楽しみです」
今回、両国大会で対戦するのは軍司泰斗。Krush王者の経験もある選手だ。その印象については「攻撃力があって、バランスのいい選手ですね。トップの一人だと思います。ラッシュ力があってまとめ方がすごいので、そこに巻き込まれたら危ないと思います」。
そんな軍司に対して「作戦と言うよりは、いろんな状況を想定して練習していて、一発ももらわないようなイメージもしていますし、もらったとしてもこう対処するという感じで、どんな状況にも当てはまる練習をしています」とどんな局面になっても対応できるように準備していると話す。その上で、「僕としてはガンガンきてもらった方がやりやすいかなと思います」と激闘を示唆。
Bigbangのベルトも返上して臨む今回の試合は、フェザー級に階級を上げて初の一戦となる。軍司とは階級アップ初戦同士だ。「減量がキツかったというのもあって、今の自分のコンディションでいい動きが出せるのがフェザー級だと思ったので上げました」と、減量苦からの解放とコンディション向上により、パフォーマンスも上がるという期待を感じさせた。
「どういう試合を見せたいとか、そんな余裕はなくて、何が何でも勝つことに“全集中”したいなと思ってます。『勝つことに徹する』というとポイントアウトするようなイメージを持たれてしまうかもしれないですけど、勝つというのはKOすることだと思ってるんで、KOするために自分がやれることを全て出すところを見てもらいたいと思います」
この新階級初戦で勝利し、その先にはもちろん来年以降の飛躍を見据える。「K-1チャンピオンになることが目標ですし、強い相手とどんどんやっていきたいですね。もちろん目の前に提示された相手に、力を見せて勝っていくことが大事。今はそれに向けて、結果的に通過点にはなるんですけど、ここが本当に大きなヤマだと思ってやっていきたいと思います」
最後に亀本は「僕の試合を見るのが初めてという方もいると思うんですけど、『こういう選手もいるんだ』っていうことをしっかりとアピールするので、ぜひ注目お願いします」と、ファンに向けてメッセージを送った。初出場のK-1、しかも新たな階級で、どれだけ存在感を出すことができるか?
対戦カード
K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
林 健太(FLY SKY GYM/王者)※初防衛戦
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/挑戦者、Krush同級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
スーパー・ウェルター級(70kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者)※K-1ジム五反田チームキングスから所属変更
アビラル・ヒマラヤン・チーター[Abiral Himarayan Cheetah](ネパール/志村道場/HEATミドル級(70kg)王者)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
藤岡裕平(九州ジム・VLOS)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krushスーパー・ライト級王者)
大和哲也(大和ジム/K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元NJKFライト級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/元Krushスーパー・ライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
朝久泰央(朝久道場)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/元K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
山本直樹(優弥道場)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者)
芦澤竜誠(PURGE TOKYO/元INNOVATIONフェザー級王者)※K-1ジム総本部チームペガサスから所属変更
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krushバンタム級(53kg)王者)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Bigibangスーパーバンタム級(55kg)王者)
スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
佐々木洵樹(POWER OF DREAM/元Krushバンタム級(53kg)王者)
璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆プレリミナリーファイト
95kg契約 3分3R
植村真弥(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/元WMC日本ヘビー級王者)
メイサム・エシギ [Meisam Eshgi](イラン/士魂村上塾)※メイサム・ドラゴン 改め
スーパー・フェザー級 3分3R
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
フェザー級 3分3R
秀樹(レンジャージム)
稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)
53kg契約 3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
梅田将成(KFG URAWA/第235回、237回新空手道東京大会K-2トーナメント軽量級優勝)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/K-1甲子園2020 -60kg優勝
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN
日時 2020年12月13日(日) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 ロイヤルシート 100,000円 アリーナSRS席 60,000円 アリーナRS席 35,000円 アリーナS席 18,000円(完売) 桝席2名掛け 38,000円(1名あたり19,000円) 桝席1名掛け 20,000円 2FスタンドS席 18,000円(完売) 2FスタンドA席 10,000円(完売) ※当日500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ イープラス ローソンチケット K-1.SHOP グッドルーザー(03-6450-5470) K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/