REBELS 11.8 後楽園ホール:生中継ゲスト解説の日菜太「11月5日、僕に赤ちゃんが産まれました!」|鈴木千裕ד戦う車掌”康弘 直前インタビュー
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REBELS.67(11月8日(日) 後楽園ホール)の第4試合で対戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と康弘(ゴリラジム)のインタビューがREBELSから届いた(聞き手:安村発)。PPV有料生配信のゲスト解説をREBELS-BLACK 70kg級王者の日菜太が勤めることになり、日菜太による大会の見所紹介、そして5日に子供が生まれたという近況報告のコメントも届いている。
鈴木千裕「今回はバチバチ打ち合える相手。1RKOで終わる」
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺) Chihiro Suzuki
1999.5.14生/東京都三鷹市出身/21歳/175cm/オーソドックス/7戦6勝(4KO)1敗
――今年9月の昇也戦で3RTKO勝ちして以来の試合が決まりました。試合に向けて強化していることを教えて下さい。
「昇也戦の後、それまでやっていなかった走り込みやミットで追い込んだりと、体力面を強化しています。自分は1R目からガンガン攻めるファイトスタイルで、3R、延長Rも含めてフルラウンド戦うことを考えたら、後半はどうしてもスタミナが落ちてしまう部分があるのでそうならないように体力を付けてきました。技に関しては、今のパンチだけの勝負ではいずれ倒せない相手が出てくると思うので、蹴りも強化しています」
――今回対戦する康弘選手の印象を教えて下さい。
「試合映像を見たところガンガン前に出てくるファイターで、僕との相性はいいと思います。格闘技は倒してなんぼ。下がったり判定狙いの選手と僕は戦いたくないし、今回の相手はKO率も高くてバチバチに打ち合えると思うので楽しみですね。1RKOという形で終わると思います」
――前回もそうでしたが、試合後の力強いマイクアピールが印象的です。内容はもうすでに考えています?
「勝った後は次の試合について言いたいのですが、今は先のことを考える余裕がないので目の前のことしか考えていません。試合後に言いたいことは、その時に出てきた感情が勝手に出てきます」
――今後、対戦したい相手としては、今年2月に初敗北を味わわされた西岡蓮太選手の存在もあったり?
「そうですね。西岡選手の防衛戦の相手に選んでもらえるように、勝って結果を残していくだけです。今すぐ西岡選手とやらせてくれと言っても、山口代表や宮田プロデューサーは納得いかないと思います。今は黙って、ひたすら勝ち続けるだけですね」
――今振り返ると、ご自身にとってあの初敗北はどういう意味がありました?
「負けて学ぶことは多いと言いますが、まさにその通りでした。体力、技術面も西岡選手に比べて足りていなかったところばかりで、偏った練習だけをするのではなく、ディフェンス、オフェンスと全体的に練習しないと勝てないと思いましたね。次に西岡選手とやるまでに、いかに自分の課題を埋められるか、西岡選手との差を埋められるるかが勝負になります」
――今年最後の試合になりますか?
「12月6日の『REBELS』にも出たいと思っています! ただ、その試合のために康弘戦でケガしないような試合をしたくはないので、もしケガしないで勝てたらリング上で出場表明をしたいと思います。連戦でもまったく問題ありません」
――凄くタフですね。見た目も凄く頑丈そうですが、これまでに大きなケガはありました?
「高校生ぐらいまでに車にぶつけられたり、轢かれたりしたことはありましたが、大きなケガをしたことはありません(苦笑)。小さい時はバイクにも轢かれていて、合計3回ぐらいありましたね。事故状況ですか? 信号が青になったので自転車を動かしたら、横から車にがっつりぶつけられて倒れたのですが、心配して出てきた運転手さんに『僕は大丈夫なので行ってください』と(笑)。自分は特に大きなケガはしてなかったですし、向こうにも家庭があると思ったので別にいいかなと思ってしまいました」
――それは凄いエピソードですね。話は変わりますが、『REBELS』と『KNOCK OUT』新プロデューサーに宮田充氏が就任しました。宮田氏は9月大会を観戦して一番印象的な選手として鈴木選手の名前を上げていました。さらにプロデビュー前から鈴木選手のことを注目されていたようです。宮田氏が作る今後の『REBELS』と『KNOCK OUT』にどういうことを期待しますか?
「僕は同じジムの渡慶次(幸平)先輩と、試合に対する考え方など似ているものがあります。格闘技で生きていくという想いもそうですし、僕も試合で相手がどうなってもしょうがないという考えで試合をしています。宮田さんには、クロスポイント吉祥寺には危ないやつが2人いるというのをどんどん売り出してもらいたいと思います。他の選手にはない色だと思うのでどうでしょうか」
――リング上では何があるかはわらかないといった考えから、遺書を書いて毎回試合に臨む選手もいます。鈴木選手も書いていたりしますか?
「自分は書きません。自分は死ぬと思ってリングに上がっていませんし、ただ相手を倒すことが分かり切っているので遺書を書く必要はありません」
“戦う車掌”康弘「負けるつもりで福岡から行くわけではない。一発どっちが先に当てるかの勝負だ」
康弘(ゴリラジム) Yasuhiro
1989.6.22生/福岡県みやま市出身/31歳/176cm/オーソドックス/7戦4勝(3KO)3敗
大和KICK 65kg級王者
――まずは、変わったお仕事をされていると伺いましたが?
「西日本鉄道の運転士兼車掌をやっています。基本泊まり勤務なので昨日の昼から本日の17時まで仕事して、今はジムで最終調整しています(取材日は11月5日)。明日から会社は休みを取っていて明後日は前日計量に臨みます」
――いつも試合直前まで勤務されてるんですね。
「だいたいそうですね。福岡で試合でも計量の前日まで仕事しています。余裕を持って休めるのですが、僕は毎試合に全てを懸けていて、試合後はどんな状況になっているかわからないので、できるだけ試合後に有給休暇を使うようにしています。ちなみに、土日関係なく休みが不規則な仕事なので、勤務前、勤務後と時間がある限りはジムで練習するようにしています」
――仕事との両立は大変では?
「人の命を預かっている仕事なので緊張感は物凄くあって大変ですが、仕事だけで人生終わりたくはないと思っていて、キックボクシングをやり始めてからは毎日が充実しているので、今はきつさよりも楽しさの方が上回っています」
――どうしてキックをやろうと思ったのでしょう。
「小中高と野球をやっていて、20歳で西日本鉄道に入社しました。その後に両親が離婚して、身内に女性が多くなって、自分が守らないといけない、強くないといけないと思って会社の拳法部に入りました。もともと格闘技は好きで、どうせやるならしっかりやってみようと思って家の近くにあったジムで25歳の時からキックをやり始めました。アマチュアの試合は8試合ぐらい経験しています」
――職場の方はプロキックボクサーだということをご存じですか?
「そうですね。会社にも報告して社報で取り上げてもらったりしています」
――今回『REBELS』初参戦となりました。
「福岡を拠点にしていて8戦目にしてやっと東京での試合になります。以前から東京で試合したいと思って練習していたので、まずひとつめの夢が叶いました。東京には全国の猛者が沢山集まるので、ここからがスタートになると思います」
――ご自身はどういうファイトスタイルですか。
「下がらず前に出て、相手の攻撃を耐えて後半に仕留めるファイトスタイルです。細かいテクニックはないので、根性で勝負するタイプですね」
――対戦相手の鈴木千裕選手の印象を教えて下さい。
「格上の選手なのは承知の上です。自分も負けるつもりで福岡から東京まで行くわけではありません。自分の名前を売るために負けられませんし、強い相手とやらないと意味がないと思うので光栄なことです。いま注目されている選手に勝つのはもちろんですが、この一戦は自分の成長につながると思うので人生の通過点に過ぎません」
――いきなり序盤から仕掛けてくる選手ですが、対策は?
「あの勢いに飲まれないで真っすぐに下がらないことを意識していて、下手に距離を取って逃げられる相手ではないので自分も打ち合っていいかなと思っています。僕は4勝のうち3KO勝ちしていて一発当たれば倒す自信があるし、一発どっちが先に当てるかの勝負になると思います」
――鈴木戦をクリアしたら、次の目標は何でしょう。
「『REBELS』の常連選手になって強い選手と戦っていきたいですね。1試合1試合が勝負になってくると思います。誰とやりたいというのは特になく、同じ階級であれば誰が相手でもいいです」
【REBELSからのプレスリリース】
◆REBELS.67 PPV放送実況解説陣が決定!
2020年11月8日(日)に後楽園ホールで行われます「REBELS.67」のPPV放送の実況・解説・ゲスト解説が決定いたしましたのでお知らせいたします。
こちらの大会の模様は「ツイキャス」にて当日17:50より全試合終了まで、PPV有料生配信されます。
このゲスト解説を、REBELS-BLACK 70kg級王者の日菜太選手(クロスポイント吉祥寺)が務めることが決定しました。
○実況メンバー
日菜太(ひなた/ゲスト解説/REBELS-BLACK 70kg級王者)
茂田浩司(しげた・こうじ/解説/スポーツライター)
四家秀治(よつや・ひではる/実況アナウンサー/ボイスオン)
日菜太選手より【大会見どころコメント】が届きましたので、ここに公開します。
○日菜太
新たな体制となった『REBELS』の解説を務めさせてもらえることを、とても嬉しく思っています。今回は、3人の『REBELS』チャンピオンたちをはじめ、トーナメントがあって、今後が期待できる選手も多いラインナップです。
その中でまず注目しているのは、僕と同級生のハチマキ選手の『REBELS』引退試合です。対戦相手の良太郎選手がしっかりKO宣言しているなかで、勝っても負けてもたくさんのファンを集めてきたハチマキ選手はどんな戦いを見せてくれるのか。
「REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント・準決勝」は小笠原瑛作vs宮元啓介が楽しみです。過去の対戦では瑛作選手がKO勝利していますが、宮元選手は前回、栗秋選手を完封して調子を上げています。この試合のキーとなるのは、宮元選手の武器である“前蹴りに近い三日月蹴り”だと思います。
選手で注目しているのは、セミファイナルに登場する安本晴翔選手です。見る度に強くなっている安本選手、最近はタイ人との対戦が続いていますが、蹴りの多さと多彩さに加えて、パンチもシャープさが増してきました。
メインイベントは、ぱんちゃん璃奈vsMARIの女子マッチです。僕も経験してきたことですが、メインに出る選手って物凄いプレッシャーが掛かるんです。それを二人が跳ねのけて、この日いちばんいい試合を見せてくれることを期待します。
最後に、ファンの皆さんにご報告です。11月5日、僕に赤ちゃんが産まれました!なんだか涙がこみ上げてきて、これからも色々な人に感謝しながら生きていこうという気持ちになりました。そういった思いも込めて、今回の解説を頑張りますので、ぜひファンの皆さん、ツイキャスのPPV生配信、ぜひご視聴よろしくお願いします!」
○放送概要
今大会は「ツイキャス」でのPPV有料生配信となります。
下記ページよりご購入いただけます。
https://twitcasting.tv/kb_knockout/shopcart/30528
※視聴期限:2020年11月22日(日)23:59まで。何度でもご視聴いただけます。
☆「PPVリモート応援キャンペーン」として、PPV有料生配信をご購入いただいた方には、ご希望選手のオリジナルカードデータをプレゼントいたします。ご購入時の「メッセージ(自由入力)」欄に「応援選手名(1名)」と「プレゼント送付先のメールアドレス」の2点を必ずご記入ください。配信翌日以降に、弊社からご記入いただきました応援選手のカードデータを送付させていただきます。
☆この「リモート応援キャンペーン」で最も応援数を集めた選手には、REBELSより【PPVボーナス】が贈られます! ぜひ「リモート応援キャンペーン」でファイターへの応援もよろしくお願いします!
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
第9試合 メインイベント BLACKルール 女子47kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/REBELS-BLACK女子46kg級王者)
MARI(ナックルズGYM/元ミネルヴァ・ピン級(45.36kg)王者)
第8試合 セミファイナル REDルール 59kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/REBELS-RED&WPMF世界フェザー級王者)
BEN侍 Y’ZD(タイ/Y’ZD GYM/スックワンキントーン・ライト級王者)
第7試合 REDルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-REDライト級王者)
北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級&ライト級王者)
第6試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
宮元啓介(橋本道場/元WPMF世界&WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
第5試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺/元BCムエタイ日本統一&INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
KING強介(team fightbull/元REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級王者)
第4試合 BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
康弘(ゴリラジム/大和KICK 65kg級王者)
第3試合 BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
久保政哉(フリー)
第2試合 BLACKルール 61kg契約 3分3R(延長1R)
中澤良介(TRY HARD GYM)
麻火佑太郎(PHOENIX)※清水佑太郎 改め
第1試合 REDルール 70.5kg契約 3分3R(延長1R)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
小原俊之(キング・ムエ/J-NETWORKミドル級3位)
概要
大会名 REBELS.67
日時 2020年11月8日(日) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 TwitCasting(ツイキャス)(生中継/3,300円)
チケット料金 SRS席¥30,000 RS席¥20,000 S席¥15,000 A席¥9,000 B席¥7,000 ※全席種完売 ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
チケット販売所 チケットぴあ REBELS OFFICIAL SHOP 出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp http://www.rebels.jp/