REBELS 8.30 後楽園ホール:バズーカ巧樹の師匠・菅原忠幸会長インタビュー「REBELSのベルトを貰い、次は西岡選手とのリベンジマッチでKNOCK OUTのベルトを獲りに行く」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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今年2月のKNOCK OUTの無法島GPで堂々の準優勝を果たしたバズーカ巧樹(菅原道場)。実力者・橋本悟、新鋭・古村匡平を破り、決勝戦では惜しくも西岡蓮太に敗れたが、最後まで「殺気」あふれる戦いを繰り広げて観客を魅了した。
今回は「無法島GPの続きをぜひ見たい」と「無法島」(白泉社)作者、森恒二先生の強い要望によってマッチメイクされたタイトルマッチ。無法島GPでは幻に終わった丹羽圭介とバズーカ巧樹の一戦が、REBELS-BLACK63kg級のタイトルマッチとして、REBELS.65(8月30日(日) 後楽園ホール)で実現した。
早速、菅原道場に連絡して、練習が終わったバズーカにコメントをお願いしたところ、返ってきたのは「バズーカ節」。
「8月30日は必ずREBELSのベルトを奪います、押忍」
「(王者・丹羽の印象は)いや、特にないです。普通にやって、普通に勝ちます。押忍」
そこで師匠の菅原忠幸会長にインタビュー。“狂拳”竹内裕二や「野生の剛腕」島野浩太朗を育ててきた名伯楽の目に、無法島GPを経験したバズーカ巧樹はどう映っているのか?(記事提供:REBELS)
会長「バズーカは普段から全然喋らないからね」
――はい、喋っているところを見たことがないので、機嫌よく喋ってるところも見てみたいです(笑)。
会長「(笑)」
――まず、2月の無法島GPですが、準優勝という結果について会長の評価は?
会長「ぶっちゃけ、よくやったと思いますよ。だけどそこで満足しちゃったら、もっと上にはいけないし、もっと上を目指さなきゃいけない選手なんで。バズーカには『ダメだよ』って言っておきました(笑)」
――そうでしたか。
会長「実際に『無法島GPで優勝したら人生が変わるぞ!』っていう、そんな意気込みで練習してきてトーナメントに臨んだからね。だから、優勝できなかったのは本当に残念ですよ。バズーカは元々体が強くて、練習も熱心なんで、1日3試合はキツかったけど最後までスタミナもあった。決勝戦の西岡(蓮太)君は強かったですよ。ただ、負け惜しみで言うんじゃなくて、あのレガース1枚で全然ダメージが違うんですよ。特に1日3試合のトーナメントになると、そこの差もあったんじゃないかな。これがワンマッチなら、と思ってますけど」
――なるほど。無法島GPの3試合を見て、バズーカ選手は冷静に戦いながら「ここ」という場面で倒しに行く。上手さと、殺気のバランスがとても良くて、また強くなった印象でした。
会長「伸びていますよね。リングネームの『バズーカ』は15分くらいで考えたものだけど(笑)、元々、強い1発を持っている。パンチ力があるし、蹴りも強くて、爆発力があるんですよ。あと、目が良くて、反射神経がいいんで、相手の攻撃をかわすのも上手いんですよ。だから、あとはキャリアだけだったんだけど、最近は試合するごとに強くなっていると思いますよ」
――なるほど。
会長「バズーカは『とにかく強いヤツとやりたい』ってしきりに言っているんですよ。初めてMA日本キックのタイトルを獲った時、ウチはご褒美にタイに連れていくんだけど、PKセンチャイジムに行った時にスーパーライト級のすごく強い選手がいた。バズーカに『やるか?』と聞いたら、即答で『やりたいです!』って言ってましたよ」
――おお!
会長「だから、バズーカはこれから国内、海外問わず、どんどん強い相手とやらせていきますよ。まずREBELSのベルトを獲って、次はリベンジで西岡選手とやらせたいんですよ。KNOCK OUTのベルトを賭けたタイトルマッチで」
――なるほど。
会長「だから、今回の試合に向けてもすごく追い込んできて、バズーカもバキバキに仕上がってますよ!」
――毎年恒例の菅原道場夏合宿では、相当ハードな練習をされたようですね。
会長「試合を控えた総合の選手とか、いろんな選手も参加して相当追い込みましたね」
――対戦相手の丹羽選手の印象は?
会長「何でも出来る選手で、独特なステップが特徴ですよね。スタミナはあるし、手数も多いし。これといったパンチ力は感じないけど、上手い選手なんで。『倒す』とか言ってるけど、多分、上手くポイントアウトする試合をするんじゃないかな。バズーカにとってはやりにくい相手だと思いますよ」
――なるほど。
会長「丹羽選手はテッペンジムで練習しているんでしょう? 那須川会長も熱心に教えているし、いい選手が揃ってて、いい環境で練習してますよね」
――それに対してバズーカ選手は?
会長「どんどん追いかけて、追いつめて、バズーカ砲をドカンとぶっ放して、REBELSのベルトを貰いますよ。その次は、西岡選手とのリベンジマッチでKNOCK OUTのベルトを獲りに行くんで、ぜひバズーカの今後を楽しみにしててください」
(プロフィール)
バズーカ巧樹(こうき)
1996年11月16日、千葉県富津市出身。23歳。
高校1年で「喧嘩に強くなりたくて」菅原道場に入門。
2016年4月、Krush出場が決まり、菅原会長が「バズーカ巧樹」と命名。19年2月、MA日本スーパーライト級王座獲得。
プロ戦績:30戦21勝(8KO)7敗2分。身長175cm。
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無しキックルール
第7試合 ダブルメインイベント 無法島 presents REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
丹羽圭介(TEAMニワールド/王者)※初防衛戦
バズーカ巧樹(菅原道場/挑戦者、MA日本スーパーライト級王者)
第6試合 ダブルメインイベント 創世のタイガ presents REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
MISAKI(TEAM FOREST/シュートボクシング女子日本ミニマム級1位、元J-GIRLSミニフライ級王者)※グラップリングシュートボクサーズから所属変更
第5試合 REDルール 52kg級 3分3R
濱田 巧(team AKATSUKI)
白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
第4試合 BLACKルール 57.5kg級 3分3R
千羽裕樹(スクランブル渋谷)
龍聖(TRY HARD GYM)
第3試合 BLACKルール 女子46.5kg契約 3分3R
平岡 琴(TRY HARD GYM)
erika♡(SHINE那覇)
第2試合 BLACKルール 女子46kg級 3分3R
山上都乃(ウィラサクレック・フェアテックス湖北)
木幡紀帆(BELIEF/KROSS×OVER)
第1試合 BLACKルール 60kg級 3分3R
井樋大介(クロスポイント吉祥寺)
斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)
概要
大会名 REBELS.65
日時 2020年8月30日(日) 開場・17:00 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 TwitCasting(ツイキャス)3,300円(税込)
チケット料金 SRS席¥30,000(完売) RS席¥20,000(完売) S席¥15,000(完売) A席¥9,000(完売) B席¥7,000(完売) ※当日500円増し ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料)
チケット販売所 チケットぴあ REBELS OFFICIAL SHOP 後楽園ホール 出場選手・所属ジム
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