新日本キック 4.15 後楽園ホール:江幡塁、KNOCK OUTの宮元啓介戦、韓国MAX FC王者との次戦を語る。緑川創、クンルンファイト出場選手にも興味
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新日本キック TITANS NEOS 23(4月15日(日)後楽園ホール)に出場する江幡塁、緑川創のインタビューが新日本キックから届いた。
江幡 塁
第12試合 56kg契約 3分5R
江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
ユン・ドクジェ(韓国/MAX FC 57kg級王者)
――試合が近づいてきました。
塁 昨年12月以来の試合(宮元啓介戦)になるので、試合間隔が空いた分、調子良く仕上がっています。前戦では日本人対決をやらせていただき刺激のある1年になりました。自分の中で新たに成長できるような学んだ部分がたくさんあったので、今回それをしっかり練り上げてきました。
――練習ではどういうところを強化してきたのでしょう。
塁 今まではタイ人を相手に倒すパターンを練習してきました が、それ以外にも何パターンか作ってきたので倒せる幅が広げられたかなと思います。
――前戦となった宮元啓介戦は、2012年5月に志朗選手とやって以来の日本対決でした。タイ人選手との連戦が続く中で、日本人選手と対戦するとやりづらいという選手もいますが、どうでした?
塁 そうですね。ですが、そこまでやりにくいとは感じずに、ああこういうもんなんだなと。タイ人と比べて単調な攻撃が多く、タイ人だとカウンターでヒジを合わせてきますが、日本人はアグレッシブな選手が多いです。もっと自分からアグレッシブな攻めを見せても良かったかなと思います。
――宮元選手の三日月蹴りで下がる場面がありました。
塁 初めてのパターンだったのでいい勉強になりました。 道場には空手の選手もいるのでスパーリングで受けてもいたのですが、やはり試合となると違うものですね。あと、KNOCK OUTのリングは新日本のリングと比べて小さかったので不慣れな部分もありましたが、5Rフルに戦うことでリングに慣れました。今度はもっと面白い試合が出来ると思います。僕たちはムエタイの500年の歴史がある中でベルトを獲って革命を起こそうというモチベーションでやっています。そういう目標を持ちながら日本人のトップクラス選手を倒すことで力を証明できたので夢に向けてつながっている試合にもなっていると思います。
――今回の相手、韓国のユン・ドクジェ選手についてはどのような印象がありますか。
塁 映像を見たところ、出入りの速いスピードある選手だなと。結構気持ちの強い選手だったので、観ているお客さんに楽しんでもらえる試合になると思います。
――ドクジェ選手は過去に加藤竜二さん(引退)とドロー(上写真)、貴・センチャイジム選手に勝っています。
塁 そういう選手と比較される試合になりそうですね。タイ人とは違うパターンで来ると思うので、色んな技を試してみたいと思います。長身の選手なので、またハイキックで倒せたら気持ちいいでしょうね。
――兄の睦選手は最近パンチを磨きをかけてますが、塁選手は蹴りなんですね。
塁 そうですね。パンチもいいのですが、蹴りの方が綺麗に倒せるかなと。
――今年初戦をクリアーして、どういう1年にしたいですか?
塁 今年はタイ人以外に、日本人と対戦する機会も増えてくると思うので、普段見たことがない人にもキックボクシングの魅力を伝えられるような試合を1年を通してやっていきたいと思います。もうじきタイのベルトにも近づけるような試合も組まれると思うので、夢を現実に出来る1年にもしたいと思います。
――最後にファンにメッセージをお願いします。
塁 対戦相手は気持ちが強いので盛り上げる試合になることは間違いないです。しっかりKOしてメインを締めたいと思います。
(新日本キックボクシング協会広報部)
緑川 創
第10試合 70kg契約 3分5R
緑川 創(藤本ジム/前日本ウェルター級王者)
アニバル・シアンシアルー(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/南米ムエタイ2014王者)
──4勝2敗で終わった2017年を振り返っていただくとどんな感じ?
緑川 大事な試合で2つ負けているので最悪の年でしたが、そのおかげで自分に足りないところがわかって、今それを中心に練習していました。
──今回は4か月ぶりの試合。インターバル中には、どんなことを重点的に練習してきましたか?
緑川 30歳を過ぎたこともあるので、体作りと動きのチェックですね。その中でもいろいろ考えて練習してました。
──アニバル選手(下写真)についての印象は?
緑川 なんもわからない(苦笑)。試合映像も見ていないのでなんともいえない。パワーや技術面では負けないと思いますが、南米人特有のパワーだけには気をつけたいと思います。
──どんな試合をイメージする?
緑川 どんな形であれ、一方的に倒しに行きます。お客さんには僕の動きや心意気を見てもらいたい。
──決戦先日にKNOCK OUTで組まれている宮越宗一郎 vs. T-98の行方は気になる?
緑川(T-98に勝っているけど)宮越選手には負けていますからね。ここから最高の自分を作ってくだけです。
──国内の70kg級戦線で自分が最も優れていると思う点は?
緑川 去年は久しぶりに倒れましたが、そもそも僕は頑丈ですかね。KO負けは一度もないし。パンチ技術やスピードなら負けない。
──海外の70kgファイターで闘ってみたい相手は?
緑川 誰といわれるとわからないけど、タイのトップはもちろん、クンルンファイトとかに出ている選手ともやりたいですね。自分がどれだけ強いかがわかると思う。
──最後に今年の目標を教えてください。
緑川 全勝全KO!その中でラジャダムナンスタジアムの王座挑戦もできたらやりたいですね。
(聞き手・布施鋼治)
対戦カード
第12試合 56kg契約 3分5R
江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
ユン・ドクジェ(韓国/MAX FC 57kg級王者)
第11試合 ライト級 3分5R
重森陽太(伊原道場稲城支部/前日本フェザー級王者)
ウ・スンボム(韓国/KMMAF韓国60kg級王者)
第10試合 70kg契約 3分5R
緑川 創(藤本ジム/前日本ウェルター級王者)
アニバル・シアンシアルー(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/南米ムエタイ2014王者)
第9試合 スペシャルエキシビションマッチ
勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
HIROYUKI(藤本ジム/日本バンタム級王者)、皆川裕也(藤本ジム/日本フェザー級4位)
第8試合 73.5kg契約3分3R
斗吾(伊原道場本部/日本ミドル級王者)
任 朝恵(ワイルドシーサー沖縄/元TENKAICHIミドル級王者)
第7試合 59kg契約 3分3R
葵拳士郎(マイウェイジム/INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
高橋亨汰(伊原道場本部/日本フェザー級1位)
第6試合 ミドル級 3分3R
Tomo(天下一道場沖縄/TENKAICHI王者)
本田聖典(伊原道場新潟支部/日本2位)
第5試合 ライト級 3分3R
春樹(横須賀太賀ジム/日本4位)
涼介(不死鳥ジム)
第4試合 ライト級 3分3R
ジョニー・オリベイラ(ブラジル/トーエルジム/日本5位)
千久(伊原道場本部/日本13位)
第3試合 ライト級 3分3R
渡邉涼介(伊原道場新潟支部/日本6位)
大月慎也(治政館ジム/日本7位)
第2試合 ライト級 3分2R
林 瑞紀(治政館ジム)
松崎祐樹(トーエルジム)
第1試合 フェザー級 3分2R
瀬川 琉(藤本ジム)
小田切健吾(マイウェイジム)
概要
日時 2018年4月15日(日) 開場・16:45 開始・17:00
チケット料金 SRS¥20,000/RS¥15,000/S¥10,000/A¥7,000/B¥5,000/立見¥4,000
お問い合わせ 伊原プロモーション 03-3780-1338