ONE Championship 10.30 シンガポール:ミドル級王座戦 アウンラ・ンサン×ライニアー・デ・リダー、長谷川賢の予想する勝負の分岐点は?
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ONE Championship「ONE:INSIDE THE MATRIX」(10月30日(金)シンガポール・インドアスタジアム)のメインイベント、ONEミドル級タイトルマッチ(MMAルール)で対戦するアウンラ・ンサン(ミャンマー/王者)と、ライニアー・デ・リダー(オランダ/挑戦者)のインタビュー、ならびにンサンとも2度戦った長谷川賢の試合予想コメントが、ONEから届いた。大会の模様は30日午後9時30分よりABEMAで生中継される。
アウンラ・ンサン
――およそ1年ぶりにONEのサークルに戻りますが、どのような気持ちですか?
ンサン ONE Championshipのサークルに戻れることは、本当に嬉しい。そして、これまでやってきたことを世界に披露するのが待ちきれない。
――新型コロナウイルスに感染した際、どんな症状を経験しましたか?
ンサン 新型コロナウイルスとの戦いは最後の2日間くらいで、頭痛、発熱、痛み、味覚や嗅覚がなくなった。
――昨年2019年は、長谷川 賢、ブランドン・ベラと見事な勝利を遂げました。 今回のタイトル防衛にその勢いはどのくらいありますか?
ンサン 勢いはもちろんあるし、維持するために本当にハードな練習を積んできた。
――今回の対戦相手について、ライニアー・デ・リダーは無敗、ONEでも驚異のフィニッシュを見せている選手です。彼の長所と短所は何だと思いますか?併せて彼の印象についてもお聞かせください。
ンサン 皆が知っている通り、ライニアーは私をダウンしてくる。だから足でフィニッシュするよ。彼は、12勝無敗、負けを味わったことがないから自信満々で来るはず。
――今回のデ・リダー戦に向けてどんな準備をしてきましたか?相手のどの部分に一番焦点を当てていますか?
ンサン 自分の弱点に向き合ってハードトレーニングをしてきた。それに自分が持つ武器、全てにおいて改善してきたよ。グラウンド練習も打撃と同様にやってきたし、コンディションの調整もしてきた。
――今回の戦いはどんな試合になると思いますか?また、ご自身の最大の武器は何でしょうか?
ンサン 彼の強みを知るのは特に難しいことではないね。でも、誰とトレーニングしているか、そして誰と戦ってきたかは意識している。いずれの相手も自分のようなタイプじゃないし、彼は無敗のファイターとして、限界に挑んだことがない。自分が繰り出すような打撃を食らったことはないだろうから、どうなるか様子を見たい。私の武器は”拳”さ。
ライニアー・デ・リダー
――アウンラ・ンサンについてどんな印象をお持ちですか?
デ・リダー 右パンチと右キックが素晴らしい選手。多少スイッチするけれど、典型的なオランダのキックボクシングのスタイルで、パンチもプレッシャーもすごい。だから、とても総合力が高いんだ。そしていいレスラーだと言うことも忘れちゃいけない。寝技も上手いし、見くびってはいけないすごいファイターだと思う。
――これまでどんな練習をしてきましたか?
デ・リダー (オランダ南部ブレダにある「コンバット・ブラザーズ」で)世界最高のストライカーに囲まれて、練習してきたよ。ここで、いろいろなことを教わった。成長を感じている。
――自分の武器はなんですか?またどんな試合になると思いますか?
デ・リダー 自分の打撃はごく基本的。プレッシャーをかけて、相手を退けてやつける。今回は、テイクダウンして、チョークで一本勝ちをするつもり。後ろに退かせ、フェンスに押し込む。そしてテイクダウンをとったら、柔道とレスリングを駆使して、後ろを取るんだ。彼はものすごくタフな選手だから、ノックアウトするのは、ほぼ不可能。だけどどんな人間にも首はある。だからそこを狙うんだ。
長谷川賢
――ンサンの印象は?
長谷川 心も身体もタフなのが一番の印象です。その2点を活かして、淡々と試合が続けられる、端的に前にで続けられる、そして後半に強いのが彼の強みであるということが、身をもって体験した私の彼に対する印象です。
――デ・リダーの印象は?
長谷川 ライニアーの印象は、とても大きく極めが強い、レコードはパーフェクトで負けたことがない事が良い方向に出ていて勝負に行ける。その上で長い手足で強力なサブミッションをもって極めているのが彼の印象です。
――両者の試合展開はどうなると思いますか?
長谷川 私が考える勝負の分岐点はテイクダウンです。アウンラ・ンサンがライニアー・デ・リダーのテイクダウンを切れるかどうか、また、ライニアーが上を取れるかどうかで勝負の行方が分からなくなると思いますが、立ち技勝負で進んで行くとなると、3、4ラウンドでアウンラ・ンサンがノックアウトすると思います。
対戦カード
ONE MMA ミドル級タイトルマッチ 5分5R
アウンラ・ンサン(王者)
ライニアー・デ・リダー(挑戦者)
ONE MMA ライト級タイトルマッチ 5分5R
クリスチャン・リー(王者)
ユーリ・ラピクス(1位)
ONE MMA フェザー級タイトルマッチ 5分5R
マーティン・ニューイェン(王者)
タン・リー(3位)
ONE MMA女子ストロー級タイトルマッチ 5分5R
ション・ジンナン(王者)
ティファニー・テオ(1位)
MMA ライト級 5分3R
エドゥアルド・フォラヤン
アントニオ・カルーソ
MMA アトム級 5分3R
リトゥ・フォガット
ノウ・スレイ・ポブ