KNOCK OUT 9.13 後楽園ホール:白鳥・西岡も手を焼いた小川翔「試合で『効かされた』という経験がないんです」
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KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2
2020年9月13日(日) 後楽園ホール
「結果を残せてないんで……」
小川翔はそう繰り返した。
目下、3連敗中。だが、その対戦相手と試合内容を見れば、小川の評価は下がるどころか、むしろ上がったのだと思う。(記事提供:KNOCK OUT)
昨年11月の「破壊獣」タップロン・ハーデスワークアウト戦は、65kgトーナメントで2回勝ち上がり、決勝戦で惜しくも判定負けを喫したもの。
今年2月には、KNOCK OUTの「無法島64kgGP」に参戦。1回戦で西岡蓮太と対戦し、本戦はドロー。延長も1-2のスプリットデシジョンで判定負けとなった。無法島GPを制した西岡は、小川翔との1回戦について「延長戦で1つ2つの攻撃の差ぐらい。何とか競り勝てた」と苦戦を認め、さらに「(3試合して)小川選手のカーフキックが一番痛かった」と振り返った。
そして今年7月のRISEでは白鳥大珠と対戦。65kg契約で戦い、本戦はドロー。延長の末に惜しくも判定負けを喫した。
小川はこう振り返る。
「白鳥選手のオファーがあった時は、すぐ『お願いします』と言いました。こんなビッグチャンスはないと思いましたし、全然戦えるっていう気持ちはあったんで」
試合は、小川が白鳥のパンチをしっかりとガードすると、右ミドルを軸に圧力を掛けて攻め、白鳥が下がりながらパンチで応戦する展開に。
「蹴って、蹴って、下、上で振り分けて攻撃して。白鳥選手の右フック、右ストレートはしっかりとガードする。試合後もダメージは全然無くて、自分で蹴った足が少し痛かったくらいです(苦笑)。
途中から、白鳥選手がちょっと逃げに入ってて。僕も入っていくんですけど、サウスポーなんで遠くて、距離を取られてしまって。入りずらかったですね。
練習通りに動けた試合でした。でも、負けちゃったんで……。いつまでも引きずってもしょうがないんで、すぐ『創世のタイガGP』に切り替えました」
今回の「創世のタイガGP」は、REDルール(ヒジありルール)のワンデートーナメント。小川を始め、参加4選手が全員チャンピオンベルトを保持する実力者。過酷な戦いになることは間違いない。
小川は最近、64~65kgという重めの体重で戦い、対戦相手との身長差やリーチ差というハンデがあった。この「61.5kg」という適正階級は、大きな相手と戦ってきた経験を生かせる場になる。
そして、小川の強みといえば「プロ55戦で一度もKO負けなし」という無類のタフネスだ。
「試合で『効かされた』という経験がないんです。なんでなんですかね(笑)。多分、6歳から空手を始めて、ずっと練習しているので、大人と練習したりして体が丈夫になったことと、あと『基礎』がしっかり身についてるからだと思います。相手のパンチや蹴りを『まともに貰う』ことがないのは、反射的に少しズラしてる部分があって、それで全然効かないのだろうなと」
「創世のタイガGP」では、改めて強さを示し、結果を残して、これまでの悔しい負けをすべて取り返したい。
「無法島GPでは1回戦で負けてしまったのに、こうして『創世のタイガGP』というチャンスをいただけたので、今回こそは優勝したいです。1回戦の重森陽太選手は、背が高くてリーチがありますけど、僕は海人選手や白鳥選手と試合してきて、デカさは問題ないかなと。組みの対策をしっかりとして勝ちます。決勝戦は、髙橋一眞選手にホーストカップでヒジで切られてるので、ここでリベンジしたいですね。
僕の目標は『世界』のベルトを獲ることです。実は、WBCムエタイのインターナショナルが決まっていたんですけど、コロナで無くなっちゃって、今は海外にも行けないんで。まず目の前の『創世のタイガGP』に優勝して、61.5kgREDルールのチャンピオンになったら、ぜひ西岡蓮太選手にリベンジしたいですね。無法島GPはそこまでの差はなかった試合でしたし、西岡選手は駆け引きの上手さを感じたんですけど『強さ』は感じなかったんで。ぜひ、創世のタイガGPのチャンピオンになって、無法島GPのチャンピオンの西岡選手にリベンジしたいです」
対戦カード
◆第2部 RED(肘有りキックルール)
第9試合 メインイベント 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第8試合 セミファイナル REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
第7試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界&REBELS-REDフェザー級王者)
ウィサンレック・MEIBUKAI(タイ/MEIBUKAI/元ルンピニー認定フライ級&バンタム級王者、元ラジャダムナン認定バンタム級王者)
第6試合 REDルール 56kg契約 3分3R(延長1R)
宮元啓介(橋本道場/元INNOVATIONフェザー級王者、元WPMF世界&WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
第5試合 REDルール 51.5kg契約 3分3R(延長1R)
老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-REDスーパーフライ級王者)
清志(新興ムエタイジム/NJKFバンタム級2位、WMC日本3位)
第4試合 清水工業株式会社presents REDルール 73kg契約 3分3R
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
釼田昌弘(テツジム/NKBミドル級4位)
第3試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者・元同スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
第2試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元REBELS-RED同級王者、ホーストカップ日本&蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者)
重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー&バンタム級王者)
第1試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg級初代王座決定トーナメント リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
古村匡平(FURUMURA-GYM)
中澤良介(TRY HARD GYM)
◆第1部 BLACK(肘無しキックルール)
第6試合 メインイベント BLACKルール 73kg契約 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACK 70kg級王者)
田村 聖(拳心館/NKB PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント優勝、NKBミドル級1位・元王者)
第5試合 セミファイナル BLACKルール 65kg契約 3分3R(延長1R)
与座優貴(橋本道場/極真会館2017全世界ウェイト制軽量級(70kg)優勝)
久保政哉(フリー)
第4試合 BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
第3試合 BLACKルール 80kg契約 3分3R
吉野友規(STURGIS新宿ジム)
竜矢(伊原道場稲城支部)※勝本竜矢 改め
第2試合 BLACKルール 女子47kg契約 2分3R
KAREN(DRAGON GYM)
宮崎小雪(TRY HARD GYM)
第1試合 BLACKルール 女子50kg契約 2分3R
宮崎若菜(TRY HARD GYM)
大塚愛莉(上州松井ジム)
概要
大会名 KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2 ~ HTハウジング presents 第1部 BLACK ~ 創世のタイガGP 第2部 RED
日時 2020年9月13日(日)【第1部 BLACK】開場・11:00 開始・12:00 【第2部 RED】開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 TwitCasting(ツイキャス)(生中継/2部セット 3,300円)
チケット価格 SRS席 30,000円(1部/2部完売) RS席 20,000円(1部/2部完売) S席 15,000円 A席 10,000円 B席 7000円(2部完売) ※当日券は500円アップ ※6歳未満は入場無料(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料)
チケット販売 チケットぴあ、出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp https://knockout.co.jp/