KNOCK OUT 9.13 後楽園ホール:髙橋一眞「俺だけ有名になりたい、はないです。創世のタイガGPで優勝して、『髙橋三兄弟すげえ』と思わせる」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム錦糸町
最強のムエタイで最高の“美Body”を目指す!初心者の方、女性の方、大歓迎。見学無料!
KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2
2020年9月13日(日) 後楽園ホール
今年6月、大阪府豊中市東豊中町に髙橋三兄弟のジム、「キックボクシングジム&フィットネス TRIANGLE」がオープンした。本来は春頃のオープンを予定していたが、新型コロナの感染拡大と重なってしまい、通常営業に漕ぎつけるまでに大変な思いをしたという。
「資材が入らないとかで工事が遅れて、4月中旬にオープンできると思っていたら、緊急事態宣言ですべてストップ(苦笑)。ゴールデンウイーク明けの5月7日にオープンしたんですけど、さすがに通常営業はまだできひんなと思って、予約制の5名まででやるスタイルにして、6月1日からやっと会員さんを募集して、通常営業でやってますね」と、三兄弟の長男・一眞は話す。(記事提供:KNOCK OUT)
以前は、働きながらキックボクシングを続けていた。
「昼はごみ収集のバイトをして、夜は練習して、っていう生活でした。毎日働いて、練習してっていう生活は大変だったんで『もっとキックボクシングに専念したい』っていう思いはありましたね」
そんな時、髙橋に千載一遇のチャンスが巡ってくる。
2016年9月14日、渋谷のTSUTAYA O-EASTの「KNOCK OUT旗揚げ記者会見」で唯一組まれた森井洋介との試合だった。
森井は「新団体のエース」と目される選手。その対戦相手に選ばれた意味を、髙橋は十分に理解した上で、このオファーを受けた。
「もちろん『噛ませ犬で用意されたな』っていう感覚はあったんです。だけど『絶対に食って帰ってやる』って気持ちでした。相手が森井選手で、そん時はまだランカーで、チャンピオンでもなかった僕を使っていただいて『まあ見とけよ』と」
試合当日、髙橋は弟たちと気合いの入った表情で入場すると、森井に臆することなく、自ら攻撃を仕掛けて、得意の右ストレートやヒザを打ち込んだ。森井が打ち合いに出てくると、髙橋も応戦。すさまじい打ち合いを演じて、そして、森井の強打を浴びて壮絶に散った……。
結果は1R KO負けに終わった。だが、髙橋のイケイケの攻撃的スタイルと、セコンドの弟たちの気合いは、見る者に強いインパクトを残した。
「いまだに言われますね。『あの時の髙橋三兄弟は怖かった』って(笑)。僕は絶対に、何としてもインパクトを残さなあかん、っていう必死さがありました。あの試合は、1ラウンドKO負けでしたけど、僕の中でベストバウトちゃうか、っていうくらい。たった3分間の中に『髙橋一眞』が凝縮されてて、やりたいことは全部やって、それで負けたんで」
長男・一眞がKNOCK OUTに確かなつめ跡を残すと、次男・亮、三男・聖人も参戦を果たした。格闘技界でも珍しい、三兄弟全員がチャンピオンという「髙橋三兄弟」は、KNOCK OUTになくてはならない存在となった。
「ありがたいことに、KNOCK OUTで名前が売れたおかげで、いろんな人に声を掛けて貰えるようになりました。『キックボクサー』だと名乗れるようになった感覚はありますね」
三兄弟みんなの頑張りが、自分たちの城「キックボクシングジム&フィットネス TRIANGLE」という形になった。アルバイトを辞め、キックボクシングを仕事に出来た時に思ったことがある。
「改めて『俺ら、キックボクシング好きやな』って実感したんですよね(笑)。1日中、キックボクシングに触れていられて、指導してて気づかされることもあるし、新しい発見もあるし。僕は、人と喋るのが大好きなんですよ。指導が得意というよりも、人を楽しませるのが得意です(笑)。僕らのジム、トライアングルはプロ育成ジムじゃなくて、一般の人向けなんで、楽しんで貰えたらそれでいいと思ってるんです。もう僕にとっては最高ですね。会員さんに『楽しくキックボクシングしてください』って、ホンマ最高です(笑)」
9・13「創世のタイガGP」が近づいてきた。
髙橋にとっては、1年7か月ぶりのKNOCK OUT参戦。それが王者を決めるワンナイトトーナメントとあって、燃える要素は満載だ。
「めっちゃワクワクしてます。スアレック選手はめちゃくちゃ攻撃的なんで、僕も負けないようにガンガンいきますよ。決勝には1回戦でヘロヘロになった重森選手に上がってきて貰って(笑)僕がリベンジして優勝します」
注目の集まるトーナメントで優勝して、髙橋がアピールしたいことはただ1つ。
「『髙橋三兄弟、すげえな』って思って貰いたいんです。もちろん、自分がもっと強くなって、もっと有名になりたいっていうのはありますけど『俺だけが有名になりたい』っていう感じはまったくないんです。3人で一緒に、ずっとやってきて、もう『髙橋三兄弟』は1つなんですよ。今でも、地元では結構声を掛けて貰ったりしますけど、まだまだです。街を歩かれへんぐらいになりたいんで、もっともっと『髙橋三兄弟』を全国に広めたい。だから、せっかく付けて貰った『怒突き合いお兄ちゃん』らしく(笑)、思いっきりどつきあいして『創世のタイガGP』で優勝しますんで! 応援、よろしくお願いします!!」
対戦カード
◆第2部 RED(肘有りキックルール)
第9試合 メインイベント 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 決勝 3分3R(延長1R)
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者
第8試合 セミファイナル REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦 3分3R(延長1R)
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
第7試合 REDルール 57.5kg契約 3分3R(延長1R)
安本晴翔(橋本道場/WPMF世界&REBELS-REDフェザー級王者)
ウィサンレック・MEIBUKAI(タイ/MEIBUKAI/元ルンピニー認定フライ級&バンタム級王者、元ラジャダムナン認定バンタム級王者)
第6試合 REDルール 56kg契約 3分3R(延長1R)
宮元啓介(橋本道場/元INNOVATIONフェザー級王者、元WPMF世界&WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
第5試合 REDルール 51.5kg契約 3分3R(延長1R)
老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-REDスーパーフライ級王者)
清志(新興ムエタイジム/NJKFバンタム級2位、WMC日本3位)
第4試合 清水工業株式会社presents REDルール 73kg契約 3分3R
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
釼田昌弘(テツジム/NKBミドル級4位)
第3試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿ジム/REBELS-REDライト級暫定王者・元同スーパーライト級王者、元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
第2試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg初代王座決定トーナメント 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元REBELS-RED同級王者、ホーストカップ日本&蹴拳ムエタイ・スーパーライト級王者)
重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者、元新日本フェザー&バンタム級王者)
第1試合 創世のタイガ GP KNOCK OUT RED 61.5kg級初代王座決定トーナメント リザーブマッチ 3分3R(延長1R)
古村匡平(FURUMURA-GYM)
中澤良介(TRY HARD GYM)
◆第1部 BLACK(肘無しキックルール)
第5試合 メインイベント BLACKルール 73kg契約 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS-BLACK 70kg級王者)
田村 聖(拳心館/NKB PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント優勝、NKBミドル級1位・元王者)
第4試合 セミファイナル BLACKルール 64kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
第3試合 BLACKルール 80kg契約 3分3R
吉野友規(STURGIS新宿ジム)
竜矢(伊原道場稲城支部)※勝本竜矢 改め
第2試合 BLACKルール 女子47kg契約 2分3R
KAREN(DRAGON GYM)
宮崎小雪(TRY HARD GYM)
第1試合 BLACKルール 女子50kg契約 2分3R
宮崎若菜(TRY HARD GYM)
大塚愛莉(上州松井ジム)
概要
大会名 KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2 ~ HTハウジング presents 第1部 BLACK ~ 創世のタイガGP 第2部 RED
日時 2020年9月13日(日)【第1部 BLACK】開場・11:00 開始・12:00 【第2部 RED】開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 TwitCasting(ツイキャス)(生中継/2部セット 3,300円)
チケット価格 SRS席 30,000円(1部/2部完売) RS席 20,000円(1部/2部完売) S席 15,000円 A席 10,000円 B席 7000円(2部完売) ※当日券は500円アップ ※6歳未満は入場無料(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料)
チケット販売 チケットぴあ、出場選手・所属ジム
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 promotion@rebels.jp https://knockout.co.jp/