DEEP 4.28 後楽園ホール：堀尾竜司×結城将人、ケージでのキックルール戦で約3年半ぶり激突

　DEEP 83 IMPACT（4月28日(土) 後楽園ホール）に、キックルール-55kg契約3分3R・堀尾竜司（TRY HARD GYM／元Krush -55kg王者）vs. 結城将人（TEAM TEPPEN）が追加された。試合場はMMAの試合と同じケージが採用され、ルールは肘無し、首相撲制限ありだ。

　堀尾は昨年12月9日のKrushで登坂匠に判定勝ちして以来の試合。2月に所属先のTRY HARD GYMとK-1 JAPAN GROUPとの契約トラブルが明らかになると、3月16日にはTRY HARD GYMのHIROYA（河部弘也）代表代行がRISEの会見場を借りて会見し、今後はK-1 JAPAN GROUP以外のRISE等の各団体に選手を送り込む方針を示していた。この騒動後、TRY HARD GYMの選手では既に松倉信太郎が中国のクンルンファイトで試合をしているが、国内の大会で同ジムの選手が試合をするのは堀尾が初となる。

　14年11月のKrushで堀尾と結城は戦っており、1R最初に結城が右ストレートでダウンを先取したが、堀尾が終盤に左ストレートでダウンを奪い返すと、以降は攻勢を維持し判定勝ちしている（写真）。その試合の後も堀尾は6連勝し、Krush -55kg王座を獲得すると共に、1度の防衛に成功。ベルトを失うと3連敗して苦しい時期もあったが、上記の登坂戦では復調の兆しを見せていた。一方の結城も負けが込み、練習環境の不安定な状況が続いたが、那須川天心のいるTEAM TEPPENに移籍すると、キレのある動きを取り戻し、RISE 3.24 後楽園ホール大会での復帰戦では佐藤九里虎に判定勝ちしている。

　DEEP 4.28 後楽園大会では既に12試合が決まっている上、DEEPの本戦ナンバーシリーズでキックルールの試合が組まれることも異例で、今回の堀尾×結城は流れとしては唐突な感は否めない。場を提供するDEEP、結城を送り込むRISE、この両団体とのつながりが深いRIZINの榊原信行実行委員長は、那須川を軸としたキックルールでの世界トーナメント開催に意欲を示しており、この試合がリンクするものになっていくのか、今後の動向が気になるところだ。

対戦カード

DEEPフライ級タイトルマッチ　5分3R
和田竜光（フリー／王者）※初防衛戦　※吉田道場から所属変更
高橋　誠（パラエストラ松戸／挑戦者）

DEEPウェルター級タイトルマッチ　5分3R
住村竜市朗（フリー／王者）※初防衛戦
佐藤洋一郎（カタナジム／挑戦者、元修斗環太平洋ミドル級（76kg）王者）※マカコ柔術アカデミーから所属変更

第6代DEEPバンタム級王座決定戦　5分3R
北田俊亮（パンクラスイズム横浜）
ソン・ジンス（韓国／コリアンゾンビMMA/本宮塾）

ライト級　5分3R
ツォゴーフ・アマルサナー（モンゴル／COREモンゴル）
武田光司（BRAVE）

女子46kg契約
しなしさとこ（フリー／DEEP女子フライ級（45kg）王者）
ジョン・イェジン（韓国／チーム・フェトラ/CMA KOREA）

ウェルター級
桜井隆多（R-BLOOD／元DEEPミドル級王者）
片平”なぎさ”吉幸（パンクラスイズム横浜）

キックルール　-55kg契約　3分3R
堀尾竜司（TRY HARD GYM／元Krush -55kg王者）
結城将人（TEAM TEPPEN）

ストロー級
ランボー宏輔（パラエストラ千葉）
村元友太郎（ALIVE）

フェザー級　
横山恭典 (KRAZY BEE）
ムン・ギボム（韓国／TEAM MAD DAEJEON）

63kg契約
CORO（K-Clann）
朝倉未来（トライフォース赤坂）

バンタム級
窪田泰斗（D’s Box’n Fit）
小川顕広（CAVE）　

フライ級
島袋チカラ（CORE王子豊島）
石神保貴（フリー）　

バンタム級
ハシャーンフヒト（NEX／DXFCバンタム級王者）
バータル・アズジャブハラン（モンゴル／COREモンゴル）

概要

大会名　カー・エイドpresents DEEP 83 IMPACT
日時　2018年4月28日（土） OPEN／17:30 START／18:00　※オープニングファイトは17:40開始予定
チケット料金　VIP￥16,000（パンフ付き）　SRS￥10,000　A￥8,000　B￥6,500　※当日500円UP ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売所　チケットぴあ DEEP公式サイト
お問い合わせ　DEEP事務局　03-6908-6455　 http://www.deep2001.com/