Krush 7.21 後楽園ホール:中野滉太「PODはどの階級も強いという風にしていきたい」vs. 瑠久「王座戦で大蔵先生を超えたい」、里見柚己「K-1で見たいと思わせる試合を」vs. 瓦田脩二「K-1福岡大会に出たい」
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Krush.115(7月21日(火) 後楽園ホール)のセミファイナル、スーパー・ライト級・中野滉太(POWER OF DREAM)vs. 瑠久(K-1 GYM横浜infinity)と、ライト級・里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)vs. 瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)の2試合4選手のインタビューが、K-1 JAPAN GROUPから届いた。(写真 (c)K-1)
中野滉太、スーパー・ライト級の新世代対決に勝ってベルトを狙う!
「この試合は勝って当たり前。タイトルマッチを見据えて、絶対に倒して勝つ」
――自粛期間も長く続きましたが、練習の状況はいかがですか?
「少し前はジムを使えなかったので、走ったり、公園で練習したりしていました。今はジムも練習時間を分けて使えるようになって、今まで通りとはいかないですが、普通に練習できているので調子は良いです」
――ジムでの練習を再開して、改めて感じることはありますか?
「やっぱり練習する度に“早く試合したいな”と思いますね。今は試合できることが本当に楽しみですし、試合と相手のことをイメージして毎日過ごしています」
――中野選手の最新の試合は昨年12月K-1名古屋大会での平山迅戦ですが、あの試合を振り返っていただけますか?
「初めてK-1の本戦に出られて、平山選手に勝てて、かなり自信になりました。ただ自分はKrushのベルトを獲ることが最初の目標なので、あの試合で大きく成長できたことをKrushで出せればいいなと思います」
――POWER OF DREAMには武居由樹選手、江川優生選手、佐々木洵樹選手、そしてシナ・カリミアンとK-1・Krushの王者たちがたくさん在籍しています。いつも近くで接していて、刺激を受けるのではないですか?
「もちろん刺激も受けますが、僕は早く先輩方に追いついて超えたいと思っているんですよ。そのためにもKrushのベルトを獲って、いずれはK-1も…と思い描いています」
――中野選手のスーパー・ライト級はベテラン勢の活躍が目立ちますが、こちらも同様に追い越す、世代交代していきたい思いでしょうか?
「スーパー・ライト級は日本人も層が厚いし、海外の選手も強い選手ばっかりです。うちのジムは中量級がいなくて軽量級ばっかりなので、中量級では自分が結果を出して“PODはどの階級も強い”という風にしていきたいです」
――対戦相手の瑠久選手の印象をお願いします。
「もともと一階級上の選手で、K-1の本戦に出てトップ選手とやっていて、強いファイターだと思います。でも対策はしっかりできているので、あとは試合をするだけ。この試合は勝って当たり前だと思ってます」
――中野選手の試合10日前にはKrushスーパー・ライト級タイトルマッチ(佐々木大蔵vs近藤拳成)が行われます。
「僕もその試合は楽しみにしています。僕自身もタイトルに近いところまで来ていると思っているし、まずは次の試合にしっかり勝つことが一番ですが、タイトルマッチも視野に入れながらやりたいです」
――佐々木vs近藤はどんな試合になると思っていますか?
「面白い試合になると思いますが、僕は佐々木選手が勝つと思っています。ただ、もし戦うことになっても(自分が)負けるとは一切思っていません。僕は佐々木選手に挑戦する・戦う頭でいます」
――それでは最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。
「コロナの時期で大変だと思いますが、タイトルマッチを見据えて、今回の試合は絶対に倒して勝ちたいと思っています。みなさん応援よろしくお願いします」
瑠久、中野滉太を倒して自分の実力を証明する
「今回は一番実力が試される試合。ここで僕が中野選手を倒せば『瑠久ってやっぱり強いんだ』ってなると思います」
――昨年11月K-1横浜大会の山崎秀晃戦は1RKO負けという悔しい結果でした。あの試合後はどう過ごしていたのですか?
「あの試合が終わってけっこう心が折れかけたっていうか。あれだけ試合前にデカいことを言ったのに……ってけっこう落ち込んでたんですよ。でも逆に言えば俺の良いところも実力もまだ見せられてないじゃんと思って。色んな人からもすごく励まされて、何だかんだいって気持ちの切り替えはけっこう早かったですね。次勝てばいいか!って感じで練習を再開しました」
――では良い意味で気持ちを切り替えて、次の試合で自分の良いところを出せるようにしようと。
「そんな感じですね」
――その中で中野選手と試合が決まりました。中野選手とは歳もほぼ同じでキャリアも1戦違うぐらいだと思いますが、中野選手のことはどう見ていましたか?
「正直全然興味ないって言ったら失礼ですけど、試合とかあんまり見てなかったっすね。それで試合のオファーが来て、YouTubeで試合を見たって感じですね。まあいずれやるんだろうなってのは頭にあったんですけど、そこまで興味がある相手として見てはいなかったっすね」
――実際に対戦相手として見た中野選手はどうですか?
「普通に強いですよね。でも自分と同じぐらいの位置にいる選手かなと思います。だから一番実力が試される試合だと思っていて、逆に復帰戦としてはラッキーかなって感じです。中野選手は強いって評判が高い選手なんで、ここで僕が中野選手を倒せば『瑠久ってやっぱり強いんだ』ってなると思うんですよ。自分の実力を証明するにはすごくいい相手だと思います」
――瑠久選手の中で倒すイメージは出来上がっていますか?
「はい。もう全然普通にイメージは出来上がってます」
――山崎戦からの復帰戦ということも踏まえて、どんな試合を見せたいと思いますか?
「今回は自分の悪いところを全て埋めて、試合結果はもちろんKO勝ちです。マジでここでは立ち止まってられないっす」
――ちなみに対戦カード発表会見では、記者の方からスーパー・ライト級の新世代を代表する選手として瑠久選手、中野選手、寺島輝選手の名前が出ました。そこから頭一つ抜けたいと思いますか?
「そうっすね。中野選手も寺島選手も強い選手だし、今回は中野選手を倒してチャンピオン(佐々木大蔵)とやりたいっす。実は佐々木選手はもともと自分の先生だったんですよね。K-1ジム横浜が出来た頃に佐々木選手が指導に来ていて、アマチュア時代は佐々木選手に教えてもらっていたんです。だから自分はずっと“大蔵先生”と呼んでいて。当時はスパーリングでいじめられてたんで(苦笑)、タイトルマッチで師匠を超えたいです」
――その目標を達成するためにも今回の試合は絶対に勝たなければいけないですね。
「いやもう本当に結果っすね。絶対負けないっす」
里見柚己、見ている人の想像を超えたKO劇を見せる!
「普通にやったら瓦田選手とは全然レベルが違う。圧倒的な差でKOしたいです」
――まず前回の金子大輝戦は3RKO勝利という結果でした。あの試合以降、どんなことを意識して練習していますか?
「結構やりづらかったんで、どんなタイプの相手にも適応出来るような練習をすぐに取り入れました」
――金子選手はミャンマーラウェイ出身でトリッキーな選手ですが、そういった選手と戦ったことは良い経験になりましたか?
「はい。ああいうタイプの選手は他にいないんで、あそこでしっかり3回ダウン取ってKOで勝てたことは自信にはつながりました」
――そこで今回は瓦田選手と試合が決まって、最初にオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
「瓦田選手のことは『近いうちにやるかもしれないな』と思っていて、試合が決まって映像を見たんですけど、けっこう身長がある選手だなと思いました。ただ弱点もけっこう見つかったんで、そこをしっかり突けばKO出来るかなって感じですね」
――里見選手・瓦田選手ともに直近の試合でKO勝利していて、ここで勝つのと負けるのではこれからの展開が変わってくると思います。
「僕もそう思います。ただ僕は普通にやったら全然レベルが違うだろうと思うんで、圧倒的な差でKOしたいですね」
――競った試合になると予想している人たちに対して「こんなに里見の方が強いんだ」と思わせる試合にしたいですか?
「そうですね。もう圧倒的に終わらせて『里見をK-1で見たい』や『もっと大きな舞台で見たい』と思ってもらえる試合にしたいですね。圧倒的な差で勝ちたいです」
――里見選手はK-1にも参戦しているし、トップ選手たちとも対戦していますが、自分はそのレベルで戦う選手だということを見せたい、と。
「そうですね。自分より若い世代も出てきていますが、もっと大きな舞台に出たり、タイトルに絡んだりして、若い世代の中で一番目立ちたいと思っているんで。そういう意味でも今回は絶対ここで止まっていられないなって思います」
――7月のKrush後楽園大会は里見選手・瑠久選手とK-1ジム横浜の試合が続きます。
「そうなんですよ。実は3月もK-1アマチュアから始まってK’FESTA、Krush、KHAOSと試合が続いて、そこからちょっと期間を空けて自分と瑠久なんです。みんなずっと追い込みの真っ最中で、自分もその練習に付き合ってきつい練習をやっているんで、いつでも戦える準備は出来てます」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「僕の勝利やKOを期待してくれているファンの人もいるので、そういう人たちの想像を超えるようなKO勝ちを見せます。もっともっと自分のことをインパクトのある選手だと覚えてもらいたいですね」
瓦田脩二、里見柚己を完封してトップ戦線に殴り込む!
「自分はトップ選手と戦う準備をしている。里見選手の悪いところを出させて、何もさせずに勝つ」
――昨年12月の稲垣柊戦は連敗脱出の一戦になりました。あの試合以降はどはどんなことを意識して練習されていますか?
「年末の試合に勝って年を越せたので、負けたままで2020年を迎えるのとは気持ち的に全然違いますね」練習については前回に続いて今回も相手がサウスポーなので、特に内容は変えてないですね。サウスポー対策を維持して、その中で相手の弱点を見抜いてそこを練習していくって感じですかね。VSサウスポーが続いているので、今はサウスポーの方がやりやすいぐらいな感じです」
――対戦相手の里見選手のことはいつ頃から意識していましたか?
「同じ階級になってからですね。いつか戦う相手だと思って見ていました」
――どんな印象を持っていますか?
「左ストレート・左ミドルでリズムが出てきたら強い印象です。ただ、同じジムの剣闘士選手ともやってますけど、ちょっとリズムが悪くなると悪いままいっちゃう印象ですね」
――好不調の波が激しいという印象ですか?
「そうですね。だから里見選手の悪いところが出る状態にもっていけば、シンプルに何もさせずに勝てるかなって思います」
――ライト級ではゴンナパー・ウィラサクレックがKrush王座を防衛しました。大会が延期になりましたが、地元・福岡でもK-1の大会が予定されています。ここからは何を目標に戦っていこうと思っていますか?
「今はこの一戦以外は考えてないんですけど、K-1福岡大会には出たいですね。地元から東京まで試合を見に来てくれる人もいるんですけど、やっぱり東京までは来づらいじゃないですか。年に1回自分が福岡で試合できるようになったら、たくさんの人に応援に来てもらえるし、地元で試合をやって勝ちたい気持ちも強いです。今年はもう本当に勝負の年だと自分の中で決めているので、自分の理想像としてはこれを勝ってタイトルにつなげられたらっていう感じですね」
――今までは同じぐらいのキャリアの選手との試合が多かったと思いますが、ここからは上のトップ選手と戦って行きたいですか?
「そうですね。ライト級でも若手の選手が多くなってきたと思うんですけど、僕はあまり下の選手のことは見ていなくて。この階級トップの日本人と言ったら大沢文也選手と篠原悠人選手だと思うんですよ。僕はそのレベルの選手たちと戦う準備をしてるというか、そこにいる選手を倒してタイトルに行きたいですね」
――ではなおさらここで里見選手とどういう試合をして勝つかが大事だと。
「そうですね」
――このカード自体を楽しみにしているファンのみなさんもすごく多いと思います。どんな試合をみなさんに見せたいですか?
「他の選手は分かりやすくぶん殴る試合をする選手もいますけど、自分は自分なりの技術っていうか、見れば見るほど楽しいような試合を出来る選手になりたいと思っています。みなさんにはそういう試合を楽しんでほしいです」
対戦カード
第9試合 メインイベント Krushスーパー・フェザー級(60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/王者)※2度目の防衛戦
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
第8試合 セミファイナル スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
中野滉太(POWER OF DREAM)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity)
第7試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
第6試合 第3代Krush女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
優(北斗会館押上道場)
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
第5試合 第3代Krush女子アトム級(45kg)王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)
MOE(若獅子会館)
チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
第4試合 54kg契約 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)
第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
松本涼雅(team ALL-WIN)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
斎藤祐斗(JK TRIBE)
第1試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
池田幸司(ReBORN経堂)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 Krush.115
日時 2020年7月21日(火) 開場・17:00 開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生中継)、GAORA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円(完売) RS席 15,000円(完売) S席 10,000円(完売) ※通常よりも席の間隔を空けております ※小学生からチケットが必要です
チケット販売 K-1.SHOP
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/